剣聖ビルゲニア

登録日:2009/09/05 (土) 14:05:08
更新日:2020/05/24 Sun 01:02:42
所要時間:約 6 分で読めます




剣聖ビルゲニアとは『仮面ライダーBLACK』の登場人物。
演:吉田淳


【概要】
暗黒結社ゴルゴムに所属する幹部級怪人の一人。
古代魚ビルゲニアの改造人間で、全身を覆う赤紫色の鎧状の甲殻と背中のマント、そして両手に携えたが特徴。

三万年前の日食の日に生まれたが、創世王交代の条件である五万年の周期とずれていたため、次期世紀王候補に選ばれることすらなかった。

しかしその境遇故、世紀王となる野望とそれを認められぬ不満から横暴な態度を見せるようになり、やがてそれが創世王の怒りに触れ、棺に封じ込められ現代まで眠りについていた。
だが、遅々として進まぬBLACK討伐に痺れを切らせた創世王の命により、18話において三神官が復活させた*1
以降は創世王の下、三神官と共にBLACKのキングストーン奪還を試みるが、同時にキングストーンで「自身が世紀王の資格を得る」という三万年越しの野望を実現すべく行動する。

なお、復活してからしばらくは、本調子ではなかったのか顔の色は普通の人間のような肌色だったが、22話で本来の色である白色の肌に戻る(わからない人のために説明するとタレントのデーモン閣下のような顔である)。


自身の力量に絶対的な自身を持っており、三神官の策を利用したり独断で味方の怪人を文字通り斬り捨てるなど性格はかなり冷酷。
三神官に対しては一応礼儀を持って接するものの終始反抗的な態度を見せ手を焼かせた。

一方で、変装して光太郎を殺そうとしたときには人目を恐れてか光太郎の殺害を断念したり、
BLACKは自分が倒すというプライドのために戦闘に介入してBLACKを結果的に助けたりしている。
シャドームーン同様、甘さ故にBLACKへの勝機を逃すこともしばしばあった。


【戦闘能力】

素手で戦うことの多いゴルゴムのメンバーの中では珍しく武器を使って戦う。
「剣聖」の異名に違わず、その剣腕には凄まじいものが秘められている。
また、格闘能力こそBLACKに及ばないものの、魔術や催眠術、変装能力、光の剣に変身して飛行する能力など、
キングストーンを持たずして、世紀王であるBLACKを凌ぐ特殊能力を持っていた。

耐久力も高く、病み上がりのBLACKによるものだったとはいえ、ライダーパンチやライダーキックを立て続けに受けても耐えてみせた。

自ら専用マシン・ヘルシューターを製作させ、ロードセクターを駆るBLACKと互角のマシン戦を展開した。
さらに、世紀王専用マシンであるバトルホッパーもタマムシ怪人によって制御不能にされ暴走したところを乗っ取ろうとした。


◆武器・能力

◇ビルセイバー
柄にゴルゴムの紋章であるリンゴを食べる蛇が刻まれたビルゲニアの魔剣。普通の人間が手にすると剣の魔力により凶暴化して暴走しビルゲニアの意のままに操られてしまう。
BLACKのボディを切り裂く威力を持ち、破壊光線を放つことも可能。
サタンサーベルを交差させることで、さらに強力な破壊光線「サタンクロス」を放つことができる。
シャドームーンのサタンサーベルと打ち合った際には弾かれてしまった。

◇ビルセイバーダークストーム
ビルセイバーから光線を出し突風を発生させる。

◇ビルセイバーデモントリック
マルチアイでも見破れない分身を作り出す。

◇プレッシャーウェイブ
ビルセイバーを回転させて渦巻き状の光線を発射する。
当たった相手は底無し沼状に地面に沈んで行く。

◇ビルテクター
ゴムゴムの紋章が刻まれたビルゲニアが装備している。投げつけて攻撃することもある。
登場初期にはライダーキックをほぼ無効化するほどの強固さを見せ、ビルセイバーと併用することでBLACKを苦戦させた。

