パシリな俺

第3話「エイラーニャ3分クッキング編」

―― 第501統合戦闘航空団基地 ウィッチ宿舎廊下――

ウルスラ「食堂ですか…あまり利用した事はありませんね」

俺「まぁ、そうだね~。ウーシュちゃん実験室にこもって実験しながら食ったりするモンな」

エーリカ「ここじゃ、そんなことしちゃだめだからねウーシュ。みんなで楽しくたべよーね!」

ルッキーニ「そーそ!それに、みんな交代でごはん作って、一緒に食べてるんだよ~。たのしいよ!」

ウルスラ「そうなんですか…私に作れるのでしょうか……。そういえば、兄様もここで食事をなさるのですか?」

俺「いんや。俺は魔法力もないし、特別な力もないし、ウィッチですらない。いっぱんぴーぽーですからね。
  平凡な一介の整備員だから此処じゃ食わんな~。整備班とかは基地職員用の食堂(掘っ立て小屋)があるからそこで食ってるんだ」

ウルスラ「……そうですか。残念です……でも、私も整備班に配属になりましたから。
     私もその食堂で食事をするべきではないのでしょうか?」

俺「おいお~い。お前さんは整備班の所属とはいえ「ウィッチ」だ。我ら整備班の大切なフロイラインだからな。
  あんなとこで飯食うだなんてとんでもない!それに、ウーシュにはもっとここの面子と仲良くなって欲しいし、姉妹一緒にいてほしいからな」

ウルスラ「……兄様がそうおっしゃるのでしたら」

俺「ご納得いただけた? んじゃ、早速お菓子作りターイムと行きましょうか!」

エーリカ「いぇーやぁ!」
ルッキーニ「わーい!」


―― 第501統合戦闘航空団基地 ウィッチ宿舎・食堂――

俺「ハイ到着~…ってあれ? 先客がいるみたいだな」

リーネ「あ、俺さん。こんにちは」

芳佳「こんにちは!」

俺「ようお二人さん。まだ昼飯には早いけど、どうしたんだ?」

芳佳「まえにサーニャちゃんと一緒にお菓子を作る約束をしていたんですけど、今日はブリーフィングで
   みんな早起きだったので、今日することになったんです!」

リーネ「それで、今はサーニャさんが来るのを待っているところなんです。俺さんは……ウルスラさんの案内ですか?」

俺「そ、姉の監視とわがままお姫様をつれてね」

エーリカ「俺ってば目を離すとなにするかわかんないもんねー、実の姉として心配だもん」

ルッキーニ「わーい! おひめさまー! 俺、おんなったらしー!」

俺「まじしんようないねおれ。女の人なんて口説いた事もナンパしたこともないのに!俺のどこをどうみたら
  女の敵に見えるのかじっくりねっとりお聞きしたいね!ほんと!まったくもう……っと、お待ちの方がお見えのようだ」

サーニャ「すみません、遅くなりました」

エイラ「よーッス」

エイラ「よ、俺。こんなとこでなにしてんダ?……ん?……あれ?なんで中尉が二人いるんだ?」

サーニャ「……めがねをかけたハルトマンさんとかけてないハルトマンさん?」

俺「はぁ……君達、寝惚けてブリーフィングに来るとか器用だな。ほら、ウーシュごあいさつ」

ウルスラ「ウルスラ・ハルトマンです。本日から整備班班長の補佐に付く事になりました。
     エイラさんとサーニャさんですね? よろしくお願いします」

エイラ「あぁ、双子の妹カ、なるほどナ。噂は聞いてるぞ、よろしくナ」

サーニャ「…よろしくお願いします」

俺「はい、自己紹介も終わったところで、早速クッキングターイムといきたいんですが?」

エーリカ「おっかし!おっかし~!」

ルッキーニ「いえーい!」

エイラ「たのしみなんダナ!」

リーネ「俺さんが何を作るか楽しみです!」

俺「なんでこう、作らない人が楽しそうにしてんのかなまったく……あれ?いたずら娘とリーネちゃんは作らないのか?」

エイラ「私はサーニャのお菓子専門の味見役だからナ!」

えっへん!とあるような、ないような胸を張ってのたまった。

リーネ「私も今日は芳佳ちゃん専門の味見役なんです!」

こちらもえっへん!と、たわわにみのったものを張ってのたまった。

ウルスラ「あ、それなら兄様。わたしもお手伝いを…」

俺「おーっと! ここで 俺の ストップが かかった ー ! ウーシュは、お客さんみたいなもんだからね?
  そこまで気を使わなくていいからね? ね!? んっね!!!」

