俺と友は部屋数の関係上、相部屋になった

しばらく使われてなさそうなドアを開き、中に入って明かりをつける

俺「ふぅ……」

友「ウィッチねぇ……」

俺たちは、空飛ぶ女たちをウィッチと呼ぶことを知った。人類の敵、ネウロイのことも…

この世界のウィッチは基本的に女、その中でも少数に限られるということらしい

友「俺はウィッチとかネウロイををどう思う?…」

俺「……何とも思わないな……」

俺はウィッチ、そしてこの世界が受け入れられなかった

友「まぁ、俺も何とも思ってないけど……それより……」

友は真面目な表情から、変態チックな顔へと変えた

友「みんな、すげぇ美少女じゃん!!」

俺「………………」

友「俺もそう思わないか?」

俺「思う、思う(棒) 」

友「だろ?あのシャーリー大尉だっけ?なんなんだよ、あのビックマウンテン!!それに、坂本少佐とミーナ中佐はお姉さんって感じがするし、ルッキーニとエーリカは反則体型だよ!(ロリ)」
 「宮藤は将来、良いお嫁さんになりそうだな!リーネのボディは俺好みだ!ペリーヌは夜、さびしいから一緒に寝てくださらないかしら?とか言ってきそうだよ!!」
 「エイラとサーニャは恋人関係なのか?俺の直感はそう感じた!!」
 「でも…バルクホルン大尉が一番俺の好みだな!!あの、規律正しいところ…そして、からかったときのあの表情…引き締まったボディ…けしからん!!…何より、殴られたときの快感が……」

友は俺を気にせず、どんどん喋った

そして俺は、こいつの新たな一面を知った

こいつはMだったんだ……いや、語弊があったな、こいつはドMだっ!!

こんなに友が変態だったなんて知らなかったぞ!

いらない情報かもしれないが、俺もドMです

俺「おまえ……バカだな……」

友「いやぁ~そんなに褒めないでくださいよぉ~」

友は嬉しそうに喋る

俺(今からでも遅くない……部屋を変えてください)





― しばらくして ―

俺「そういえば友、自己紹介する時、バルクホルン大尉とやけに仲が良くなかったか?」

俺は、この疑問を思い出したので聞いてみた

友「いやぁ……医務室でちょっとあってな……」

友は思い出したくないかのように、俺から目をそらした

俺「ま……まさか……おまえ……卒業したのか?……俺という在校生を残して、卒業だと!?……お前が男に……」

俺の悪い癖、被害妄想

度々、症状が現れる

友「いや……お前が想像してることとは違うぞ、絶対に違う…」

友は俺の発作には慣れている

俺「じゃぁ…何なんだよ……はっ!まさか……お前さっき、殴られるのが気持ちいいとか言ってたよな?……」

友「まぁ、バルクホルン大尉限定だけどな」

俺「…そうか、医務室でお前は、バルクホルン大尉と……SMプレ『くたばれっ!!』バキッ!!

友は俺がSMプレ●と言いかける前に、殴り倒した

友「してない!俺はSMプレ●なんて、絶対にやってないから!!でも、やるとしたら、受けを希望します!」

俺「す、済まなかった……つい、悪い癖が……」

俺は殴られた頬を押さえて、立ち上がる

こんなやり取りを小さい頃から続けてきました

俺たちは明日のウィッチ適性検査に備えて、早めに寝た





― 翌日の午後 ―

友「ふぅ~っ、意外と簡単な検査だったな」

俺「そうだな、後は結果待ちか」

俺たちは検査を終えて、ミーティングルームへ向かった

今日の朝、ミーナ中佐から知らされたんだけど新しい補充兵がくるらしい

俺の乗ってきたF-15と試作中の噴流式ストライカー 通称「ジェットストライカー」との性能比較をするためらしい

どんな子だろう?




― ミーティングルーム ―

坂本「これからビシバシ訓練してやらないとな!はっはっはっはっ!」

宮藤「どんな人が来るんだろう?」

リーネ「おとなしそうな人だとイイな…」

ペリーヌ「規律を乱さない人に来て欲しいわ」

エイラ「サーニャ、眠そうだけど大丈夫カ?」

サーニャ「うん……」

ルッキーニ「おもしろい人来ないかなー?」

シャーリー「私は堅物以外なら誰でもいいな…」

みんながミーティングルームに集まったところで、ミーナが口を開いた

ミーナ「みなさん、今日は新しい補充兵に来てもらっています。どうぞ、入って」

ミーナは閉まっているドアに向けて、しゃべった

コンコン

ヘルマ「失礼します!補充兵のヘルマ・レンナルツ曹長であります!」
   「131先行実験部隊『ハルプ』にて新型ストライカーのテストパイロットをやっておりましたが、この基地に駐機してある戦闘機との性能比較のため、
    こちらに出向する運びとなりました!」

