登録日:2022/06/19 Sun 07:44:12
更新日:2024/12/18 Wed 10:03:43
所要時間:約 34 分で読めるというお話
※推奨
BGM:「Don't Boo!ドンブラザーズ」
じか~い、次回。
僕は生まれながらのヒーロー!
新たなヒーロー?桃谷ジロウ推参!!
ついに世に出る時が来た!!
僕があなた達の新たなリーダー!
さあ、僕と一緒に戦いましょう!!
ドン14話 みがわりジロウ
……というお話。
スーパーヒーロー!『ファイヤードラゴン』……参上!
待たせたなお供達!君達は僕が守る!!
演:石川雷蔵
イメージソング:君のヒーロー(歌:谷本貴義)
キャラクターソング:「トライ!グッドライバル!」
【概要】
ドンモモタロウこと桃井タロウが
脳人の
ソノイに斬られて消滅した後、突然現れた青年。21歳。
21年前、山奥の華果村に桃型カプセルに入れられて落下。その村に勤務している寺崎巡査に拾われ、金斗警察署華果村駐在所にて育てられた。
その後21年間
「ヒーローになる」という
内なる声に従い己を鍛えながら新聞配達の仕事をして生活していた。
そしてタロウ消滅に前後して
「桃井タロウの後を継ぐ者」と豪語し緊急上京。
タロウ無しで
高速鬼と戦うドンブラザーズの前に現れるが、変身能力はなく
投石攻撃しか出来なかったため、彼等には信用されなかった。
その後、激走鬼に変貌した
キジブラザーこと雉野つよしとの戦いの最中、内なる声に導かれた結果目玉のスロットが現れ戦士の力が覚醒。
変身アイテムである龍虎之戟が出現したことでドンドラゴクウへと変身が可能になり、後に復活したタロウとも息の合った戦いを見せるのだった。
【人物】
一人称は「僕」で純真無垢で明るい性格。
「僕は生まれながらのヒーローだ!」と標榜して憚らず、自分が「ヒーローになる」ことを常日頃から口にしている変わり者。普段着の他に自作のヒーロー用衣装まで用意している。
そのため育った村ではヒーローごっこの痛い奴と冷めた目で見られているが、その反面「いなかったら寂しい」と思われていたりもする等、タロウとは違い人間関係はそれなりに良好であった模様。
ちなみに彼女持ちでもある。
上記の通り、村では新聞配達員であったが、上京後はフードデリバリーサービスの配達員として生計を立てている模様。
そして天才肌のタロウとは対照的に鍛錬をして育つ等努力家な一面もあり、変身出来るようになってすぐに順応する等戦闘センスは高い。
ただし
良くも悪くも純真無垢な反面やや独りよがりで増長しやすい傾向があり、ヒーローへの拘りから
「自分はタロウの後継者である」という考えに固執気味。
タロウ同様はるか達をお供扱いしているが、やや扱いが荒いながらも自分なりに一緒に戦えてるタロウとは異なり、タロウが消滅したことを引きずって落ち込む彼等を
「不甲斐無い」という理由で
処刑することを笑顔で躊躇いなく宣言する等、狂気ともいえる一面もある。
なおその案は即座に撤回し謝罪したのだが、逆に言えば、悪いと思えば謝罪出来るのに、明るく処刑を宣言出来る、と言う矛盾を孕んだ人格とも言える。
また仲間に認められたいという承認欲求も強く、事あるごとに仲間の手助けをしようとする良い子ではあるのだが、
良くも悪くも性格に悪気が一切無い影響でデリカシーにかなりの問題があり、一言余計な発言を連発したり余計なお節介が過ぎて他人に迷惑をかけてしまい盛大に空回りする欠点もある。
実際、ドン20話で一時期リーダーを務めたドラゴンファイヤーズの活躍が認められて増長し、鼻高々(物理)になっていた所を
五色田介人に咎められていた。
かなり人を選ぶ性格だが小さな頃の夢を微塵も曲げず、夢を叶えるため邁進する気質は故郷の友達や恋人達からはなんだかんだ好評。
「良くも悪くも」と前置きはされたが「放っておけない奴」として好かれている。
要約すると、基本的には温厚で真面目だが、
絶望的に空気が読めず、独りよがりで自己顕示欲と承認欲求が人一倍強いドンブラザーズ随一のトラブルメーカー。
タロウとはまた別の意味で人格に問題のある人物と言え、
純粋な人間関係の悩みで既存のメンバーと馴染めない珍しい追加戦士となっている。
だが何よりも最大の問題は
大きな精神的ストレスが重なると、ショックで人格が切り替わる点にある。
拗ねると闇堕ちする男。
そのトラブルメーカーぶりから一時は
仲間扱いされず疎外感を感じてしまい気落ちしていたのだが、ドン23話で故郷に帰省し、旧友や彼女と触れ合った結果、心機一転しリフレッシュ。
そして獣拳鬼との戦いでもう一人の自分──危ないジロウの存在を遂に自覚した上で拒絶せず、
「僕には君が必要だ!」と
速攻で素直に受け入れたことでロボタロウへの変身が可能になった。
以後は危ないジロウに若干振り回されながらも、危ないジロウとは対立することなく上手い具合に御して戦っている。
絶望的に空気が読めないせいでメンバーから邪険に扱われている事には変わりなかったが。
ドン27話での
魔法鬼との戦いでは危ないジロウの扱いに大分慣れてきたのか、ジロウ本人の意志でドントラボルトにアバターチェンジすることが可能となっていた。
ドン39話で寺崎の誕生日を祝うため、華果村に帰省したジロウ。
ドン・キラーの騒動が何とか解決した後、思い出の「かごめかごめ」を口ずさみながら折り紙を折っていく。
寺崎が帰ってきたことに気付くと、迎えに行くジロウ。
その場に残されたのは散乱した大量の折り紙用紙。
そして、銀の折り紙用紙の上にはペンギンの折り紙が置かれていた……。
実はジロウは、
ドン王家の生き残りをコピーしたペンギンの獣人である寺崎によって育てられた、
新たな眠りの森の番人の後継者候補。
その事を全く知らされないまま、
寺崎が生み出した幻の幼馴染達に囲まれ、ヒーローになることを目指して生きてきた。
ドン45話で危うくペンギンの折り紙を呑み込みそうになるが、タロウが代わりに折り紙を呑み込んだため事なきを得る。
続くドン46話ではタロウが獣人になったことに困惑していたが、遂に寺崎から全ての真実を知らされてしまう。
何バカなこと言ってんだよ……。
幻って、そんな訳ないじゃないかッ!!!
