遊☆戯☆王デュエルモンスターズ7 決闘都市伝説

登録日:2010/09/30 Thu 20:16:48
更新日:2025/06/28 Sat 12:38:33
所要時間:約 2 分で読めます





2002年7月にゲームボーイアドバンスでコナミから発売された遊戯王ゲーム。ストーリーはバトルシティ編。ジャンルはRPG+カードゲーム。

特典カードはF・G・D(予約)、究極竜騎士、魔法効果の矢、万力魔神バイサーデス*1
攻略本の付属カードは上巻が痛恨の呪術、下巻が死霊操りしパペットマスター。

前作が当時のOCGをほぼ再現していてスピードもそこそこ、と評価が高く、本作もかなり期待されていたが……。


本作の特徴


  • OCGとルールと効果がかなり違う。DM4まで採用されていた召喚魔族、デッキキャパシティ制がまさかの再登板。要するにDM4の流用・改変*2
    一応クリボーブルーアイズ・ホワイト・ドラゴンを倒したり、キーメイスでデーモンのしょうかんを倒したりできる。
  • 融合が出来ない。
    DM4までは低ステータスモンスターでも種族等を考慮してうまく組み合わせると強力な融合モンスターを召喚出来るシステムがあり、非OCGゲーム独自の柔軟性を産んでいたのだが完全撤廃。
  • 収録カードは約900枚と前作(約1100枚)から減少。
    というかゲームシステム同様DM4の流用・改変に近く、非OCGルール準拠なので多くの効果モンスターは通常モンスター化している。
    その一方で未だにOCGに出ていない近年OCGで登場を果たした「タロンズ・オブ・シュリーレン」などが使用できたりもする。
  • 初プレイでも2~3時間で終わるボリュームの少なさ。
    • 初期デッキにコストが低く、使いやすい起動効果モンスターや、強力な割にコストが低レベルモンスターか、それ以下な罠カードを複数枚入れるように改良するだけで楽に決勝トーナメントへ進出できるほどヌルい。
  • 本作では通信プレイが出来ず、完全に1人用。まぁ仮に通信プレイがあったとしても、ボリューム不足すぎる本作で行う意味は無さそうではあるが。
  • 漢字変換が中途半端。キャラのセリフだけならともかく肝心のカード名と詳細文でも漢字変換が中とはん端。これについては次回作の遊戯王DM8でも殆ど変化がない。
  • 前述したデッキキャパシティはその辺のモブ決闘者・本田くん・デュエルロボ・カード屋店員にデュエルで勝利すると5増える。
    初勝利時にパズルカードが手に入る決闘者(ゴースト骨塚など)やイベントで一度だけ戦える決闘者は勝利すると30も増え、元パズルカード持ちで何度でも再戦してくれる相手に勝利した際は10増える。
    • 10貰える相手で一番弱いのは骨塚なので彼と戦いまくれば短時間でデッキキャパシティを上げられ、それに伴ってデュエリストレベルも上昇していく。そのため10貰える相手で最も弱い骨塚が最序盤から終盤まで効率の良いレベリング方法となっており、そのまんま「骨塚狩り」と称されている。*3
  • ゲーム内通貨であるドミノはデュエルに勝利すると手に入る。貰える量は相手にもよるが、何度も戦える相手だとそれなりに強いが序盤から何度も再戦可能なデュエルロボ(5000ドミノ)、時期の都合上終盤となるがバンデット・キース(10000ドミノ)が高額。
    • ストーリーやイベントで一度しか戦わない、そこそこ強い相手だと10000ドミノ以上貰えたりする事もある。その場合はメッセージで「〇万ドミノくらい貰った!」と表示される。なんで曖昧なんだよ*4
  • 各種カードはアンティやごく一部のイベントで入手できる他、カードショップで売買可能。このお店、グールズが経営しているためかBGMも含めて怪しさ満載だが…
    買値が良心的(ぼったくり一切無し)・デュエルで1回勝利する度にカードが大量にランダム入荷(ただしランダム入荷されないカードも割とある)・
    パスワードマシンにパスワードを打ち込むと対応カードが1枚即入荷(入力にはお金がかからずペナルティ等もない)と至れり尽くせりな☆5評価確実の最優良店である。なんだ、グールズっていい奴らじゃん!
    • アンティルールはかばんに入っているカードからプレイヤーが好きなカードを1枚選択し、提示するという形式。賭けるかどうかは任意。
      アンティを賭けた状態で負けてしまうと賭けていたカードはかばんから失われる。賭けていないと勝利してもカードは入手できないが、負けた際のデメリットも無い。
    • ただし、対戦相手が何のカードをくれるのかは実際に勝利するまで分からない。アンティで貰えるカードは対戦相手によって異なる(1種類で固定された相手もいる)。*5
      それはすなわち、不要なカードを1枚賭ける事でランダムドロップの権利が与えられるという事である。それ昔のDMシリーズじゃん!
    • たとえ《青眼の白龍》や《青眼の究極竜》をアンティに設定したとしても、対戦相手はそれらと全く釣り合いが取れないクズカードを渡す事もザラ。
      アンティは「能力の低いカード(《ワイト》や《薄幸の美少女》など)」か「それ以外のカード」の2パターンでしか分けられておらず、能力の低いカードを賭けた場合は相手から貰えるカードの質も下がる(能力の低いカードをアンティにする際は事前警告有り)。
