パシリな俺

第EX-S話「パシリな番外編?トラウマ持ちのエーリカ」

この妄想文章の設定

俺がエーリカ達とあったときのお話です

エーリカさんとまるちゃんが一緒に初陣を行っております

結構俺が見た夢を再現している部分があるので突拍子も無い事をします

以上でござんす



――――カールスラント空軍 JG52駐屯基地・ハンガー・夜――――

俺「オーライ!オーライ!オーライ!オーライ!ストーップ!」

整備班長「よーし、ストライカーをメンテナンスベットに固定しろ~。破損箇所の装甲さっさと引っぺがせ!」

整備員達「了解!」

整備班長「俺ちゃ~ん、どーこれ?ドレくらいで直せそう?」

俺の目の前にはボロボロになったストライカーユニットが三機、メンテナンスベットに固定されいた。
一機はいつもどおりにぶっ壊して来た整備班の仇敵。俺が整備担当をしているウィッチ「伯爵」もとい、
ヴァルトルート・クルピンスキー大尉の機体。
そして、あとの二機は俺が先日から新しく担当する事になった。今日初出撃にして不時着し、早くも整備班のお世話になっている
エーリカ・ハルトマン少尉とハンナ・ユスティーナ・マルセイユ少尉の機体だ。
さっそく俺は損傷したストライカーに『アクセス』し、破損状況の確認を行う。

俺「う~ん、ちょっと待ってください…今確認中です。……あぁダメだ。3機とも制御系とエンジンが
  結構なダメージ受けてますね……こりゃ3機合わせてフルコース4回といったところですな」

整備班長「あちゃ~、見た目よりひどかったか……」

284 名前: パシリな俺 [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 22:49:48.84 ID:dh+BvNOi0
俺「そらそうですよ。一機は毎度のごとくスクラップ寸前。もう一機は不時着時の衝撃で魔導エンジンが半分逝って
  さらにもう一機は当たり所が悪くて制御系がお釈迦ですからね、コレ」

整備班長「ごめんね~俺ちゃん……うち一番の問題児と新人達の世話まで俺ちゃんみたいな小さな子にまかせちゃって……」

俺「いえ、問題ありません。扶桑の方で鍛えられてますから。コレくらいは朝飯前ですよ」

整備班長「ほんとごめんね…人手不足の上に予算不足で物資不足…馬鹿伯爵のも、ほんとは総とっかえしたほうがいいレベルなんだけど……
     もう予備のストライカーが無くてさ……此処までの損傷を修理から調整まで出来る俺ちゃんだけが頼りなのよ。
     ……それじゃ、俺は次があるからよろしくね~」

俺「はーい。まかされましたー」

俺「さて、やりますか。たらたらしてるともっと時間かかりそうだし」

?「おーい。私の僕(パシリ)ー」

さっそく整備に取り掛かろうとすると誰かが誰かを呼ぶ声が聞こえる。
まぁ、この基地でパシリと呼ばれる奴は俺しかおらず、呼ぶ奴もおのずと限られる。

285 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/20(月) 22:52:24.88 ID:BZ2irXRyO
支援

286 名前: パシリな俺番外編トラウマもちのエーリカ [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 22:52:29.28 ID:dh+BvNOi0
マルセイユ「やぁ、整備の調子はどうだい?」

こいつしかいねぇ。ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ少尉。この前配属された新人の一人だ。
そして、今回の超絶フルコースの元凶の一人。

俺「おう、マルセイユ少尉じゃないですか。俺に何か御用でも? あとパシリって言うんじゃねぇ」

マルセイユ「おやおや、俺は堅いな~。私のことはハンナでいいといってるじゃないか。
      あと、最後の言葉は聞き入れられないな」

さて、なぜ俺がパシリなんて呼ばれているかというと。初めてコイツのストライカーを整備してやったときに

マルセイユ『うん!君が整備したストライカーユニットすごくしっくり来て使いやすいぞ!よーし、特別に君を私専属の整備員兼僕(パシリ)にしてやろう』

と、中々にぶっ飛んだ事を言い出したからだ。その後、俺がコイツの整備担当になった…いや担当させられた。
それ以来、こいつからは整備&プライベートでも無理難題を吹っかけられた上にこき使われる事になっている
……まぁ、扶桑海事変に参戦してたときよりかはましだからいいんだけど、さ。

