― 俺とヘルマの部屋 ―
俺「………」
ヘルマ「………」
まぁ、こうなることは予想してけど…
ベットが一つしかない……
俺は男として床で寝なければなぁ…
俺「ベット…一つしかないから俺、今夜は床で寝るよ」
ヘルマ「い、いえ…!! 中尉殿がベットをお使い下さい!」
俺「でも…女の子を床で寝させる訳にもいかないし……やっぱ、俺が床で寝るよ」
これで…いいんだよな? べ、別に女の子と寝て、緊張するのが嫌だから、床で寝る訳じゃないよ!!
ヘルマ「あ、ありがとうございます…中尉殿…」
俺「出来れば、俺の事は中尉殿じゃなくて、俺って呼んでくれるといいな」
ヘルマ「そ、そんなことは出来ません!俺中尉は上官ですから…」
俺「んー じゃあ、俺さんぐらいとなら呼べるかな?」
ヘルマ「でも…」
俺「上官命令。俺のことはこれから俺さんと呼ぶように」
ヘルマ「りょ、了解です!!俺中尉殿!」
俺「俺さん」
ヘルマ「うぅ……了解です……お、俺さん…」
俺「うん、それでいいよ」
ヘルマは顔を赤らめて、恥ずかしそうだ
俺は壁にかかっている時計をちらっと見ると、入浴の時間だった
確か先に女たちが風呂に入って、その後が俺と友だったよな…
俺「ヘルマ、お風呂の時間が迫ってきてるよ? 」
ヘルマ「あっ!もうこんな時間ですか…俺中尉殿、ありがとうございます」
俺「おっと、呼び方が変わってる」
ヘルマ「……俺さん…了解です…////」
俺「うん、それでいいよ。そんなに堅くならなくてもいいよ」
俺はそう言うと、ポンッと手をヘルマの頭に置いた
ヘルマ「…………////」
ヘルマは顔を真っ赤にして、浴場へ向かった
― 浴場 ―
ルッキーニ「いっちばーん!!」
ルッキーニが誰よりも早く湯船に飛び込む
その後に続いて宮藤、ハルトマンが入ってくる
バルクホルン「こらっ!ハルトマン!飛び込むな!!」
バルクホルンが一喝する
ヘルマ(ああ…バルクホルン大尉の体……すばらしいであります!)
ヘルマの憧れのウィッチはバルクホルン大尉だ
ずっと前から尊敬しているらしい
ヘルマはじーっとバルクホルンの体を見つめる
バルクホルンがその視線に気づいた
バルクホルン「ん?どうしたヘルマ曹長」
ヘルマ「い、いえ、何でもないであります!!別にバルクホルン大尉の裸体など拝見しておりません!!」
エーリカ「トゥルーデの裸体?」
ヘルマ「ハ、ハルトマン中尉!?何でもないであります…」
エーリカ「本当にぃ~?」ニヤニヤ
ヘルマ「うぅ……」
ヘルマ大ピンチ!!
その時、ヘルマの背後にはおっぱいハンターことルッキーニが忍び寄っていた
ルッキーニ「そ~っと…えいっ!!」
ヘルマ「きゃっ!!」
ヘルマは後ろから胸を揉まれて、かわいい悲鳴をあげる
ヘルマ「や、やめてください!ル、ルッキーニ少尉~!!」
ヘルマは助けを周りに求める
しかし…
ルッキーニ「………残念賞……」
ヘルマ「残念賞? 」
ヘルマはきょとんとした表情である
エーリカ「つまり、ぺったんこってことだよ」
ヘルマ「な、ななななな…私だって将来は大きくなるんですから!!」
ヘルマは意味を理解したのか、顔を真っ赤にして怒る
ルッキーニ「残念賞より…私は
シャーリーのほうがいい!!」
ルッキーニはシャーリーの胸へと飛びついた
シャーリー「ははは、ルッキーニめ」
ヘルマ「私だって!大きくなる…はずです…」
ヘルマは自分の胸に問い聞かせるように言った
宮藤「シャーリーさんの……いいなぁ……」
リーネ「芳佳ちゃん……」
ペリーヌ「まったく…お下品なこと…」
エーリカ「………」ボーッ
バルクホルン「なぁ、ハルトマン」
エーリカ「………」ボーッ
バルクホルン「…おい、ハルトマン!」
エーリカ「わわっ!?な、なに!?」
