パシリな俺
第3話「追撃しに来た女? 新兵器説明編」
―― 第501統合戦闘航空団基地 7番格納庫内「????」――
坂本「俺……電灯がついていないようだが」
俺「ほいほい……ちょいとお待ちを……」パチン
俺が指を鳴らすと電灯が一斉に点灯しはじめる。
ッバ ッバ ッバ ッバ ッバ ッバ
独特の音が鳴り響き格納庫の中を照らし出す。
そこには……
坂本「…こ、これは……なんだ?」
坂本の目の前には……巨大な航空機、ばらし掛けのエンジン、見たこものないタイプの機銃
巨大な砲塔・用途不明のアンテナetcetc……果てはアフリカに配備されているATから
見たことがない巨大な機体まである。ソレらが綺麗に整頓され、棚や床に並べられていた。
俺「……そうか~、此処に来るのは美緒姐さんが初めてか」
坂本「俺、一体此処は何なんだ? 見たこともない銃器や兵器ばかりだが……」
俺「そうですよ。見たこと無くて当たり前ですよ」
坂本「当たり前?どういうことだ」
俺「此処にある物はすべて歴史の表舞台に立てずに消えていった試作品…プロトタイプ達ですから」
坂本「と言う事はここにおいてるものはすべて…」
俺「そう、世界中から集められた表舞台に立てなかったもの、たってはいけないもの、消えてもらいたいもの達」
俺「ようこそ、坂本美緒少佐。忘れられた兵器開発計画と試作魔導兵器達が最後にたどり着く場所へ」
俺「スクラップヤードへ」
坂本「スクラップ…ヤード?」
俺「そ、スクラップヤード。此処には様々な理由から開発が頓挫、断念、中断、中止された魔導兵器達の極一部の資料と
その試作品が 置いてある場所……そして俺の……我が501整備班が誇る工房です」
坂本「ここにおいてあるものすべてが…試作品なのか?」
俺「そうです。すべて試作品。完成品なんてものは此処には存在しません。大抵の物には何かしらの致命的欠陥
又は、不安定要素、不確定要素がある量産がきかない一点ものばかりです」
俺「たとえばこの銃」
そういい、俺はそばにおいてあった大型のライフルを指差す。
坂本「……なんだこれは……なんて大型の銃なんだ…グリップが二つ付いている銃だと?しかも
リーネが使っているものよりも長砲身だな…なんなんだこれは?」
俺「対ネウロイ専用強化型魔導変換ライフル、通称『バスターライフル』」
437 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/08(水) 23:12:28.68 ID:X+xY0UOA0
世界が混ざり始めたな
おのれディケイド
438 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/08(水) 23:13:41.86 ID:r660f2lO0
なんとwww
試作品は浪漫だ
坂本「ばすたー…らいふる?」
俺「カールスラント空軍D特殊実験戦闘部隊と呼ばれる秘匿部隊が開発した極秘試作兵器。使い手であるウィッチの魔力を
圧縮し、高破壊力のビームを放つ事が出来る超兵器。しかし、あまりにも魔力を喰う暴れん坊だったために通常のウィッチ
では使用不能……結局、適格者を選出できなかったがために計画は中断され、部隊は解散。いまではこれが此処に残るだけの
日の目を見ることすらできなかった兵器」
カタログスペック見るだけでもおかしい。撃つための魔法力が高純度魔法結晶ですら補えないって何なの?
そんな魔法力絞りだせるとか人間じゃないぞコレ。まさか、人体実験でもして使える人間を作り出そうとか?