その後ルミ達の様子を確認しに行くが、とうとう寺崎の寿命が尽きたことでルミ達も存在が保てなくなり、ジロウの目の前で消滅。
突き付けられた残酷な真実と、無情な現実に打ちのめされたジロウは、その場で泣き崩れるのだった……。
ジロウの不幸をまとめると以下の通りとなる。
タロウの代わりになれない所か、自分は生まれながらのヒーローですらなく、ドン家の罪そのものである獣人の次期守護者として育てられた上に、
タロウと犬塚を華果村に連れて行った結果、故郷も幼馴染も幻である事を知らされ、育ての親も帰るべき場所も一気に失くした挙句、
本来継ぐはずだった番人の資格も使命すらも、同じドン家であるタロウに奪われてしまった。
ドン47話では誰もいない華果村の役場で一人で過ごし、ドン48話では幼馴染達と「かごめかごめ」をする幻覚を見る程、精神を病んでしまう。
嘘だ……嘘だぁ……。
ルミちゃんも……皆も……幻だったなんてぇ……。
いくら幻を見ても、結局はひとりぼっちのまま。
目の前の現実を受け入れられず、ただ嘆き悲しむことしかできない。
……だが、彼はまだ、本当の意味で全てを失った訳ではなかった。
危ないジロウ
桃井タロウ……! 俺はお前を倒して、唯一無二のヒーローになる……!!
お供もいらない……俺一人で十分だ!!
ジロウに眠る別人格。公式HPなどでの扱いは「闇ジロウ」。
自分が思い描いていたヒーロー像が否定されるなどして、ジロウの中の臆病な自尊心と尊大な羞恥心が臨界点を超えた時出現する。
その際は脳内に銀色の炎を纏った白い虎が走るイメージが浮かんで人格が切り替わる。
ドン16話時点では外見は特に変わらなかったが、ドン20話にて「全力で人助けに邁進し周りからも念願のヒーローとして認められたと思ったら、これまでの功績は全部タロウの影からのサポートによる成果だった」という現実に直面し、ショックのあまり遂に完全に発現。
その際は虎柄のあしらわれた白い羽織を着込み、目元には紅い隈取りが刻まれ、ファッション的にも相貌的にも大きく変わった。
こうなるとドスの利いた野太い声色になって一人称も
「俺」に変化し、首を鳴らしたり、首元を掻く等の仕草をするようになる。
更に「ヒーローになる」という夢を妨げる邪魔者は
たとえ味方であろうと容赦なく襲い掛かって排除しようとする非常に凶暴で攻撃的な性格に豹変。
闘争心が非常に高いため戦闘中はヒトツ鬼を倒すことしか眼中になく、たとえ
周りにドンブラザーズの仲間や主人格のジロウがいようとお構いなしに攻撃に巻き込んでくるためチームワークもへったくれもない。
当然気に食わない相手には容赦がないため、初めて顕現した際はドンブラザーズの面々に夜襲まで仕掛けてしまった。
危ないジロウとしては主人格にも不満を抱いており、
「お前は桃井タロウを敬い過ぎている。だからタロウを越えることができない」と愚痴っている。
そのためタロウの存在は危ないジロウにとっては嫌悪の対象としか見ていない模様。
しかし復活したソノイとの一騎討ちに敗れたタロウを介抱し、
「お前が死んだら、俺はどう生きれば……」と狼狽えていたことから、
自分以外の者がタロウを倒す事を嫌うライバル心……どころか、「
タロウを倒すこと」以外に自分の目標・在り方を見つけられていない苦悩を抱えていることがうかがえる。
一方で主人格よりも感受性は高いのか、
ドンムラサメと交戦した際は少し戦っただけでムラサメの内から悲しみの感情を嗅ぎつけている。
ドン29話ではより強い悲しみを感じたことで戦いを拒み、ムラサメが
獣人の攻撃から自分を庇ったことを機に生い立ちを打ち明けるまでに至った。
また危ないジロウの間の記憶は主人格の方のジロウに
一切残らないため、初めて人格が切り替わった際は
「お前が僕を誑かしたんだな!」と
勝手に恐竜鬼の仕業と決めつけていた。
一応その時は本人もやらかした行為の重大さには反省し、戦いの後はひたすら平謝りを繰り返す辺り、主人格の方は本気で味方を排除する気は無いのが救いか。
当初はビンタなどの物理的ショックを受けないと元のジロウに戻らなかったりと制御出来ているとは言い難かったが、ドン23話でジロウが自身を受け入れてからは、危ないジロウの存在を自覚出来るようになり人格が表面化しても踏みとどまって引っ込められる等、ある程度制御が効くようになった。