ヘルマという人が敬礼をしながら、挨拶をしてきた

俺(小さいな……)

ヘルマ「若輩者ではありますが、何卒よろしくお願いいたします」

ヘルマは自己紹介を終えると、みんなにお辞儀をした

ミーナ「ヘルマ曹長は俺2等空尉…」

ミーナは俺の階級はこれでいいのかしらと確かめるように目を合わせてきた

俺「ああ、2等空尉じゃなくて中尉でいいですよ」

ミーナ「わかりました。ヘルマ曹長と俺中尉にはこれから一緒に訓練を行ってもらいます」

俺「了解しました」

俺が了承し終えたとき、ヘルマはミーナに質問をした

ヘルマ「あの…ミーナ中佐…質問よろしいでしょうか?」

ミーナ「どうぞ」

ヘルマ「あの…あちらにいる男の方2人は…」

ヘルマは困った表情で俺と友の方を見てきた

ミーナ「俺中尉と友少尉よ。彼たちは私たちとは違う世界から来たらしいの」

ヘルマ「ほ、本当ですか!?」

友「そうだよ~俺、日本生まれ~」

俺「同じく」

ミーナ「私たちも最初は信じられなかったけど、あの機体と服装等を見ると、信じざる終えないわね…」

ヘルマ「………」

俺(頭の中、混乱してるな…)

俺はヘルマの表情からわかった

ミーナ「では、これで解散します。あっ、言い忘れてたけどヘルマ曹長と俺中尉は今日から一緒の部屋で生活してください」

俺「えぇぇぇっ!!?」

ヘルマ「えぇっ!!?ど、どういうことですか!?ミーナ中佐!?」

俺とヘルマはミーナ中佐の爆弾発言に物凄く驚いた

ミーナ「これから2人はたくさんの共同訓練や作戦を行ってもらいます。だから、日ごろから息を合わせる訓練をして欲しいから、同じ部屋にしたの」

俺「うぅ……」

訓練といわれたら仕方が無い…

ヘルマ「了解です…」

ヘルマも俺と同じ気持ちのようだ

ヘルマ「こ、これからよろしくお願いします…俺中尉…」

俺「お、おう…よろしく…」

これから俺は13歳の女の子と一緒の部屋で過ごすことになるのか…





― 俺とヘルマの部屋 ―

俺「………」

ヘルマ「………」

まぁ、こうなることは予想してたよ

だが、一つだけ予想できないものがあった

ベットが一つしかない……

俺は男として床で寝ることになるだろう

俺「ベット…一つしかないから俺、今夜は床で寝るよ…」

ヘルマ「い、いえ…中尉殿がベットをお使い下さい…」

俺「そういってもなぁ……じゃぁ、今日は友の部屋で寝るよ」

俺はヘルマを気遣って、今夜は友の部屋で寝ることにした

ヘルマ「ありがとうございます…中尉殿…」

俺「俺のことは中尉殿じゃなくて俺って呼んでもいいぞ」

ヘルマ「そ、そんなことは出来ません!俺中尉は上官ですから…」

俺「んー じゃあ、俺さんぐらいとなら呼べるかな?」

ヘルマ「でも…」

俺「上官命令。俺のことはこれから俺さんと呼ぶように」

ヘルマ「了解です…俺中尉殿…」

俺「俺さん」

ヘルマ「うぅ……了解です……お、俺さん…//////」

俺「うむ、それでいい」

ヘルマは顔を赤らめて、恥ずかしそうだ

俺は壁にかかっている時計をちらっと見ると、入浴の時間だった

確か先に女たちが風呂に入って、その後が俺と友だったよな…

俺「おい、ヘルマ。風呂の時間じゃないのか? 」

俺は時計を指差して言う

ヘルマ「あっ!もうこんな時間ですか…俺中尉殿、ありがとうございます」

俺「おっと、呼び方が変わってるぞ」

ヘルマ「……//////// 俺さん…了解です…//////」

俺「うん、それでいい。そんなに堅くなるなって」

俺はそう言うと、ポンッと手をヘルマの頭に置いた

ヘルマ「……///////////」

ヘルマは顔を真っ赤にして、浴場へ向かった
最終更新:2013年02月02日 12:31