……まっさかなぁ。まぁ、真相は闇の中だけど。
坂本「そんなものが開発されていたのか…」
俺「お次はコレ、そこにおいてある銃」
さらにその隣においてある銃を指差す。
俺「断片的な資料が残るだけのカールスラント魔導技術研究班が製作した試作魔導兵器開発コード「NWX-01」…
…通称「Nライフル」魔導炉を利用した高性能・超攻撃力を実現したライフル……らしい」
坂本「……此処においてあるということはソレも」
俺「そ、試作品。これね、魔導炉にあの忌まわしい「ウォーロック」の技術が流用されて作られてんの」
坂本「という事は……これにはネウロイのコアが使用されているのか!?」
俺「あぁ、今はもう安全のために除去されて動きませんがね」
坂本「コレが此処にあるということはやはりこの兵器も開発計画は頓挫したのか」
440 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/08(水) 23:20:26.25 ID:r660f2lO0
活字上等!
どんどんこいやぁー!!
大抵の超兵器ってカールスラント製だよね
さすが変態技術国家
441 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/08(水) 23:21:38.40 ID:FtC6U+RHP
わ。やばい、なんか嬉しい
でも飛び降りAAもう使っちゃったw
442 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/08(水) 23:22:14.21 ID:QS7xLOUj0
飛び降りんなwww
443 名前: パシリな俺 [sage] 投稿日: 2010/12/08(水) 23:23:15.44 ID:kXMRVZpv0
俺「はい、なんでも試験中にネウロイコアが使用者……被験者を乗っ取り暴走。被験者は「処分」されて事なきを得たが。
その後、その事件を知った上層部が開発責任者を処分。開発は打ち切られ、主が見つからないままこの場所に流れ着いた
ってわけ付属部品の開発もしてたみたいだけど資料が残るだけで実物はなし、と」
あれ?紹介したの二つともカールスラント製じゃないか。カールスラントコエー。
俺「他にも……そこにあるデカ物…士翼号っていうんですけど、こいつはATと量産機トライアル試験を行ってたんです。
性能では士翼号が圧倒してたんだけども。コスト面と運営…整備の面と部品調達が困難なため量産化のめどが付かず敗退。
4機ほど試作されたんだけど実戦で3機がおじゃん。最後の一機も乗り手が見つからずにこちら側へ……」
ちなみにこの士翼号とAT…開発・製造は扶桑皇国である。カールスラントとは別の意味でコエー。
俺「それに、此処にあるものは一部資料しかなくて実際何があったかはまったくもって不明なんですがね」
坂本「……しかし、なぜ俺はこんなものを大量に保有しているんだ?」
その疑問はごもっとも……じゃあ質問に答えよう。
俺「簡単な話ですよ。どこの国の開発部門も忌まわしい記憶…汚点、失敗作は捨ててしまいたい…しかし、簡単に処分しては
採算が取れないし金の無駄。そこで前線の部隊に使用させてドサクサ紛れに「処分してしまおう」ってんで
こんなことに、なぜかその管理と始末が俺のほうに回ってきたんですよ……」
ぶっちゃけ、これも俺が「パシリ」なんていわれている理由の一端なんですけどね。
坂本「……」
444 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/08(水) 23:23:42.72 ID:+/LC2gRrO
飛び降り無くても表現はいっぱいあるだろww
まぁ、普通の人は「こんな出所不明で危ないものあつかってられるかっ!」って言うだろうが俺は違う。
欠陥品だろうが試作品だろうがどれだけ危険な代物だろうと、それを使って魔女(レディ)達のお役に立つのが俺に与えられた仕事。
それに、扶桑で俺にボルト一本からの締め方を叩き込んでくれた師匠と、技術の師匠が言っていた。
『坊主、覚えておきな。どんなに技術が進んでもこれだけはかわらねえ。機械を作るやつ、整備するやつ
使うやつ、人間の側が間違いを起こさなけりゃ機械も決して悪さはしねえもんだ。……だから!スパナはもっと
丁重にあつかえっていってんだろぉが!気合入れてやんねぇと海に叩っ込んでくれるぞぉ!?わかったな!!』
『こんな事もあろうかと思ってな。作っておいたんだ! テストはまだだがいけるぞ俺!』
と……要するにだ。使用する者の「知恵」と「勇気」でこのいらん子どもを使いこなせとな。
こいつらをいっちょ前に扱ってこそ『魔女の僕』。この二つ名は伊達じゃないってこった。
俺「……まぁ、ここは氷山の一角だし、こんな危ない雰囲気の場所は抜けて。作業エリアに行きましょ!
