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被検体シークレット01
AC // アイビス
NAME ≫ 01 // ACNAME ≫ argonautIB-C02 OLT
"排除、開始。……わたしは、生き延びる。”
共有ID - (steam)
機体構成
+
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... |
右腕武器
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IA-C06W1:NB-REDSHIFT |
左腕武器
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HI-18:GU-01 |
右肩武器
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VP-40LCS |
左肩武器
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IB-C03W4:NGI 028 |
頭部
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HD-033M VERRIL |
コア
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CC-2000 ORBITER |
腕部
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IB-C03A:HAL 826 |
脚部
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IB-C03L:HAL 826 |
ブースター
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BC-0200 GRIDWALKER |
FCS
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IB-C03F:WLT 001 |
ジェネレーター
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IB-C03G:WLT 000 |
コア拡張機能
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ASSAULT ARMOR |
彼女が生きるため、生き延びるために必要だった力は、皮肉にも、彼女の人間性を貶めた、ルビコン調査技研の力だった。
彼女を救い出した研究員がひそかに作り上げていた、量産型有人AC、IB-C02:OLTに乗り込み、脱出を図る。
戦闘スタイルなんてあってないようなもの、AIのサポートを受けながら、必死にC兵器の群れを突破する。
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彼女の家はもともと貧乏だった。彼女が借金のカタとして売られた先はルビコンの移民船。
ルビコン調査技研の被検体として運び込まれていた先で行なわれていた実験。
”パルス・マキシマイザー”と呼ばれた度し難い実験は、
人体に直接高濃度コーラルを注入、更にコーラルに暴露させ、急速にコーラルへの適応を高める。
強化人間手術とは別のアプローチで人間の感覚拡張を行おうを試みた実験だった。
しかし、彼女以外の被検体はすべて重度コーラル中毒によって死亡してしまっている。
高濃度コーラルの相変異によって発生する現象は複数あり、
そのうちの特筆する点は、”身体の一部をコーラルに置き換える”という現象である。
自己の肉体をコーラルに捕食される、といっても差し支えない現象であるこれは、
おおよそ人間が体感することのできる最大級の苦痛を伴う。
この実験が秘匿されていた理由は、「あまりに危険すぎる」という理由であり、
第一助手が独断で開始した実験だったためである。
中止理由は被験者の損耗、成功率などの理由。
主任研究員、彼に発見されたことにより、ひそかに運び出され、救われる。
過度の実験の影響で身体に深刻な後遺症が発生しており、味覚、触覚、痛覚、および神経伝達系に異常が発生しており、体を満足に動かすことができない。
彼女の所在は不明。彼女の所在を知っているのは主任研究員、
パンドラのみである。
彼女はもともと、ルビコン調査技研における最高位の機密に置かれていた実験の被検体であった。
その情報は、第二助手に次ぐ主任研究員の権限では知り得ることがない研究データだった。
その不自然なまでに隠蔽されたデータに不信感を抱いた主任研究員に発見され、脱走を手引きされる。
その時、技研製のACをオートパイロットで研究施設へ移送。
その後、彼女は50年間眠り続けることになる。
そして、技研製のAC……極秘で開発していたACを彼女専用の防衛兵器として彼女のため配置。
その後、621のセーシングバルブ破壊によって発生したコーラル爆発の影響で、彼女のコールドスリープが破られる。
それが、のちに
コーラ・マンハッタンの機体となる、”IB-C02 OLT”であった。
アイビスシリーズの一機として造られたこの機体は、コーラルの防衛ではなく、脅威存在に対する先制攻撃機として運用される予定であった。
しかし、本来の意味でのアイビス。コウノトリとしての役目を果たすことになったのは、偶然か、はたまた必然か。
用意されたACに乗り込み、指示された
ルートから脱出した彼女は、
パンドラに拾われ、
彼のもとで傭兵として働いていた。
彼には、”傭兵としての心得”、”ACの戦い方”、”アセンブルの仕方”や”ごはんの確保の仕方”などいろいろな生きる知恵を叩き込まれた恩を強く感じている。
音声記録:主任研究員の記録
+
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... |
この実験は、我々技研中枢部の過半数が中止を要求した実験だ。
まさか……。許容しがたいイカレ野郎が、ここまでイカレているとは思っていなかった。
コーラルは危険な物質だ。
現に、この娘の身体も、コーラルに蝕まれ、死が近づいている。
俺にできるのは、少しの延命ぐらいだ。
さぁ、行け。アイビス。
果たせ。お前の存在理由を。
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関連項目
最終更新:2023年11月25日 23:25