トッキュウ1号/ライト

登録日:2022/03/29 Tue 23:37:12
更新日:2025/07/21 Mon 15:06:17
所要時間:約 8 分でヨメマース!





俺には見える。

お前に勝ってる俺が……!


トッキュウ1号/ライトは『スーパー戦隊シリーズ』38作目『烈車戦隊トッキュウジャー』の登場人物である。

演:志尊(しそん)(じゅん)、馬淵(ほまれ)(少年)





【概要】

本作の主人公。赤いスタジャンを羽織った明るい茶髪の青年。
記憶をほとんど失っており、出自は一切不明。

始発駅(第1話)では、悪の組織「シャドーライン」が誘拐した子供たちに紛れて一人呑気に眠っていた。
状況もわからず、そもそも自分の事すら思い出せないライトだったが、正義の烈車「レインボーライン」に乗ってやって来た4人のトッキュウジャーに助けられる。
変身を解除したトッキュウジャーの面々は、なんとライトの小学校の同級生で、秘密基地を作って遊んでいた仲間達だった。

しかし皆ライトと同じように記憶がなく、レインボーラインの車掌によれば、おそらくライト達の町がシャドーラインの進出によって闇に飲まれ、その影響で記憶障害が起きているのだと言われる。
また5人が助かったのは想像する力「イマジネーション」が非常に強かったためであった。
それから車掌はトッキュウジャーとはイマジネーションの力で戦う戦士であり、ライトこそが5人目のトッキュウジャーだと告げる。
名前も思い出せない故郷の町や家族を心配しつつも、絶対に町に帰ると誓い、ライトはシャドーラインと戦うことを決めた。


【人物像】

性格はレッドらしく前向きで明るいが、1年後の作品レッドみたく少し天然かつ無鉄砲で何も分かっていないのに行動し(その時は「なんかよくわかんないけどわかった!」と言う)メンバーを困らせることも。
しかし同時にその行動力やポジティブ思考から戦闘ではリーダーシップを発揮。
メンバー1の高いイマジネーションを持ち、どんな強敵相手でもそれに打ち勝つ自分をイメージすることで仲間達を勝利へと導く。

頭を使うのは苦手だが根っからの能天気という訳ではなく、むしろ好奇心旺盛なため周囲をよく観察して現状を把握している一面もあり、メンバーの誰も気付いていなかったカグラの「第2のピンチ」の存在を唯一見抜いていた。
また「トッキュウジャーのリーダーは誰か一人に決めるのではなく、全員が何らかの役割を持ったリーダー」という考えを示したりと、常識に囚われない自由で大胆な発想力は他の追随を許さない。

その前向きで迷いのない姿勢は、仲間のトカッチから「昔からライトが言うと何でも本当になる気がした」と評され、
過去も未来も曖昧なまま旅を続けなければならない仲間達を勇気付けたり、『春休み合体SP』においては幾多の戦いで疲弊していた葛葉紘汰の心を救っている。
一方で、率先して何でもやりたがる性格故に自分の辛さを隠してでも行動する自己犠牲の精神も持ち合わせており、仲間からは時折心配されている。

とても食欲旺盛でかなり食い意地が張っており、食べ物を探すのも得意(ただし料理はあまり得意ではないようだ)。因みに好物はフライドチキンや焼肉といった肉全般。
第5駅では、バケツシャドーが街のあらゆる食べ物を食い尽くすのを見た後に、レールスラッシャーで拘束してから変身解除してわざわざバケツシャドーの目の前で焼いた魚をちらつかせて食べるという嫌がらせお仕置きをやってのけた。
第14駅に至っては、悪徳刑事《取手権左衛門》のせいで昼食を食べ損なって空腹が限界に来ていたという事情から、取手の「正直にやったといえばカツ丼を食わせるだがな~」という誘導尋問に乗せられて『カツ丼を食べたい』という私欲で自分から進んで無実の罪を被りに行くという行動に出てしまった。