そこに見せたいものは置いてありますから」
坂本「あ、あぁ…わかった」
そう言い、美緒姐さんの手を引いて。作業エリアに向かいことにした。
446 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/08(水) 23:32:38.59 ID:LeKmoLyYP
榊さんェ…
447 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/08(水) 23:34:00.92 ID:r660f2lO0
おやっさんwww
―― 第501統合戦闘航空団基地 ハンガー・7番格納庫通称『スクラップヤード』・作業エリア――
俺「ちょっとまっててくださいね~。いま持ってきますから」
坂本「あぁ、わかった……そうだ俺。一つ聞いていいか?」
俺「はい?なんでしょ」
坂本「……今回お前が作ってくれたもの……まさかネウロイのコアを使用したりしてないよな?」
俺「なにいってんですか美緒姐さん。俺がそんな危ないもの使うわけ無いじゃないですか!!」
坂本「そうか、それを聞いて安心した。…それでは、頼む」
俺は天井からぶら下がったクレーン操作パネルを操作し、目的のものを運びに向かった。
坂本「……」
周りを観察してみる……用途不明な部品、奇妙な機械、ばらばらのエンジン等と周りは素人目には
ガラクタの山にしか見えないが、分かる人間が見れば有用なものばかりなのだろうなこれは。
坂本「……ん?」
ふと、作業台の一角に開きっぱなしの資料が置いてあった。
少し退屈になってきた坂本は何気なくその資料を手にしてみた。
……「開発中止・中断兵器目録」?
坂本「「列車砲を流用した80cm対地対空両用魔導火薬複合加速方式半自動固定砲」と
専用対ネウロイAPE弾(Armor Piercing Explosive Ammunition)の技術資料?
なんだこれは…多用途炸裂弾頭「MPBR」?「TLS」構想の実現失敗の原因とその改善方法の模索?
エクスウィッチに対するシールド増幅装置「イナーシャル・キャンセラー」システムの効果実証資料だと!?」
……どうやら、私の想像を絶する開発計画たちがこの世には存在したようだ。
こんなものが正式採用されたら人類はウィッチ無しでもネウロイと互角以上に戦えるようになるだろう。
しかし、これが此処にあるということは何かしらの理由があって中止になったものなのか。
それとも……。
俺「おーい。もってきましたよー。って、何読んでんですか美緒姐さん」
思考の海の中にもぐろうとしていたが、俺の言葉によって現実に引き戻される。
坂本「あ、あぁ。すまない。すこし、この資料を読ませてもらっていた」
俺「ふーん……わけわかんないでしょ。それ」
坂本「うむ。なにがなにやらさっぱりわからん! だが、この「いなーしゃるきゃんせらー」なるものは実現してほしかったな」
俺「「イナーシャル・キャンセラー」ですか?それなら装置自体はありますけど……こいつを動かすと
なるともう少し時間が必要ですね。まだ解析も終わってないし」
坂本「そ、そうか……なんとかならないのか? 」
451 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/08(水) 23:41:40.54 ID:r660f2lO0
いろいろ混じりすぎワロタwww
452 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/08(水) 23:42:20.81 ID:X+xY0UOA0
もう少しで動かせるのかよw
453 名前: パシリな俺「大丈夫!名前!名前がにてるだけ!あと解析してるの俺じゃないから!」 [sage] 投稿日: 2010/12/08(水) 23:46:20.84 ID:kXMRVZpv0
俺「ん~、技術の師匠と相談しときますよ。……まぁ、ソレは置いといてこいつが今回見せたかったモノたちです」
俺が指差すと、そこには整備用ハンガーにおいてある珍妙な機械…「残留魔法力貯蔵装置」と飛行脚&発動機を背負う形の
もはや骨董品クラスのストライカーユニットで使用されていた背負い型発動機のようなもの。
さらには、坂本が使用しているストライカーユニット「紫電改」が運ばれて来た。