ウルスラ「は、はい。わかりました」

この行動で何か気づいた芳佳ちゃんとサーニャちゃんが俺の耳に口を近づけてしゃべりかけてきた。

芳佳「(あ、あの。俺さん、もしかして……)」ヒソヒソ

サーニャ「(……妹さんも)」ヒソヒソ

俺「(そうだよぉ、そのまさかよぉ。お前さんらもカレー煮てたはずの鍋がメルトダウンして穴あけたり。
   食ったものがドーン・アインシュタイン凝縮現象おこしたりとか、そんなこと実際に起きる所なんて見たくないだろ?)」ヒソヒソ

サーニャ「(もしかして、俺さん……)」ヒソヒソ

俺「(……犠牲者は増やしたくないんだ。アレを食うには寛容さがオカン並でも無理だ)」

芳佳&サーニャ「(あ、あぅ・・・)」

ウルスラ「? どうかされましたか?」

俺「い、いや。なんでもな~い、なんでもな~い~よ~!」

芳佳「あははは……あ、ところで俺さん。エプロン持ってますか? ないようでしたらお貸ししますけど」

俺「おう、あるぞ。ちょっと取ってくるから、さき準備しててくれ」

そういい俺は食堂の奥に向かっていった。

芳佳「それじゃ、サーニャちゃんもエプロン付けよっか!」

サーニャ「うん」

エイラ(サーニャのエプロン姿…サーニャのエプロン姿…サーニャのエプロン姿サーニャのエプロン姿サーニャのエプロン姿)(ピコーン!パリィ!)

エイラ(……)……審議中……可決

エイラ(サーニャの裸エプロン姿サーニャの裸エプロン姿サーニャの裸エプロン姿サーニャの裸エプロン姿サーニャの裸エプロン姿)(ピコーン!パリィ!)

エイラ(……)……審議中……可決……

エイラ(サーニャが裸エプロン姿でお出迎えサーニャが裸エプロン姿でお出迎えサーニャが裸エプロン姿でお出迎えサーニャが裸エプロン姿でお出迎え)」(ピコーン!ナガシギリ!)

エイラ(……)……審議中……可決……モァモァモァ

エイラ(新妻サーニャが裸エプロン姿で新妻お出迎え新妻サーニャが裸エプロン姿でお出迎え新妻サーニャが裸エプロン姿でお出迎え新妻サーニャが裸エプロン姿でお出迎え!!)」(ピコーン!ナガシギリ!)



―― 此処からエイラの脳内映像――

エイラ『ただいまー。今帰ったよサーニャ……ふぅ、今日もつかれたんダナ』

サーニャ『あ……え、エイラ……お、お帰りなさい』パタパタ

エイラ『あぁ、ただいま……って!どうしたんだサーニャ!そんな格好して!』

サーニャ『……そ、その……えと……ご飯にする?お風呂にする? そ、それとも……わ、わた……し?///』

エイラ『そんなのサーニャにきまってるじゃないカ!!』ガバ!

サーニャ『っきゃ! え、エイラ…ここはまだ玄関……ん…だめ…』

―― 此処までエイラの脳内映像――



エイラ「……使い魔がでた状態では……ネコ耳とネコ尻尾とか……ぽ、ポイント高すぎるんダナ!!」ブッ バタン… 

ウルスラ「え、エイラさん!?鼻血が」

エイラ「あ、あのこは最高なんダナ……」

リーネ「またですか?」

ルッキーニ「完全にスイッチ入ったねこれ」

エーリカ「またさーにゃんつかって変なこと考えたんだね。気にしなくていいよウーシュ」

ウルスラ「え、えぇ……?」

―― 準備完了!――
芳佳「うん、割烹着も着たし食材もだしたし…これで大丈夫かな?」

サーニャ「や、やっと着れました」

エーリカ「おー、黒の生地に多量の黒フリル……さーにゃんらしいエプロンだね」

リーネ「似合ってますよサーニャさん」

エイラ「やっぱりサーニャはなにを着てもかわいいんダナ!」

ウルスラ(私もああいうの着てみたいな)