287 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 22:54:08.16 ID:eObDjvemO
しーえん

288 名前: パシリな俺番外編トラウマもちのエーリカ [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 22:54:58.15 ID:dh+BvNOi0
俺「そう言うと思ったよ……まぁいいや。で?マルセイユさん、何か御用で?」

マルセイユ「だからハンナでいいと……はぁ……まぁいい、今日は私の初出撃だったろ? その戦果報告を私の僕にも報告しておこうと思ったんだ」

俺「そうですかい。そりゃ律儀にどーも。それで、何機落としたんだ」

マルセイユ「小型を3機と共同撃墜で中型を1機だ。どうだ!恐れ入ったか!」エッヘン!

と、ふんぞり返り「どうだ!すごいだろ?ほめろ!」といわんばかりの顔でこちらを見てくるマルセイユ嬢。

俺「ほぉ~、やるじゃんか。その調子でがんばれや。あと、ストライカーはあんまり壊さないようにネ?
  伯爵みたいの増えるとおれ死んじゃうから。そんだけ、んじゃ」

とだけ言い。整備に取り掛かろうとすると。

マルセイユ「……それだけ?」

俺「へ?…いや、それだけだけ…ど?」

マルセイユ「……」ス…

マルセイユは無言で手を差し出す。

俺「? 握手か?」

289 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/20(月) 22:55:07.17 ID:M+Xoz99y0
おもしろ支援!

290 名前: パシリな俺 [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 22:57:29.25 ID:dh+BvNOi0
マルセイユ「違う!なにかお祝いの品とかないのか!?初出撃で戦果挙げてきたんだぞ!なにかサプライズぐらい用意してあるんだろ?」

俺「さっき全員帰還祝いに俺が作ったケーキ全員に配ってやったろ…まさか、あれじゃ足りなかったのか?」

マルセイユ「……ほ、本当になにもないのか?」

俺「あぁ? ねぇよそんなもん」

マルセイユ「……はぁ、もういい……部屋に戻る。期待した私が馬鹿だったよ……」

あからさまに落胆の表情をして部屋に戻ろうとハンガー出入り口に向かうマルセイユ嬢。
…おや珍しい、特になにも突っかからずに戻るなんて。
結構へこんでる?……あー……後で渡そうと思ったが……しゃーねーなー。

俺「マルセイユ!」ヒュッ!

マルセイユ「へ、へ?わ、わ、っと」

俺は懐に隠し持っていた紙袋をマルセイユに投げ渡す。
ぎりぎりで気付いてもらえて、何とかキャッチしていただけたようだ。

マルセイユ「え、なんだこれ?」

キョトンとした顔でこちらの表情を伺うマルセイユ嬢。
なんだかお前さんがそんな顔すると違和感があるなおい。

俺「俺個人からの初戦果祝いだ。お前さんのことだから、帰還祝いのケーキだけじゃ物足りないだろうと思ってな。
  こんな事もあろうかと思って。作って置いたのさ」

291 名前: パシリな俺 [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 22:59:12.19 ID:dh+BvNOi0
マルセイユ「作って?……俺の手作りなのか」

俺「おう、気に入るかどうかはしらんがな」

マルセイユ「あ、あけてみていいか?」

俺「どーぞ」

袋を開けてみるとそこには機能性を重視した無骨なゴーグルが入っていた。

マルセイユ「……航空眼鏡?」

俺「そ、見た目は普通の航空眼鏡だけどな。レンズをこの前の補給で掻っ攫ってきた全天候対応型魔導防弾仕様に交換。
  砂漠だろうがどこだろうが、オールラウンドの使用に耐えうる耐久性をもった特注品だ。あと、試験運用されてる
  夜間偵察用の光量増幅レンズもセットで入れてあるから、交換して使えば結構便利だと思うぞ。
  バンドのサイズ変更しやすいように専用部品も作ってつけてあるから、お前さんが大きくなっても使えるはずだ」

マルセイユ「……」

じっと、無言で航空眼鏡を見つめるマルセイユ嬢。
……お気に召さなかったかしら?

