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ライダーズクレスト

登録日:2018/09/03 Mon 18:48:34
更新日:2026/04/06 Mon 19:53:06
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画像出典:【OFFICIAL】Shuta Sueyoshi feat. ISSA / Over “Quartzer” (C)avex、Shuta Sueyoshi(末吉秀太)、ISSA




ライダーズクレストとは、仮面ライダーの各戦士に与えられた固有の紋章を指す用語である。


【概要】

大雑把に言えば、仮面ライダーシリーズにおける仮面ライダーに与えられた専用のシンボルマーク。

ライダーズクレストという概念が確立するのは、特撮作品『仮面ライダーディケイド』及びアーケードゲーム『仮面ライダーバトル ガンバライド』から。
一応、特定の仮面ライダーを示すシンボルマーク自体はディケイド以前から存在している(『仮面ライダー龍騎』『仮面ライダー555』『仮面ライダー剣』の仮面ライダー達などが該当)。

仮面ライダーディケイド仮面ライダーディエンドが所有するライダーカードには、表面右下と裏面中央にライダーズクレストが描かれている。
彼らの使う変身アイテムにカードをスキャンすると、文章と共にライダーズクレストが空中に浮かび上がる演出がなされていた。
ディケイドライバーに描かれた仮面ライダークウガから仮面ライダーキバまでの9つのライダーズクレストも、ディケイドというライダーを示す特徴と化していただろう。
また『ディケイド』以降では、「カイジンライド」としてカード化した一部の怪人や疑似ライダーに対しても、ライダーズクレスト的なマークが与えられている。

その『ディケイド』のライダーカードをゲーム用カードとして用いる『ガンバライド』でも、多くの仮面ライダーにライダーズクレストが与えられた。
『ガンバライド』などのゲーム作品では、『ディケイド』でライダーカードにならなかった仮面ライダーや怪人にもライダーズクレストが登場した。
『ディケイド』放映終了以降も展開していた『ガンバライド』/『仮面ライダーバトル ガンバライジング』では、ディケイド以降の仮面ライダーにもライダーズクレストが設定されるようになる。

基本的には大体の仮面ライダーに設定されているが、一部のダークライダーなどライダーズクレストが設定されていない仮面ライダーもおり、そのような場合は番組の主役ライダーのクレストが便宜的に宛てがわれる。
ただし本編内で登場するかはまちまちで、『ディケイド』『仮面ライダージオウ』のような主人公ライダーとは他の番組が初出のライダーにも劇中アイテムとして設定する必要がある作品を除くと、映像内にはほとんど出ない事もある。
その一方で『仮面ライダーBLACK RX』や『仮面ライダーフォーゼ』のように劇中でも主人公ライダー、ないし「ヒーロー側陣営」のシンボルマークとして登場している作品はあるし、仮面ライダーギーツワンネスのように「特殊なフォームの時のみライダーズクレストがデザインに組み込まれる」ケースも少ないながら存在する*1

現在では、ライダーズクレストという存在は仮面ライダーの象徴として親しまれている。


【ライダーズクレストの主なパターン】

その1. タイトルロゴ

作品のタイトルロゴをそのままライダーズクレストに採用したパターン。

主役ライダーのライダーズクレストではかなり採用されるパターンで、平成ライダーシリーズ以前のライダー戦士に目立つ。
タイトルロゴが劇中のアイテムのマークとして登場しているパターンもあり、仮面ライダービルドのライダーズクレストが代表例。

基本的には「ロゴの模様部分」が採用されるが、シン(風祭ライダー)タイトルの「真」の字がクレストになっており、珍しく題字そのものから採用されている。
なお、仮面ライダーストロンガーのSマークは胸のマークだと勘違いされがちだが(本項目でも長い間そうなっていた)、厳密にはオープニングのタイトルバックに表示されるS字マークを採用しているのでこちらである。
胸のS字とタイトルロゴのS字は、先端の跳ね方や真ん中の湾曲などの違いがある事から判別できる。