しかし、運ばれてきたストライカーユニットをよく観察してみるとストライカーの下部が少し大型化しているように見える。
坂本「俺、コレはいったい……」
俺「マズは順に説明していきましょう。最初にご紹介するのは、美緒姐さんを安定して飛べるようにする我が整備班が
製作したエクスウィッチ対策の一つ。この紫電改にとりつけた装置。ストライカーユニット用魔法力貯蔵タンク「魔導増槽」です」
坂本「魔導増槽?」
俺「こいつは、「残留魔法力貯蔵装置」で高密度に圧縮された魔法力の結晶「魔導結晶」を
使用して。魔法力が衰退したウィッチを補助してくれる機構です」
坂本「…なんだか、聞きなれない言葉が多いな……「魔導結晶」とはなんだ?」
俺「あれ?美緒姐さんに説明してなかったっけ?…まぁいいや…これがその「魔導結晶」です」
そういうと、俺は懐から赤く光る石を取り出した。
坂本「なんだこれは、ネウロイのコアに似ているようだが」
俺「全然違いますよ!こいつはこの「残留魔法力貯蔵装置」を利用して作った正真正銘本物の魔法力の塊ですよ!
カールスラントで装置を一緒に作った御嬢ちゃんは「アイス・セカンド」なんてしゃれた名前付けてましたがね」
坂本「ソレがなにに使われるんだ?」
俺「コイツを紫電改に取り付けた「魔導増槽」の中に入れて。魔道結晶から魔法力を抽出して
航空機のドロップタンクみたいに使うんですよ」
坂本「俺、本当にそんなことが可能なのか?魔法力を結晶化して、利用するなんて聞いたことがないぞ」
俺「そらそうですよ。俺オリジナル…正確には技術の師匠が設計。俺と協力者の御嬢ちゃんとが製作した
汗と涙と熱血で作られたオリジナルの技術ですからねこれ」
俺「まぁ、色んな戦地で実証してきたんでその効果は折り紙付きですから安心してくださいな」
坂本「……おれがそこまで言うんだ。信じよう……それで?この増槽を取り付ける事によって起こるデメリットはなんだ」
俺「そうですね~。機体の重量増加及び空力性能の低下やらなにやらで上昇速度と最高速度が35%ダウンといったとこですかね」
坂本「そうか、かなりのダウンだな……だが、それはこちらの腕でカバーしよう」
俺「こっちでも、きちんとセッティングして最適化すれば20%程度の性能低下になると思いますから、美緒姐さんの腕も含めれば
プラスマイナスゼロで済むと予想されているので問題ないでしょ。次です」
そういい、俺は旧時代の遺産…骨董品クラスのストライカーユニットで使用されていた背負い型発動機を持ち出した。
俺「そして、コレが今回の目玉です」
その発動機を坂本の前に差し出して見せる。
坂本「俺。どう見ても大昔の旧式ストライカーユニットの発動機にしか見えないんだが……ん?」
しかし、よくよく見てみると飛行脚セットではない。本来接続されているはずの発動機の線はどこにもつながっておらず。
先端にはコネクタのようなものが付いており。さらに、マガジンのようなものが取り付けられるような部位と排莢を
行う部位が見受けられた。
坂本「……発動機じゃ…ない?」
俺「そうです。こんな事もあろうかと、美緒姐さん専用に俺個人で作成し、魔導カートリッジ弾を応用した
烈風丸用魔法力強制注入装置…名づけて「魔導カートリッジロードシステム」です」
坂本「お前と話していると感動していいのか、頭を抱えたほうがいいのか迷うな……いったいどんな装置なんだ?」
俺「そういわないでくださいよ……こいつは、炸薬の代わりに「魔導結晶」を粉封入した特殊弾頭「魔導カートリッジ弾」を
応用して、弾頭をバッテリー代わりにした物を使用します。カートリッジに封入された魔法力を強制的に烈風丸に注ぎ込んで、
美緒姐さんからは最小限の魔法力のみで烈風斬を発動できるようにする装置ですよ?」
坂本「なん…だと?……しかし、その説明だと、誰でも烈風斬が撃てるようになってしまう気がするのだが……」
俺「あぁ、それはないですよ。だって烈風丸に流し込んでる魔法力の制御を完璧にできるのは、美緒姐さんぐらいだもの
普通のウィッチが使うと魔法力全部吸われて一発で墜落ですわな……つか、よくこんなの制御で来てますね…姐さん」
坂本「当たり前だ。日々の訓練が物を言うのだぞ!」
俺「ですよね。カートリッジの最大装弾数は10、……んで操作方法なんですが……ん?」
坂本「……」ソワソワ
なんだか美緒姐さんがすごくそわそわしている…なんだろ?