俺「……あの、マルセイユさん?」

マルセイユ「……」

俺「あの……もしかして、お気に召しませんでしたか?」

マルセイユ「!! そ、そんなことないぞ!うん、気に入った!すごく…気に入った」

俺「そうか、それならわざわざ用意したかいがあるってもんだ。まぁ、大切に使ってくれ?
  それ元出ゼロだけど、実際作ると俺の給料2年分だからな」

マルセイユ「ああ!大切に使わせてもらうよ……ずっとな」

俺「? まぁ、さえないパシリさんからのプレゼントだし適当に、な。んじゃ整備にもど「俺!」……なんだよ」

マルセイユ「これ、私につけてくれよ」

俺「はぁ? 自分でやりんしゃい」

マルセイユ「だめだ!『俺』に!つけてほしいんだ」

そういうと俺に眼鏡を渡し、目をつぶり頭をこちらへ向けてきた。

俺「……」

ソレくらい自分でやれ……ということばをなんとか飲み込み。
バンドのサイズをマルセイユの頭のサイズに調整し

マルセイユ「……ん」

綺麗な髪を掻き分け、獣耳が出ても邪魔にならない位置へとかけてやる。

俺「……よし……これでいいか?」

293 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/20(月) 23:04:06.26 ID:bwf/yhpNO
支援

294 名前: パシリな俺番外編トラウマもちのエーリカ [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 23:07:30.06 ID:dh+BvNOi0
マルセイユ「……」ペタペタ

マルセイユは自分の頭を触り、眼鏡の位置を確認する。

マルセイユ「……うん!完璧だ。……ありがとう俺」

俺「うむ。感謝の気持ちをわすれずにな~……あと余り人に言わないようにな!」

マルセイユ「うん!見せびらかしてくる!」タッタッタッタ…

俺「ひとはなしをきいて」

…行っちまった。だから人の話を聞けと。
変な奴の耳に入ったら私にもよこせといってくるぞコレ……まぁ、そん時はそんときだな。

俺は考える事を放棄し、手馴れた手つきで比較的損傷が少ないマルセイユのストライカーの修理を開始した。

俺「えーっと、魔導エンジンの様子は……2・4・5番シリンダーを交換…して。魔法力偏向機をとっかえてっと…」ガチャカチャ

損傷が確認された部分を的確に判断し、限界が来ている部分を手早く交換していく。

俺「…この部品は…あかん、曲がってる。この制御基盤もダメだ…交換っと」

俺「……なんだこのスペアパーツ…精度悪すぎだろ…後で削ってバリとらな使えんぞ…」

俺「このパーツはいけそうだな…こんどスペア置いてある棚の整理が必要だなこりゃ。精度悪いの多すぎだこれ」

?「こんばんは、俺君。整備の調子はどう?」

整備を行っていると突然、背後から声を掛けられた。
整備の手をとめて後ろを振り向いてみると、そこにはロスマン曹長がたっていた。

俺「ん? こんばんは、ロスマン曹長。こんな油臭いところにどんなご用件です?」

ロスマン「いえ、用件というほどの事ではないけど。うちの『生徒』がやらかしちゃったでしょ?
     それで、ちょっと様子を見に来たのよ」

俺「あぁ、なるほど……」

ロスマン「どお? フラウのストライカーユニットの様子は」

俺「えーっと、そうですね……まず魔導エンジンの損傷が結構な痛み具合で……今は比較的損傷の少ないマルセイユ少尉の
  機体を優先してやってますから。大体、明日の昼には取り掛かれるかと…なんとか、フルコースでやれば直りそうですね~」

ロスマン「フルコース?」

俺「あぁ、うちの整備班の隠語でしてね。完徹のことをフルコースって言うんですよ」

ロスマン「なるほどね……ごめんなさいね。そんな、徹夜までさせてしまって」

俺「いーんですよぉ~。ロスマン曹長、こんなの師匠のとこじゃ日常茶飯事でしたから。気にしないでくださいな
  ……ところで、ハルトマン少尉の様子はどうですか?帰還した時の様子を見ると結構落ち込んでたみたいですけど」