性格も大分軟化してきたのか、ドン25話では勘違いとはいえアルバイトに勤しむドンブラザーズを手伝おうとしたジロウに対し
「奴らに取り込まれるな」と警告する、ドン33話では介人にタロウを助けて欲しいと頭を下げる
、喫茶どんぶらの地下にオペ室があることにツッコむ、ドン42話では
泥棒に入った詐欺師に凄んで怯ませる等、
まとも理知的な面を見せつつある。
ちなみにドン23話の約一か月前には、30分前の番組で自身の悪魔が改めて必要だったと思い直し受け入れて強化フォームが登場するという全く同じ展開が起きていた。かかった期間が長いか短いかの違いなだけで。
この世に生まれた時、俺はただ一人の俺だった……。
目の前に立つ者を全て圧倒する……!そんな最強の戦士になる筈だった……。
だが、俺の前に立ったのは……。
危ないジロウこそが本来の桃谷ジロウの人格。普段のジロウは危ないジロウが作り出したもう一つの人格である。
ドン29話において、「二人のジロウ」の誕生の経緯が明かされた。
赤子の頃に寺崎に拾われた「彼」は、幼い頃から孤高の戦士になる事を目指していた。
だが、ルミ達幼馴染との触れ合い──「かごめかごめ」を経て、心境が少しずつ変化していく。
その結果、社交性・協調性を持った「穏やかなジロウ」が生まれた。なのでドン16話での狼藉に関しては、厳密に言えば闇堕ちしたわけではなく単に正気に戻っただけであった。
処刑発言といい暴れっぷりといい、やべーやつなのは根っからだったということになる。しかし闇の方が主人格ゆえか、次第に常識的な面が目立つようになった。
その時、もう一人の俺が現れた……。
それは前に立つ者、後ろに立つ者と……。
笑い合う者だった……。
ドン46話では「もう一人の自分」が生まれるきっかけであった幼馴染達が幻であることが明かされた上、消滅。
これは、危ないジロウがもう一つの人格を作り出した理由が意味を為さなくなったも同然だった。
しかしドン48話では絶望に押し潰され、自分の殻に閉じこもる半身の前に姿を現す。
いつまで泣いてるつもりだ?お前……。
俺だって悲しい……。
だが、思い出せ……。
お前には、ずっと俺がいた……。
そして、俺にはお前が……。
厳しくも確かな言葉で、同じ哀しみを吐露し、半身を励ます危ないジロウ。
たとえ全てが幻だったとしても、「過去の自分」は友と笑い合うために「もう一人の自分」を生み出した。
たとえ全てを失ったとしても、お互いに残ったのは唯一無二の「自分自身」。
それらは揺るぎない事実だった。
…かつてジロウがムラサメに語った、「二人の自分」が存在する理由。
「どう生きるかを、二人で探すため」。
今まさに、アイデンティティが揺らぐ自分達に突き付けられていた。
そして、決断の時は迫っていた……。
元ネタは『
山月記』に登場した詩人となる望みに敗れて虎になってしまった男・李徴。
【内なる感情、今の表情…相反する二つの心の行方】
「ヒーローになり、タロウを超える」という共通の目標を持ちながら、「タロウを敬う」「タロウをライバル視する」という相反する人格を持つジロウ。
タロウの育ての親である桃井陣曰く、「二人の人格がひとつになった時、タロウに迫ることができるかもしれない」とのことだが……?
今こそ俺達は、ひとつになる時だ……。
自分の足で、歩くために……!
……そうだ……。
僕は───
「僕」になるッ!!
桃谷ジロウ(人格融合後)
あれが、新しいドンブラザーズか…!
僕も行くぞぉッ!
脳人三人衆が加わった新生ドンブラザーズの結成後はタロウとソノイに次ぐトップの一人として活躍。
そして精神的にも大きく成長を遂げたことで、ドン最終話では役目を終えて記憶を失いつつあるタロウからリーダーの座を正式に譲られた。
桃谷ジロウ……後は頼む。
え?ちょ…やだなぁタロウさん!まるで、どこかに行ってしまうみたいに……。
最後の時間を過ごし、去っていくタロウを見送った後、仲間達と共に処刑人に追い詰められた脳人三人衆の元へと駆け付ける。
こいつらは脳人最強の処刑人…!逃げろ!!
そうはいきませんよ!僕はタロウさんから後を託されたんですから!