456 名前: パシリな俺 [sage] 投稿日: 2010/12/08(水) 23:56:01.15 ID:kXMRVZpv0
坂本「俺…その…実際使ってみたいんだが……今すぐに」
俺「あー、なるほど…わかりました。ここじゃ狭いんで鍛練場所へ行きましょうか」
坂本「そうだな」
坂本「……それと、さっきから気になっていたんだが…あの作業台においてあるロケット弾はなんなんだ?」
美緒姐さんが指差した先には、バラバラにされたかなり大型のロケット弾とフリーガーハマーを2回りほど大きくした
三連装式のロケット弾発射機が置かれていた。
俺「あれですかい? あれは、さっき言った「魔導カートリッジ弾」を氷野の旦那と俺の師匠と俺が一緒に改良に改良を重ねた自信作
広範囲空域制圧用魔導特殊燃料気化弾頭ロケット弾・通称『魔導衝撃波弾「MSWBR(Magic Shock Wave Ballistic Rocket)」』っす。
弾殻は生成出来てんですけど。魔導結晶と指向性ゼッフル粒子とポリマーリンゲル液の混合比率が思い出せなくて……
ってこんなの説明してたら鍛練の時間も、これ使う時間もなくなりますよ!ほらいったいった!」
坂本「あ、あぁ」
457 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/08(水) 23:56:45.29 ID:X+xY0UOA0
カートリッジシステムwww
459 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/08(水) 23:57:41.38 ID:r660f2lO0
ネタ多すぎてカバーしきれねぇwww
460 名前: パシリな俺 [sage] 投稿日: 2010/12/08(水) 23:59:31.52 ID:kXMRVZpv0
―― 第501統合戦闘航空団基地 坂本の鍛練場所――
俺「んで、コイツを背負ってもらって…あーっと動かないでくださいね美緒姐さん
……いま設定中ですから……OKです」
坂本「ふむ…思ったよりもあまり重くないな」
俺「そりゃよかった…んで発動機のコネクタを烈風丸の柄にセットして…っとよし。んじゃちょっと
魔法力こめてくださいな。それが発動キーなので」
坂本「わかった」
美緒姐さんが返事をした瞬間。淡く光り始め、耳と尻尾が出現する。
同時に背負った機械が甲高い音を立て起動した。
俺「それじゃあ、烈風丸を抜いてみてください。普通に」
坂本「……」ス…
??「イエッサァ!ハハァァァァン!!」
坂本「……」
俺「……」
空間が凍りついたような気がした。
気がしただけだと思いたい。
461 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/09(木) 00:00:32.51 ID:9KKJiBar0
混ぜすぎwwwwww
462 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/09(木) 00:01:53.59 ID:WKCpVGyPO
ちょwww