ルッキーニ「俺まだー?はやくおかしー」

芳佳「そういえば俺さん遅いですね」

エイラ「どこかで道草でも食ってるんじゃないのカ(ガチャ)?」

そういっていると食堂のドアが空けられた音が聞こえてきた。

リーネ「あ、俺さん着替えおわった…ん……で……え」

ルッキーニ「うにゃ~」

エイラ「えぇ~……」

サーニャ&芳佳「わぁ~……」

整備班謹製の白帽子を被り、整備用の真っ白なツナギの上からピンクのフリフリが大量に付けられ、
右胸付近にデフォルメされた愛嬌がある九尾の狐のワッペンが張られたファンシーなエプロンを身につけた怪しげな
男の登場である。

テッテッテテテーデッデッデン!

俺「またせたな」

リーネ「お、俺さん……そのエプロン」

俺「へへへ! 昔から愛用してるエプロンさ。いい感だろ?」

エイラ「本気でいってんのカヨ。鏡見てきたらドウダ?」

俺「まじいい度胸だなイタズラ娘」

サーニャ「俺さん、かわいいです。似合ってますよ」

エイラ「そうダナ! サーニャの言うとおりダ。似合ってるぞ俺!」

俺「こ、こいつ……」

ルッキーニ「おれおもしろーい!」パシャパシャ

エーリカ「あーそれ、たしかロスマン曹長からもらったエプロンだっけ? まだ使ってたんだ」

ウルスラ「昔から使ってますよね。そのエプロン」

俺「うむ、ロスマン先生のお古だがいまだに使えるしな。それに「料理する時はコレが正装だ」って
  先生から叩き込まれたからな!」

エーリカ「(ロスマン曹長……へんなこと教えて……)」

エイラ「(どんな人だったんダヨ)」

サーニャ「(いいなぁ、俺さん。ほしいなぁ、そのエプロン……)」

ルッキーニ「そんなことよりおれー!はやーくー!おーかーしー!」

芳佳「そ、それでは準備が完了したので始めましょうか」

俺「そだね、はじめましょうか」

サーニャ「よろしくお願いします」

リーネ(なんでだれも突っ込まないのかな……)

エイラ(適応力が半端ないんダナ。さすが私のサーニャなんダナ!)

―― 調理開始!!――
俺「そういや、 お二人さんはなに作るんだ?」シャカシャカ

早速調理を開始し、ボウルに入れたものをこぼさないようにかき混ぜながら質問する。

芳佳「この前の補給で扶桑からさつま芋がいっぱい入ってきたのでスイートポテトタルトをつくろうかと」

サーニャ「箱がいっぱいありました。お芋尽くしですよ」

俺「おほ~、そうなのか。んじゃ少しイモを分けてもらって片手間でなにかつくるかね~」

芳佳「俺さんはなにを作るんですか?」

俺「俺? 俺は適当に焼き物系でも作るよ。時間かかんないし」

芳佳「適当に…ですか?」

俺「そそ、何ができるかはおたのしみー……おい、サーニャちゃんスタァップ!ソレ塩!砂糖コッチダヨォ!」

サーニャ「あ、す、すみません……」

俺「なれてないのは分かるけど、ちゃんと容器に書いてあるんだから確認しような。わかんなかったら入れる前に舐めて確認よ!」

サーニャ「はい!」

エイラ<コラー!サーニャをいじめんナー!

俺「うるさいよイタズラ娘!ぜんぜんいじめてないよ!むしろお前の舌を守ったよ!」

エイラ<……ホントカー?

サーニャ「本当よエイラ。私が砂糖と塩を間違えて入れるのをとめてくれたの!」

エイラ<サーニャがそういうならいいけどナ。俺!サーニャになにかしたら承知しないカンナー!

