第 KV-98話「ぽっきーの日は伯爵の誕生日」

俺「俺の名前を~知ってるかい~ ストライカー太郎って言うんだよ~ストライカ~直してもう3徹~
  ネウロイや~パシリにゃなれたーけーど~ やっぱり徹夜はねむたいなぁ~……はぁ…ポッキーうめぇ…あ?」

伯爵「おや?俺君じゃないか。どうしたんだいそんな不景気な顔をしちゃって。かわいい女の子が逃げてくよ?」

マルセイユ「にげてくぞー!」

エーリカ「にげるぞー!へへへ~」

俺「……なにがかわいい女の子が逃げてくだよ機械伯爵。誰のせいで俺がこんな目にあってると思ってんだ」

伯爵「誰なんだい!?若いこんなかわいい子に似合わない疲労困憊した顔をさせるなんて!!きっとその人は罪深い人間に違いないねぇ!」

俺「なにすっとぼけたこといってんだよ!おめぇだよおめぇ!その罪深い人間はきっと間違いなく確実に俺の目の前にいらっしゃるよ!!温厚な俺も
  さすがに怒っちゃうよ!?通信教育で習った零式防衛術が出ちゃうよ!?」

伯爵「あはははは~ごめんごめん」

マルセイユ「ごめーん!ごめーん!あっはっはっはっは!」

エーリカ「お父さんごめーん!にゃはははは!」

俺「何の子の子達ひどい」

伯爵「あはは~!いや本当にごめんね俺君。俺君には迷惑をかけてばかりでさ、本当に感謝してるんだよ? その証に熱烈なハグをしてあげよう!
   さぁおいで!どこまでもクレバーに抱きしめてあげるよ!!」

俺「全力で遠慮するわ!……はぁ…なんか怒るきもどっかいったわい…」

伯爵「つれないね~俺君。人生楽しくいかなきゃそんだよ?偉い人が行ってたから間違いないね。誰か知らないけど!」

俺「やかましゃ!!何ナノそのテンション。徹夜明けでやっと眠れる人間に対しての新たな嫌がらせ!?」

マルセイユ「あっはっはっは!伯爵振られてやんの~!あっはっは!じゃあ代わりに私がハグしてやろう!」ダキィ~

エーリカ「あ!いいなハンナ~あたしもあたしも~!ぎゅ~~!!」

俺「えぇいやめいちびっ子どもめ!俺は部屋に戻って寝るんだよ!…って酒臭!!おいでどうなってんだ伯爵説明しろ!」

伯爵「いや~さっきまで僕の誕生日パーティーをやってたんだけどね。手違いでこの子達も飲んじゃってこの有様なんだよ」

俺「え、なにこの子達酔ってんの? 酔っ払いが3人とかマジ相手にし辛いんですけどぉ!どんなお酒飲んだの君達!?」

エーリカ「え~~?お酒なんて飲んでないよ~おれんじじゅーちゅのんでたらけらもん!お酒なんて飲んでないしよっぱらいじゃないにゃん!」

マルセイユ「そうだぞパシリ!私は酔ってない!だからよっぱらいじゃないんだぞぉ!ちょ~っとふわふわしてとんでるようなきぶんになってるだけみゃ!」
      ………………うぐ…インメルマンターンしそう」

俺「酔っ払いはみんなそういうんですよ!語尾怪しいし口回ってないし……マルセイユ背中さすってやるからもっとこっちこい。俺にもたれかかっていいから」

マルセイユ「う、うぐぅ…よ、ってない~~」

エーリカ「俺~私も~~」

俺「あ~も~ほらこれでいいか?スリスリっと……この様子だとパーティーは大盛況で収拾付いてないっぽいなこれ」

伯爵「う、うん。ちょっとハメはずしすぎちゃってさ。エディータはお酒と油揚げのコンボでダウンして退場。バルクホルンはお酒を出した奴らに大暴れしてるしさ
   プレゼント渡しも終わってたからなんとかこの二人だけ連れ出して抜けてきたんだよ」

