仮面ライダービルドの強化形態一覧

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仮面ライダービルドの強化形態一覧 - (2020/11/05 (木) 08:58:00) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2018/03/31 Sat 17:32:00
更新日:2023/12/29 Fri 15:17:33
所要時間:約 14 分で読めます(折りたたみをすべて読んだ場合は約71分)




現在この項目は 【提案所】肥大化項目記述独立・簡約化等議論所 において、
記述の独立・簡約化の議論対象となっています。本項目に詳しい方のアイディアを募っています。






ベストマッチ!

Are you ready?


この項目では仮面ライダービルドの各種形態及び強化フォームを解説する。




【概要】

仮面ライダービルドはフルボトルと呼ばれるアイテムに蓄えられた「動植物」と「無機物」の2種類の成分を合成して変身するライダーである。
その関係上、フォーム自体の情報量や能力が非常に多いのが特徴。
戦闘に特化したような能力から明らかにギャグにしか見えないネタ能力までその種類は多種多様である。

ちなみに変身に使えるフルボトルの数の都合上、理論上のフォーム数では今までトップだったオーズを抜いている。
もっともあちらはCSM版で登場した新メダルによってさらに突き放してはいるが*1


【ベストマッチフォーム】

ビルドの基本となる変身形態。2本のボトルが特定の組み合わせ「ベストマッチ」となっているときの形態である。
基本ながらも個性とアクの強さはかなりのもの。


ラビットタンクフォーム


ラビット!

タンク!


ベストマッチ!Are you ready?

「変身!」

鋼のムーンサルト!ラビットタンク!

イエーイ!

身長:196cm
体重:99kg
パンチ力:9.9t(右腕)/17t(左腕)
キック力:23.7t(右脚)/17.8t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び55m
走力:100mを2.9秒


ラビットとタンクのフルボトルで変身する形態にして、ビルドのメインフォーム。東都のベストマッチ。
ウサギのジャンプ力と戦車の頑丈さを兼ね備えたフォームで、基本的にこの姿から各フォームへと戦況に対応して変身する。
メインカラーは赤と青。「おいフィリップ、あいつヒートトリガーパクってるぞ!」 「落ち着くんだ翔太郎!」
心が踊るなぁ
待ちたまえ君
葛城巧は、親和性と性能の高さには目を見張るものがあり、『最も安定したベストマッチ』と評している(*)。
ベストマッチの法則性が元は『美空が大好きな動物とそれを殺しうるもの』という物なのだが、この法則性に最も合致しているモチーフである。(穴を掘るウサギと塹壕を走破する戦車という関係性になっている。)

  • ラビットハーフボディ
ラビットフルボトルの力で形成されるハーフボディ。
装甲は運動性能を高めるために軽量化されており、数秒間だけあらゆる動作を高速化させる能力を持つ。
左脚に内蔵された強力なバネ「ホップスプリンガー」によって非常に高いジャンプ力を発揮でき、アクロバティックな動きを織り交ぜた格闘戦が得意。
複眼の形状はウサギの横顔で、陰に潜む敵を見つけ出すための特殊な嗅覚センサーも組み込まれている。
また、ウサギの耳を模したセンサーによって聴覚も強化されており、敵の気配やわずかな動作から次の動きを予測できる。

  • タンクハーフボディ
タンクフルボトルの力で形成されるハーフボディ。
装甲は複数の素材を重ね合わせており、物理攻撃に対する強度が高められている。
拳と肩には反応装甲が装着され、接触した物体に強烈な衝撃波を放つ機能が備わる。
右足には無限軌道が組み込まれ、高速で滑走したり敵の装甲を削り取ることが可能。
複眼の形状は横から見た戦車で、射撃攻撃を行う際の弾道計算などを瞬時に行い、命中率を引き上げる。
また、装備中の射撃武器を強化する能力も持ち、射程距離や着弾時の爆発力が高められている。


◇装備
  • ドリルクラッシャー
全形態で使用できる可変型のバナスピアー武器。2種類のモードが存在する。
接近戦用のブレードモードは高速回転するドリル刃で攻撃し、渦巻く光刃を纏わせることが出来る。
ガンモードはドリル刃を刺して接続部の銃口を使用し、加速光弾は状況に合わせたカスタマイズも可能。
鍔に相当する部分にある「ボルテックメーター」内の針を見て稼働状態を確認できる。
フルボトルスロットにフルボトルを装填して成分を送ることで、「ボルテックブレイク!」の音声と共に必殺技が発動する。


