売価は高いものの、市場では出回らない物が数多く売られている。
「ディール」チャンを筆頭とした
「RBMs(ルビコンブラックマーケッツ)」が運営している裏市場。
本拠地はグリッド036と呼ばれるかつては地理的要因で栄えていたグリッドの一角に存在するとされているが、情報が錯綜しており真相は闇の中にある。
ブラックマーケット自体はアイビスの火で燃え残った貴重な物資を生き残った「灰被り」たちが高額で同じ灰被りたちに売りつけていたが、そこには秩序というおおそれた者は存在しなかった。
なかには違法ドラッグやコーラルを売りつけて薬物中毒者やドーザーが増加したり、あまりにも法外での取引であったために殺傷事件が起きるなどの惨事もあり、そこで有志による自警団が組織された。
そこから数十年経ったときには解放戦線や土着企業、ドーザー組織の勢力圏内にて水面下で活動していたが、企業によるルビコンへの密航で企業勢力による摘発で一時期消滅の危機にあった。
ルビコン解放後はチャンを初めとした元締めたちがブラックマーケットを統一すると宣言、技研都市を含めた各地にブラックマーケットを展開し、ルビコン運送に非公式に輸送を依頼させるなどで効率を上げた。
ブラックマーケット自体違法なものであるため、解放戦線や企業による襲撃依頼が出される。その対抗策としてブラックマーケットの護衛ミッションもある。なお、どちらもばらまき依頼である。