登録日:2011/12/07 Wed 21:31:56
更新日:2025/03/01 Sat 14:27:46
所要時間:約 5 分で読めるんだァァァ!!
遂に、もう1人のダイレンジャーが誕生する。
ゴーマの阿古丸と三人官女が現れ、白虎真剣を巡る戦いが始まった!
コウよ、剣を抜け!
転身だ!キバレンジャー!!
五星戦隊ダイレンジャー!
出ました新戦士
コウは、
五星戦隊ダイレンジャーの登場人物。
吼新星は守護星の名前であり、姓ではない(これは他のダイレンジャーも共通)。
スーパー戦隊シリーズ初の
少年が変身する戦士である!(しかしその後は『
宇宙戦隊キュウレンジャー』のコグマスカイブルー/佐久間小太郎まで登場しなかった。ただし
ゲキレッドのような例外も存在する。また、映画及びOVAを含めるなら『
烈車戦隊トッキュウジャー』も該当)
演:酒井寿
【人物・概要】
第17話から登場した男子小学生。
初登場時、9歳(第44話で10歳)。
ある日、謎の声(白虎真剣)に導かれてリンと出会い、彼女の部屋からキバチェンジャーを盗み出し、白虎真剣を入手してキバレンジャーの力を得た。
子供らしく腕白な性格。
初対面のリンの小さい胸を触ったり、スカートをめくった挙句、バッグを盗んだ事がある。
リンに対して好意を抱き、ダイレンジャーの動きを把握する目的も兼ねて、勝手にリンの部屋に荷物を運んで住み着いた(荷物を運んだのは叔父夫婦)。
勿論、リンは初めはコウを拒絶したが、最終的に同居を認めた。
スケートボードが得意であり、かなりの実力者である。
人懐っこく、リン以外のダイレンジャーとも仲が良い。
当初、将児はコウの事を嫌っていたが、後にコウにとって頼れる兄貴分になった。
ダイ族の母親(演:
小田切長官三輝みきこ)とゴーマ族のシャダムとの息子であり、ゴーマの血が流れている。
ゴーマの血を10歳の誕生日まで抑える為に、母親に無理矢理
虎の形をした焼き印を押し当てられた。
その後、10歳の誕生日である
12月24日が近づくにつれて、ゴーマ化の兆候が現れてダイレンジャーに襲い掛かるようになるが、母親の手によってゴーマの血から解放された。
母親は行方不明になっており、叔父夫婦に育てられていた。
が、邪魔者扱いされていたらしい…(by本人)。後にようやく母親と再会できたが事故によって永遠の別れを迎えてしまう。
阿古丸は双子の兄であり、宿敵でもある。
終盤までコウと阿古丸との関係は明かされなかったが、中盤で阿古丸が一度死亡した際には悲しんでいた(この事から、阿古丸に対して殺意は抱いていなかったらしい)。
ゴーマ族では双子は忌み嫌われる存在であり、生まれてすぐに殺される筈だった。
が、母親によって救われた。
行方不明の母親を探し求めており、それを阿古丸に利用された事がある。
また、コウを部屋から追い出す為に、リンもそれを利用した(その際、亮達を無理矢理協力させた。が、将児はノリノリだった)
母親が原因で、
早口旅ガラスに敗れて捕われた事もある。
キバレンジャーの力を手に入れたばかりの頃は遊びで転身する事が多かった。
用が無いにもかかわらず転身して、気力で女子高生のスカートをめくる等、悪戯放題だった。
その度に、白虎真剣から注意されていた。
50年後でもリンと一緒に暮らしているが、重役会議があったためにダイレンジャーメンバーの同窓会には行けなかった。
気力転身!キバチェンジャー!!
吼新星!キバレンジャー!!
【キバレンジャー】
コウがキバチェンジャーで転身した姿。
スーツカラーはホワイト。
スーツアクターは渡辺実(後に『トッキュウジャー』で少年
トッキュウ1号を演じる)
変身時は白虎真剣の力で、小柄ながらも大人並の身長になる(白虎真剣曰く、子供のままだと馬鹿にされるから)。
変身者のコウが子供ゆえに、気力も少ない上、それを全て攻撃に利用している為、防御力が弱い。
その弱点を補う為に、上半身用の鎧、キバテクターを装備している。
初期メンバーのように武術は使わないが、素早く動き、軍師役でもある白虎真剣の助言を受けながら戦う。
追加メンバーにしては珍しく、戦闘能力が初期メンバーより低いが、シャダムと一騎打ちで優位に立ったこともあることから、潜在能力は高いことが覗える。
当初は正体を隠しており、台詞を白虎真剣がアテレコしていた。
ダイレンジャーにも正体を隠していたが、視聴者には知られている。
ダイレンジャー終了後は長らく出番が無かったが、17年後のレジェンド大戦への参戦で久々に公に姿を現す。
変身は解かなかったが、年月が流れたため大人になっていると思われる。
【白虎真剣】
お初にお目にかかるぜ!
