魔装兵 エスタニアス
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聖王国の龍騎士が扱う龍槍術を研究する帝国軍の一派が編み出した帝国式龍槍術とも呼べる槍術を扱うことを前提とした作りとなっているのが特徴で、繊細な槍術を機兵レベルで再現し得る反応性を持つ反面、操作性などが過敏で、ピーキーな機体セッティングとなっている。
また、高い跳躍性能を確保するため、脚部は逆関節仕様が採用されるほか、背部にはマナ・カート式の魔導スラスター、すなわち擬似的に再現された帝国式魔導龍翼とでも呼ぶべき跳躍機構が搭載されており、機体の持つ爆発的な直線加速力を活かした突進や跳躍からの落下攻撃などの戦法を可能としている。
また、高い跳躍性能を確保するため、脚部は逆関節仕様が採用されるほか、背部にはマナ・カート式の魔導スラスター、すなわち擬似的に再現された帝国式魔導龍翼とでも呼ぶべき跳躍機構が搭載されており、機体の持つ爆発的な直線加速力を活かした突進や跳躍からの落下攻撃などの戦法を可能としている。
このほか、他の暗黒騎士専用機と同様に機体各部にはダークライトが装着されており、イルドアの扱う、暗黒竜技を機兵規模で発動させるための補助として機能しているのだが、特に、胴体部中央には〝黒竜の瞳〟とも呼ばれる美しく、そして巨大なダークライト製の宝玉がはめ込まれており、一般的な暗黒騎士専用機と比較して、より多くの反物質を扱うことができる。
この機体特性は、反物質消費量の大きな暗黒剣技や暗黒闘技を使用する上で非常に有用な一方、反物質を扱う技量がそのまま機体性能の上限に直結するということでもあり、本機の全力を扱い切るためには、暗黒騎士としても高い実力が求められることになるだろう。
この機体特性は、反物質消費量の大きな暗黒剣技や暗黒闘技を使用する上で非常に有用な一方、反物質を扱う技量がそのまま機体性能の上限に直結するということでもあり、本機の全力を扱い切るためには、暗黒騎士としても高い実力が求められることになるだろう。
この〝黒竜の瞳〟はブレス家の所領内に存在している広大な魔素減衰地帯から採掘されたダークライトを加工したもので、イルドアが訓練を終え、正式な暗黒騎士としての任命を受けた際に、当時のブレス家当主、エルマンド・フォン・ブレスより、当時の皇帝から許可を得た上で与えられたものであり、金銭的な価値だけで言えば、第七世代機兵であり、当然決して安くはないはずのエスタニアス本体そのものよりも、この〝黒竜の瞳〟の方が高額なほどの代物である。
本機はイルドア専用機として建造されたものであるが、聖華暦838年、イルドアの最後の弟子となったリオネル・ヴェルヌーヴが正式な暗黒騎士として任命された際、リオネルに合わせた調整を施したのち譲渡されており、以後は、リオネル専用機として運用されていくことになる。
[主な装備]
黒竜槍ヴォーダン・シュトーツェン
本機の主装備となる機体の全長の2倍近くにもなるかという長槍。
本機の主装備となる機体の全長の2倍近くにもなるかという長槍。
ダークライト製の芯が柄に埋め込まれている他、穂先はその全体がダークライトで作られている。
また口金部分から伸びる翼のような部位は展開可能となっており、暗黒竜技使用時の反物質操作を補助する役割を持っている。
また口金部分から伸びる翼のような部位は展開可能となっており、暗黒竜技使用時の反物質操作を補助する役割を持っている。
デーゲンロック
本機の腰に4つ装備される短剣状のスカートアーマー。
取り外し、投擲用ナイフとして用いることも可能で牽制や中距離武器として利用される。
本機の腰に4つ装備される短剣状のスカートアーマー。
取り外し、投擲用ナイフとして用いることも可能で牽制や中距離武器として利用される。
特に、イルドアはこの武器を好んで使用しており、速慮の魔眼と見せかけだけで威力の低い低濃度のソウルイーターを纏わせたデーゲンロックを駆使して敵の逃げ場を限定し、本命となる黒竜槍を用いた暗黒竜技を避けられない状況を作るという戦法を得意としている。
特にリオネルが好んで使用する武装で、跳躍のために備えられた本機の脚力とソウルイーターを纏わせたドラケンクラーレを組み合わせた蹴り技は直撃すれば黒竜槍に匹敵するほどの威力を弾き出すことが可能である。
ドラッフシュヴァンツ
本機のリアアーマーから伸びるアンカークロー付きのサブアームで、折り重なった装甲により、関節部を含め、内部フレームの見えないその構造から、見るものに甲殻が折り重なった竜の尾のような印象を与える。
本機のリアアーマーから伸びるアンカークロー付きのサブアームで、折り重なった装甲により、関節部を含め、内部フレームの見えないその構造から、見るものに甲殻が折り重なった竜の尾のような印象を与える。
また、このパワーを活かせば、壁や地面をアンカークローで掴み、3本目の簡易的な脚部として機体を支えることにも使用できるため、不安定な体勢から、機体重量を乗せた、致命たり得る一撃を放つことも可能である。
反面、通常の機兵には無い部位であり、機体の重量バランスの大きな変化をもたらす装備でもあるため、扱いが難しく、使いこなす為には機体への理解と相応の練度が必要である。
特に、足技を得意とするリオネルはこの装備を好んで使用しており、黒竜槍による刺突やドラケンクラーレを用いた蹴りの合間に、ドラッフシュヴァンツによる攻撃を挟みこむことで、先の読みにくい独特な近接戦闘術を確立している。
帝国式魔導竜翼フリューゲンドラッヘ
本機の背部に装備される魔導竜翼。
この装備は戦場等で回収された、使い捨てられたマナ・カートを分析して得られた知見や諜報活動などで得られたデータをもとに聖王国の魔導龍翼を研究し開発された帝国式魔導竜翼の系譜に属するもので、最大で5つまでのマナ・カートを搭載可能で、2つまでは同時使用が可能となっている。
本機の背部に装備される魔導竜翼。
この装備は戦場等で回収された、使い捨てられたマナ・カートを分析して得られた知見や諜報活動などで得られたデータをもとに聖王国の魔導龍翼を研究し開発された帝国式魔導竜翼の系譜に属するもので、最大で5つまでのマナ・カートを搭載可能で、2つまでは同時使用が可能となっている。