俺「うぅ~寒っ!!」
冬の朝というものは凄く寒い
そして今日は外一面 雪景色である
俺「今日は手がかじかんでカメラのシャッターが切れないな・・・・」
俺「そういえば昨日、施設班がミーティングルームに何か設置してたな・・・何だろう? 」
そう思いながら、朝のミーティングに向かう
― ミーティングルーム ―
俺「おはようございます」
俺は体を縮めながら、部屋に入り挨拶をする
ミーナ「あら、俺さん。おはよう」
坂本「おはよう!俺」
宮藤「おはようございます、俺さん」
リーネ「おはようございます!」
ペリーヌ「おはようございます」
バルクホルン「おはよう、俺」
お馴染みのメンバーがあいさつを返してくる
その前に、俺は驚く光景が目に入ってきて、挨拶が耳に入ってこなかった
俺「……何なんですか? これは……」
そこには夜間哨戒メンバー以外のみんながテーブルを載せた布団みたいな物に体を入れていた
大きさは、5,6人入れそうなやつが3つ並んでいる
宮藤「あっ、これはですね "コタツ"って言うんですよ」
俺「コタツ? 」
坂本「そうだ。 扶桑の伝統的な暖房器具だ。 俺も中に入ってみろ、暖かいぞ」
俺「お言葉に甘えて…」
俺はコタツの中に恐る恐る体を入れてみる
俺「おお…すげぇ暖かい…」
俺は予想以上に体が温まるコタツにただ単に驚いた
坂本「温まるだろ?はっはっはっはっ」
俺「本当に暖かいなこれ…」
そういえば、エーリカと
シャーリー、そしてルッキーニの返事が無かったな…
俺「エーリカとシャーリー、ルッキーニは何処にいるんだ? 」
俺はみんなに問いかけてみる
バルクホルン「ハルトマンならコタツの中で寝ている…まったく…」ハァ
バルクホルンは呆れた感じでため息をつく
ペリーヌ「あと、あのやる気の無いお二人さんもこの中で寝ていますわ…」
ペリーヌは呆れながら、コタツの中を指差す
俺「ははは…」
俺は普段とあまり変わらないような気がした
坂本「おっ、もうこんな時間か…」
坂本は時計をちらりと見て、何かを思い出したらしい
坂本「みんな、訓練の時間だぞ!!」
坂本はコタツがらぬくっと出て、みんなに大声をあげる
宮藤「えぇ~!? 」
宮藤は嫌そうな声をあげる
リーネも少し嫌そうな顔をしている
ペリーヌ「坂本少佐…もう少し後でもよろしいかと…」
いつもは坂本少佐万歳みたいな反応をするが、雪が降るほど寒い日の訓練はさすがに嫌らしい
坂本「動けば寒さなど忘れるぞ!ほらっ、全員外へ急げっ!!! 」
坂本はコタツに入りながら寝ているエーリカ、シャーリー、ルッキーニを起こし、無理やり外へ引っ張り出した
宮藤、リーネ、ペリーヌも渋々 坂本について行く
バルクホルンはやる気満々で外に出て行く
すげぇ訓練魂だ…
ここミーティングルームに残ったのは、俺とミーナさんだけだ
ミーナ「ふふっ、みんな嫌そうだったわね」
俺「そうですね… 外、寒いですもん… 」
ミーナ「私は書類を片付けに執務室に戻るわ」
ミーナは覚悟を決めたかのように、コタツから出た
ミーナ「やっぱり寒いわね… 」
ミーナは体を震わせた
俺「お仕事がんばってください」
ミーナ「ふふっ、ありがとう」
ミーナは微笑えんで、ミーティングルームを後にした
俺「なんか眠くなってきたな… 」
俺は重くなってきたまぶたには逆らえず、眠りに落ちた
俺「う、うぅ~ん… 」
俺は目を覚ました。眠っていた時間は2、30分程であった
そして周りを見渡すと、目の前にはエイラ、その隣にサーニャが居た
エイラ「おっ、起きたな」
サーニャ「zzz……」
サーニャは寝ている
俺「……エイラ…と、サーニャか……」
俺は目をこすりながら言う
エイラ「眠そうダナ… 」
俺「…まぁね」
俺はコタツに入りながら、体を伸ばした
伸ばしたときに、俺の足がエイラの足に当たった
エイラ「痛っ! 何だよぉ… 」
エイラは不機嫌そうな顔をする
俺「悪い…」
俺は素直に謝る
エイラ「もう少し丁寧に謝れ! 」
エイラは足をぶつけてきた
俺「おい!なんだよ!」
俺も負けじとやり返す
コタツの中では俺の足とエイラの足での戦争が始まった
エイラ「えいっ!私に逆らうとは百年早いっ!!」
俺「お、おい!エイラ、少しは手加減しろって! 痛ぇっ!!」
コタツの天板はガタガタと揺れる
サーニャ「う……うぅん………」
俺・エイラ「!?」
サーニャが目を覚ましそうだ
俺「静かにやろうな……」
エイラ「うん……」
サーニャが再び眠りについた所で俺たちは戦争を再開する
俺《おりゃっ!エイラ喰らえっ!!》
エイラ《ふふふ、そんなもん効かないゾ》
俺とエイラのやりあいもしばらく続いた
俺《そろそろあきらめろっ!》
俺は少し力強く足で攻撃した
エイラ《そっちこそ、あきらめ…あんっ!!》
俺《!?////////////》
いきなり色っぽい声を出したので、驚いた
エイラは顔を赤らめて、こう言った
エイラ《……どこ触ってんダヨ……//////》
俺は足先の位置を確認した。足を動かして…
この行為がさらにエイラの顔を赤らめることになる
エイラ《お、おい!////////そんなに…んん!…動かす…はっ!……》
俺は足先の位置が正確に分かった
これはマズイ場所にあると……
俺は急いで足をエイラから離した
俺《ご、ごごごごごごめん!!!悪気は無かったんだ!!》
エイラ《…………//////》
エイラは顔を赤らめて、黙ったままである
俺《…エイラさん?………》
反応が無いエイラに俺は再度、問いかける
エイラ《………お……ん………い………》
エイラは俺と目を合わせず、小さい声でボソッとしゃべる
俺《えっ?なんて言った?》
エイラ「俺の変態バカ早漏!!/////////////」
エイラはミーティングルームに響き渡るほど、大きい声で叫ぶ
俺「あう!?」
俺……最後の一言が一番、効いたよ……
エイラは顔をさらに赤くして、息も荒くなっている
男にとって屈辱の言葉を浴びせられた俺はただうつむいて、黙り込んだ
その時
サーニャ「う……うぅん……どうしたの?……エイラ……」
サーニャが目を覚ました
エイラ「サ、サーニャ!?な、何でもないゾ……」
サーニャ「……エイラ…顔赤いけど、大丈夫?……」
エイラ「こ、これは……///////」
エイラは俺の方を睨んできた
そして、サーニャもエイラの視線の先に気づいたのか、俺のほうを見てくる
サーニャ「…俺さんが何かやったの?………」
俺「い、いや……」アセアセ
俺は嘘をつこうとした
だが、次のエイラの一言は、サーニャが今まで抱いていた俺のイメージを180度転換させた
エイラ「コイツが私の変なところを触ってきたんだっ!!//////////」
俺「oh…………」
サーニャ「………俺さんって、いやらしい人だったんですね……見損ないました…」
俺「」
俺は、しばらくの間、2人から変な視線で見られることになったのは言うまでもない
最終更新:2013年01月30日 15:24