その2. 所属団体のマーク

特定の所属組織や企業などのシンボルマークをそのままライダーズクレストに採用したパターン。

特定の組織から生まれた改造人間である昭和ライダー勢はこのタイプが多い。
仮面ライダーBLACK暗黒結社ゴルゴムのマーク(ただし、ゴルゴムのマークはBLACKの体に刻まれているので、「体のマーク」タイプにも該当する)。
我らがヒーローの仮面ライダー1号仮面ライダー2号も所属団体のロゴを使用しているが、彼らはショッカーではなく立花レーシングクラブのマークをクレストにしている。その為、詳しくない人だとたまーにあれがショッカーのマークだと誤解していたり。
ただし初代ライダーという作品全体のシンボルとして扱われる為、『ガンバライド』なんかでショッカーライダーが参戦するとこれになってしまう。

平成ライダーシリーズのライダーでは、例えばライオトルーパーは量産型ライダーという特徴もあってか、スマートブレイン社の企業ロゴがライダーズクレスト。
仮面ライダーカブト』のマスクドライダーはZECTがシステムを開発した為、ライダーズクレストは「モデルとなった昆虫にZECTのロゴが被さる」ものになっている。

性質上、このパターンは本編内でも「ライダー自身orライダー陣営側組織のシンボル」として登場する事が多い。


その3. 体のマーク

ライダーの体に描かれたマークなどをライダーズクレストに採用したパターン。

平成では仮面ライダーオーズタトバコンボのオーラングサークル)などがこれに分類。
『ガンバライド』でのオーズのライダーズクレストは、オーラングサークルがコンボ亜種形態で変化するのに合わせて、各形態ごとにわざわざクレストを変えていたが、近年はタトバコンボのもので固定する場合がほとんど。たとえタジャドルコンボライドウォッチだろうと。


その4. ベルト

変身に用いるベルトをライダーズクレストに採用したパターン。

仮面ライダーアマゾンライダーマンのクレストは、変身用ベルトではないベルトがライダーズクレストになった例。
平成では『仮面ライダー龍騎』の13ライダー達の各カードデッキの紋章がそのままライダーズクレストとして扱われている。

ライダーでもない怪人だが、イーグルアンデッドのクレストはアンデッドバックルを模したマークがクレストのようで、カイジンライド用のカードで描かれた。


その5. 専用機体

仮面ライダーお馴染みのバイクなどのマシンのマークをライダーズクレストに採用したパターン。

スカイライダー仮面ライダースーパー1などは、専用バイクに描かれたマーク*2がクレスト。
平成ライダーでは仮面ライダードライブのライダーズクレストになった「ドライブエンブレム」は専用マシン・トライドロンにも刻まれており、このパターンにも分類できる(「変身ベルトに表示されるマーク」からでもある)。


その6. 文字

その戦士を指す文字をライダーズクレストに採用したパターン。

クウガは劇中のオリジナル文字「リント文字」の「クウガ」(「戦士」と訳される事も。設定上はどちらでも正解)がクレスト。
『555』のライダー達(一部除く)も、斜体になったギリシャ文字をクレストとしており、仮面ライダーファイズ以外のライダーはそれを円で囲んでいる。
メタ的になるが、『555』のライダー達はそれぞれクレストになった文字がデザインモチーフとなっている。よく見てみよう!
『ジオウ』では「カメン」というカタカナ文字を模したクレストとなっており、基本形態では額のこれと複眼の「ライダー」と合わせてカメンライダーと読める。足裏のキックと合わせてライダーキックといい、なかなか胸熱。
タイトルロゴをそのまま採用したシンも、結果として漢字文字がライダーズクレストになったことになる。