ヒーローに憧れ、がむしゃらにタロウの背中を追いかけ続けた青年はもういない。
タロウの意志を継ぎ、ドンブラザーズの新たなリーダーとなった一人の戦士がそこにいた。
実はドン43話からドン46話にかけて放送前のジャンクション映像にペンギンの獣人と共に先行登場していたため、「ジロウがペンギンの獣人である」というミスリードがされていた。
なお東映公式HPのドン47話の予告画像にも人格融合後のジロウの写真が掲載されていたが、実際の登場はドン48話からとなった。
故にドン46話の展開を受けて、一部からは「全てに絶望した末に、本当の意味で闇堕ちしたのではないか」と不安視する声も上がっていたという。
テレビ本編の1年後を描くVシネクスト『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』では、スポンサーとなった豪田から邸宅を譲られ大富豪になっていたことが判明。莫大な資金を以てドンブラザーズの面々に豊かな生活を提供し、リーダーとして活動していた。
だがそのやり方ははるか達のモチベ―ションの低下を招き、自身の知らない所で空中分解寸前に陥っていた。
ジロウ自身も戦闘時のフォーメーションを強要し、それを巡ってソノイと対立し、一方的に打ち負かして追放してしまった。
ルミを失った心の傷は癒えておらず、メイド達に彼女と同じ髪型を強要する等、未だに引き摺っている。
記憶が戻ったタロウにも
「あんたはもう縁が切れてるんですよ」などと
傲慢な態度で接し、はるか達の脱退問題や機界鬼との戦闘でタロウが死亡してもドライな姿勢を崩さなかったため、ドンブラザーズの内部崩壊は加速。
だがソノイの決死の行動でタロウが復活すると、全員がタロウに付いていく姿勢を見せたため、
とうとう孤立してしまう。
VSパートでは苛立ちのあまりタロウに攻撃を仕掛けるが、乱入したソノイに阻まれた上、これまでの所業が祟って
画面外でボコボコにされた。
エピローグでは入院し
、ソノイに負けた事や病院食が不味い事など愚痴っていた所を
「ある人物」と出会い……。
テレビ本編で残酷な宿命を乗り越え、ようやく念願のリーダーになれたジロウだったが、「最後」を除く上記のあんまりな扱いに賛否が分かれている。
加えてドントラボルトは未登場。ギアはちらっと登場しているが
なお、アニメイトタイムズのインタビューにおいて、石川氏は本作のジロウについて以下の通りに語っている。
- タロウが急にいなくなったので、ジロウに託された。本編を演じていた時にはタロウがいるから、彼の代わりになろうとする一方で、どこか安心している節があった。
- いざタロウがいなくなると、人格が統合しても不安定の中、どうにか頑張ってドンブラザーズを繋ぎ留めようと努力したが、方向性を間違えてしまった。
- 色々な方法を考えた結果、皆を留めるには最終手段(=金と権力)に頼るしかなかった。
- ジロウは焦りながらも頑張った。
石川氏もジロウがリーダーになったことについて「絶対にこの人達はまとまらない!」「僕じゃまとまらないんだな」と思ったとのこと。
これらを踏まえた上で見直してみると、本作でのジロウの見方も変わるだろう。
【関連キャラクター】
演:朝乃あかり
ジロウの幼馴染み。
互いに君付けちゃん付けで呼び合う程親しく、ジロウは半ば勝手に彼女扱いしている。
ルミの方も、ジロウを友達として認識はしているものの、その破天荒さにはやや呆れ気味。
とは言え、純粋でどこまでも真っ直ぐなジロウの人柄は気に入っており、加えて本人も結構なマイペース。
ドン23話では冗談と思っていたジロウの夢が本当に叶っていたことを目の前で見せられており、その際は凄まじくびっくりしていた。
料理上手でもあり、彼女が作った煮物は食に厳しいタロウを文字通り昇天させた。
…なおジロウは、ドン44話で彼女との2ショット写真をつよしに見せたが、なんとそこにルミは映っていなかった。
実はルミと下記の3人含めた村の人々は寺崎が見せた幻であり、実在しない存在。
ドン46話で寺崎の寿命が尽きたことにより存在が保てなくなり、ジロウを激励しながら消滅していった。
後のドン49話においてルミが作った煮物は、実はジロウが病み上がりの状態で無意識に寺崎の煮物の味を再現し、それをルミが作ったと思い込んでいたことが発覚した。
なお、東映特撮ファンクラブ配信のドン45話オーディオコメンタリーによると、実は彼女の設定はギリギリまで固まっておらず、脚本の判断で急遽存在しないという形に改められたとのこと(それまではスタッフ達も「実在する」と想定して撮影していた)。
ドン46話放送後の東映公式HPでは詳細が描かれており、
井上敏樹もルミ達が存在するか否かは最後まで迷っていたが、
「こっちの(存在しない)方が面白いから」という理由で決まった模様。
人の心とかないんか?
写真集『Avatar Change!』のインタビューではルミについて「忘れられない人……です!」と答えており、幻であったとしても彼女はジロウにとってかけがえのない存在であったことがうかがえる。
『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』のエピローグでルミそっくりの看護師「朝田ひかり」が登場している。
演:森田光(三増)、釈聖司(佐五)、長谷場俊紀(八会)
ジロウとルミの幼馴染達。
三増は地元の村役場に勤務し、佐五は消防団員、八会は農家として働いている。
ジロウのヒーロー気取りぶりにはややうんざりしているが、内心では大切な友達と思っており、何だかんだで仲は良好。
名前の由来は、『西遊記』に登場する孫悟空の仲間達。
演:一三
金斗警察署華果村駐在所に勤務している駐在巡査。21年前、流れ着いた赤ん坊のジロウを拾い、彼の親代わりとして育て上げた。
つまるところ桃井タロウにとっての桃井陣にあたる存在。
ジロウからは「寺崎さん」と呼び慕われており、寺崎の誕生日にはわざわざ帰省し誕生日会を開催した。
料理上手でもあり、彼が作った煮物は食に厳しいタロウと料理の腕前がプロ級の犬塚も認めるレベル。
駐在所は自宅も兼ねており、室内の仏壇には謎のボタンが置いてあったが…
正体は100年前から生きていたドン王家の生き残り…をコピーしたペンギンの獣人。
不可殺の肉体を求めたオリジナルの寺崎をコピーし、彼に変わって獣人の森の門番の役割を担っていた。
しかし100年の時が経ちオリジナルの寺崎は死亡し、獣人の肉体にも衰えが見え始めていた。
その時偶然拾ったドン家の赤子=ジロウに門番を継がせるべく、上記の友人達を始めとした村人達の幻を見せ彼を育成していた。