俺「へいへーい……まったく、イタズラ娘ときたら……」

芳佳「あ、あははは……そういえば気になってたんですけど、俺さんってエイラさんのことイタズラ娘って呼びますよね?」

サーニャ「あ、私もソレは気になっていました」

俺「ん? イタズラ娘ってのは昔の呼び名なんだけど。そういや俺大抵それで呼んでんな……どうしてか?
  う~ん……どうしてだろ。わからん」

芳佳「無意識によんでるんですか?」

俺「う~~~ん。無意識……そうだな。しいて言うなら」

サーニャ「言うなら?」

俺「ヘタレてるからかな? だからなんか昔と変わってないから昔の呼び名で呼んじゃうのかもな」

芳佳「あ~……なぜか納得です」

サーニャ「?」

俺「まぁサーニャちゃんはハテナしか出ないわな……まぁ、そんなことより調理しようぜー」

707 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 22:32:25.18 ID:mMVhBz0J0
今も昔も変わらぬヘタレか
支援パシリ

708 名前: パシリな俺「ヘタレって直らないだろうね~」 [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 22:35:06.00 ID:ltBVVO+H0
<おーかーし!おーかーし!おーかーし!おーかーし!おーかーし!おーかーし!おーかーし!おーかーし!

俺「お菓子コールやめろ!」

シーン……

バンバラバンバンバン!バンバラバンバンバン!バンバラバンバンバン!バンバラバンバンバン!

俺「うっさいよ!リズミカルにテーブル叩くのもやめろ!量減らすぞ!」

シーン……

俺「よろしい」

芳佳(なんでテーブル叩いて「ラ」って音が聞こえるんだろ)

俺「はぁ…腹ペコ軍団が凶暴化しないまえにてきぱきやろうか……」

サーニャ&芳佳「「は、はい!」」

709 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 22:36:21.90 ID:hrEWgPrr0
一瞬鋼鉄ジーグのテーマかと思った支援

710 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 22:37:26.63 ID:Kq1IZ/go0
そうしなかったのはパシリ痛恨のミスだな

711 名前: パシリな俺「ここどっちジークにしようか迷ったけどこっちにしたの・・・らくだったから・・・」 [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 22:40:09.26 ID:ltBVVO+H0
―― 食べる~おかし~――

俺「てなわけで出来ました」

腹ペコーズ「わーい!いっただきまーす!」もぐもぐ

エイラ「あ、コラ!サーニャが作ったお菓子は私んダー!」もぐもぐ

サーニャ「エイラ、いっぱいあるからちゃんとみんなと分けてたべるのよ」

リーネ「スイートポテトタルトに、さつま芋のスティック揚げ……お芋ずくしです」

ウルスラ「もぐもぐ、どれもおいしいです。……?あれこの渦巻きの焼き物は……?」

ルッキーニ「見たことないお菓子だね~。誰が作ったの?」

俺「あぁ、そいつは俺が作った奴だ。名づけてアンドロメダ焼きよ」

エーリカ「あんどろ…めだやき?」

俺「そ、アンドロメダ焼き。まぁ、普通の焼き物よ。中にカスタードと漉し餡とチョコが入ってる奴があるけど
  そいつは食ってみないと分からないから。中身は食ってみてからのお楽しみってことで」

芳佳「おいしいですねコレ。今度レシピおしえてください俺さん!」もぐもぐ

エーリカ「俺!アンドロメダ焼きおかわり!」もぐもぐ

ルッキーニ「おかわりー!」

712 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 22:40:46.35 ID:BC5g4d7v0
ジーグ「ストライクウィッチーズ?」
はっじまるよー!

713 名前: パシリな俺「くそぉ!マロニー幻人め!しねぇぇ!!」 [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 22:45:12.14 ID:ltBVVO+H0
俺「お、気に入ってもらえたのかしら?ちょっとまってな、今もって来る……っとその前に
  ルッキーニ、お口にカスタードついてんぞ。ほら」

俺は、エプロンのポッケからハンカチを取り出しルッキーニの口もとを軽く拭う。

ルッキーニ「わぷわぷ…ありがと俺!」

エーリカ「むぐむぐ」

俺「どういたしまして……おい。エーリカ、お前もか……」グシグシ

エーリカ「うにゅうう、ぷはぁ……ありがと」

サーニャ「……」ジー

俺「どうしたのサーニャちゃん?俺の顔になんか付いてる?」

サーニャ「い、いえ。なんでもありませんよ」

俺「そお?」

ウルスラ「あ、このタルト美味しいですね」もぐもぐ

サーニャ「スイートポテトタルトは私が作ったのと芳佳ちゃんが作ったものがありますよ」

リーネ「こっちが芳佳ちゃんので、形の崩れたのがサーニャさんのかな?」もぐもぐ

エーリカ「どれどれ……あ、美味しい!」

ルッキーニ「どっちもおいしーよ?」

リーネ「私は芳佳ちゃんが作ったものの方がおいしいな……」

エイラ「なにってんだサーニャが作ったやつの方が美味しいに決まってるダロ!」もぐもぐ

リーネ「あ、あぅ……」

ウルスラ「両方美味しいですけど……兄様はどう思いますか?」もぐもぐ

周りが静まり返り、全員が俺を見つめる。
え? それ俺にふるの?このタイミングで?