俺の名前は白虎真剣。白虎と呼んでくれよな!
声:阿部渡
老道士・虞翻によって日本に持ち込まれた剣。
キバレンジャーの武器であり、相棒。封印を解いてくれたコウを
「心の友」と慕う。
自我を持っており喋る事が出来、江戸言葉を話すややお調子者な性格。
コウにテレパシーを送り、リンと対面させたのは白虎真剣である。
コウの母親からキバレンジャーの正体を隠す様に頼まれており、キバレンジャーの台詞を全てアテレコしていた。
遊びでキバレンジャーに転身するコウを注意する事が多かった。
戦闘慣れしていないコウに指示する事が多い。
単独での
飛行能力を持ち、コウと共に空を飛んだ事がある。
【ウォンタイガー】
キバレンジャーの
気伝獣。
第22話で初登場。なお、この前の21話タイトルは「気伝獣様ご誕生」だが誕生せず、タイトル詐欺である。
ダイレンジャー達の協力で誕生したが、その後キバレンジャーが横取りした(元々キバレンジャー専用であるが…)
必殺技は吼え声を増幅させて放つ「ウォンタイガー・大咆哮」。
モチーフは白虎。
気伝武人形態の龍星王が背中に乗った事がある。
龍星王と同様に、気伝武人に変型可能。
尻尾が変化した黄金剣を武器にする。
「虎の子大秘術」という7つの気力技を駆使する。
龍星王以外の気伝獣と合体して「牙大王」になれる。
牙大王は大連王と比べるとパワー面では劣るが、大連王を凌駕する気力を発揮する。
牙大王では、星鳳凰は右腕に武器『飛翔剣』として装備されている。
その星鳳凰=飛翔剣を飛ばす『飛翔剣・木端微塵』が
必殺技。
【余談】
小学生で変身した戦士である為、キバレンジャーは多くの子供達に夢を与えた存在だった。
『
海賊戦隊ゴーカイジャー』で
伊狩鎧を演じた池田純矢氏もその子供達の中の一人であり、幼稚園の卒園文集に「
将来の夢はキバレンジャー」と書くほどであった。
実際、鎧を演じたことで彼は幼い頃からの夢を叶えることができた。
演じた酒井氏は前作『
恐竜戦隊ジュウレンジャー』にて、
ブライの少年時代を演じた経験の持ち主。
また、後に
矢車想や
須塔大翔を演じた徳山秀典氏、
リキを演じた山口将司氏とは親友だったりする。
なお、酒井氏は既に引退しているが、本編後『
鳥人戦隊ジェットマン』で
トラン役だった久我未来氏らと共に『
3年B組金八先生』第4シリーズにレギュラー出演しており、2011年3月に放送された『3年B組金八先生ファイナル』にもゲスト出演を果たした。
また、『ダイレンジャー』関連のイベントには顔を出しており、2010年に催された同イベントでは初めてコウ本人の声で変身ポーズや名乗りを披露した。
学業との兼ね合いで撮影に参加できない場合もあったが、その点を正体を隠し、話によっては変身後の姿のみ(特に他の5人に正体を明かした後は巨大戦にのみ合流するパターンが多々あった)登場させ、セリフは白虎真剣にアテレコしてもらうなどで対処した。
吼新星・乱れやまびこ!
Let's Go!追記・修正!