      それ以外ではアンティの質が一切影響しないので、適当なカード(《ヘルバウンド》とか)をアンティに設定しておけば低リスクでアンティが成立する。 対戦相手「これ《ヘルバウンド》!レアカードなんかじゃない!」
  • 一度デュエルした相手とは再戦できない。ただし一部の決闘者とは再戦可能。
    • ただし再戦可能な決闘者の中には勝利後に一度話しかけると選択肢を提示してくる奴がおり、相手の機嫌を損ねたり突っぱねる内容のものを選ぶと以降は相手にしてくれなくなったり、その場から立ち去って二度と会えなくなってしまう。面倒くせぇ奴らが多すぎる
      こいつらは何の嫌がらせなのか誤った選択肢をカーソルの初期位置である左側へ置いている事が多く、ボタンを連打してるとそちらを選んでしまう危険性が高い。要注意。
    • なお、再戦できるわけではないがモブ決闘者にも選択肢を出してくる者がおり、選択肢次第で《薄幸の美少女》を渡して悲し気に立ち去ってしまうか、励ましてくれた主人公を以後応援してくれる健気な女の子が公園にいたりする。可愛い。
      …かと思えば「お前、強いのか?」と聞いてきて「弱い」と答えたら「じゃあ勝負しようぜ」とほざいてくる勝負事を舐め腐ったデブ太っちょがいたりもするが…*6 *7
  • 遊戯王系列のゲームでは初となるキャラボイス収録。ただし種類は少ない。
    • デュエル中に「俺のターンだ!」(ターン開始時)、「行け!〇〇!」(切り札に該当するモンスターで攻撃宣言するか起動効果を発動した時)と言うだけ。2種類だけは流石に少なすぎる…
    • イベントボイスもあるにはあるが洗脳城之内と遊戯が相対した時に「城之内くん、大好きだ!」という原作準拠だが些か唐突すぎる告白ボイスと、姉上様ことイシズから「オベリスクの巨神兵」を託される際のボイス2つ(「貴方にこの三幻神獣の一つ」「オベリスクの巨神兵を託します」)*8 *9である。
  • あるパスワードを打ち込むとタイトル画面で遊戯がタイトルコールしてくれる。このCVはもちろんアニメDMと同じ風間俊介(デュエル中の遊戯と闇遊戯のボイスも担当)。風間俊介の無駄遣い
  • DM4までの非OCGルールに中途半端なOCG要素および改良を組み込んだ事で闇のプレイヤーキラーが使用したモンスターの攻守が原作と同じ、ただしレベルはOCGと同じ*10
    これによってフィールドを「闇」に変える「闇晦ましの城」が滅茶苦茶強い。
    レベル4で守備力2500の優秀な下級モンスターだからかコストは493と馬鹿高く、デッキに入れたい場合はデュエルを沢山こなしてデッキキャパシティを多く稼ぐ必要があるが。
  • 神のカードこと三幻神獣(「オベリスクの巨神兵」「オシリスの天空竜」「ラーの翼神竜」)がコスト0かつ三幻神獣以外の起動効果では破壊されず、コントロール奪取の影響も受けない。出せばほぼ勝てる。
    • しかし本作は前述したように2~3時間程度でクリア出来るくらいヌルゲーなので、神のカードなんて使わなくても大抵何とかなる。そもそも「オベリスクの巨神兵」ですら入手時期が終盤なので出番も殆ど無いに等しい。*11
    • 「オシリスの天空竜」にいたっては決勝トーナメント準決勝の闇遊戯に勝利後と更に遅い。
      その段階で入手しても残る決闘者はラスボスの闇マリクと、後述する再戦可能な決闘者わずか数名だけ。雑魚相手に神を繰り出して俺TUEEEEEEEするゲームって正直どうなの?
    • 「ラーの翼神竜」は所有者がマリクのため、決勝戦の闇マリクを倒せば手に入るが、その時点でエピローグ→エンディングとなりセーブも行えないため、プレイヤー側はラーをデッキに組み込んで使う事ができない。
      ただ、ラーが全く使えないわけではなく「ラーの翼神竜」を戦闘破壊し、直後に「死者蘇生」を発動すればそのデュエル中に限り、プレイヤーも「ラーの翼神竜」を手駒にする形で使う事ができる。
      本作で「ラーの翼神竜」を使う決闘者はリシドと闇マリクの2名だが、どちらでも行えるので暇な人はやってみよう。
    • なお、神のカードは劇中世界だと選ばれた決闘者にしか使えない崇高なカードという扱いなのだが、千年アイテムとの関連性皆無なごく普通の一般人であるはずの主人公が何故神のカードを自由自在に使えるのかは一切説明がない。
      主人公だからなのかゲームの都合か…デフォルトネームはないけど彼はコナミ君なのか…?
  • 登場キャラの一部設定はアニメDMを参照しているためかグールズ仕様のキースが登場したり、サブイベントではアニメオリジナルキャラの忍者使いマグナムが登場する。デュエルも可能。他決闘者と同様にクソザコだけど
    • 他にも磯野とはシナリオの流れで一度戦う事になったり、獏良了とも期間限定でデュエルできたりする。
      しかし全キャラを網羅出来ているわけではなく、獏良の闇人格である闇獏良はストーリー上に一度だけ出てくるもののプレイヤーとはデュエルは行わない。
    • 御伽や川井静香にいたっては全く出てこない。バトルシティ編なのに君達は登場しないのか…
  • エンディングを迎えても初クリア特典とかクリア後要素とかは一切なく、最後にセーブしていた段階まで戻される。
    • ちなみに闇マリク戦直前でセーブ後、再戦可能な決闘者はデュエルマシーン、ゴースト骨塚、ダイナソー竜崎(※選択肢次第)、虫野郎インセクター羽蛾、梶木漁太*12、バンデット・キース(※選択肢次第)と最大6人しかいない。*13野郎共とロボットしか残ってねぇ…これなんて虚無ゲ?