だがBLACKの能力向上のためか、第28話ではライダーキックでヒビを入れられ、ビルゲニア自身もかなりのダメージを負う。

その後修復されたようだが、シャドームーンのサタンサーベルであっさり切断されてしまった。

◇顔写しの術
化けたい相手の顔を自分の体に押し当てることで、その人間そっくりに変身する。

サタンサーベル
創世王の証である赤い刃の剣。
この剣を手に入れたことにより、ビルゲニアは自分こそが次期創世王になる者だと確信したが…

サタンクロスという新技を編み出したりするなど、ビルゲニアはキングストーンを持たない者なりに、
サタンサーベルを使いこなすべく試行錯誤を重ねていたことが伺える。

◇ヘルシューター
カマキリ怪人と共に、ロードセクター開発者の大門洋一の教え子の江上を脅して造らせたバイク。側面にゴルゴムの紋章をつけている。
三神官がロードセクターのデータを基に製造したデスランナーの完成型であり、アタックシールドの代わりに、前部にレーザー砲、両側面にミサイル砲、後部に機関砲二門を装備。

BLACKのロードセクターとの対決では、「ロードセクターのRSコンピュータでヘルシューターのRSコンピュータを狂わせる」という
BLACKの捨て身の作戦で操縦不能になり、ビルゲニアが乗り捨てた後、ライダーキックで破壊された。


【劇中の姿】

3万年のブランクがあるにもかかわらず、初戦では事前にクロネコ怪人を犠牲にして能力をリサーチしたこともあり、BLACKを敗退させている。
以後も何度も激闘を繰り広げた。

最初のうちはBLACKを圧倒していたが、BLACKが実戦経験を重ねるにつれて次第に苦戦するようになり、ついに第28話では完敗を喫している。

その後、シャドームーンの復活が近づき、用済みとして処分されることを恐れた彼は、
創世王から「サタンサーベル」を与えられて起死回生を図り、両世紀王を倒して自ら次期創世王になろうとする。

だが第35話で復活したシャドームーンにサタンサーベルを取り上げられ、BLACKにライダーパンチとライダーキックの連打を受けて深手を負い、
形勢不利と見てゴルゴム神殿に帰還。
サタンサーベルを奪い返そうとシャドームーンに挑むが、ビルセイバーをサタンサーベルで弾かれて折られ、
ビルテクターもろともサタンサーベルの一撃で斬られて凄惨な最期を遂げた。


「俺は利用されたに過ぎなかったのか?創世王様っ!!」



【外部出演】


ゴルゴムに所属していたが既に一度倒され、再生復活したという形で棺桶から登場。
原作同様シャドームーンに倒されたらしく、復活直後に

「とうとう甦ったぞ!シャドームーンめ待っていろ」

と意気込んでいた。

諸事情あって隣の棺桶で寝ていた南光太郎と対面し、

「おはようございます」
「あ、おはようございます」

何故か挨拶を交わすが、その後に見覚えがあって何か気に入らないからと戦う。
ちなみにお互いに相手が誰か覚えていなかった。バカだこいつら


ネオショッカー(スカイライダーの敵組織ではなく、グランショッカーや大ショッカーに近い形態のゲームでの組織)に
『ゴルゴムは壊滅、シャドームーン死亡』と騙され、彼らの尖兵としてバダンの基地を破壊する。
が、南光太郎からシャドームーンは生きていると聞かされ激怒。
いずこかへと消える(ちなみに光太郎はこの時にはビルゲニアの事を思い出していたらしく、「俺のことを忘れたのか?」と突っ込んでいる)。

…と思ったら最終ダンジョンに何故か居た。そのヒトはRXだから。もうブラックサンじゃないって。つかやっぱり闘ってたんじゃないか。


◆『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』

基本的に原作と同じだが、創世王が復活を指示した理由が
「ブラックサンに別の力が合わさる(BLACKが先輩ライダー達と合流する)前にカタをつけるため」というものに変更されている。



2話分しか登場しないが基本的に原作と同じ。

BLACKの能力を探るためにサイ怪人を使用し、対決時は何故か三体になった。
強いのだが、それ以上に雑魚がいないから戦意(気力)が上がらなくて変身できないことが問題。ソウルタブ作りまくり。

もう1話分ではデストロンがショッカー幹部を復活させた時にまったく関係なく戦いを挑んでくる。邪魔だ消えろ。
なお、この時はさそり男の方が強敵。

そしてシャドームーンに倒され退場する。



◆『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
地下帝国バダンの幹部怪人として登場。
前年の春映画で似たような大幹部がでたので、人選されたのだろうか?

しかし、目立たないのでパンフを読まないと気づかれない。



追記・修正はクロネコ怪人に下調べをさせてからお願いします

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