リーネ「俺さん……」
エイラ「俺」

リーネ&エイラ「どっちのほうが美味しいですか?(ダ?)」

俺「え、えぇ……あの、俺まだどっちも食ってないんですが……」

ってか止めてサーニャちゃん芳佳ちゃん!!この二人止めて!てかなんで二人ともそんなちょっと気になります!
見たいな目してこっちみてんの!?やめて!完全に嫌な予感しかしないよ!他の面子は完全に傍観モードだし。

リーネ「そ、それなら。はい、どーぞ俺さんあーんしてください」

716 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 22:53:05.84 ID:mMVhBz0J0
駄目だ、マロニー幻人に笑ってしまうwww

717 名前: パシリな俺「いまーにみていろマロニー幻人!ぜんめつっだぁ!」 [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 22:55:57.46 ID:ltBVVO+H0
俺「えぇ……えぇ……あのそんなことしていただかなくてもじぶんで「い・い・で・す・か・ら!」あ、あーん」

ルッキーニ「うじゅー」パシャパシャ

むぐむぐ……う~む、美味い。きちんと基本を押さえて丁寧に作られてる。いかにも芳佳嬢ちゃんらしいな。

俺「うむ!うま「オイ!俺!次はコッチだ!」えぇ…」

エイラ「ほら!俺!私が食べさせてやるんだ光栄に思うンダナ!ほらあーんしろヨ!!」

俺「あ、あーん」

ルッキーニ「おおー」パシャパシャ

なんて高圧的なあーんだ…ちっともうれしくない……むぐむぐ……ふむ、やはり調理経験の差か、少し荒い味付けだな
だけど、食べてもらう人に喜んでもらおうって思いが伝わってくる……こっちもやはり美味い。

俺「う~~~む」

サーニャ「ど、どうですか俺さん」

正直どっちも美味しいから優劣なんてつけたくないんだが……やはり此処は正直にどっちもと言うか。

俺「うむ、やはり俺的にはどっちm(ポン)ん?何リーネちゃ」

セリフの途中で肩に手を置かれ何かあったのかと振り向くとそこには
目のハイライトが消え、どこか壊れた表情をしたリーネさんがいらっしゃった。

リーネ「……俺さん……わかってますよね? どっちも……なんて……いわないですよね?」
俺「ピィ」

718 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 22:57:56.21 ID:mMVhBz0J0
黒リーネ降臨…だとっ

719 名前: パシリな俺 [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 22:58:01.01 ID:ltBVVO+H0
ポン…

さらに反対の肩にも手を置かれた感触……ま、まさか

エイラ「ふふふ、俺。この状況でその選択肢は……ないんダナぁ」

さらに振り返ると、こちらもどこかでネジを忘れてきた笑いを浮かべたいたずら娘がいた。
おい、どっちも耳だしてんじゃないよ。魔法力込めて俺の肩つかむな、砕ける。マジで砕ける。

俺「は、はははははい!……も、もちろんそんなこといいません!男ならビシィっといいますよハハハ!
  だから言いますか……お願いしますからその肩に置いた手を離してください!どんどん力がこもってきて
  両肩が砕けそうですいたいですいたいたい!」

エーリカ「ん~、まだ食べたりなくて味を分かってないみたいだからもっといっぱい食べさせればイインジャナイカナー」(棒)

