「魔装兵 ブロッキアーラⅡ」

[解説]
聖華暦834年中期、自由都市同盟冒険者組合本部に同盟軍より出向中の機装兵技師ダライアス・アームストロング技術中佐が設計開発した、大規模な量産を前提とした第六世代機兵にして法撃型魔装兵。魔王級魔獣バフォメットの侵攻により大打撃を受けた自由都市同盟軍を立て直すため、同盟軍および各機兵メーカーに生産のライセンスが供与された。外観はブロッキアーラ同様に従機じみた形状をした機体に、1門の法撃型魔導砲を背負わせたという物。用途も見たとおりに、主戦力たる機装兵を法撃により支援するものだ。
この魔装兵は、タイプDR共通戦術歩行システムを用いて建造された機体である。そのため、下半身は完全に機装兵ブロッキアーラと共通である。
基本性能としては第五世代機兵相当と、830年代においてはかなりの低性能機だ。バフォメット戦にて大打撃を受けた同盟軍が、既存のリャグーシカをリャグーシカ改にアップデートし、新型のS70の生産が追いつくまでの間に合わせとして充当された機体ではあった。だが母体となったブロッキアーラ由来の異様なまでの生産性、そして不要となったなら容易にブロッキアーラへと改修、仕様変更できる使い勝手の良さから、かなり後々まで使われた例もある。
この機体にはブロッキアーラ同様脱出装置と操手データ移殖カートリッジシステム、操縦難易度調整リミッターが搭載されている。また法撃支援を行う法撃型魔装兵であるが故に、簡易型エーテル出力増幅機構もまた組み込まれた。その上で更に、この時期よりリャグーシカ改などに搭載されはじめた、魔導制御回路(スフィア)の余剰演算能力とフェアリーによる制御を併用した照準補正システムもまた、搭載されている。これにより、この機体の火力支援能力は当初の試算よりもかなり高くなった。
この魔装兵は、タイプDR共通戦術歩行システムを用いて建造された機体である。そのため、下半身は完全に機装兵ブロッキアーラと共通である。
基本性能としては第五世代機兵相当と、830年代においてはかなりの低性能機だ。バフォメット戦にて大打撃を受けた同盟軍が、既存のリャグーシカをリャグーシカ改にアップデートし、新型のS70の生産が追いつくまでの間に合わせとして充当された機体ではあった。だが母体となったブロッキアーラ由来の異様なまでの生産性、そして不要となったなら容易にブロッキアーラへと改修、仕様変更できる使い勝手の良さから、かなり後々まで使われた例もある。
この機体にはブロッキアーラ同様脱出装置と操手データ移殖カートリッジシステム、操縦難易度調整リミッターが搭載されている。また法撃支援を行う法撃型魔装兵であるが故に、簡易型エーテル出力増幅機構もまた組み込まれた。その上で更に、この時期よりリャグーシカ改などに搭載されはじめた、魔導制御回路(スフィア)の余剰演算能力とフェアリーによる制御を併用した照準補正システムもまた、搭載されている。これにより、この機体の火力支援能力は当初の試算よりもかなり高くなった。
[武装・特殊装備]
[MBR01-03 法撃型魔導砲]
敵に対し火球もしくは雷球を投射する法撃型魔導砲。大概の法撃型魔装兵は二連装の法撃型魔導砲を搭載しているが、この機種は1門だけである。威力的には、命中すれば機装兵をも撃破可能で、至近弾であってもそこそこのダメージが期待できる。
敵に対し火球もしくは雷球を投射する法撃型魔導砲。大概の法撃型魔装兵は二連装の法撃型魔導砲を搭載しているが、この機種は1門だけである。威力的には、命中すれば機装兵をも撃破可能で、至近弾であってもそこそこのダメージが期待できる。
添付ファイル