463 名前: パシリな俺「ネタだらけの張っちゃけ回だから許して…」 [sage] 投稿日: 2010/12/09(木) 00:03:37.94 ID:3m7GXhk10
坂本「……いまの声…お前か?」
俺「……違います。タブン後ろの本体に取り付けた人口使い魔「NEMO」君のシステムボイスだと思います」
坂本「……ねも君?」
ニューコム
俺「はい…この前の補給のときに送られてきたんす。リベリオンにある研究社グループ「NEUCOM Inc」ってとこで
開発されたサポート用人口使い魔で、ロードシステムと魔導増槽の補助をやってもらおうと思って取り付けたんですよ。
……ケドこの子こんなしゃべりかたしないはずなんですけど」
NEMO「チョリーッス!NEMOッス!ヨロシクゥッス!ハッハァァァァァン!」
坂本「……」
俺「……」
NEMO「ドウナッテンスカコノクウキチョットマジデェ」
俺「気にせずにやってください。あとでいじって直しておきますから」
坂本「わかった」
465 名前: パシリな俺「大丈夫!名前!名前がにてるだけ!あと解析してるの俺じゃないから!」 [sage] 投稿日: 2010/12/09(木) 00:08:16.56 ID:3m7GXhk10
俺「……んで、柄についてる人差し指にあるトリガーを引いてください」
坂本「こうか」カチ
バシュン! ガキン!
NEMO「イエッサェ!ロードカットリッジハッハァ!!ハッハァァァァァン!」
トリガーを引くと、装填された魔導カートリッジから烈風丸へ魔法力が叩き込まれ。空になったカートリッジが排莢される。
ついでにシステム音声も排出された。……無視して次だ。
俺「そんで、ふつーに烈風斬撃ってくださいな」
坂本「……ふぅ……行くぞ!!」
上段に烈風丸を構え。
NEMO「フッフゥ~~~ッ」
……一気に振り下ろす!気合一閃!
坂本「烈風ぅぅぅぅぅぅぅぅ斬!!」
NEMO「レ レ レ レ レップウザン!ッスカチョットマジデェ」
烈風丸に込められた魔法力が巨大な刃となり海を裂いていく……うむ、見た目は安定してるな。
魔法力漏れもないみたいだし。一発目にしては上々のできだなコレは。
……とりあえずNEMOは黙らせよう。すぐに。
俺「どうです。何か問題ありましょうか?」
466 名前: パシリな俺「誰ともネタがかぶらないようにしてたらこうなった大変反省している」 [sage] 投稿日: 2010/12/09(木) 00:14:25.18 ID:3m7GXhk10
坂本「……」カチン…
NEMO「アァァッス」
美緒姐さんは烈風丸を鞘に戻し、無言でこちらを見つめてくる……
お気に召さなかったかしら……もしそうなら死にたい。
坂本「…俺」
俺「っは!はい何でしょうか坂本少佐殿!!」
坂本「……礼は何がいい」
俺「……? は?」
坂本「礼は何が良いか。と、聞いたんだ」
俺「へ?あ、あの!っへ!?」ガシ!
突然、美緒姐さんは俺の両肩をつかみ顔をぐっと近づけてきた。
坂本「さぁ言え!何がほしい!?何をしてほしい!?私の手料理か?膝枕か?胸枕か?耳掻きか?
一緒にフロに入るか?背中を洗ってやろうか?晩酌の相手か?添い寝か?夜伽の相手か?嫁か!?
