37スレ 俺「ストライクウィッチーズですから。」613~619
613 :ウィッチーズが家族だったら 二日目:2010/12/15(水) 03:53:18.18 ID:D0NS0QUM0
美緒「俺っ!起きろ!」
まだ日が昇りきってないうちに起こされる・・・眠い
俺「なにかあったの・・・?美緒姉ちゃん・・・」
美緒姉ちゃんは兄妹の中では一番年上で、性格上、みんなの父親っぽくなってる。
あくまで両親がいないときの代わりだけだけど。
美緒「早朝ランニングだ!お前も付き合え!」
俺「・・・おやすみなさい」
美緒「こらっ!男のくせにだらしないぞ!」
そうは言われても眠いものは眠い。再び眠ることにしよう。
614 :ウィッチーズが家族だったら 二日目:2010/12/15(水) 03:56:53.64 ID:D0NS0QUM0
美緒「どうしても行かない気か・・・ならば最終手段!」
そういうと美緒姉ちゃんは俺に馬乗りになってきた。
美緒「あと10秒以内に行動しないと・・・襲う!」
美緒姉ちゃん 大丈夫ですか?色々と。
美緒「10987・・・」
うわ!カウント早い!しかも同時に俺のパジャマのボタンはずしてる!
俺「わ、わかった!行く!行くから!」
美緒「むっ そうか、じゃあ着替えてこい。玄関で待ってるぞ!」
美緒姉ちゃんは嵐のように去っていった・・・
それにしてもなんで行くって言った時一瞬不満そうな顔したんだろう・・・
615 :ウィッチーズが家族だったら 二日目:2010/12/15(水) 04:00:36.16 ID:D0NS0QUM0
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俺「はぁ・・・はぁ・・・」
美緒「どうした!まだ始めたばかりだぞ!」
勘弁してください。美緒姉ちゃんは毎日やってるだろうけど
俺は起きてから30分も経ってないんです。1000mも走れば普通はこうなります。
俺「まだ・・・脳が起きてない・・・少し休ませて・・・」
美緒「仕方ない、少し休んだらまた走るぞっ」
近くに公園があったので休むために二人で歩く。
美緒「ほら、スポーツドリンクだ。汗かいた後はうまいぞ」
俺「ああ、ありがとう」
そういって飲み物を受け取る。それにしてもなんで美緒姉ちゃんは
息も切らしてないんだろう・・・そういえば将来は体育教師になりたいとか言ってたっけ。
618 :ウィッチーズが家族だったら 二日目 支援感謝:2010/12/15(水) 04:05:43.72 ID:D0NS0QUM0
美緒「全く、おまえは体力がなさすぎるぞ。もうすこし鍛えるんだ!」
美緒姉ちゃんの体力がありすぎるだけです。俺自身の体力は普通です。
美緒「高校はどうだ?勉強でわからないことはないか?」
俺「うん。今のところは大丈夫だよ。分からなくなって来たら姉ちゃんに頼むよ。」
美緒「ああ!いつでも頼れ!わっはっはっは!」
そう言って大声で笑う。美緒姉ちゃんは何だかんだ言って皆のことが心配なんだろう。
今ランニングに連れ出したのもこういった話をするための口実だったのかもしれない。
619 :ウィッチーズが家族だったら 二日目:2010/12/15(水) 04:09:49.04 ID:D0NS0QUM0
美緒「さて、走りながら家に戻るぞ。もうそろそろ皆が起きはじめる時間だからな」
俺「ああ、帰ろっか。」
美緒「帰ったらシャワーを浴びたいな・・・よし俺!一緒に入るか
襲ってもいいぞ!」
俺「な、なに言ってんだよ・・・美緒姉ちゃん・・・」
そういって走る美緒姉ちゃんの足は、来る時よりも軽く見えた。
最終更新:2013年01月31日 15:37