第5話 魔弾銃の巻
俺「さてと、今日のストライカーの調整終了ーっと」
シャーリー「おっ、Dr.俺ー時間有るかー?」
俺「今、時間が出来たところだけど、何か用?」
シャーリー「ストライカーの改造プランなんだが
最高速度重視だと安定性がないし
安定性重視だと最高速度が出なくなる
はっきり言って、もうどうしたら良いか・・・なんだ」
俺「確かになー、だが手が無いわけじゃないぞ
常時最高速度が出せる事は難しいが短時間だったら最高速度を維持した上で
安定性も確保できる方法があるんだな、これが」
シャーリー「短時間だけかー・・・それって、どのくらいの時間なんだ?」
俺「時間にすれば1分~2分だな、ただし今までの最高速度より速いスピードだがな」
シャーリー「今よりも速くなるのか!?」
俺「あぁ、短時間だけな」
シャーリー「それって、今のストライカーで出来る話なのか?」
俺「そうだなー、とりあえずP-51Dを取り寄せてそっちの方に手を加えておくから
ちょこっと時間がかかるかなー」
シャーリー「じゃぁ、そう言うことなら少し待ってみるかー」バイバイ
俺「楽しみに待ってろよー」
俺「さてと、ブーストシステムの構築とP-51Dの再構成を考えないとなー」
ブロロロロロローーーン ヒューーーン
俺「おっ、坂本少佐おかえり」
坂本「うむ、ただいま帰還した」
俺「調子はどうだったかい?」
坂本「格段に違うな、前の不調だと思っていた点が全く感じられない
その上で性能が上がっている感じがする」
俺「それが本来の性能なんだよー、以前はちょこっとのズレでそれが生かせてなかったんだ」
坂本「いや、Dr.俺がいてくれて本当に良かった、感謝する」
俺「いやいや、ウィッチ達に万全の状態で戦いに送り出すのが仕事だからな
それと、擬似シールドの件、ミーナ中佐に了承してもらったから今度の時に渡すよ」
坂本「そうか!これで私も足手まといにならずにすむ!」
俺「今、最終調整中だから早くて明日の昼だな」
坂本「いろいろありがたい」ペコリ
俺「いいってことよー」
俺(俺、今、猛烈に仕事してるーしかもありがとうって言われたー
いつもはミーナさんに怒られてばっかで・・・なんかうれしいぜ・・・)
俺「さてと、シャーリーの方は予備機体が届いてからだし
他のストライカーも異常無しっと」
整備兵「Dr.俺、本日の整備報告書と備品発注リストです」
俺「おぉ、お疲れさん、今日はとりあえず終わりだな」
整備兵「お疲れ様です、では、お先に上がらせてもらいます」
俺「さてと、趣味の時間だー」
カチャカチャ フフーーーン カリカリ コレナラドウカナー オウオウコウナラドウダー フフーンフーン
サーニャ「Dr.俺さん、楽しそうですね?」
俺「お、夜間哨戒時間かい」
エイラ「そうダゾ」
俺「今日は二人なんだな」
サーニャ「最近、予報に無いネウロイが時々出ますから」
エイラ「用心ナンダゾ」
俺「そうか、ストライカーは万全に整備したからな、気をつけて行って来てくれ」
サーニャ「ありがとうございます」
エイラ「そろそろ時間ダゾ」
サーニャ「それじゃぁ、Dr.俺さん行ってきます」
エイラ「わたしも行ってクル」
俺「おう、いってらっしゃい」
ブオォォォォォォォン フィィィィィィン
俺「さてと、俺もそろそろ、あがるとするか
夜勤の諸君、何か有ったらすぐさま報告するように
では、宿舎に戻るので、後はよろしく」
整備兵「「「「了解しました」」」」
俺「あれから数日経ったが・・・シャーリーの機体の予備機がまだ来ない・・・
どうなってるんだ?むぅ、特にやることが無くて困ったな・・・」
エーリカ「Dr.俺ー、暇そうだねー?」
俺「そう言う、エーリカこそ暇そうだなー」
エーリカ「何か面白い物無いの?出来れば遊べる奴で」
俺「面白い奴で遊べるものか・・・」
ゴソゴソ ガサガサ コレハ・・・チガウカ オッ・・・コレナラ
俺「じゃーん」
エーリカ「?信号拳銃?」
俺「形は似てるけど違うんだなー」
エーリカ「なんなの?」
俺「これは魔弾銃(仮)だ」
エーリカ「魔弾銃?・・・Dr.俺のって(仮)がなかなか取れないねー」
俺「そんな些細な事はどうでもよろしい
これはな、魔法を弾にして撃ち出せる銃なのだよ
試しにこの弾に魔力を込めてみたまえ」
エーリカ「こうかな?」フォン
俺「その位でOKだな
そしてこの弾をセットして・・・目標に向かって撃つ!」
ポシューーン フュォォー
俺「さっき込めた魔力が、込めた人間の固有魔法を真似て発射されるんだ」