バルクホルン「はぁ… なぁハルトマン、何かあったのか? 昨日からぼーっとしていいるようだが…」
エーリカ「特に…なんでもないよ」
バルクホルン「そうか… 何かあったら、私に言うんだぞ?」
エーリカ「うん、わかってるよ」
― その頃 脱衣所近くでは ―
友「ふふふ……行くぞ俺!」
俺「待て待て待て!!おまえ、どうするつもりだっ!?」
俺は部屋で寝ていたところをいきなり友に起こされ、ここまで連れてこられた
友「それはもちろん……のぞきだっ!!」
俺「馬鹿野郎!そんなことしたら、一気に信用を失うぞ!!」
友「大丈夫だ!今日、整備兵からこの『透明マント』貰ったんだ」
友はそういうと、半透明な布を取り出す
俺「それ、ドラ●もんにででこなかったっけ?」
友「ドラ●もんって何だ?」
俺「いや、こっちの話しだよ。気にするな」
友「お、おう…それより、ほら!お前のも用意してあるから!」
友は俺に透明マントを渡した
俺「いくらなんでも、のぞきはマズイだろ!!」
友「ったく……お前、男として恥ずかしくないのか?のぞきは男の義務だぞ!」
俺(この変態め…のぞきについて語るとは夢にも思わなかったよ…)
友「とにかく!さぁ、行くぞ!!」
俺「マズイって!!」
友「まぁまぁ」
俺「あ―――っ!!」
俺は無理やり透明マントを被せられ、風呂場に潜り込んだ
キャッ ヤメテーエイラサン! フフフ、ヨイデハナイカ!
なにやら乙女の悲鳴が聞こえてくるが、透明マントをかぶった俺たちは気にしない
友《おぉぉぉぉぉぉぉっ!やべぇ…》
友は鼻息を荒くしながら、湯船近くへ移動する
俺《…………》
俺も男の子です
生理現象は当然、起きます
友《なんちゅうボディしてるねん…たまらんわ…》
俺《お、お前…鼻血…》
俺は友の顔を指差す
俺《ったく……(ヘルマはどこだ? な、何を考えているんだ、俺は!? ゲフン、ゲフン!)……》
そう思いつつ、俺たちはどんどん湯船へと接近する
その時、エーリカがバルクホルンにお湯をかけて、お湯のかけあい大会になってしまった
まわりにお湯が飛び散る
俺《おっと…お湯がかかっちゃったぜ…》
友《やば……俺…言い忘れてたけど、このマント…水とかかかると効果がなくなるから…》
俺《それって…つまり……》
友《周りから見えるってこと…》
俺は頭から血の気が一気に引いた
俺《友…お前はお湯…かかったのか?…》
友《いや…かかってない…それと、おれ用事思い出したから、帰るわ……》
俺《お、おい!?待てよ!?》
友は全力で湯船の近くから立ち去った
そして湯船の近くには、お湯がかかって効果が無くなった透明マントをかぶってる俺ひとり
俺の目の前にいる全ウィッチからの視線を感じた
俺「ど…どうも…」
「「「「「「きゃぁぁぁぁぁっ!!!!!」」」」」」
ウィッチたちの悲鳴
ある者は俺にお湯をかけてきたり、マウンテンを両手で隠したりしている
正直、湯気で存分にマウンテンは見ていません(残念…)
俺「す、すみませんっ!!悪気は無いんです!!!許してくださいっ!!」
俺は叫びながら、全力でその場から逃げた
しかし、後ろから坂本少佐が全力で追いかけてくる!!
坂本「待てぇぇぇぇっ!のぞき魔!!!」
坂本少佐!!前、隠してください!!マウンテン丸見えです!!
俺「許してぇぇぇぇぇっ!」
俺は心の中で友を恨みつつ、必死で逃げた
しかし……
坂本「やっと捕まえた…」ハァハァ
捕まりました
後ろから風呂桶を投げられ、俺の頭に直撃
そして痛みで倒れこんだところを拘束されました
俺「すみません…これは友が仕立てたことで…」
坂本「言い訳無用!!貴様には後に厳罰を下す!!」
俺「りょ、了解……」
友のやつ、覚えてろっ!!
そして俺は目隠し、両手両足拘束の状態にされた
続く
最終更新:2013年02月02日 12:30