ロスマン「…そうね、初出撃で不時着。それも列機で飛んでた友軍を誤認して逃げ回った挙句のこと…衝撃のデビュー戦
     だったもの…落ち込むのも無理ないわよね」

俺「ですよねぇ……まぁ、自分は少尉がまた飛べるようにコイツを直すしかないですけどね~」

ロスマン「……よろしくお願いするわ。それじゃ、私は今回の不時着についての報告書まとめないといけないから。失礼するわね」

俺「はい、ロスマン曹長。おやすみなさい」

ロスマン「はい、おやすみなさい」

俺「さてと…続き続き…っと」

――――ハンガー・深夜―――

俺「ふぁ~あ……これでやっと進達状況64%ってとこか…あとは配線つなげて…オイル入れ直してか」

俺「よし!もうすこしだ、けど、この後はあのエーリカと伯爵のがまってんだよなぁ~…気がおもいぜぇ」

俺「……ちょっと休憩すっか」

一息入れるために俺は整備員詰め所に向かうことにした。

俺「さーて、今夜は何にしよーかなー?ホットバンチ?ブランデー入り紅茶?選り取りみどり~…っと(コンコン)? だれ?」

一息の準備をしていると突然、誰かが詰め所のドアをノックして来た…だれだこんな時間に。

俺「はーい?あいてるぞーはいってこいや~…ってかここでノックはいらんだろ……」

とりあえず、返事をして入室を促してみるとそこには…

エーリカ「……こんばんは~」

今回のフルコースの原因を作ったハルトマン少尉が立っていた。

俺「おやおや、今日は千客万来だな……ハルトマン少尉? もう寝てるの時間だとおもったが…」

エーリカ「…も~、俺~エーリカでいいって言ってるでしょ~」

俺「…お、おう……こんな時間にどうしたんだ。あぁ~っと……エーリカ?いつものならもう寝てるんじゃないのか?」

ここの新人様たちはフランクで助かるが…階級抜きのうえに名前で呼ばすはちょっと自重してほしい。
298 名前: パシリな俺番外編トラウマもちのエーリカ [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 23:29:51.79 ID:dh+BvNOi0
しかも呼ばなかったら不機嫌になったりと……まぁどうでもいいか。

エーリカ「……うん…そうなんだけど……少し俺と話をしたくて…さ」

俺「話? どったのよ」

エーリカ「その…えっと……ごめんね……ストライカー派手に壊しちゃって」

俺「いやいやいやいや、謝るのはコッチのほうだ。もう少し魔法力の消費を抑えるセッティングにしておけば
  ロスマン曹長を確認する時間を取れたかもしれないし、それで不時着しなかったかもしれないじゃないの!」

エーリカ「にゃははは、そうだね~」

俺「だろ~はははは~」

エーリカ「にゃははは~」

俺「ははははは~」

エーリカ「……って、ちょ、ちょっと!どんな超理論展開して自分のせいにしてんの俺!? 私が誤認して逃げ回って不時着したんだから私のせいだよ!」

俺「いーや!俺の設定ミスだ!お前さんは何も悪くない!」

エーリカ「違う!私のせいだよ!」

俺「俺だ!」

エーリカ「私だ!」

299 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 23:32:04.39 ID:hRfqrupH0
微笑ましいなww
支援!

300 名前: パシリな俺番外編トラウマもちのエーリカ [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 23:34:56.53 ID:dh+BvNOi0
俺&エーリカ「「ぐぬぬぬ!」」

俺&エーリカ「「……」」

俺「はぁ……ほんとはそんなこといいにきたんじゃないだろ? エーリカさん?」

エーリカ「にゃははは……ばれてる?」

俺「そりゃな…さしずめ、初の戦闘で不時着なんかしてしまって、なんだか眠れないから相手にしろってとこだろ」

エーリカ「……よくわかったね俺」

俺「ま、この年齢でいろいろな戦地を転々としてんだ。いろんなとこでいろんなことに合うからな
  経験だけは豊富…らしいぞ俺って」

エーリカ「……そっか」

俺「まぁ、整備しながらでよければ暇つぶしに付き合ってやるよ。その代わり、いい加減な時間には部屋に戻れよ?」

エーリカ「……うん、わかった」

俺「よろしい……今夜は妙に冷えるからな。ほら、毛布と…ココアだ。ソレもって付いて来い」

エーリカ「ありがとう俺……今日はなんだか優しいね」

俺「レディの要望には敏感なモンで……あと、俺は常にやさしい。覚えておいて」

エーリカ「はーい」

301 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 23:37:00.35 ID:+2kNHsFB0
くそ。もげろ