言わば華果村全体が獣人の門番を育成するための箱庭に過ぎず、実際はジロウと二人きりで暮らしていた。
しかしジロウへの親心は本物で、幼馴染達の幻を見せていた理由もジロウが楽しく生きられるようにするためだったと語っている。
また、彼が作る煮物のレシピもジロウに受け継がれていた模様
タロウの機転と活躍で獣人が永久に封印されたと同時に、遂に自身の寿命が尽きる。
ジロウと和解できぬまま、その肉体は眠りの森の中へと消えていった。
だが、死の寸前に許しの輪を探しに来たソノイから脳人の変革を悟った事は、せめてもの救いだったのかもしれない……。
初登場のドン14話ではセリフも名前も無い存在だったが、同話を担当した渡辺勝也監督の「この人はタロウにおける陣さんのポジションだから、念のため、しっかり〝出来る人〟にお願いしておきましょう」という意向のもと一三氏がキャスティングされた。
ご存じ妖怪縁結びことドンモモタロウ。
実は彼とは本編より4年前に
修学旅行先で会っており、殴らずに不良たちを退けた姿に強い憧れを抱いていた。
またタロウが一時復活した時には
「やっぱり終わったんだ、タロウさんの時代は……」、「僕の時代が来る」と呟く等、対抗心らしきものも見せている。
タロウも1度会っただけのジロウを覚えており、完全に復活した時には息の合った連携を見せていた。
ジロウにとっては自分が率いるお供達……のはずだが変身できなかった当初は
ただのヒーローマニアだと思われており「自分達をお供と呼んでいいのはタロウだけ」と受け入れてもらえなかった。
だが変身後は彼等をタロウを消滅させたりヒトツ鬼になってしまう点等を「不甲斐無い」と断じて、処刑して新たな仲間を探すと言い放つ。
この時応対した
猿原と
はるかはキビポイントの使い過ぎで戦闘不能状態であったため半ば諦めてそれも受け入れる覚悟であったが、はるかのタロウに対する想いを聞くと
土下座して謝り、一線を超えることはなかった。
また加入後も色々トラブルを起こしたりしまくったせいでメンバーからの
扱いとしてはかなり悪い方に落ち着いてしまった感はあり、電磁鬼戦ではかなり邪険に扱われてしまい
「やっぱり嫌われている……皆に……」と落ち込んでしまった。
だが、割とタフなメンタルだったのもあって
秒で再起。「でもダメだ!こんなことでめげちゃ!!」とめげることなくドンブラザーズの仲間として戦おうと奮い立っている。
ちなみに犬塚とも何度か接触していたが、本格的に関わったことはなく、ドン44話までは互いの正体も知らないままだった。
上述の通り
ドン31話では正体に気付いたが、信じてもらえなかった。
【アバターチェンジ】
【ドンドラゴクウ】
ドラ!ドラ!ドラゴン!!
ドラ!ドラ!ドラゴン!!
アバター……チェンジ!
超一龍! アチョ―――!!
覚醒……!
ドンドラゴクウ!!
画像出典:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン15話『おかえりタロウ』より(2022年6月12日放送)
ジロウが専用武器である
「龍虎之戟」に
「アバタロウギア ドンドラゴクウ」をセットして変身するゴールドのアバター戦士。
アバターチェンジのプロセス自体はアイテムが違う以外他のメンバーと基本的に同じだが、龍を彷彿とさせる金と赤に彩られたアーマーが特徴で、既存の5人とは異なり中華要素の強いデザインとなっている。
モチーフは「西遊記」でお馴染み孫悟空だが、それに中国の龍もミックスされている。
実は原作では三蔵法師が乗る馬の正体は龍の子であり、西遊記に全く関係ないわけではない。
ちなみに、三蔵法師のお供は全員それぞれが元はかなり高位の存在。色々な事情で地に落とされ、欲望に身を任せたりしていたところを三蔵法師に調伏された、という経緯がある。
そう考えると、ドンブラザーズの世界観に結構マッチしている……というか、むしろ桃太郎より合ってる気がする。
戦闘では龍虎之戟を駆使した槍術や棒術を操り、龍のように流麗に戦うカンフープレイが得意。
ジロウが昔から鍛錬をしてきただけあり他のドンブラザーズのお供の面々と比べても頭1つ抜けた高い戦闘能力を誇り、ドンモモタロウと息の合ったコンビネーションを見せ、初戦でありながら背中を預けられてヒトツ鬼と戦えるレベルである。
公式サイトによると、「戦闘スタイルは◯ャッキー・チェン寄りのカンフー」とのこと。
更には、他のドンブラザーズのサングラスを強引に奪い取り、それを重ねて装着することでサングラスに対応する戦士の姿になれるという特性も持つ。
シアターGロッソのショーでは「筋骨隆々!ドンドラゴクウ!!」と名乗っており、後にTV本編でもドン37話・ドン最終話で披露した。
【ドントラボルト】
ドンモモタロウ……やはりお前は邪魔な者……!
覚醒ッ!!
タイ!タイ!タイガー!!
タイ!タイ!タイガー!!
アバターチェンジ……! ヌワァァッ!!
エクストラ! ホワチョ―――!!
ちょっと!イヌさん見てください!新しいのが!イヌさんっ!
ドン……トラボルトォ……!
画像出典:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン20話『はなたかえれじい』より(2022年7月17日放送)
CV:石川雷蔵
危ないジロウがアックスモードに変形させた
「龍虎之戟」に
「アバタロウギア ドントラボルト」をセットして変身するシルバーのアバター戦士。
名前の通り、銀色と虎をモチーフにしたデザインを持つ。
危ないジロウの気性の荒さを反映した非常に荒っぽい戦闘スタイルで、低い姿勢からアックスモードになった龍虎之戟を振り回し、虎のように獰猛に暴れて戦う。
そしてドン23話では実体化の術を獲得。
物理的な実体を得た上でジロウから分離して戦えるようになり、ロボタロウへの変身も可能になった。
なお戦闘中は危ないジロウ本人は連携やコンビネーションのことは殆ど考慮せず、ジロウすら平然と攻撃に巻き込む程。
だがそれでもドンドラゴクウが息の合った抜群のコンビネーションを発揮することで結果的に同士討ちせずヒトツ鬼を翻弄できる辺りスペックは高い。
名乗りは「俺が最強……!ドントラボルトォ……!」で、こちらもドン37話とファイナルライブツアー2023で披露している。
人格融合後はフォームチェンジ扱いで自由に変身できる様になった他、ややドスの利いた声色になる・首元を掻く等、危ないジロウの特徴を受け継いでいる。
ドン最終話の10人名乗りでは、途中でフォームチェンジを挟みながらドンドラゴクウ・ドントラボルトの名乗り口上を両方使用した。
筋骨隆々!ドンドラゴクウ!
