パシリな俺
第五話「強襲!マルセイユ」後編
~輸送機・戦闘中~
パイロットA「ヒィィィハァー!ほらほら~こっちこっち~!」
パイロットB「のわぁぁぁ!っててて…ちきしょう…麗しのウィッチさんと一緒にお空を飛んで運ぶだけのはずだったのにぃ!こんなとこでネウロイに絡まれるなんてきいてねぇよぉ!」
パイロットA「不意打ちの一撃を何とかよけたけどそん時の機動で通信機器がオシャカになるなんてしゃれにならんね!あんな機動で壊れるとかヤワイね!」
パイロットB「そらそう壊れますよ機長殿!カタリナで連続バレルロールなんてむちゃくちゃだ!!」
パイロットA「だけどよけられたろ!?ヒィィィハー!無茶苦茶曲芸機動で飛行機落ちない!完璧!曲芸機動最高!もっかいやっていい!?」
パイロットB「うちの守護天使さんの驚異的な勘に感謝だけどよぉあんな回避行動とるあんたは頭イカレてんよ!!くそぉ……初フライトなのにとんだ災難だ……
おい!ユジーン!通信機器の復旧はどうなってんだ!」
通信士「……」ガタガタガタガタ
パイロットB「ユジーン!!」
通信士「は、はい!す、すみません!……だ、だめです。通信機器はダウンしたままです。近距離の通信は何とか復旧しましたが長距離は復旧不可能です!」
パイロットB「万事休すか……ユジーン!われらの守護天使様はどんな様子は?」
通信士「あー、今確認を……大尉!大尉聞こえますか!?大尉!?」
マルセイユ「なんだ。救援が……ッ!三ちょあがり~っと………到着したか?」バララ!…ガーン! バララ!……ガーン! バララ!ガーン!
通信士「い、いえそれが。通信機器がダウンする前になんとか救援要請はだせたのですが…到着までしばらくかかる。それまで持ちこたえよ……と」
マルセイユ「そうか。救援をまわさないわけじゃないんだな?」
通信士「は、はい!」
マルセイユ「なら、なんの問題はない。このまま護衛を……!? くそ、さっきの一撃がまたくる!私がシールドで受け止める!進路そのまま!合図で回避行動!」
パイロットB「さっきのごんぶとビームがですか!?まじかよ……聞いてましたか機長!ちょっと機長!?」
パイロットA「あっはっはっは~ほら~りょうてばーなし~!どお!?楽しいんでる!?はっははぁ~!」
パイロットB「楽しんでるわけねぇだろうがこのスカタン!!聞いてたかこのクレイジーモンキー!合図で回避だぞいいな!?」
パイロットA「いぇ~い!!」
マルセイユ「……あ~、了解で…いいんだな?」
A&B「あいあいさ~!」
マルセイユ「よろしい…カウント開始…3、2……弾着!!」
輸送機を狙う極太のビームは輸送機から見て4時の方向より迫り来るがマルセイユは正確にビームとの間に割って入りシールドを全力で展開させる。
しかし、ビームの威力はあまりにも強力であるためにじりじりと押され始める。
マルセイユ<<…ぐっ!いまだ!ブレイク!>>
841 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2011/05/28(土) 07:37:18.14 ID:n6WRuPrQ0
朝からパシリに遭遇するとは…
起きてて良かった!
支援
842 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/05/28(土) 07:38:39.42 ID:ZQ4RgNMW0
朝からの支援開始ヒャッハー!