ちびっこ「う、う~~ん……」

俺「そうか…大変だったな………といいたいところだが…その酒だした連中の中にお前さんも含まれるんだろ?」

伯爵「あら?ばれてる?」

俺「ばれてるってアンタ…バレバレだろ。どう考えたってアンタしかいないっつうの…まったく…らしいといやらしいな…けど
  この二人を連れてきたことに免じて今回はお誕生日おめでとう…といってやろう」

伯爵「おや、ありがとう…あはは……俺君から祝われるとは思ってなかったよ」

俺「……んだよ。俺がおめでとうって言って何か悪いか?」

伯爵「いや、俺君ってば僕の事嫌ってるのかなぁ~っておもってたからさ。いつもストライカー壊して怖い顔ばっかりされててるからね」

俺「いんや?別に嫌ってないよ?」

伯爵「あ、あらら。そうなのかい?僕はてっきり…」

俺「逆逆よ逆逆。俺的には空でこいつら面倒見てもらってるし。エーリカの硬かったところを砕いてもったし、協調性に何ありなマルセイユの面倒も見てくれてる。
  それに、こいつらに息抜きの大切さを学ばせてもらってるのは感謝してんよ。ガス抜きができない奴から前線じゃつぶれてからな。さすがに俺でも人間の調子を直すのは無理だかんな」

伯爵「……なんだか真っ向から言われるとこそばゆいね。けど、今日は僕の誕生日もっと感謝してもいいんだよ?」

俺「調子のんなエセ伯爵!お前さんのはちょっと度がすぎんだよ!エーリカに変な遊び覚えさせるのはやめて!あとマルセイユを連れて女の子引っ掛けに行くのもやめろ!
  後始末して謝ってるのいつも俺なんだぞ!?何で!?まったくもーこれとか合わせてプラスマイナスちょっとプラスってとこだよわかった!?」

伯爵「わかったわかった。つまり俺君は僕のことが大好きなんだね?」

俺「んんもおおおおおおおおおおおお!!そういうのやめろっての!うさんくせぇ!まじで胡散臭さが半端ないよ!もう!……はぁ…まぁ
  感謝してるのは事実だし…そうだな……予定になかったけどなんかプレゼントをやんよー」

伯爵「おお!俺君太っ腹!」

俺「でしょー?…ん~っとえっとーーと…あったあった…ほい」ヒョイ

伯爵「……なにこれ」

俺「ポッキーだけどなにか?」

伯爵「えぇ~~」

俺「なにその露骨に嫌な顔ひどい。せっかく俺の最後の一箱の内の一本なのに……あーそうですかーいらないならいいですー…あむ」

そういい俺はポッキーの端を口に含みぽりぽりと少しずつ噛み砕こうとするが…

伯爵「……あむ」

反対側を伯爵が咥えてしまい一向にこちらへポッキーが来ない。

俺(なにすんなだよ!?露骨に嫌そうな顔したくせに!こちとらそんなに本数がないんだよ要らないんなら俺が食うんだよ!)

伯爵(別にいらないとはいってないじゃないかーそれなのにお預けをくらわせるなんてひどいじゃないかー食べさせてくれてもいいじゃないかー)

そう言い合いながらも、もそもそとお互い譲らず端からかじっていく

俺(これ俺の夜食もかねてるんで離してもらえないですかねぇ…)

伯爵(いやだよ。これプレゼントするっていったんでしょ?扶桑男児に二言はないんだからさ意地張らないで僕にも頂戴よ)

更にかじりどんどん距離が詰まっていく…

俺(…なろう……こうなったら一気に食って…)ガツガツガツ

伯爵(おや?おやおや?)

ガリ!

俺「モシャモシャモ…・・・ほあん!ほちそうはまでした!(ごちそうさまでした)」

伯爵「・・・・・・」

俺「モッソモッソ」ニヤリ

伯爵「……甘いよね俺君」ニヤリ

ガシ

俺「モガァ!?」

伯爵「ん~……~~」

俺「!?!?」ジタバタ

伯爵「じゅる・・・むぐ・・・」

俺「!」ジタ…バタ…

伯爵「・・・…むぐむぐ…ぷはぁ!」

俺「」

伯爵「はい。ご馳走様。うんこれはいい食べ方だねなかなかおいしかったよ。う。しっかりとプレゼントは受け取ったよ俺君ありがとね~…これだけじゃ足りないからもう一本もらってくから!
   僕この後エディータの部屋でプレゼントもらわなきゃいけないから~ハンナとフラウのことよろしくね~。じゃ、おやすみ~」