超一龍ッ!!
ドントラボルト!
エクストラァッ!!
なおドンドラゴクウ時には危ないジロウ、ドントラボルト時には表のジロウと声のトーンが普段とは逆になっている。是非聞き比べてみよう。
装備
ドンドラゴクウ・ドントラボルトにアバターチェンジするドラゴン流
変身武具。
ジロウにとってのドンブラスターに相当する可変武器で、柄にあるトリガーを押すことで変身。変身していない間は柄が短くなりコンパクトになる。
「矛モード」では、棒術と我流のカンフープレイで戦い、必殺コンボをドンドン決める。
ドントラボルトの姿では
「アックスモード」という小型の手斧のような形態に変形。
破壊に特化した技を繰り出し、ダイナミックに飛翔しながら戦闘するワイルドプレイで荒々しく獲物を仕留める。
虎的盾鑼!
ドーラ!ドラドラドラドラドラドラドラドラァ!
○○!
熱烈歓迎!××戦隊!谢谢!!
スーパー戦隊(追加戦士)へのアバターチェンジや、アルターへのアルターチェンジを行うタジャスピナータイガー流変身武具。
ドンドラゴクウの左腕に装備されており、アバタロウギアをセットしスイッチを押すと効果が発動する。
必殺技
ドラゴン奥義!
激龍の舞!
アータタタタタタッ!!
……再見!
龍虎之戟のトリガーを押して発動するドンドラゴクウの時の
必殺技。
胸部のドラゴンの模様から現れた赤いドラゴンのオーラで攻撃し、エネルギーを纏った龍虎之戟で突きを喰らわせる。
ちなみに音声の締めの「ザイチェン(再見)」とは中国語で「さよなら」「またね」という意味である。
彼女が使っていたことで覚えた人もいるのではないだろうか?
裏番組だけど気にするな。
You Tube配信の特集では誤字って、映像内でライニングドラゴンフラッシュと表記される。
タイガー奥義!
乱れ雷虎! ホワッター!!
龍虎之戟のトリガーを押して発動するドントラボルトの時の
必殺技。
龍虎之戟と虎的盾鑼から白い稲妻を全身に纏わせ、白虎のエフェクトと共に目にも止まらぬ速さで縦横無尽に斬り刻む。
【ドンドラゴクウアルター】
ドーラ!ドラドラドラドラドラドラドラドラァ!
アルター!
小さくなって、参上ー!!
威風堂々! ドンドラゴクウ!!
画像出典:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン16話『やみおちスイッチ』より(2022年6月19日放送)
【全高】19.6cm
【全幅】7.0cm
【胸厚】5.2cm
【重量】3.5㎏
【スピード】200㎞/h
【出力】900馬力
【全高】8.4cm
【全幅】7.7cm
【全長】40.0cm
ドンドラゴクウが、虎的盾鑼にセットした
「アバタロウギア ドンドラゴクウアルター」によりアルターチェンジする龍モデルのアルター。
装備した
「龍虎之戟矛モード」で攻撃を跳ね除け、相手の懐にドンドン飛び込んで戦闘。
ドラゴンモードに変形し、竜巻のように旋回しながら強烈な一撃を繰り出す裏ワザが得意。
ドラゴンモード中は口から
火炎放射を吐いて攻撃もできる。
ドンニンニンドラゴクウアルター
画像出典:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン17話『ひかりとつばさ』より(2022年6月26日放送)
【全高】22.0cm
【全幅】20.0cm
【胸厚】4.0cm
【総重量】5.1㎏
【スピード】250㎞/h
【出力】1300馬力
ドンドラゴクウアルターとニンニンジャーアルターの2体が合体した強化アルター。
胸のコアシュリケンで忍んだ敵を感知し、エネルギー手裏剣で攻撃。両腕・両肩のニンニンカッターを同時に操ってドンドン斬り裂く裏ワザが得意。
アルターチェンジせずに、召喚したニンニンジャーアルターの上にドンドラゴクウが乗り、筋斗雲のように飛行することも可能。
ドンロボゴクウ
ドーラ!ドラドラドラドラドラドラドラドラァ!
ドン!ロボゴクウ!
【全高】120cm
【全幅】125cm
【全長】580cm
【重量】360kg
【スピード】200km/h
【出力】2700馬力
ドンドラゴクウが虎的盾鑼にセットした「虎龍攻神ギア」を使ってアバターチェンジする、龍モデルのロボタロウ。
カンフープレイがパワーアップし、格闘攻撃を繰り出しながら長い体を巻き付けて相手の自由を奪うトリッキーな戦いが可能。
得意技は一直線上のものを焼き尽くす裏ワザ「ドラゴンファイヤー」。
ドンロボボルト
ドーラ!ドラドラドラドラドラドラドラドラァ!
ドン!ロボボルト!
