「機装兵 ドランゲン・スタイン」
[解説]
聖華暦834年初期から中期、自由都市同盟冒険者組合本部に同盟軍より出向中の機装兵技師ダライアス・アームストロング技術中佐が設計開発した、大規模な量産を前提とした第六世代機兵。前作ブロッキアーラの直接の発展機であり、タイプDR共通戦術歩行システムを用いて建造された機体である。魔王級魔獣バフォメットの侵攻により大打撃を受けた自由都市同盟軍を立て直すため、同盟軍および各機兵メーカーに生産のライセンスが供与された。
前作ブロッキアーラは操縦難易度調整リミッターを搭載したり、それが無くとも第五世代機兵相当の能力しか出せないため、逆説的に操縦技量が低くとも扱える機体であった。バフォメット事変で多数の熟練操手を失った都市同盟軍からすれば、速成の素人操手であっても扱いきれるブロッキアーラは絶対に必要な機体である。しかしながらそんな操手たちでも、ブロッキアーラに慣れてくれば不足を感じる様にもなって来るものだ。
そこでこのドランゲン・スタインは、ブロッキアーラと同様の下半身であるタイプDR共通戦術歩行システムを用いてはいるものの、ブロッキアーラを卒業した中程度……以前の都市同盟軍の基準で言うならば、並程度の操手に宛がうために開発された。何度も言うが、下半身はブロッキアーラと同一である。しかしながら、上半身はブロッキアーラよりも資金を掛けて、やや値段の高い魔力収縮筋や噴射式推進装置(バーニア)ユニットを搭載しているのだ。これにより、やはり標準的な第六世代機兵には及ばないものの、第五世代機兵の平均よりはまあ強いだろうと言うレベルに仕上がっている。
そこでこのドランゲン・スタインは、ブロッキアーラと同様の下半身であるタイプDR共通戦術歩行システムを用いてはいるものの、ブロッキアーラを卒業した中程度……以前の都市同盟軍の基準で言うならば、並程度の操手に宛がうために開発された。何度も言うが、下半身はブロッキアーラと同一である。しかしながら、上半身はブロッキアーラよりも資金を掛けて、やや値段の高い魔力収縮筋や噴射式推進装置(バーニア)ユニットを搭載しているのだ。これにより、やはり標準的な第六世代機兵には及ばないものの、第五世代機兵の平均よりはまあ強いだろうと言うレベルに仕上がっている。
ドランゲン・スタイン用上半身ユニットは、ある程度の強さを優先したため、ブロッキアーラの上半身ユニットよりは生産性が低い。まあそれでも操縦難易度調整リミッターが必要無い事もあり、普通の機装兵よりはずっと簡単に大量生産できるのであるが。無論の事、脱出装置と操手データ移殖カートリッジシステムはきちんと搭載されており、操手保護と乗り換え時の支援はしっかりと為されている。
聖華暦835年現在、この機体は未だ数が少ない。ドランゲン・スタインはブロッキアーラを卒業した操手が次のステップとして乗機とすることを想定しているのだが、流石にバフォメット事変から1年では、そこまで腕を上げた新人操手は少ないと言う事だろう。
聖華暦835年現在、この機体は未だ数が少ない。ドランゲン・スタインはブロッキアーラを卒業した操手が次のステップとして乗機とすることを想定しているのだが、流石にバフォメット事変から1年では、そこまで腕を上げた新人操手は少ないと言う事だろう。
[武装・特殊装備]
[白兵武器]
この機種には、基本的に専用武器は用意されていない。基本的にマニュピレーターのサイズが合う武器であれば、刀剣であろうと打撃武器であろうと、なんでも用いる事ができる。
この機種には、基本的に専用武器は用意されていない。基本的にマニュピレーターのサイズが合う武器であれば、刀剣であろうと打撃武器であろうと、なんでも用いる事ができる。
[射撃武器]
この機種には、基本的に専用武器は用意されていない。基本的にマニュピレーターのサイズと合い、魔導制御回路(コード・スフィア)に刻み込まれたFCS(火器管制システム)とリンク可能な火器であれば、どんな物でも使用可能だ。
この機種には、基本的に専用武器は用意されていない。基本的にマニュピレーターのサイズと合い、魔導制御回路(コード・スフィア)に刻み込まれたFCS(火器管制システム)とリンク可能な火器であれば、どんな物でも使用可能だ。