◇必殺技

「勝利の法則は決まった!」

  • ボルテックフィニッシュ
タンクの右脚によるライダーキック。
地面深く潜り隆起した地面から跳躍、x軸で敵を拘束し放物線の上を滑るように加速し途中の点mで更に加速する。
滑り台とか言わない。トミカの上に上げるエレベーター付きの滑り台にポーズつけたビルドを乗せるのはもってのほか。
命中した際キャタピラの回転で追加ダメージを与える。また、地面に潜らない、相手を拘束しないなどの場合もある。
ちなみに『空想科学読本』で知られる柳田理科雄氏の検証でも相当な威力があると推察されており、
「スペック的には普通にキックした方が威力は強いが、X軸で相手を固定しているためエネルギーの逃げ場がなく与えられるダメージはむしろ大きい」と、
科学的にも合理的な必殺技というお墨付きを頂いている。

  • ボルテックブレイク
ドリルクラッシャーにボトルを装填して発動する必殺技。装填したボトルによって効果が変わる。
特筆のない限り、ラビットタンクフォーム時に使用。

  • ジャストマッチブレイク
フルボトルバスターにフルボトルを2本装填して発動。
○バスターブレードモード+ゴールドラビットシルバードラゴン
最終話で使用。金色と銀色のエネルギーを纏わせ、対象を斬り裂く。
作中ではエボルトに対し、跳躍した勢いでの斬撃・すれ違い様の斬撃・前方への斬撃を放った。


【ラビットタンク以外のベストマッチフォーム一覧】

ゴリラモンドフォーム


ホークガトリングフォーム


ニンニンコミックフォーム


ロケットパンダフォーム


ファイヤーヘッジホッグフォーム


ライオンクリーナーフォーム


キードラゴンフォーム


海賊レッシャーフォーム


オクトパスライトフォーム


フェニックスロボフォーム


スマホウルフフォーム


ローズコプターフォーム


クマテレビフォーム


トラユーフォーフォーム


クジラジェットフォーム


キリンサイクロンフォーム


サメバイクフォーム


番外編




レジェンドミックス

以下の組み合わせの場合、ハーフボディ同士の姿ではなく、該当する仮面ライダーそのものの姿+ベルト部分のみビルドドライバーを装着した形態に変身する。
変身の際はハーフボディも一瞬登場し、細部のデザインは『ガンバライジング』等で確認できる。
ハザードトリガーを使用した場合、複眼あるいは頭部自体がどのような姿になるかは不明。


このほか、玩具版のおまけ音声としてスーパー戦隊×仮面ライダー(ライダーシステム)でのスーパーヒーロータイムフォーム(ニチアササイコー)、ブットバソウル×ガンバライジングでのブットバガンバフォーム(機械仕掛けの闘技場)が登録されている。


【トライアルフォーム】

ベストマッチ以外のフルボトルチェンジで変身する派生形態。
公式上は「トライアルフォーム(組み合わせたボトル名)」表記だが、ベストマッチと同じく「(組み合わせたボトル名)フォーム」と表記している場合もある。
ベストマッチと違いフォーム名はフルボトルの名前のまま変化せず、発動できる必殺技は「ボルテックアタック」となり、作中では最終話の特殊な状況でのみ使用された*6

戦闘力そのものはベストマッチに比べて劣る(スペックの数値も下がる)が、多種多様なフルボトルの能力を組み合わせて戦い方の幅を広げられるのも特徴である。
『ガンバライジング』でもフルボトルをスキャンすることで自由にトライアルフォームに変身でき、各ハーフボディに個別のボルテックアタックが用意されている。

また、レジェンドミックスのベストマッチに関してもそれぞれのハーフボディはすべて固有のデザインが用意されている。
『ガンバライジング』においてベストマッチ以外のフルボトルと組み合わせるとトライアルフォームになる。
DCD公式Twitterでも組み合わせ例の正面図が紹介されている。

以下は作中に登場した形態。

  • ハリネズミタンク
  • ラビット掃除機
  • ゴリラ掃除機
  • ラビットガトリング
  • 忍者タンク
  • パンダガトリング
  • ゴリラロケット
  • ライオンコミック
  • 海賊ガトリング
  • フェニックス掃除機
  • ローズ掃除機
  • クジラ消防車
  • ローズ消防車
  • フェニックスタンク(葛城忍Ver.)
  • ラビットドラゴン 後述


【強化フォーム】


ラビットタンクスパークリングフォーム



「俺は自分が信じる正義のために、あんたを倒す!」

ラビットタンクスパークリング!