私を嫁にほしいのか!?それなら私がお前を嫁にもらってやるぞ!!」
ど、どゆことなの。
468 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/09(木) 00:15:56.82 ID:ngUaBeUM0
ど、どゆことなの。
俺が聞きてぇwww
俺「ちょ、ちょっとたんま!たんまだよ美緒姐さん!!」
坂本「なんだ?私では不服なのか。欲張りな奴だなじゃあミーナと竹井もつけよう!な!?それでいいだろ?」
俺「あなたはいまとてもさくらんしているおちついて「おはなし」をしましょう」
―――――坂本美緒強制冷却中――――――
坂本「す、すまん……あまりの感動に錯乱してしまったようだ……」
俺「お、落ち着いていただけてよかったです。ほんとうによかったです(両者の貞操的な意味で)」
美緒姐さんの懸案事項だった烈風丸の異常魔法力吸収の件が一発で解決してしまったため
感動のあまり錯乱……まぁ、気持ちはわからんでもないけど。だからって女の人があんな事いっちゃだめよ。
坂本「しかし、なにか礼をしなければ私の気がすまんぞ?」
俺「むう、何かお礼がほしくてやったわけじゃないんで。そういうのはちょっと……」
坂本「……別にさっき私が言ったことの中でもいいんだぞ?」
俺「……」
このまま考え込んでいると勝手に何かお礼をしてきそうだ。
俺「じゃあ俺と約束してください」
坂本「約束?……そんなのでいいのか?」
俺「はい。それがいいんです」
坂本「……どんな約束だ?」
俺「カートリッジロードシステムなんですが。絶対に4発以上連続で装填しないと約束してください」
坂本「? 何か問題があるのか」
俺「もともと、俺が個人的に作ったものなので……軍用の部品を使っているとは言え4発分の魔法力には
確実に耐えられずに爆走します。……どんな状況になっても使わないと、約束してください」
坂本「……わかった約束しよう」
俺「本当ですね?」
坂本「私が信用できないのか?」
俺「……美緒姐さんは無茶しますからね」
坂本「善処する。とだけ言って置こう」
俺「それだけきけりゃ十分ですよ……これで紹介できるものは以上ですな。ご満足いただけましたか?」
坂本「ああ、完璧だ」
俺「そいつは重畳。…後、鍛練とかでカートリッジなしで烈風斬ぶっ放してもいいですけど。その柄の部分だけははずさないでください」
俺「その柄のコネクターは烈風丸が必要以上に魔法力を吸収しないようにする枷になってますんで」
坂本「わかった。気をつけよう」
俺「このあとはどうしますか? このまま鍛練していきますか?」
坂本「そうだな……そうしよう」
俺「それじゃ、本体はおれが預かってと……整備の時間までさっきの「魔導衝撃波弾」とコレの調整してますね
それと、改造した紫電改は今度試験飛行するのでお願いしますね~」
坂本「あぁ、わかった」
俺「んじゃ行きますわ」
坂本「俺!」
作業エリアに戻ろうとすると呼び止められた。
坂本「本当にありがとう!」
俺「いいってことですよ~。何かを頼まれる前に相手の要望を叶えるの。これが真のパシリの条件すから~」
ひらひらと手を振りながら返答しつつ去って行く俺。
坂本「……ふぅ、まったく。本当にすごいのかすごくないのかよくわからんやつだ」
472 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/09(木) 00:30:39.78 ID:uLGE/wem0
爆走するのか・・・
474 名前: パシリな俺「ハイ文字どうり爆走します」 [sage] 投稿日: 2010/12/09(木) 00:35:08.23 ID:3m7GXhk10
次回予告
エイラ「……なぁ俺」
俺「ん?どうしたいたずら娘」
エイラ「……お前がめずらしく女がらみの騒動にまきこまれそうだなーッテ」
俺「はぁ?」
エイラ「占いの結果ダヨ」
俺「不吉なこというなよ!ただでさえこの前の夢で幸薄いからってへんな世界から来た魔法……しょう……じょ?達に襲われたんだからな!」
エイラ「正夢になるナ」
俺「なんだと!?何とかならんのか!」
エイラ「ムリダナ」
俺「OMG」
るーでるちゃん「次回 機動航空団ストライクウィッチーズ「追撃しに来た女? パシリと幼女とカメラと手紙編」キラ☆
はいでまりーちゃん「た、ターゲット ロックオン!」きゃるるる~ん☆
俺「で、でたぁ!!」
最終更新:2013年01月31日 14:24