運動神経および戦闘力はは実家が空手道場をやっていたことや前述の高いイマジネーション力からかなり高く、初期メンバーでは間違いなく一番。
しかし第28駅では6号のうっかりでノア夫人の黒い羽根*1に操られた時にはそれが裏目に出てしまい、メチャクチャに暴れ回って仲間達を苦戦させたこともあった。
一方で勉強はメンバー中最も低く、30×5を100と答えたり、マンネンヒツシャドーに0点つけられても平然とスキップしていた(後に-100点に修正されたことで、結局落ち込んだが)。*2




※以下、ネタバレ注意















【正体及び家族について】

他の初期メンバーと同じくシャドーラインの闇に飲まれた町「昴ヶ浜」の住民で、実年齢は10歳。
町が完全に闇に支配される寸前、レインボーラインの総裁によって脱出させられ、その強いイマジネーションの力を借りて大人の姿にされていたのである。
物語当初記憶の大半を失っていたのは、大人化した際のショックによるもの。

本名は鈴樹来斗(すずきらいと)
家族構成は母親の優美、弟の雄斗、妹の舞、そして空手師範代でもある祖父の剛史*3
ライトはその中で祖父にはかなり尊敬しており、レインボーラインの烈車の中で最も古いディーゼルレッシャーを「爺ちゃん」と呼ぶほど。


第32駅で総裁から「戦いの中で精神的にも肉体的にも成長したため、このままトッキュウジャーを続ければ元の子供には戻れなくなる」と告げられ、トッキュウジャーの解散を提案される。
仲間達は「いつか昴ヶ浜に帰れても、大人の姿では家族に自分達だとわかってもらえないかもしれない」と絶望する。
しかしライトは「俺決めたんだ。シャドーライン倒すって。それを誰かに任せて、戦いが終わるの待ってるなんて、死んでも無理」と言い放つ。


「元に戻れなくなって、母さん達に俺だってわかってもらえなかったら、
その時は……多分……泣くかな。」

トカッチ「それでいいの?」

「うん、いい。シャドーを倒すのも、元に戻る街も、俺には見えてるから。
自分でやらなきゃ、勝利のイマジネーションは絶対に見えない!
だから俺は───トッキュウジャー続ける。」


こうしてライトは子供に戻れなくなるというリスクを己に課してもなお戦い続けることを選択。
仲間達も「自分達が変わってもきっと町は変わらない」と信じてライトを追いかけるのだった。


【ゼットとの因縁及び関係】

第11駅で地上に現れたシャドーラインの首領・闇の皇帝ゼットは偶然出会ったライトを「キラキラしている」と評し、相反する存在でありながらライトの持つイマジネーションの輝きに興味を示すようになる。
一方のライトは当初こそゼットの持つ好奇心にシンパシーを感じていたが、彼の本質が他者を踏みにじってでもキラキラを手に入れようとする「闇」であることを悟ると、倒すべき敵として認識するようになる。

しかし、ゼットが覚醒した第42駅ではライトの体から闇が発生。
年明けの第43駅でドールハウスシャドーの罠でヒカリとカグラが爆死したと思い込んだ際、憎悪のあまりすさまじいまでの闇が迸っている。
2人が辛うじて生きていたと知ったらそれは収まったものの、もしかして「闇堕ち!?」と思った人も多かったとか……

なぜこのような状況になったのかというと、昴ヶ浜が闇に沈む際、仲間達を庇うべくとっさに手を伸ばし、ゼットの闇の奔流に直接触れてしまったため。
その影響で、ライトは強い闇を宿したまま大人の姿になってしまっていた。
実は始発駅で他のメンバーがレインボーラインの車内に飛ばされたのに対し、ライトだけクライナーの中で眠っていたのは、その伏線だった(当初はライトだけイマジネーションが高過ぎたからだと思われていた)。
それと同時に、ゼットがキラキラに執着するようになったのもライトの強いイマジネーションに接触したことが原因。
その執着は、まるで蝋燭の灯に導かれるかのように飛んでいく蝶か蛾のようにも感じられる。
初めの頃は闇の影響はなかったが、戦いを重ねてライト自身が成長することで闇もまた大きくなり……