Are youready?

「変身!」

シュワッと弾ける!ラビットタンクスパークリング!

イェイ!イエーイ!

身長:202cm
体重:102.1kg
パンチ力:14.9t(右腕)/25.5t(左腕)
キック力:35.6t(右脚)/26.7t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び66m
走力:100mを2秒


ラビットタンクスパークリングで変身する強化形態。
ラビットタンクフォームの赤と青に炭酸をイメージした白が追加され、トリコロールになった。
性質の異なる3種類の装甲板を組み合わせて総合的な防御性能が高められており、赤い装甲は敵の特殊攻撃を受け止め、
青い装甲は衝撃ダメージを吸収し、白い装甲は中枢機能を保護すると共に各パーツを強固に結び付けている。
さらに全身各部が炭酸の刺激をイメージしたかのように鋭角的になり、複眼の形状もビックリした表情のウサギと発泡した瞬間の戦車になっている。
ボディの中でも特に両腕の「スパークリングブレード」は切断力および刺突力の優れた武器としても使用することができる。
平成ジェネレーションズFINAL』では、バイカイザーとの高速戦闘においてスパークリングブレードにエネルギーを纏わせた斬撃を披露。エグゼイド・ムテキゲーマーのハイパーライドヘアーと共に繰り返し放つことでバイカイザーを追い詰めている。
また、変身の際に発生する高速ファクトリー「スナップライドビルダー」はビルドのライダーズクレストを模した形に変化している。

特殊な「泡」を生成・放出する能力を持ち、ラビットとタンクの能力をさらに強化することに成功している。
ラビット側は小粒の泡「ラピッドバブル」を生成し、泡が弾ける力を利用することで運動速度を急激に高められる。
また、周囲に発生させた泡を足場にすることで空中を跳ね回ることもでき、全身を包めば残像が発生するほどの高速移動が可能となる。
タンク側は大粒の泡「インパクトバブル」を生成し、破裂時に強烈な衝撃を発生させて敵の内部にダメージを与える。
全身各部をこの泡で覆うことで、あらゆる格闘攻撃に衝撃波を伴うようになる。

ドリルクラッシャーに加えて全てのベストマッチウェポンを召喚でき、あらゆる状況にオールラウンドに対応できる。


◇装備
  • ラビットタンクスパークリング
炭酸飲料をイメージした缶型アイテム。
パンドラボックスが発した光から回収した残留物質と、それと最も相性の良かったラビット・タンクフルボトルの成分を合わせて開発した。
フルボトルと同様缶を振って成分を活性化させ、プルタブ型のスイッチを入れた後ドライバーにセットする。
残留物質からできた発泡増強剤「ベストマッチリキッド」がスナップライドビルダーの中にプラスされ形状や性能が強化される。
パッケージにはラビットタンクフォームのフェイスが描かれており、変身や必殺技発動により成分が活性化することで発光する。


◇必殺技
  • スパークリングフィニッシュ
空間を自在に歪める泡「ディメンションバブル」によって出現したワームホールに敵を拘束し、泡を纏った飛び蹴りで粉砕する。
ワームホールの出口からは無数の泡が発生し、初変身時は攻撃の余波で飛び散った泡のみでブラッドスタークを変身解除に追い込んだ。
また、ワームホールを発生させずに飛び蹴りやカウンターの上段蹴りを放つパターンも使用されている。
さらに武器を使用した必殺技と併用する場合、大量の泡を追加で纏わせて威力を上昇させる。

『ガンバライジング』ではラビットタンクフォームのボルテックフィニッシュを元にしており、
放物線が曲線状のウォータースライダーに変化し、その中を水流と共に滑りキックを決める。


ハザードフォームラビットラビットフォームタンクタンクフォーム


桐生戦兎がビルドドライバーにハザードトリガーフルフルラビットタンクボトルをセットして変身する、更なる強化形態。
詳しくは個別項目を参照。

ジーニアスフォーム


桐生戦兎がビルドドライバーにジーニアスフルボトルをセットして変身する最終形態。
詳しくは個別項目を参照。


トライアルフォーム(ラビットドラゴン)



「さあ、実験を始めようか」

ラビット!