その7. 特定の紋章

必殺技の使用時などに現れる紋章をライダーズクレストに採用したパターン。
仮面ライダーアギトやキバ、仮面ライダーウィザードなどがこれに該当。


その8. 顔・飾り

顔パーツや体の飾りをライダーズクレストに採用したパターン。

仮面ライダーフォーゼはフォーゼの顔そのものがライダーズクレスト。これは(宇宙)仮面ライダー部の旗にも描かれており、ある意味「所属団体」パターンにも該当する。
仮面ライダー鎧武は額の飾りがライダーズクレストになっている。これはタイトルロゴにも配されている(「鎧武」の部分)為、「ロゴ」パターンでもある。
仮面ライダーエグゼイド』のライダー勢も顔半分を模したデザインのライダーズクレスト。
主役の仮面ライダーエグゼイドを始めとした大半のライダーは主役作品が存在して顔デザインを使ったタイトルロゴが与えられているので、彼らも「タイトルロゴ」パターンでもある。

仮面ライダーアマゾンズ』のライダーは顔半分を模したマークがライダーズクレストのようで、仮面ライダーアマゾンアルファ仮面ライダーアマゾンオメガのクレストが左右半々に合体したのが「アマゾンズ」のライダーズクレスト。

令和ライダーは一部の例外を除いてほぼ全員このタイプであり、作品丸ごとでの例外は『仮面ライダーBLACK SUN』がある程度『BLACK(倉田版)』と類似の論法でデザインされたくらい。
シン・仮面ライダー』のメンバーも「バッタオーグ=本作における仮面ライダー1号・2号の顔」を元にしたものが新規に起こされている(「藤岡・佐々木版のダブルライダーのクレストのアレンジ」という意図である事が分かりやすいデザインではあるが)。
強いていえば『仮面ライダーガッチャード』のメンバーはライドケミーカードのデザイン、『仮面ライダーガヴ』のメンバーはお菓子の個包装パック(ゴチゾウを元にしている?)を組み合わせたものとなっている為、変身に使うアイテムという意味では「変身ベルトのデザイン」パターンから派生している要素も持っているか。


【ライダーズクレスト一覧表】




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最終更新:2026年04月06日 19:53

*1 もっとも、『ギーツ』初出のライダーのほとんどは「顔」をある程度デフォルメしたものがクレストなので、ある意味では元から登場しているし、厳密には「ライダーとして個人が持っているアイテム」の照合マークからの流用なので、『ディケイド』『ジオウ』とは毛色が異なるだけで「ライダーのシンボルマーク」という意味合いでははっきり登場していると言える。

*2 ちなみに後者はファイブハンドの基本となるスーパーハンドにも真っ赤な「V」の字が描かれており、当時からスーパー1のエンブレムマークとして扱われている節もある。

*3 「μ(ミュー)」の大文字。

*4 ただし、必殺技発動時にくぐる紋章はキバと同じ。

*5 現在は形態問わず、基本的にタトバコンボのものを使用。

*6 左半分がファイターゲーマー、右半分がパズルゲーマーになっている。

*7 ただし、『仮面ライダー図鑑』ではブレイブと同じものが使われている。

*8 変身時にベルトに浮かび上がる歯車で囲まれた惑星……だと考えられていたが、『仮面ライダー図鑑』ではビルドの汎用クレストが設定されており、ゲーム『仮面ライダーバトル ガンバライジング』ではブラッドスタークのクレストが便宜的に当てはめられているなど、公式がクレストについて決めかねている様子。

*9 ライドウォッチでは「カメン」の文字。

*10 『仮面ライダーバトル ガンバライジング』や『仮面ライダー 色紙ART7』では「カメン」の文字だが、『仮面ライダー図鑑』では『ジオウ』の汎用クレストで、また『仮面ライダーバトル ガンバレジェンズ』では月のマークになっている(ちなみにライドウォッチのマークはゲイツと同様)。

*11 『仮面ライダー図鑑』ではギーツⅨのみXギーツやドゥームズギーツと同じものになっている。

*12 変身者と使用するゴチゾウが異なるブレイクッキーフォーム、バキバキスティックフォーム、マーブルブレイクッキーフォームも色違いの同デザインとなっている。

*13 オリジナルの1号・2号のクレストのアレンジ。