【全高】120cm
【全幅】95cm
【全長】155cm
【重量】230kg
【スピード】300km/h
【出力】1700馬力
ドントラボルトが虎的盾鑼にセットした「虎龍攻神ギア」を使ってアバターチェンジする、虎モデルのロボタロウ。
ワイルドプレイがパワーアップし、鋭い爪から真空の刃を飛ばして相手を切り裂く荒々しい戦い方で戦う。
得意技はとどろく咆哮とともに放つ強烈な裏ワザ「タイガービーム」。
なおロボタロウ化の際には危ないジロウの人格が物理的な実体を得て分離する。
【虎龍攻神】
まだまだァー!合体です!!
大合体!!
いい気になるな……!
逃げるな!待て……この……!ほいっ!捕まえ……た!!
ヌワァー!ウウッ……!
暴れないのっ!
完成!虎龍攻神!
ウアーッ!!
ハウス!
ウウ……
【身長】55.7m
【全幅】31.5m
【胸厚】21.5m
【体重】2300t
【スピード】300km/h
【出力】1300万馬力
【スーツアクター】草野伸介
ドンロボゴクウとドンロボボルトの2体が大合体した巨大龍虎ロボ。
その外見は
ドンロボゴクウが変形したパワーローダーを纏ったドントラボルト。
但し主導権はドンロボゴクウ側にあり、パワーローダーと言うよりはどこか
拘束具のような印象を受ける。
合体バンクも
逃げるドンロボボルトをドンロボゴクウが追いかけて無理矢理合体、閉じ込めて制御する事で完成するというもので、正統派な合体ではない。
他にもテンションが高ぶるとフェイスが変面のごとくサッと変わりジロウの
生身の顔が出現する
不気味なギミックがある。
戦闘では右手にロボゴクウから分離した尻尾のようにしなる軟剣
「熱烈貫戟」、左腕にはロボボルトから分離した大きな爪
「神盾撃器」が備わっている。
ジロウのカンフー技も反映され、ダイナミックに動く各党技や剣戟で敵を仕留めることが出来る。
またその構造から
分離・合体を自在に行うこともでき、2体に分離して相手を奇襲するという
ドンオニタイジンにはできないトリッキーな戦術で戦えるのも特徴的。
必殺技はドンロボゴクウとドンロロボボルトの気を飛ばして攻撃し、熱烈貫戟の刃を伸ばして敵を貫いてトドメを刺す
「炎虎龍々ジロウ`sハリケーン」。
【余談】
- 公式によれば「ジロウくん自体には、なんの悪意も無いところがミソ。悪いことをしようとしているわけではなくどこまでも自分の夢と憧れを追ってしまった結果なのですね」「悪意がないのが悪」というキャラ付けらしい。
1番タチ悪いヤツ。
- 彼の育った華果村では「金斗バス」なるものや3人の友人等、西遊記を思わせる要素が散見されており、「山奥育ち」も孫悟空が「花果山の『石の卵』から生まれ山で育った」面を反映していると思われる。
- モデルとなった孫悟空だが、原典では「2回目に天界で働いていた際、管理を任されていた仙桃を盗み食いし再び天界との戦いに突入した」という逸話が存在する。
- 爽やかな処刑発言をかましてのドンブラザーズ参戦とかなり鳴り物入りで加入したジロウだが、加入した日の次回予告で不穏な発言を更にかました挙句サブタイトルが「やみおちスイッチ」だったため、一部視聴者からは闇堕ちRTA記録保持者という不名誉極まりないあだ名をつけられてしまった。
あの草加でももうちょっと長い期間猫被ってたというのに……。
なお、公式サイト曰く危ないジロウのポジションは闇バクラやブラックロールパンナと同じとのこと。
そういえばメインライターが過去に手掛けたアニメにも二重人格の主人公がいたような……。
- メインライターが平成一期で唯一参加していない
けれど最近侵食したとある仮面ライダーは元々『主人公の人格が変わる』ことでフォームチェンジするという設定だったが、多重人格が放送コードに触れるため『怪人が取り憑く』ことで切替を行うと設定が変更されたことがあり、彼の二重人格という設定はかなりギリギリを攻めていると思われる。分離するからオッケーだったんだろうか。今更とか思ったそこ、前に出なさい。
- 龍虎之戟の音声を担当する朴女史は『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のプリシャス/エラス以来の参加となる。
加えて、システム音声というやや特殊な形ながら、初めて戦隊サイドでの出演となった。
公式サイトでは龍虎之戟の音声収録に関して、「ヤンチャ系少年」「〇〇の錬金術師に中華を混ぜた感じで」とオーダーしたことが語られている。
なので同じ声のトンガリぼっちゃまを連想した視聴者も多かったとか。あっちも中華系だし。
- 石川氏はオーディション時、YouTubeで観ることができたドン1話とドン2話を予習を兼ねて視聴したそうだがその感想は「なんもわかんない」だったそう。
でしょうね。
- 実はドンブラザーズは西遊記モチーフの戦隊になる案があり、人間、サル、ブタ、カッパ、馬(or竜)の5人の戦士の予定だった。
という考えだった。しかし……
と、ツッコミの嵐を喰らった経緯を持つ。
馬モチーフならテンマレンジャーがいるし、それ以前にも色も同じ
チェンジペガサスが既にいたようにモチーフ被りは珍しくもない気がするが……。
あとドンモモタロウは人間モチーフじゃん……。
恐竜戦隊のレッドなんて全員ティラノサウルスだし……ついでに彼も。
ブタ「どうせ俺たちゃ不恰好だよ!!」(泣)
ウマ「犬、猿、雉はいいのかよ……」
カッパ「仮面ライダーにはなれたんだから、戦隊になったっていいだろ!」
沙悟浄「そもそも俺はカッパじゃねえ!」
僕思ったんですよ、この項目を追記・修正しようかなって。
垢BANされるな、Wiki籠り……。お前が垢BANされたら、俺はどう追記・修正すれば……。
僕はWiki籠りさんから追記・修正を託されたんですから!