ドラゴン!


Are you ready?

「ビルドアップ……!」

ベストマッチ!

「「勝利の法則は決まった!」」

身長:196cm
体重:93.1kg
パンチ力:47.8t(右腕)/55.8t(左腕)
キック力:61.3t(右脚)/54.5t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び79.8m
走力:100mを1.1秒
※この数値は変身者のハザードレベルに応じて変動。


ゴールドラビットとシルバードラゴンのフルボトルで変身。メインカラーは金色と銀色。
最終話に登場。撮影用スーツは製作されずCGで表現され、テレビ朝日公式サイトでもCGが掲載されている。

トライアルフォームの一つだが『戦兎の強い想いに呼応するかのように、ドライバーは「ベストマッチ!」の変身音を選択・再生した』とされ、
作中では再生されるタイミングや音の響き方が通常の場合と異なっている。
本来2本のフルボトルで変身する形態は、ベストマッチ・トライアルに関わらず有機物×器物の組み合わせとなるが(一部例外あり)、
ラビットドラゴンは名前の通り有機物(動物)同士のフルボトルを組み合わせているのが特徴。

戦兎と龍我はこれまで数度ハザードレベル7.0に到達しており、その度にラビットとドラゴンのフルボトルも変化・戻るを繰り返している。
今回は変化した2つの特殊なフルボトルを装填したことでビルドドライバーが一時的に高稼働状態となり、
その影響でスペックはベストマッチをも上回り、更に想定外の威力を持つ必殺技を発動することも可能となっている。


  • ゴールドラビットハーフボディ
ゴールドラビットフルボトルの力で形成されるハーフボディ。
装甲は運動性能を高めるために軽量化されており、数十秒間だけあらゆる動作を高速化させる能力を持つ。更には エボルト怪人態 の攻撃にも耐え得る強度を備える。
左脚に内蔵された強力なバネ「エアホップスプリンガー」によって多段高速の高いジャンプ力を発揮でき、アクロバティックな動きを織り交ぜた格闘戦が得意。
複眼の形状はウサギの横顔で、陰に潜む敵を見つけ出すための特殊な嗅覚センサーも組み込まれている。
また、ウサギの耳を模したセンサーによって聴覚も強化されており、敵の気配やわずかな動作から次の動きを予測できる。ちなみにウサギを呼び寄せる不思議な香りも散布できる。
右肩部の装甲によりドライバーのボルテックレバーを回転させる速度を数十倍に高め、必殺技の威力を大幅に引き上げることが可能。

  • シルバードラゴンハーフボディ
シルバードラゴンフルボトルの力で形成されるハーフボディ。
胸部装甲は2つのフルボトルの成分で金色と銀色の発光強化粒子を生成する機能を持ち、
粒子を纏わせた部位は強化形態「RDブレイズアップモード」に移行して攻撃力が大幅に上昇する。
右腕と肩に備わる鋭利な刃「SLVファングオブレイド」による切断攻撃のほか、変身者の格闘センスによっては一撃必殺のフィニッシュブローを繰り出せる。
複眼の形状はドラゴンの横顔で、表層は激しい戦闘から保護するために耐衝撃性に優れたクリアシールドで覆われている。
変身者の感情が高まった際、頭部の発熱強化装置によって装甲が融解寸前まで発熱し、必殺技の威力が数倍に上昇する。
仮面ライダークローズ専用のドラゴンハーフボディ(右頭部・左上半身・右下半身側)と同様に、
左腕や右脚に金色の飾り「SLVバーンアップクレスト」が新たに組み込まれ、大爆発することで必殺技の威力を更に高める。


◇必殺技
  • ボルテックアタック
放物線の上を滑り前方の敵にキックを決める。
作中ではその過程でラビットタンクフォームへと戻り、最大まで高めた威力により遂にエボルトを撃破した。


【劇場版限定フォーム】


クローズビルドフォーム



戦兎「さあ、最後の実験を始めようか」

クローズビルド!

龍我「…ん? え? えっ? おっ? 何だよ、おい!? 巻き込まれてるぞ!? どうなってんだよ!?」

Are youready?

龍我「ダメです!」
戦兎「変身!」
龍我「待っ……!」ガショーン

ラビット!ドラゴン!

Be The One!

クローズビルド!

イェーイ!イェェーイ!