843 名前: パシリな俺 [sage] 投稿日: 2011/05/28(土) 07:41:10.22 ID:wgDpuRJM0
パイロットA「了解!!ひゃっほぉぉぉぉ!!」
通信士&パイロットB「ぐぁ~あ~あ~A~ア~ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ズェア!!!」
合図と同時に一気に輸送機とは思えない機動で機体を翻し、ビームの射線から外れる。
マルセイユ「お~お~、糞度胸だな~見ててすがすがしい機動だよ…輸送機だけど」
それを確認したところでマルセイユも魔法力を温存するために射線から退避する。
ズシャアアアンンンン………
マルセイユ<<いつつ…まったく…なんて威力だシールドが砕けるかと…まともに受けてたら魔法力がどれだけあっても足りないぞ…
まぁ、私狙いなら当たらないんだけどな……護衛対象がいる今はそんなことはできんが………おい!そっちは損害はないか!?>>
パイロットA「ねねねね!今の見た!?華麗に決まってたでしょ!」
パイロットB「うぶ……だから機体をむちゃくちゃに振り回すなと…うげ…出撃する前に食ったステーキが……」
通信士「うぷ…じ、自分もさっき食べたステーキが……」
パイロットA「なになに!?出そうなの?だしちゃえばいいじゃん!基地帰ったらまたステーキ食べよーよ一緒にさ!」
パイロットB「あ、すんません基地帰ったら恋人にプロポーズするつもりなんすよ……花束も買ってあるんで…そのあとなら…」
通信士「じ、自分も恋人と一緒にパインサラダ食べる約束が……」
マルセイユ<<……おい、損害は? というか、なんだか不吉なことを言っているように聞こえるのは気のせいか?>>
844 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/05/28(土) 07:43:22.96 ID:q392bXx50
支援
845 名前: パシリな俺 [sage] 投稿日: 2011/05/28(土) 07:46:37.14 ID:wgDpuRJM0
通信士「あ!す、すみません……損傷ありません!」
マルセイユ<<よし、このままあの攻撃を防ぎつつ小型を排除し退路を切り開く!>>
通信士「しかし、周りは小型がうじゃうじゃ。遥か彼方からごんぶとビームを撃ってくる大型らしき影」
パイロットB「更に、撃墜した小型分の数がきっちり向こうから戻ってくるんだからなぁ…厳しい状況っす」
パイロットA「さ~てお次はどんな機動でよけようかな~。輸送機乗りになってから曲芸飛行どころか戦闘機動なんてとれないからな~たっのしぃいなぁ~!!」
そう輸送機の搭乗員たちは口々に不安な声を上げる…例外はいるが……周りには無数の敵、遥か彼方から強力な攻撃を仕掛ける大物
落としても落としても戻る数…これだけの不安要素がそろえば常人であれば心が折れ、間違いなく膝を突いてしまうだろう。
だが、ここにいるのは常人ではない。
マルセイユ<<ふ、私を誰だと思っているんだ。ハンナ・ユスティーナ・マルセイユだぞ? こんな戦闘で死ぬつもりはない。
それに、この程度の状況ならピンチのうちにも入らないな……っと、甘いな!>>バララ!…ガーン!
通信士「しかし、一人だけで…ストライカーもオーバーホール中だったものを無理やり組んで持ってきた旧型じゃないですか…むちゃくちゃですよ」
マルセイユ<<安心しろ。単機突撃はお手の物ってね……慣れたものさ。それに、これくらいの不調なら腕でカバーできる。問題ない。信用しろ>>
そんな軽口を叩きつつも進路に立ちふさがる敵、不用意に近づく敵を正確に、そして優先順位をつけ的確に落としていく。
パイロットB「……そうだよな。こっちにはアフリカの星様がいるんだもんな!増援がくれば一発逆転だぜ!」
マルセイユ<<ふ、任せておけ>>
…とは言ったものの、これだけの敵に囲まれれれば流石の私でも厳しいものはあるな…だが、ここで私が弱音なんて吐いてしまえば
こいつらの心は折れるだろう。それだけは避けなければならない。もしも、この空で死ぬのならあの墜落よりましかもしれないがこんなとこで
落ちるのはごめんだ……私はまだまだ飛び足りないからな。
それに、落ちる前にあの使い走りに一発どころか百発くれてやらなきゃ気がすまんっていうのが実のところは一番大きいんだがね。
マルセイユ<<そういうわけでこの程度では落ちるわけにわいかんのでね!突破させてもらう!>>
マルセイユ<<………ん?>>
押さえつけられていたビームに何気なく目をやる、獲物を見失いそのまま直進していく……ように見えたが違った。
ビームの進行方向に小型ネウロイが存在し、そのネウロイに命中したとたん
マルセイユ<<なっ!?反射しただと!?>>
ビームは綺麗にこちらに跳ね返り、直進…はせずに進路上に漂う小型ネウロイに命中して反射を繰り返しつつ確実に輸送機へと迫る。
反射された影響か、先ほどとは違い太さはかなり細くなってはいるがシールドを持たない通常兵器にとっては致命傷となる。
なんとしても受け止めねばならない。
マルセイユ<<っく!捕らえ切れん……どこだ…どこからくる!?>>
だが、ビームは反射され右へ…上へ…左へ…下へ…と無秩序な機動で向かってくるためにその向かう先が予想できない。
847 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/05/28(土) 08:04:38.11 ID:ll2qj7Dt0
朝からいいものを……支援する
848 名前: パシリな俺 [sage] 投稿日: 2011/05/28(土) 08:08:22.41 ID:wgDpuRJM0
マルセイユ<<小型ネウロイが反射してビームの軌道を変えている?……なら撃ち落してやれば済む話だ!>>バララ!…ガーン!バララ!…ガーン!