302 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 23:38:28.51 ID:AfHgDZMb0
ナチュラルジゴロはくたばりたまえ!

303 名前: パシリな俺番外編トラウマもちのエーリカ [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 23:41:29.44 ID:dh+BvNOi0
毛布とココアをエーリカに持たせ。整備エリアへと向かい
俺の隣に座らせて毛布を被せてやる。

俺「さーってと、再開再開」

エーリカ「…おれ。お願いがあるんだけど……いい?」

俺「はい? まだなにか」

エーリカ「部屋に戻る時間になるまで何かお話してほしいな」

俺「お、お話?」

エーリカ「うん、俺が話してくれるならなんでもいいよー」

俺「しゃーにゃーなー。……御伽噺だけどいいのか?」

エーリカ「うん!全然いいよ。俺の話が聞きたいの」

俺「…わかった。整備しながら話すから飛び飛びになるけどいいか?」

エーリカ「うん!全然いいよ!」

俺「んじゃ俺の国にある御伽噺を聞かせてやろう。行くぞ……むかーしむかし、戦争があった……いや、戦争なら遥か昔からあった…そのときの『彼ら』の話をしようか」ギリガチャ

エーリカ「うんうん」

さっそくエーリカに御伽噺を聞かせながら整備をはじめる。
エーリカは終始、俺の話に一喜一憂してリアクションを返してくれた。

304 名前: パシリな俺番外編トラウマもちのエーリカ「え?ナチュラルジゴロ?どこが?清く正しいパシリさんだよ!」 [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 23:47:12.52 ID:dh+BvNOi0
俺「我々の時代は、もう。終わってしまったのかもしれないな……この通信を最後に…悪魔は海の中に沈んで行った……」

エーリカ「それから、それから?」

俺「っと、日が昇ってきたので今日はおしまいだな」

エーリカ「えぇー…もっとおはなしききたいー」

俺「はいはい、またこんど…な?」

エーリカ「ううう~」

日が昇り始めたので部屋に返した。まだ俺と一緒にいると駄々をこねたが無理やり返した。
修理のほうは……なんとかマルセイユのストライカーは修理完了…次はエーリカのストライカーだが既に時計は8時だ……少し仮眠だな。

305 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 23:51:14.73 ID:dh+BvNOi0
さーってカっきり一時間?

ここできるけど いないなら続けるよ!
306 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 23:54:32.94 ID:eObDjvemO
大丈夫じゃなイカ?
307 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/20(月) 23:55:50.18 ID:A8CSKn+n0
リムファクシか
支援
308 名前: パシリな俺番外編トラウマもちのエーリカ [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 00:00:56.94 ID:j/hxxhky0
――――ハンガー・完徹2日目・深夜―――
寒い夜にはこんなBGMはいかが?
http://www.youtube.com/watch?v=l-5IWvmpaNs&feature=related

俺「あ~、眠い仮眠1時間でこの時間まではきついな……レコードでも流すか……」
                                  コダイーカーラウケツーイダー>レコード
俺「レコード聞きながらの仕事は最高だぜ~」

俺「…ってあれぇぇ?オイル漏れてる…だぁあああ!部品の精度が悪すぎる!なぜこんなことに……」
                                  シンカカニキラメクマチーヘダァイブ>レコード
俺「……寒いひもじいつかれた…手がかじかんで来てるし……今晩もひじょーうに寒い……きゅーけーだな」