戦兎「ん?」
龍我「あぁん?」

戦兎「これって……?」

龍我「もしかして……」

「合体しちゃったー!?」

龍我「どういう事だよ、戦兎!?説明しろよ!!」

戦兎「ちょっと待て!これ、完璧に物理法則無視してるから…。えーと…どうしよう……」

「……ハッ…!」

戦兎「……よく分かんないけど、行くぞ!!」

龍我「ったく、しょうがねえなぁっ!!」

身長:197.6cm
体重:111.1kg
パンチ力:55t(右腕)/64.2t(左腕)
キック力:70.5t(右脚)/62.7t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び91.8m
走力:100mを0.8秒


劇場版 仮面ライダービルド Be The One』に登場。
仮面ライダーブラッドとの戦いにて、桐生戦兎がビルドドライバーにクローズビルド缶をセットし、すぐ近くにいた龍我も特殊加工設備「L&Pスナップライドビルダー」内に格納し、2人が一心同体(物理)して変身した姿。
過去に主役ライダーとサブライダーが合体したのは仮面ライダーフォーゼ メテオフュ―ジョンステイツ/メテオなでしこフュージョンステイツが挙げられるが、あちらとは違い、本当に二人が超人バロム1になるのが異なる。
ボディの外見はラビットラビットフォームのアーマー(左頭部・右上半身・左下半身側)とクローズ専用のドラゴンハーフボディ(右頭部・左上半身・右下半身側)のカラーリングを変えたものになっているほか、マスク中央の龍の左目がウサギの折れた片耳の形状に変化している。
2人のハザードレベルが高められ、当初は上手くいかなかった連携も徐々にシンクロしていき、ブラッドと互角に渡り合える高い戦闘力を有している。

腰部には 仮面ライダーエボル・ブラックホールフォーム のEVOベクターローブに類似した「CBベクターローブ」が装着され、特殊推進ユニット機能により空中を飛行することが可能。
身体の次元伸縮バネはラビットラビットフォームのディメンションスプリンガーから「CBディメンションスプリンガー」に発展し、キック力などが更に高められている。
また、黄金のウサギ型ユニット「ベストマッチラビット」や蒼炎の竜「ベストマッチドラゴン」を召喚する能力を持つ。

ちなみに採用されなかった最終フォーム案の一つでもあり、コンセプトは2人の融合合体となっている。
葛城巧が目指していた「仮面ライダービルド」そしてベストマッチシステムの到達点であり、成立条件は「ハザードレベル7.0に達した仮面ライダー2名、およびその力で変化したフルボトル2本」。
ビルドの強化のみならずエボルトの遺伝子が必要になるのだが、当の巧自身はエボルトの力を持つ龍我を信用しきれていなかった。
そのため、彼が記憶を失い「桐生戦兎」となったからこそ実現した奇跡のフォームと言える。


『仮面ライダービルド ファイナルステージ』でも奇跡の変身を果たし、復活したエボルトと激闘を繰り広げた。
フルボトルバスターを使用する場面もあり、「ラストマッチ」と「ファイナルマッチ」の音声も初披露された。


◇装備
  • クローズビルド缶
ジーニアスフルボトルゴールドラビットフルボトルシルバードラゴンフルボトルがベルナーシュの力で一つとなった缶型フルボトル。
外観は同じく巻型のラビットタンクスパークリングに似ている。3年前の刑事さんのアイテムを彷彿とさせるシンプルな名前だが、
缶は英語で「can」なので桐生戦兎万丈龍我の2人なら出来る(=can)」の意味を含んでいる可能性もある。


◇必殺技
  • ラブ&ピースフィニッシュ
召喚した2つのエネルギー体と連携して、戦兎・龍我2人の技名の発声と共に、二重螺旋で拘束した敵に飛び蹴りを放つ。


【葛城忍Ver.】

葛城巧/桐生戦兎の父親である葛城忍がフルボトルとプロトタイプのビルドドライバーを使用して変身する「もう一人の仮面ライダービルド」。
外見は巧や戦兎のものと同一だが、能力の初期値は無調整のプロトタイプ故か戦兎が変身する通常のビルドを上回り(約1.5倍)、更にハザードレベルに応じて変動する。


詳細は該当項目にて。




追記・修正は60本のフルボトルをすべて集めてからお願いします。

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(*) 『ガンバライジング』「葛城巧データカード」裏面(葛城巧の手記)より。