- 「変身前と変身後で体格が違う」ということへの理由づけがあるというのは戦隊唯一か? -- 名無しさん (2013-12-29 19:57:39)
- ガキの頃に焼きごてのシーンでガチでビビったのは俺だけじゃないと信じたい -- 名無しさん (2014-03-31 20:51:53)
- つーか母親に名前付けてやれよ。なぜ頑なまでに苗字を出したがらないんだこの番組… -- 名無しさん (2014-07-15 11:40:35)
- 何でコウは自分とシャダムと阿古丸の関係知らないの? -- 名無しさん (2014-07-15 11:54:33)
- ↑↑確かに不公平だ! -- 名無しさん (2014-07-15 12:47:42)
- コウは生まれたばかりの頃、母親と一緒にゴーマから逃げた。実の父親がまさか地球征服を狙う悪党だとは知りたくないだろう。最終回でシャダムがバラそうとしたが亮が言わせなかった。 -- 名無しさん (2014-11-16 14:08:17)
- ずっと気になってるのは泥人形のシャダムとお母さんはどうやってちょめちょめしたんだろう…… -- 名無しさん (2014-11-16 14:14:57)
- ↑本物のシャダムと泥人形がいつ入れ替わったかわからないから、お母さんと関係を持ったのは入れ替わる前だと思う 多分本物のシャダムは野望は強いながらも妻子への愛情はあったんじゃないかな?泥人形を作った際に野望だけが強く投影されたんだと思う(ガラもクジャクへの復讐心が、ザイドスも出世欲が不自然に高いし・・・) -- 名無しさん (2015-01-18 03:12:21)
- コウ以外にもゴーマの血を引いてる子供達や父親がゴーマ(元ダイ族)な亮とかコウよりやばいていうか手遅れじゃね? -- 名無しさん (2015-01-18 19:50:25)
- ↑ゴーマにも道士や子龍みたいないい奴もいるし、ヤバいのはタカ派の連中だけなんじゃない? -- 名無しさん (2015-01-31 09:50:57)
- 何でコウは自分とシャダムと阿古丸の関係知らないで終わるの? -- 名無しさん (2015-01-31 12:04:53)
- 原作では初の小学生戦士であった為、日本中の子供達の英雄であったのにパワーレンジャーではおっさんに変えられていた -- 名無しさん (2015-03-08 01:02:57)
- どうせ(おもちゃのために)6人目の戦士を出すんだから、OPで『天に輝く5星』とかいうなよ……と思った思い出。 -- 名無しさん (2016-08-15 01:06:51)
- ↑亮が不在で「五つ星」と名乗れない四人の元へ、「星はちゃんと五つあるぜ!」と颯爽と現れるという気の利いたシーンもあるのよ 追加戦士かくあるべしと思ったね -- 名無しさん (2016-09-28 19:23:27)
- >>スーパー戦隊シリーズ唯一の 小学生戦士 トッキュウは微妙なラインか? -- 名無しさん (2017-01-28 17:23:50)
- ↑4 おっさんではなく、高校生。 -- 名無しさん (2017-01-28 17:25:46)
- 追加戦士としては珍しく、初期メンバー以上のスペック持ちではない。ゴーマの血で暴走した際は、ダイレンジャー側の動揺もあって、優位に立っていたが。 -- 名無しさん (2017-01-28 17:27:00)
- ↑3トッキュウは大抵大人の姿で戦ったから違う気がする -- 名無しさん (2017-03-23 22:27:25)
- 正体秘密は演者のスケジュールの都合だったんだろうけど、そのおかげで変身後の姿のままで駆け付けても違和感なかった。 -- 名無しさん (2017-03-28 23:13:42)
- ↑いろんな意味で白虎真剣がしゃべれるのは良かったわ -- 名無しさん (2017-06-20 14:00:29)
- 大半大人の姿で戦ったトッキュウジャーを小学生としてカウントしていいかは微妙 -- 名無しさん (2020-09-14 20:33:30)
- ↑映画とか本当に子どもの姿で変身した作品もあるからカウントしていいと思う -- 名無しさん (2021-07-08 19:19:48)
- 本体はウォンタイガーやドラゴンシーザーの方が龍星王やティラノザウルスよりデカいのに、マルチ合体するとパワーで劣るんだな -- 名無しさん (2022-11-05 15:48:45)
- イベント長編仕立てじゃない単発の主役回がなかったのがちょっと残念。学業両立のためだろうけど。 -- 名無しさん (2022-12-26 20:16:40)
- 実質的にスーパー戦隊版シャザムだと思う -- 名無しさん (2023-01-29 22:32:13)
- 虎の焼き印は当時の少年誌でもスタンプとして付録になってたな。焼き印部分がフェルトになっててそこにサインペン染み込ませて腕に当ててくださいとかいうかなり無理のあるものだったが -- 名無しさん (2024-09-24 19:38:07)
最終更新:2025年03月01日 14:27