エーリカ「……おれ~?いる?」ヒョコ
マルセイユ「……やぁ、俺」ヒョココ

俺「おお? エーリカとマルセイユか。どうしたお前ら」

エーリカ「う~ん……寝ようと思って目をつぶるとさ、不時着したときの事を思い出して……」

俺「…怖くて眠れないって事か……マルセイユはどうしたんだ?」

マルセイユ「ん? 夜の散歩をしてたんだが、ハルトマンがハンガーに向かってたから付いてきたのさ」

エーリカ「…うん、それで今日も俺とお話したいな~…なんておもって…さ」

俺「そうか」

エーリカ「迷惑…かな?」

俺「……」

エーリカ「……」ジー

頼むから首をかしげながらそんな捨てられた子犬みたいな目でコッチを見るな。
俺がいじめてるような気分になるだろうが。
……まぁ、せっかく俺を頼ってきてるんだから相手をしてやらなきゃならんだろうな。こりゃ。

俺「ふぅ……お前ら、そんな所突っ立ってないでコッチこい。風邪引くぞ」

エーリカ「……うん!」パタパタ

マルセイユ「さすがパシリ~」パタパタ

と、呼んでやるとさっきの表情は一転して笑顔に変わり。
俺のところに走って近づいてくる。

俺「あー、ちょっと待ってろ。今日も冷えてるから、毛布もって来てやるよ」

今日もなかなかに冷えてるからな。毛布が無けりゃ体に触るだろう。
そう思い、取りに行こうと立とうとすると

エーリカ「ちょーっとまったぁ!」

310 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 00:11:15.39 ID:NsotBF81P
おっと、バーニングレンジャーは俺の十八番だぜ
セガカラで熱唱したこともあるんだぜ
ゲームの方でも柴田亜美救出したぜ!

311 名前: パシリな俺番外編トラウマもちのエーリカ [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 00:11:57.31 ID:j/hxxhky0
マルセイユ「お?」

俺「ん?」

突然、エーリカに呼び止められてしまった。
……なんだ?

エーリカ「そんなのなくてもいいよ」

俺「おいおい…ないと風邪引くだろ?」

エーリカ「こうすればいいじゃん」

自信たっぷりに言うと。
エーリカは、胡坐をかいていた俺の膝に体を滑り込ませた。

エーリカ「ふふ~ん♪どお? 私も俺も暖かくて一石二鳥でしょー」

確かに暖かいが、作業の邪魔になるとか考えなかったのかしらこの子?
……と、思ったがあんたは背が小さいから作業の邪魔にはならんからいいか。

俺「まぁ、お前さんにしちゃ上出来だけど…詰めが甘いな」

エーリカ「え? なんで? あったかいじゃん」

俺「……前ががら空きですが?」

312 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 00:12:00.60 ID:2/17pYpB0
はいはい抱き付くんだろもげろもげろ

313 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/21(火) 00:12:21.40 ID:6UpMvWHB0
続けて下さい 
支援

314 名前: パシリな俺番外編トラウマもちのエーリカ「寒い夜はやはりコレPSOから大好きです」 [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 00:17:00.86 ID:j/hxxhky0
エーリカ「あ~、う~ん……じゃあこうすればいいじゃん!」

そういうと、俺の両手をつかみ自分の体の前でクロスさせて固定し
エーリカの体を俺が後ろから抱きしめる形を取ることになった。

エーリカ「うんうん!完璧だね♪ぽかぽか~」

俺「……」

エーリカ「~~♪~~♪」
マルセイユ「……むぅ」

しきりにうなずきご満悦のエーリカ・ハルトマン少尉殿と不機嫌そうなマルセイユ少尉殿。
なんなのあんた達……怖いよ。

マルセイユ「……私も入る」

俺「へ?」

というと、エーリカを無理やり押しのけて俺の膝に割り込んでくるマルセイユ嬢。

エーリカ「なにすんだよハンナ!寒いじゃないかぁ!」

マルセイユ「お前だけ暖かいとかずるいじゃないか。コレで均等にあったかいだろうが」

俺「…あの…先生方…作業が……出来ません」

エーリカ&マルセイユ「あ」

俺「あ、じゃないでしょ?あ、じゃ」

315 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 00:19:42.64 ID:Z/4DpINMO
昔はこんなだったの

316 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 00:20:35.23 ID:+CnlBr3aO
支援