俺「おい、なにをいいだすのこの悪魔」

エイラ「そうか、ほら!俺、もっと食べるんダ!そしてこっちのほうが美味いと言エ!」

俺「ちょ、ちょっと。なにすんだよ!むりやりくわそうとすむぐぁ!」

エイラ「ふ、私の未来予知から逃げられると思うなヨ?」

俺「こふうまほふほむだにつかふな!(固有魔法を無駄に使うな)」

リーネ「さ、俺さんこっちもどうぞ」

俺「ひょ、むひ!(ちょ!無理!)」

720 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 23:00:09.76 ID:hrEWgPrr0
ウォーロックかぜよりはやーいー

721 名前: パシリな俺 [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 23:01:29.59 ID:ltBVVO+H0
俺「ひょ、むひ!(ちょ!無理!)」

リーネ「ふふふふふふふふ、無理じゃありませんよ俺さん。あーん」

そういい、ハイライトが消えた目で微笑みつつ俺の顔を片手でつかみ無理やり口をあけさせて
どんどん宮藤作スイートポテトタルトを突っ込んでいく。

リーネ「ほら、美味しいですよね?……ね?」

俺「むぐあぁむぐあぁ(むぐあぁむぐあぁ)」

リーネ「ふふふ、俺さん。ハムスターさんみたいでかわいいですよ。」

俺「もげらもげら(もげらもげら)」

リーネ「ふふふ、ほっぺがこんなに膨れて……つつくとどうなるんでしょうか」ツンツン

俺「ふんもっふ(ふんもっふ)」

エイラ「さぁ俺!」

リーネ「はい、俺さん」

エイラ&リーネ「あーん。してください(シロ!)」

俺「( ゚д゚)」

俺「(゚д゚)」

722 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 23:03:25.19 ID:V49HUdllP
こっちみんな

723 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 23:04:11.22 ID:L9HX8alCO
こっちみんな

724 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 23:05:15.96 ID:Kq1IZ/go0
とりあえず
もいでおくか

725 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 23:07:43.99 ID:QWFx22i30
これで壁がいらないとかもうね

726 名前: パシリな俺 [sage] 投稿日: 2011/01/24(月) 23:07:43.79 ID:ltBVVO+H0
―― 開放!――
俺「……」ぐでー

エーリカ「俺だいじょーぶ?」背中スリスリ

俺「ふふふ、遅いじゃないか…ミッタマイヤー……卿が来るまで生きてるつもりだったが…間に合わないじゃないか」ぐでー

ウルスラ「兄様……眼の焦点が……」

エイラ「ふん、アンなのでへばるなんてだらしのない奴ダナ」

サーニャ「……1箱にはいってた分全部使ったのになくなっちゃいました」

ルッキーニ「俺ばっかりいっぱいたべていいなー」

芳佳「ルッキーニちゃん……そういう問題じゃないんだよ?」

リーネ「……俺さん、結局どっちのほうがおいしかったんですか?」

ウルスラ「リーネさん……追い討ちをかけるとは流石です……」

俺「……ぐえっぷ……このさい男ならとかそんなミジンコみたいなプライド捨てます。
  両方大変おいしゅうございました。どっちが美味しいだなんて俺にはとてもいえません……」

リーネ「だ、そうですが。よろしいですか、エイラさん」

エイラ「……今回ダケダカンナー」

俺「あ、ありがとございます……あの、とりあえず部屋に戻って休んでいいですか?
  はらを突き破ってなにかが生まれそうな予感がするんです。チェストバスター的ななにかが」

芳佳「ふぅ、これで一件落着ですね。それでは、私とリーネちゃんは食器とかの後片付けをするので
   俺さんは部屋に戻って休んでください!」

俺「え、俺も手伝うのさ……」

エーリカ「俺、ここは宮藤達の言葉に甘えようよ……」

俺「……面目ない。というわけで、ウーシュの基地案内は休憩後というわけでここでかいさーん」

ルッキーニ「しなくてもいいよ! このままみんなで俺の部屋に行って休憩しようよ」

俺「え」

サーニャ「あ、それなら。私も行ってもいいですか?俺さんのレコード聞いてみたいです」

俺「え」

エイラ「さ、サーニャがいくならしかたないな!俺が何かしないか心配だからナ!」

俺「え」

ウルスラ「私も、兄様のレコードを久しぶりに聞きたいです」

エーリカ「決まりだね!それじゃ、残ったアンドロメダ焼きもって俺の部屋にしゅっぱーつ!」

俺「………え」



俺「………不幸なんだな。これがな」
最終更新:2013年01月31日 14:26