要するにどちらかというとアニメから入った低年齢層ないし新規層向けにDM4を仕立て直した感じのするゲーム。その割にはキャラグラのタッチは原作寄りかつ表情差分も無かったりする。これも流用なんじゃ……

このゲームには続編の遊戯王DM8 破滅の大邪神も存在。
ヌルすぎる町内大会で優勝を果たした(と思われる)主人公が今度は大邪神の魔の手から世界を救いにいくという話だが、
あまりにも理不尽だらけだったためにクソゲー(直球)ないしはマゾゲー(オブラートな表現)と呼ばれる程のトンデモ作品となっている。詳細はそちらのページにて。

本作の登場人物

原作キャラは必要最低限しか出ていない上、何度もデュエルしてくれるキャラも少ない。1回or期間限定+寄り道必須だらけとかナメとんのか
そのため、本作をキャラゲーとして見ると疑問符が付く事だろう。



三幻神獣について

本作は神のカードこと三幻神獣の3体がゲームオリジナルのステータス・効果設定を持つモンスターとして実装。
プレイヤーがデュエルで使用できるカードとしては遊戯王DM4以来となるが、あちらよりも耐性が超強化されている。
いずれも神魔族でありながらコスト0なので、入手後にデッキへ即投入できるのも良点。
ちなみに三幻神獣のカードはアンティカードとして選択したり、カード屋に売る事はできない。勿論カード屋に入荷される事もない。

  • 戦闘および《オベリスクの巨神兵》の起動効果以外では破壊されない。
    • 純粋な戦闘で打ち破るか、オベリスクの起動効果を使わないと彼らを破壊する事はできない。
      そのため、場持ちの良さは最高レベル。
  • コントロールを奪取するカードの効果を受けない。
    • 絶対に寝返らないのはとても心強いが、その手のカードを使う決闘者がごく僅かしかいない本作ではあって無いような耐性である。
  • 相手の場に攻撃反応型の除去罠カードが伏せられていた場合、それらに引っかかるが破壊は勿論のこと、攻撃を無効にもされない。
    • 本作の三幻神獣による攻撃宣言は、除去罠カードの発動条件にも引っかかる仕様となっている。
      しかし攻撃自体は無効にされないため、相手の場に《万能地雷グレイモヤ》や《激流葬》が伏せられていても、三幻神の攻撃宣言で起動→無駄にさせた上で再度攻撃宣言が可能。ニレンダァ!!
      ただし《激流葬》の場合は自分の場にいる他のモンスターは破壊されてしまうので、攻撃タイミングに注意。梶木と闇マリクしか使い手いないけど。
      ……なお、《メサイアの蟻地獄》は破壊ではなく攻撃を妨害する罠カードなので三幻神獣は引っかかった上でキッチリと攻撃を食い止められてしまう。*17