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-01-16 20:38:54
- ジロウはまだ獣人じゃなかったんだな。このままいくと後継者にさせれてたっぽいけど -- (名無しさん) 2023-01-22 10:03:17
- ジロウ…タロウ以外には邪険にされるわ仲良くされそうだったムラサメと対立するわ友達や彼女は存在しないわ唯一存在していた育ての親は実は獣人で彼を後継者にしようとするわ…マジで『一人ぼっち』なんだな…。 -- (名無しさん) 2023-01-22 14:27:10
- タロウと違って友達は多い、と思ったらこれだよ! -- (名無しさん) 2023-01-22 15:13:13
- 『みがわりジロウ』ってそういうことだったんかなやっぱ -- (名無しさん) 2023-01-24 23:46:04
- 普通の戦隊ならここで仲間が「お前には俺たちがいるじゃないか」って励ますところなんだけど、ジロウの場合初期メンバーからの好感度がいまだに、ゼロとまでは行かずともかなり低いわけで… -- (名無しさん) 2023-01-29 17:10:23
- そもそもドンブラ自体、例年の戦隊に比べて他人同士って感じが強いんだよね。後半こそ一緒に居る事増えたけど、前半は普段バラバラに行動してて戦闘時だけ集まって来きてたし -- (名無しさん) 2023-01-29 22:38:08
- ある意味では初期キョウリュウジャー以上に「集まりの悪い戦隊」だったと言えるかな -- (名無しさん) 2023-02-02 16:05:52
- こうしてみると、何だかんだでかなりの強メンタルと言えるかも? 「でもダメだ!こんなことでめげちゃ!!」「僕には君が必要だ!」「これからは自分の足で歩く為に一つになろう」と、ガチで立ち直りが早いし。 -- (名無しさん) 2023-02-12 17:16:59
- 元々孤高の戦士として育つはずだったから豆腐メンタルじゃ駄目だろうしな -- (名無しさん) 2023-02-12 19:25:18
- え?もしかしてこれで終わり?闇ジロウとの統合も予想出来てた範囲だし正直拍子抜けだなぁ -- (名無しさん) 2023-02-13 01:22:50
- 作品もジロウ自身のことも好きだけど、「故郷の友達は実在してなかった」はさすがに「そんなわけあるかよ(これまでの描写的に)」と思ったな…設定が二転三転してそうなのはちょっと気の毒 -- (名無しさん) 2023-02-13 11:02:01
- いやぁ…こっちのほうが面白ぇんだから細けぇことはいいんだよ!は井上脚本の基本スタンスというか… -- (名無しさん) 2023-02-25 02:44:43
- 映画で微妙に株下げたかもしれない人、いや元からこんなもんだったかな・・・・ -- (名無しさん) 2023-05-05 15:52:11
- 映画見てきたけど、完全に初期の頃に戻るどころか悪化してたな…。ラストで浄化されたと信じたい。 -- (名無しさん) 2023-05-15 19:17:26
- 融合したことで本来の性格(危ないジロウ)よりになったんかな。 -- (名無しさん) 2023-05-15 19:45:46
- ゾックスもそ -- (名無しさん) 2023-05-16 22:07:13
- ドンブラーズVSゼンカイジャー、ゾックスもそうだけどジロウの扱いがアレだった気がする。 -- (名無しさん) 2023-05-16 22:08:38
- 人格融合せずに、牽制しあったほうが、自他に良かったと思う -- (名無しさん) 2023-05-17 08:23:43
- あんな人生や育ち方、しかもそれすら幻だらけであんな性格になったり歪んでしまうのも仕方ないというか…映画でもドンブラに縋り続けるしかなかったのも悲しい存在…。映画のラストでやっと浄化されそうな感じあったけど、VSキングオージャーでどうなってるかな…? -- (名無しさん) 2023-05-17 08:52:14
- そもそも最初からドンブラザーズの仲間じゃなかったから成長のしようがなかったと言うのは正論ではあるけどもっと手心をさぁ… -- (名無しさん) 2023-05-24 09:08:18
- メタ的に見ても、丸く収まったあの最終回からタロウを呼び戻して、また一波乱起こして...ってなった時の発端になれそうなのが、ジロウしかいないかったからなぁ…ご都合展開と安易な成長を許さない井上先生ならではと言えなくもないが… -- (名無しさん) 2023-05-24 09:16:57
- ↑×5 ゾックスは敵の術中にかかっていたことでまだフォローできるけど、こちらはうん… -- (名無しさん) 2023-06-02 07:47:29
- VSキングオージャーがあったらどうなるかな -- (名無しさん) 2023-11-02 21:28:58
- ドントラボルトの名前ってジョン・トラボルタが元ネタなのでは -- (名無しさん) 2024-03-09 20:40:17
- ↑ロボタックのライバルのトラボルトとは関係...ないかな? -- (名無しさん) 2024-04-19 19:24:23
- ↑トラボルトこそジョン・トラボルタが元ネタでは -- (名無しさん) 2024-11-16 23:29:43
- ドンドラゴクウってどこかで見たことあるヒーローと思いきや、秋田のご当地ヒーローの超神ネイガーだった・・・。 -- (タモアキ) 2024-12-12 21:03:20
- 最後ルミちゃんそっくりの人に会えてよかったね!ってオチだけど -- (名無しさん) 2025-01-14 17:37:18
- (ごめん途中送信)別人格でも長く一緒にいた雉野夫婦も違って顔が同じだけの他人な訳で…それで問題解決みたいにされるのはなぁ -- (名無しさん) 2025-01-14 17:40:41
最終更新:2024年12月18日 10:03