317 名前: 俺がこんな夢見て昔話にしただけ。捏造もいいとこだよ [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 00:22:08.43 ID:j/hxxhky0
エーリカ「ん~、じゃあどうしようかな~」

俺「いや、今毛布持ってくるから…ソレまで待っててくださいよお嬢さん方……」

エーリカ「いーやーだー!これがいいの!」
マルセイユ「うごくきはないぞー。だんこていこうするぞー」

ふむ…こまった…あくまで先生方はこの体勢に御執心のようで……

俺「…仕方がない子達ですな~。じゃあ、こうしようか」

そういうと、俺は自分が羽織っていた整備班謹製の防寒ジャケットを脱ぎ。
エーリカとマルセイユの肩にかかるように被せてやる事にした。……うぅ~、さむ。

俺「ほら、これで満足か?」

エーリカ「……」
マルセイユ「……」

俺「ん? エーリカ? マルセイユ?聞こえてるか?」

エーリカ「あ、う、うん!聞こえてるよ。……大満足だよ……うん」

俺「どうした?顔が真っ赤だぞお前ら……まだ寒いのか?やっぱり毛布を……」

マルセイユ「い、いや!毛布はいいから……このままで……いい。……これがいいんだ。うん」

俺「?? ……わかった。寒くなったら言えよ?」

マルセイユ&エーリカ「……うん」

……やけに歯切れの悪い返事だな…昨日も寝てないみたいだし体調がやっぱ優れないのかしら?
けど、マルセイユは違うし……なんなんだろ?

俺「まぁいいや、んじゃ作業再開しますか」

エーリカ「…おれ。お願いがあるんだけど……いい?」

俺「はい? まだなにか」

エーリカ「昨日みたいに私が寝るか、部屋に戻る時間になるまで昨日のお話の続きをしてほしいな」

俺「おう。いいぞ」

エーリカ「うん。ありがとう俺」

マルセイユ「お話? どんな話だ?」

俺「ん~ちょいと俺の知ってる御伽噺をな……あーマルセイユは昨日の話聞いてないからわからんかもしれんがいいか?」

マルセイユ「ん? 別にかまわないぞ」

俺「そうか、ならいいか。んじゃいくぞ……レコードかけてっと……んじゃいくぞ」

俺「彼らは戦意高揚のため。首都の上空で展示飛行をおこなう事になった。その技術、その技を遺憾なく発揮し、飛んだ……」

俺「生き残った彼らは悲しみにくれた……そうだ…最後まで模範的なパイロットであった僚機の彼。
  ……あの歌を歌っていた彼は……もう帰ってはこない……ってお前ら泣いてんのか?」