  • 《オベリスクの巨神兵》
起動効果モンスター
星12/戦士族/攻4000/守4000/神魔族/コスト0
「相手の場のモンスターを全て破壊し、相手のライフポイントに4000ダメージを与える」(起動効果)
作中で主人公が初めて入手する神のカード。シナリオ終盤にイシズと社長の二連戦を勝ち抜く事で手に入る。
彼の起動効果は普通のモンスターは勿論、他の三幻神獣も打ち砕く事ができるぞ。
本作はどの対戦相手もライフポイント8000と至極真っ当な数値に設定されているので、その半分である4000の直接ダメージも非常に強力だ! 強いぞーカッコいいぞー!

  • 《オシリスの天空竜》
起動効果モンスター
星12/ドラゴン族/攻4000/守4000/神魔族/コスト0
「自分の手札1枚につき、攻撃力・守備力が1500ポイントアップする」(起動効果)
作中では主人公がマリクの人形と相対した時に出される……かもしれない神のカード。
出されたらほぼ負け確定なので、余程の物好きでないと見る事はないだろうが……
しかし彼を倒しても主人公はオシリスを入手する事はできず、実際に手に入るのは決勝トーナメントで戦う闇遊戯に勝利後。遅すぎるよ。

本作では起動効果モンスターなので、手札が多い時に発動させるだけで攻撃力・守備力がインフレレベルで急上昇。
1回でも発動させれば彼に対する戦闘突破は無理ゲーと化し、相手決闘者は成す術なく蹂躙されてしまうだろう。

《闇の訪れ》や《闇晦ましの城》と組み合わせて、起動効果を複数回使えば攻守2万→3万……と更に上げられるが、
本作でそこまでの攻撃力が必要な状況は全くないので趣味の領域である。
ちなみに起動効果を発動した際には雄叫びをあげてくれるぞ!!!! コレが次回作で非常に喧しくなるとか当時は思ってもみなかったが……

  • 《ラーの翼神竜》
起動効果モンスター
星12/機械族/攻4000/守4000/神魔族/コスト0
「自分のライフポイントを1にし、その減らした数値分を相手のライフポイントに直接ダメージとして与える」(起動効果)
作中では闇マリクと、マリクの影武者を務めたリシドが使う神のカード。
しかしプレイヤーがラーを入手する事はできないため、デッキに投入する事は不可能。よって本作の彼は通常プレイ下だと敵専用カードである。
……製作スタッフはラーの入手手段が一切無い事に気付かなかったのだろうか? まぁ遊戯王ゲームでカードコンプが出来ないのはよくある事だが

起動効果はラーの速攻能力を意識した効果。フェニックスモード?そんなものはない
相手モンスターには一切関与しないが、相手プレイヤーを葬り去るという意味では十分再現できている。
自分のライフが相手のライフを下回っている時に、ラーを召喚されてしまうとその時点で瞬殺確定だぞ!

本作の主人公は常に初期ライフポイント8000でデュエル可能と至極真っ当な仕様になっているため、
入手できていたなら次回作よりも扱いやすいのは当然として、相手を容易く瞬殺できる効果から稼ぎ効率も良くなっていた事だろう。ヌルすぎて稼ぐ必要がないというツッコミは禁止

余談

後に発売されたアーリーデイズコレクションでは、このゲームも収録されておりプレイ可能。
実機(GBA版)の時点でかなりのヌルゲーではあるが公式チート機能が搭載されており、
デュエリストレベル・デッキキャパシティを最大にできるモードをONにすれば更にヌルヌルゲーと化す。見ろ!敵決闘者がゴミのようだ!

