44スレ 俺「ストライクウィッチーズぅ~?」589~616

589 :ウィッチーズが家族だったら 八日目:2011/01/05(水) 22:20:01.57 ID:hgCHd6uH0
ペリーヌ「俺!ちょっと協力して欲しいことがありますの」

俺「どうしたの?ペリーヌ姉ちゃん」

ペリーヌ「美術部の課題が人物画なんですの。ですからモデルになりなさい!」

俺「うん。いいよ。どうすればいい?」

ペリーヌ「あ、あら・・・案外あっさり引き受けますのね・・・
     断られるかと・・・」

俺「そりゃあペリーヌ姉ちゃんだもん。俺にできることなら手伝うさ」

ペリーヌ「さ、さすが私の弟ですわね!それでいいですのよ!」///

ペリーヌ姉ちゃんはとにかく真面目でプライドが高い。
体型にはコンプレックスがあるらしく、からかうと本気でキレる。
ハーブが好きで家の庭のハーブはペリーヌ姉ちゃんが全部育てている。
そして若干ツンデレ。

俺「んで、どうすればいいの?」

ぺりーヌ「ここでは描けませんので、私の部屋へ行きますわよ」

594 :ウィッチーズが家族だったら 八日目 支援感謝:2011/01/05(水) 22:25:16.55 ID:hgCHd6uH0
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ペリーヌの部屋

ペリーヌ「では、この椅子に座っててくださいな」

俺「よいしょっと・・・これでいいかな?」

ペリーヌ「ええ、それでかまいませんわ。しばらく動かないでくださいまし」

姉ちゃんは美術部所属で学校でも家でもよく絵を描く。
その際絵の具で他の家具などに絵の具などがつかないように
姉妹では唯一、一人部屋だ。

ペリーヌ「さて・・・描き始めましょうか・・・」

そう言ってペリーヌ姉ちゃんは真剣な目になる。
邪魔したら怒られそうだなぁ・・・しばらくおとなしくしてよう・・・

598 :ウィッチーズが家族だったら 八日目 支援感謝:2011/01/05(水) 22:30:04.13 ID:hgCHd6uH0
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30分経過

やばい・・・さすがに眠くなってきた・・・
ペリーヌ姉ちゃんはまだ真剣な目をしてるからまだまだ終わる気配がない。
さてどうしようか・・・ どうにかして目を覚まさないと・・・

そういえばペリーヌ姉ちゃんの部屋に入るのはかなり久しぶりな気がする。
勉強する時は大抵俺の部屋だし。
目を動かして部屋の中を見渡してみる。
本棚には絵画の資料、画集、フランス語で書かれた本などが並んでいる。

俺(ペリーヌ姉ちゃん・・・努力家だからなぁ・・・)

たしかペリーヌ姉ちゃんがこれだけ絵を描くことになったのも
昔、エイラ姉ちゃんがペリーヌ姉ちゃんが描いた絵を馬鹿にしたからだもんなぁ
プライドが高いというか負けず嫌いというか・・・

俺(でも・・・ここまで上手くなるってことはやっぱ負けず嫌いなんだろうなぁ)

ペリーヌ「ふぅ・・・もう少しで完成しますわ・・・俺、すこし休憩しましょうか」

ペリーヌ姉ちゃんがそう言って筆を置く。

俺「そうしよう・・・ちょっと疲れたよ・・・」

ペリーヌ「ではリビングに行きましょうか。私がカモミールティーを入れて
     差し上げますわ!」

603 :ウィッチーズが家族だったら 八日目:2011/01/05(水) 22:34:58.73 ID:hgCHd6uH0
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リビング