ビームの進路上に存在するネウロイを片っ端から撃ち落し、軌道の変更を阻止してやれば……!
進路を予測し、撃ち落しまくるがすぐさまほかのネウロイがカバーに入り軌道を変更し、より複雑な線を描き迫り来る。
マルセイユ<<狙いは…私じゃない?……やはり輸送機か!!なんてやつらだ…(カラララ……カチンカチン)んなっ!?弾切れ!?リロードを……くそ!間に合わん!>>
パイロットB「機長!ブレイク!ブレイク!」
パイロットA「うそぉ!?追尾してくるなんて話きいてないよ!」
ダガァァァァンンンン…!!
パイロットA「ワォ!」
パイロットB「おいおいマジかよ!エンジンカット!」
パイロットA「こちら機長です!右手の窓から外をご覧ください!ただいま右エンジンより火がふいておりまーす!」
パイロットB「んなこと言ってる場合じゃないっすよ!」
通信士「お外を見たくないお外を見たくないお外を見たくないお外を見たくないお外を見たくないお外を見たくないお外を見たくないお外を見たくない」
マルセイユ<<くそ!護衛すら完遂できんか…なさけない……動けそうか?>>
パイロットA「動けるけど。エンジン全部ないとさっきみたいな回避機動は無理!このままじゃうとされちゃう!」
マルセイユ<<ああも反射されては軌道を読みきれんか…こうなったら最初の一撃を最後まで受けきるしかないか>>
通信士「そ、そんな!あの大出力ビームを受けきるなんて無茶です!」
パイロットB「……こうなったら俺たちは足手まといどころじゃなっすよ大尉!俺たちを置いてこの空域から離脱してください!」
マルセイユ<<馬鹿なこと言うな!尻尾巻いて逃げるなんてマネできるわけがないだろうが!それも味方を捨て置いてだと?ふざけるな!!」
通信士「大尉をこんなくだらない戦闘で失うわけにはいかないんです。お願いですから聞いてください」
マルセイユ<<いやだね。味方を見捨てるくらいならこのまま戦うさ……戦闘を続行する>>
まずは残弾を確認……さっき交換したマガジンで看板か……輸送機に戻ればないわけじゃないがその間に間違いなく落ちる…この少ない弾でやりくりするしかない。
ストライカーの状況は…芳しくないな、無理やり組み立てて調整もなしだったんだ。
さらにネウロイを見やる。周りにはうじゃうじゃと小型がこちらを嘲笑うかのように攻撃をするわけでもなく飛び回っている。こいつらの役割は反射?
しかし、攻撃専門も混じっているから油断できない。
敵の展開範囲は上下左右すべて……黒黒黒か…その遥か彼方できらりと光るなにかがいるな………………………………ん?きらりと光る?