エーリカ「う~……グズ……う~」

マルセイユ「グズ……ううう……ズズズズ」

あらあら予想外の大反響……レコードも一緒に流したのまずかったか。

エーリカ「ううぅ~俺!私決めた!絶対に一緒に飛んでる僚機を落とさせない!絶対に!そんな事させないよ!」

おや、何かエーリカ的に来るものが合ったようで…よかったよかった。
マルセイユ嬢というと……。

マルセイユ「グズ……う…グズエグ…」

泣き続けていた……マルセイユ的には別のつぼにクリティカルだったようだ。

マルセイユ「うう……」

俺「おいおい、そんな泣くなよマルセイユちゃん……かわいいお顔がだいなしだぞ?」

マルセイユ「うう~でも…でも~うううグズ」

俺「あ~ほらほら…コレで涙拭いて」

そういって俺は周りを確認して涙を拭けるものを探すがオイルまみれのタオルしかなかったので
仕方なく、手短にあった汚れていない俺のジャケットを差し出しす。

マルセイユ「う……う~~~ありがとう……グズグズ…チィィィィィーーーーーーン!!」

俺「ちょっとぉ!おばか!なにしてんの!?なに鼻かんでんの!?涙ふけっつったろうがよ!
  誰がはなかめっつったよ!?」

マルセイユ「ズズズチィィィーーーーン!……ありがと」

そういって鼻水と涙でぐしょぐしょになったジャケットを返してくれる

俺「あらら…どうしてくれんの…これ…ぐっしょぐしょじゃん……俺が洗濯……すんだろうなぁこれ……」

少々アンニュイな気分になりつつも外を確認してみるといい感じに空が白んできていた。
コレはそろそろ返す時間だなこりゃ。

俺「ほら、外見てみろ。いい感じに日が昇り始めてるからお前さんら部屋に戻りな」

エーリカ「…はーい」ヒョコ

おや、今日はエーリカちゃんは聞きわけよく部屋に戻ろうと立ってくれた。が、

マルセイユ「……私はもっと俺の話し聞きたいな~。このまま……なぁいいだろ? 俺」

俺「はいはい、マタ今度機会があればな……ぐずらずにさっさともどりんしゃーい!!」

321 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/21(火) 00:41:09.70 ID:eFg9o5PL0
涙ごとぺろぺろ

322 名前: パシリな俺番外編トラウマもちのエーリカ「※眠くてみんな壊れてます」 [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 00:43:01.86 ID:j/hxxhky0
マルセイユ「いやだ! このまま俺の話をきーくんーだ!!」

…ええいこの御嬢ちゃんは…しかたねぇ強硬手段だ。

俺「そんなこと言う奴はこうだ!」

マルセイユ「なんだよ!俺!っひゃ!」

俺はマルセイユの両膝に右腕を突っ込み左手で体を持って立ち上がる。

エーリカ「……おお~お姫様抱っこだ」

マルセイユ「な、なななななにするんだ!おろせ!パシリ!○帝!○○!!」

俺「るせぇ!駄々こねる奴に対しての最終手段だ!このままおとなしく部屋まではこばれちまえ!」

エーリカ「え~~いいな~俺~!わたしも!わーたーしーも!」

俺「え? エーリカも?」

流石に無理だ……二人も運べんぞ…。う~んどうするか。

俺「おし、んじゃ俺の背中に乗れや。それで今回は勘弁してください!」

エーリカ「……おんぶ?」

323 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 00:48:44.01 ID:Z/4DpINMO
マルちゃんの鼻水ください。息子に塗って自慰するから。

324 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/12/21(火) 00:48:50.10 ID:eFg9o5PL0
まえにもエーリカおんぶされてた気がする
おんぶさせ安いのかね

325 名前: パシリな俺番外編トラウマもちのエーリカ「ほらこのジャケットやるから…」 [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 00:49:13.01 ID:j/hxxhky0
俺「そ、おんぶ」

エーリカは顔を真っ赤にしているマルセイユと俺の背中をきょろきょろと見比べ

エーリカ「うん!いいよ? 今回はこれで我慢したげるね!」

気に入っていただけた!よかった!厄介ごとがへったよ!

マルセイユ「ううう……私の話を聞け!お~ろ~せ~」

俺「そか……そんなに嫌なんだったら仕方ない。おろしてやるよ」

エーリカ「あ、じゃあ私と交代だね~♪」

そういい、おろそうとすると。

マルセイユ「……だ、だめ!だめだ!気が変わったこのままベットまでつれてけよパシリ!」

俺「えぇ……」

なんなの。

俺「……んじゃこのまま連れてくぞ?」

マルセイユ「……うん」

326 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 00:49:22.10 ID:NsotBF81P
俺バルだっけ?

327 名前: 支援 [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 00:53:34.86 ID:Z/4DpINMO
ついにねんがんのおれのじゃけっと(マルちゃんの鼻水つき)をてにいれたぞ!

はぁはぁ…俺可愛いよぉ…。
328 名前: パシリな俺番外編トラウマもちのエーリカ「たすけてくれ~紳士だ~紳士が出たぞー」 [sage] 投稿日: 2010/12/21(火) 01:00:53.99 ID:j/hxxhky0

……なぜか知らんが借りてきた猫のようにおとなしくなったマルセイユと
どこか納得いかない顔をしたエーリカ達をベットまで送り届け。
最後、エーリカをベットに寝かせたときに服の裾をつかまれて

エーリカ「……もうすこしだけ一緒にいて?」

と、上目遣いに言われたので少しだけ…少しだけ一緒にいてやった。いてやった!!

一日を強制終了します。
最終更新:2013年01月31日 14:34