美緒「おや、お前たち、いたのか?」

ペリーヌ「ええ、美緒姉さま、絵を描いていましたの。」

美緒「絵か、私のようなことにはならなかったか?」

ペリーヌ「え、ええ」

美緒「そうかそうか、わっはっはっは!」

美緒姉ちゃんが笑う。前に何かあったんだろうか。

ペリーヌ「私はカモミールティーを淹れますけど美緒姉さまも
     お飲みになられますか?」

美緒「いや、私はもう出かけなきゃならないんだ。帰って来てからもらおうか」

ペリーヌ「わかりましたわ、いってらっしゃいませ」

そう言って美緒姉ちゃんはリビングを出て行く。

604 :ウィッチーズが家族だったら 八日目:2011/01/05(水) 22:40:09.46 ID:hgCHd6uH0
俺「ねえペリーヌ姉ちゃん、美緒姉ちゃんが言ってた【私のようなこと】ってなに?」

ペリーヌ「・・・前の課題の時は美緒姉さまに頼んだんですけど・・・
     裸婦と勘違いされて・・・」

俺「あ~・・・もうわかった・・・」

脱いだんだな。うん。間違いないだろう。そこをミーナ姉ちゃんあたりに
見られたんだろう。

ペリーヌ「あ、そろそろお湯が沸きますわね・・・」

そう言ってキッチンに入っていき、数分後、手にティーセットを持って
戻ってくる。

ペリーヌ「淹れてきましたわ、さ、どうぞ」

俺「ありがと、姉ちゃん」

カモミールティーを飲む。何回か飲んだことあるけどやっぱりすごいおいしい。

俺「うん、おいしいよ」

ペリーヌ「私が淹れたんですから当然ですわ!」

姉ちゃんは自慢げに腕を組みながら言う。
でも口が笑ってるから照れ隠しだな。

610 :ウィッチーズが家族だったら 八日目 支援感謝:2011/01/05(水) 22:45:32.22 ID:hgCHd6uH0
ペリーヌ「これは私の後輩に淹れ方を教えてもらったんですの
     今度うちに来る予定なのでその時淹れてくれるよう頼んでみますわ」

俺「それもいいけど・・・姉ちゃんが入れてくれるのがうれしいかな」

ペリーヌ姉ちゃんはあまり料理をしたりしないから余計にそう思う。

ペリーヌ「そ、それなら毎日淹れて差し上げてもかまいませんわよ?」///

俺「いやさすがに毎日は飽きる・・・姉ちゃんなんで顔赤いの?」

ペリーヌ「な、なんでもありませんわ!そろそろ続きを描きますわよ!」

俺「えっ!?まだ一口しか飲んでないんだけど!?」

ペリーヌ「い・そ・ぎ・な・さ・い!」

俺「は、はいっ!」

姉ちゃんが鬼のような顔で怒る為、俺は一口でティーを飲み干した後
再びじっと椅子に座ることになる。
もうちょっとゆっくり味わいたかったのに・・・

614 :ウィッチーズが家族だったら 八日目:2011/01/05(水) 22:50:05.45 ID:hgCHd6uH0
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ペリーヌの部屋

ペリーヌ「これで完成ですわ!」

ペリーヌ姉ちゃんが筆を置いて言う。
あぶなかった・・・そろそろ睡魔が限界になるところだった・・・

俺「お疲れ姉ちゃん、見せてもらっていい?」

ペリーヌ「ええ、かまいませんわ」

姉ちゃんが絵を俺に見えるようこちらに向ける。
その絵はとてもうまく、モデルである俺より気品のようなものが漂っていて
まるで別人を見ているかのような出来だった。

俺「すっごいうまいね・・・ほんとにこれのモデル俺なの?」

ペリーヌ「当たり前ですわ」

俺「全然俺には見えない・・・あれ、姉ちゃんこのはじっこの
  Pour mon cher ってなに?」

616 :ウィッチーズが家族だったら 八日目:2011/01/05(水) 22:55:01.63 ID:hgCHd6uH0
ペリーヌ「それはこの絵のタイトルですわ」

俺「英語・・・かな?どういう意味?」

ペリーヌ「タイトルなんて気にしなくていいですのよ
     さ、汚れた服を着替えたいので外に出てくださるかしら?」

俺「あー、わかったよ じゃリビングに行ってるね」

バタン

ペリーヌ「・・・」

ペリーヌ「あなたのことですわよ、Pour mon cher(私の大切な人)」
最終更新:2013年01月31日 15:39