マルセイユ<<……あれは>>
ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイ……!!ボボボボボボボオ…
マルセイユ<<!?な、なんだこの青い光は…ネウロイを…なぎ払っていく…>>
~重巡航飛行艇・VOMB制御室~
ウルスラ「魔導増槽内魔法力なし…結晶使用限界へ到達、『VOMB(ヴァンガード・オーバード・マジック・ブースト)』噴射停止しました」
俺「りょーかい!全VOMB強制排除…爆裂ボルト点火!!あ、ぽちっとな」 ポチ
バン!バババババババ!バシュー……!
ウルスラ「全VOMBの強制排除を確認……正常に分離……機密保持のため全ユニットの爆破……確認。兄様成功です」
俺「ふっふっふ、ふっはっはっはっはっは~~!!」
ウルスラ&俺「こんなこともあろうかと!」
俺「どうだ見たか!間に合わせたぜ!!付けててよかった緊急展開&離脱用特殊ロケットブースター『VOMB』!」
ウルスラ「しかし、途中で熱暴走したのは危なかったですね」
俺「うむ、まだまだ排熱部分に改善の余地ありだな。なんとかなったけど…無茶したよほんと…美緒姐さん!今から後部ハッチを開放します!ウーシュ!>>
ウルスラ「後部ハッチ開放……発進促進システム改「ウーレンベックカタパルト」全力運転開始……出力上昇…80…95…100…120…臨界点へ」
851 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/05/28(土) 08:15:08.33 ID:kGVdzSax0
キャーサナダサーン
俺「発進準備完了!全機発進どうぞ!……そうそう、トゥルーデ、さっき渡した武器のマニュアルは読んだか?」
バルクホルン<<ん? さっき渡されたなんと言ったか…対ネウロイ兵器X…ガリレ …だったかややこしい名前だが一通りは読んだが…>>
俺「対ネウロイ兵器Xモデル6TMLS(Tactical Magic Laser System)ガリレオライフルね!ジャンクヤードに眠ってたNライフルとバスターライフルっつう武器を無理やり
くっつけてこっちで改造した武器だから今は正式名称ないからそなまんまだけど勘弁して!とりあえず必要になるとおもったらつかってね!」
バルクホルン<<これも隠し玉の一つか>>
俺「そいうこと、試射は今回の試験でやるつもりだったが撃てるはずだ!……俺ができるのはここまで!後はお嬢さん達次第です!お願いします!」
坂本<<了解した。任せろ…… ストライクウィッチーズ…出撃!!!>>
一同<<了解!>>
シャーリー「俺、後でそのブースターをアタシのストライカーにつける相談しような!」
俺<<やめて!>>
次回予告
マルセイユ「ふふふはっはっはっはっは!」
俺「なんなのよそんな高笑いして」
マルセイユ「やっとやっとこの私が活躍するときがきた!待っていたぞこのときを!」
俺「やったね!活躍できるよマルちゃん!無双だよマルちゃん!」
マルセイユ「この調子でこのまま私がメインヒロインになればもっと…ふふふふ」
俺「あ、けどねマルセイユちゃん」
マルセイユ「なんだパシリ」
俺「うっせそのなでよぶな…次の話で無双するのはさ美緒姐さんとトゥルーデだよ?」
マルセイユ「…なん…だと?」
俺「てなわけで次回地球防衛航空団ストライクウィッチーズ2!「恐怖!反射衛星ネウロイの脅威!」」
俺「整備員だって…戦闘中にウィッチとイチャつけるんだ!!」
マルセイユ「…誰といちゃつくかによってお前の安息の日はない」
俺「っひ!」
ここまでー
やっとマルちゃんがでたよやったねマルちゃん!
んじゃ時間なんでここまでー
支援ありがとうございました!!
855 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/05/28(土) 08:27:34.81 ID:kGVdzSax0
乙乙
856 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/05/28(土) 08:28:20.69 ID:q392bXx50
乙!
857 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2011/05/28(土) 08:30:03.95 ID:n6WRuPrQ0
乙!
○ちゃんが出るのをどれほど待ったことか…
最終更新:2013年01月31日 14:32