エーリカ「じゃぁ、Dr.俺の魔力だったら?」
俺「やってみようか?そりゃー」フォン
エーリカ「確か魔眼だったよね?」
俺「そう魔眼だよー、それをムフフフ・・・」
パシューン キャッ
エーリカ「Dr.俺・・・なんか眼が変・・・変な光りが見えるよ・・・あ、消えた」
俺「これはエーリカが一時的に俺の魔眼の能力を持ったって事さ」
エーリカ「これ面白いねーなんだかいろいろな事に使えそー」ニシシ
俺「まぁこの弾1個に一人分しか入らないし、弾のストックもそんなに無いけどね
それと固有魔法の無いウィッチは魔力の塊が発射されるから気をつけるようにね」
エーリカ「これ借りてっていーい?」
俺「いいよーでも後で感想を聞かせてくれよ使い勝手とか改良する時の参考にするから」
エーリカ「ミヤフジー」
芳佳「何ですか?ハルトマンさん」
エーリカ「これに魔力込めてくれない?」
芳佳「またDr.俺さんの道具ですか?いいですけど」フィン
エーリカ「そうそう、ありがとねー」
エイラ「中尉ーなにしてるンダ?」
エーリカ「エイラーいいところにー」
エイラ「なんだコレ?」
エーリカ「いいからこれに魔力込めてよ」
エイラ「いいケド、サーニャがまだ寝てるんダカラ騒がしくするナヨナー」フォン
エーリカ「ニシシシー」
バルクホルン「ハルトマン何をしている?」
エーリカ「あっ、トゥルーデ、これに魔力込めてー」
バルクホルン「だから何をしていると聞いている」
ミーナ「二人ともどうしたの?」
エーリカ「ミーナも良いところにーハイこれー」
ミーナ「ん?どうすれば良いの?」
エーリカ「魔力込めてー」
バルクホルン「いいから私の話を聞けー!!」ブルブル
エーリカ「トゥルーデうるさいよ」
ミーナ「落ち着きなさいトゥルーデ、で、これに魔力を込めれば良いのね」フィン
エーリカ「ありがとうねーミーナ」
ミーナ「で?これは何?」
エーリカ「これはねーDr.俺から貰った魔弾銃ってやつだよー」(注:あげてません貸しているだけです)
バルクホルン「どんなことが出来るんだ?」
エーリカ「えーとね、固有魔法に似たものを撃ち出せるんだよー」
バルクホルン「つまりどう言う事なんだ?」
エーリカ「言うよりも判り易く・・・」チャキッ パンッ ウッ
バルクホルン「何をする!ハルトマ・・・
なんだこれは、宮藤のいる場所が頭の中に?サーニャの場所も?」
ミーナ「どう言う事なの?」
エーリカ「さっきミーナに充填してもらった弾をトゥルーデに撃ったんだよ」
ミーナ「・・・つまり、私の固有魔法がトゥルーデに付加されてるって事?」
エーリカ「そんなようなものらしいよー他にも私のだと風が発射されるんだー」
ミーナ「・・・使い方によっては、素晴らしい道具ねそれ・・・」
バルクホルン「うおぉぉぉ見える見えるぞぉぉぉぉ!!!」ハァハァ
ミーナ「トゥルーデ・・・(とりあえず撃ってはダメな魔法と人物もあるということだけは判ったわ・・・)」
エーリカ「じゃーわたし行くねー」スタタタター
ミーナ「あんまり他の人に迷惑掛けちゃだめよー」
エーリカ「わかってるってー」
俺「エーリカなかなか帰ってこないなー・・・暇だ」
ミーナ「Dr.俺さん?」
俺「ミ、ミーナさん!俺は何もやってませんひょ」ガジ イテェ シタカンダ
ミーナ「慌てないでください、今回はお願いが有って来ましたから」
俺「お願い?」
ミーナ「エーリカにあげた魔弾銃の事なんですけど、あれって量産できませんか?」
俺「あげた訳じゃないけど、エーリカの試用したデータで改良型を作ろうとしてたんだけど?」
ミーナ「是非、お願いします、最低5丁は作ってもらえると助かるのですけど」
俺「いいけど、ちょこっと時間かかっちゃうよ?明日からちょっと忙しくなりそうなんで・・・」
ミーナ「なるべく急いで欲しいけど、贅沢は言わないわ、頑張ってくださいね
では、私も仕事に戻ります」
俺(俺、俺、、頼りにされてる?うぉーーーーーこの基地に来て
初めてだ!!!
よーし、頑張っちゃうもんねーーー!!)
ウォォォォォォォ!!!!! カチャカチャ カリカリ ギュイーーーン カンカンカン ガリガリ ガチャギリ
俺「ふふふっ力が漲って来るぅぅ!!」
整備兵「「「「Dr.俺がKoeeeeeee」」」」
その後、徹夜明けのガレージには死体のようにぐったりと眠るDr.俺と
その横の机には7丁の魔弾銃(仮)が出来あがっていたとさ・・・
エーリカ「あれ?私の出番は?あれーーーー?」
最終更新:2013年01月31日 15:18