…ヌルゲーっぷりを超加速させるそんなものより特筆すべきは全カードのアンロック機能
これは1~9枚の範囲で最初から全カードを入手できるという機能で、なんと通常プレイでは一切の入手が不可能だった《ラーの翼神竜》も自由に使えるようになる。
ストーリー上の都合で敵専用カードとなっていたラーをプレイヤーもデッキへ投入できるようになり、カードコンプリートも可能になるとは、いい時代になりましたね。
主人公「ラーはボクのしもべとなる!」 闇マリク「ありえないぃぃ…」

しかも本作の神のカード3種は制限・準制限カードに指定されていない。
通常プレイではオベリスクもオシリスも1枚しか入手できなかったので実質制限カードのようなものだったが、
全カードアンロック機能を用いれば2枚以上入手できるため3枚投入も可能に。入れすぎるとATMもビックリな超激重デッキと化すので要注意
そもそも神のカードの入手がストーリー終盤になってからとストーリーで活用させる気もないレベルで遅すぎたので、
最序盤から彼らを自由に投入できるのは三幻神獣好きにはたまらないと言えるだろう。

……このようなヌルゲーで神のカードを使った無双で楽しくなるかどうかは別の話。




追記・修正はラーの翼神竜を戦闘破壊後、死者蘇生してからにして下さい。

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最終更新:2025年06月28日 12:38

*1 ヴァリュアブルブック4とは絵違い

*2 といってもDM3のコンストラクションモンスターやDM4の下級・上級・最上級がステータスできまるルールなどは採用されていないが。

*3 だが前述したように初期デッキをちょいと改良するだけで決勝トーナメント進出した上でエンディングも見れてしまうこのヌルゲーではレベリングする必要性がまるで無い。デッキにより強力なカードを入れて無双したいとかであれば話は別だが。

*4 ちなみに本作で一番多くドミノが貰える相手は闇マリクで、その額は驚きの50万ドミノ。金持ちってレベルじゃねぇ。しかし彼に勝利するとセーブ出来ずにエンディングを迎えるため全く意味がない。

*5 なお、本作のラスボスである闇マリクのアンティカードは何も設定されておらず、こちらがアンティを賭けていてもアンティで得られるカードは無いので賭けるだけ無駄である。仮にアンティが貰えていたとしてもエンディング後にセーブできないので無意味だが。

*6 単なるモブなのでコイツとデュエルするかどうかは自由だが一度も普通に話さずデュエルを挑み勝利しても「んだよ、てめー」とか「嘘つきだな、お前…」などと宣う。会話のキャッチボールすら行っていない状況でも嘘つき呼ばわりしてくるとは意味不明である。デブの馬鹿!(獏良感)。

*7 ちなみにこのデブは最序盤から時計塔広場にいるがグールズ編が開始された辺りで姿を消すため、デュエルでコイツをぶちのめしたい人はお早めに。

*8 イシズのボイスが分割されているのはゲーム上のテキストウインドウに台詞を一括表示しきれなかったためと思われる。

*9 なお、イシズとは一度だけデュエルする機会があるのだが彼女のデュエルボイスは用意されておらず、イベントボイス2種しか喋らない。島本須美の無駄遣いすぎる…

*10 これに関してはDM3からそうだが。

*11 しかも「オベリスクの巨神兵」が主人公の手に渡るという都合上、海馬瀬人こと社長が本作で「オベリスクの巨神兵」を使うシーンは一切ない。前世からの嫁(「青眼の白龍」)に終始一途なのはとても良い事ではあるが、社長とオベリスクの組み合わせも好きだった人からすれば大分アレな展開ではある。

*12 水族館でどちらの選択肢を選んでいてもグールズ編終了後に童実野埠頭へ出現し、以後何度でもデュエルしてくれる。

*13 エスパー絽場は時計塔広場にいる状況であってもグールズ編終了後から再戦不可となり、カード屋新店長も同時期から再戦不可になる。本田ヒロトは決勝トーナメントに同行する都合上、決勝トーナメント開始直後から再戦できなくなってしまう。

*14 戦いの舞台というか外観は原作そのまんまなのだが、遊戯が負けた際に錨が繋がれた時限爆弾は一切爆発していない。にも関わらず遊戯は海へ引きずり込まれている。どういうことなの……

*15 絵違いカードはパスワードが個別に設定されているパンドラ版《ブラック・マジシャン》を除いてパスワード経由で店へ入荷させられない。この仕様により複数枚欲しい場合は店でランダム入荷されるのを待つしかなく、本作では絵違いカードの方がレアカードとなっている。EX版も出世したなぁ…(懐古感)。

*16 ゲーム的にはアンティは任意であり、カードを賭けさえしなければカードは一切取られないので「カードがー」とか「奪われたー」とか宣ってる連中は、彼らを侮ってアンティを賭けた末に負けて正当に取られただけではないか説まである。大会参加者の過半数はクソザコだし。

*17 メサイアの上位互換である《アマゾネスの弩弓隊》は攻撃妨害に加えてステータス弱体化が施されると思われるが、本作では舞とイシズしか使わず、彼女達は通常プレイだと三幻神獣が使えない時期にしか戦えないため、それによる発動状況を目にする事はない。