俺「……」

伯爵「うん・・・これはぜひエディータにも味わってもらわなきゃ…いいお土産ができたな~」テクテク

俺「……」

俺「……グズ…う…よ、よごされだ…俺が何したってんだ…くそ…さけくせぇ…・・・今日は災難だ…エグ……」

エーリカ「……」ジー

俺「くそ…酔っ払いに…初めてだったのに…」

マルセイユ「……」ジー

俺「グズスンスン……とりあえず…もう今日のことは忘れてもどってポッキーをむさぼろう…こうなったらのこった分もいっきにくて…ゴソゴソ…あれ…ない(クイクイ)…どうしたのエーリカちゃん」

エーリカ「おれーわたしもおかしー」

俺「へ?でもポッキーが…」

マルセイユ「こいつのことかぁ?」ゴッソリ

俺「え?いつのまに!?」

エーリカ「……おれ~さっきのたべかたっておいしいんだよね~~?」

俺「え、あ?え?」

マルセイユ「当然…その食べ方でたべさせてくれるんだよなぁ~?」

俺「ダカラヨッパライノアイテハイヤナンダ!」





~ロスマン先生の部屋~

伯爵「ふふ~ん♪さてさて俺君から面白い食べ方おそわったし~あとはエディータに実践して僕の誕生日は完璧さ!…(コンコン)エディータいるかい?」

……

伯爵「……あれ?エディータ?…………おっかしいな…(ガチャ)あ。エディータなんだいいるならちゃんと返事をしてくれなきゃ……(ガシ!)へ?うわぁ!」

ドア<バタン!

ドア<な、なんだい今日はびっくりするぐらい積極的じゃないか……いつもコレくらいなら歓迎なんだけど

ドア<うふふ…今日はあなたの誕生日なんだもの…ね、コレくらいして上げなきゃ…ふふふ……さ、こっちへ来て?

ドア<あぁもちろんだと…も…………あれ?え、エディータ?なんだかおっきくならなかったかな?

ドア<ふふ、それはねあなたをしっかり抱きしめられるためによ

ドア<……そ、そんなに胸もなかったような…

ドア<それはねあなたをしっかり包み込めるために大きくなったのよ……

ドア<……な、なんで……狐の尻尾が9本もあるんだい?

ドア<それは…ね

あなたを にがさない ためよ



ドア<アッー!!

ドン!ガン!ギシ ギシ ッチョアヤメ ハゲシ… ゴメン!ゴメンヨ! アー!アー・・・





~その頃の廊下~

マルセイユ「ん~」ポリポリ

俺「…んん?」ポリ……

エーリカ「はやくはやく~次私だよ~!早く食べさせてよー!」

マルセイユ「……んふふ~♪ヒック…」ポリポリ

エーリカ「ハンナばっかりずーるーいー!かわってよー!」

俺「(…あの馬鹿伯爵めぇ…この状況を収集させずに行きおって…この付けは高いぞぉ…ロスマン先生と一緒にせっかんしてや)」ポリポリ

マルセイユ「……む……俺~お前今ほかの奴のことヒックかんがえたろ~?」

俺「へ、へ?いや・・・べ、べつに」

マルセイユ「…お前の目の前には誰がいるぅ?ヒック…ウィ~…わたしだろ~?ヒック・・・今はわたしだけみてぽっきーくえよぉ!」

俺「んなむちゃくちゃなぁ!!」



ア ッ ー ! !




俺「!?」

俺「え、ナにこの声死神?…なにやらよくないことが起こっている予感…(グイ)ぐげぇ」

マルセイユ「なによそ見してるんだ~おれ~…ヒック…あーもーぽっきーがおれちゃったじゃないかーやりなおしだぞー」

俺「はぁ!?またいちからですかぁ!?」

マルセイユ「 あ た り ま え だ ! 」

俺「OMG」

エーリカ「おーかーしー!」




おわっとけ
最終更新:2013年01月31日 14:40