【最後の行き先】

第44駅にて、トッキュウジャーは昴ヶ浜を取り戻すべくシャドーラインの根拠地・キャッスルターミナルへと突入することとなるが、トカッチ達はライトがこれ以上闇に染まらないよう彼を置いて作戦を実行に移す。
だが仲間の目を盗んで烈車に乗り込んでいたライトは、待ち構えていたゼットに対抗するために自分の中の闇を解放し闇のトッキュウ1号へと変身してしまう。

ゼットとの対決は引き分けに終わるが、昴ヶ浜を元に戻すというトッキュウジャーの宿願は果たされた。
しかしライトは既に取り返しがつかないほどの闇を抱えてしまっており、闇の影響の少ないトカッチ達だけはまだ子供に戻れることを知ると、4人に嘘をついてレインボーパスを回収し、彼らの記憶を消して家族の元に帰した。
そして共に戦うと約束した明すらも欺き、たった一人でシャドーラインとの決戦に挑もうとする。
強大化した闇の力で敵を蹴散らすライトだったが、勝利のイマジネーションは見えなくなっており、ゼットに敗れ力尽きてしまう。

闇の中で倒れていたライトを救出したのは、なんと記憶を失ったはずのトカッチ達だった。
4人はワゴンと明が別れ際に秘密基地に残しておいた集合写真を頼りにトッキュウジャーとライトのことを思い出し、パスを自作して再び大人の姿に戻ったのだった。
仲間達が戻ってきたことに驚くライトに対し、4人は「全部忘れなきゃ子供に戻れないなら、全部背負って大人のままでいる」と伝える。
そして秘密基地時代の掟である「絶対5人で助け合うこと!」を誓い合い、仲間との絆によってイマジネーションを取り戻した。

ゼットとの最終決戦では、仲間の膨大なイマジネーションが込められたトッキュウレッシャーを乗り継いで1号へと変身を果たし、彼を撃破。
全てが終わり烈車に帰ろうとした矢先、大人の姿でもライト達を認識できる家族に迎えられ、その強いイマジネーションによって奇跡的に子供へと戻った。
5人は何処かへと旅立っていく烈車を見送り、故郷で平和な生活へと帰っていった。


【トッキュウ1号】


変身いたしま~す!
白線の内側に下がってお待ち下さ~い!

トッキュウチェンジ!
ハアッ!


トッキュウ~1号~!
トッキュウ~1号~!

画像出典:烈車戦隊トッキュウジャー 始発駅「特急烈車で行こう」より(2014年2月16日放送)
©テレビ朝日・東映・東映AG


スーツアクター:押川善文、浅井宏輔(ニンニンVSトッキュウ、ブンブンジャー)、藤井祐伍(ニンニンVSトッキュウ)、渡辺実(少年変身時)

ライトがトッキュウチェンジャーにレッドレッシャーをセットして変身する赤の戦士。
スーパー戦隊では『五星戦隊ダイレンジャー』以来となる色が入らない名前かつ、『超電子バイオマン』以来となる数字が入った名前になっている。
頭部のマスクは蒸気機関車型で、ゴーグルの上には線路が装着されている。

●装備

  • トッキュウチェンジャー
トッキュウジャー初期メンバーが使う踏切をモチーフにしたブレスレット型の変身アイテム。
3つのボタンのうち左のボタンを押して、遮断器を上げて、トッキュウレッシャーの模型をセットして、遮断器を下げて変身完了する。
一方右のボタンは烈車の召喚、真ん中のボタンは後述の乗り換え変身に使う。

  • レッドレッシャー
トッキュウ1号に変身するために必要な烈車の模型。トッキュウチェンジャーの右の烈車召喚ボタンを押して、その烈車を呼び出すこともできる。
彼の乗る烈車は赤い蒸気機関車型をしており、トッキュウメタル強化超合金製で、他の烈車より力強い。
また、トッキュウジャーメンバーの拠点地で宿泊場も設けられている他、煙突から出る煙はイマジネーションエネルギーで人々に想像力を与えると言われる。

  • トッキュウブラスター
トッキュウジャー初期メンバー共通の武器。
刀身を回転させることで剣形態「キリマスモード」、銃形態の「ウチマスモード」に変形可能
さらにスコープレッシャーをセットして必殺技を発動できる。

  • トッキュウバックル
腰に装着されたバックルで、レインボーパスが入っている。
このレインボーパスは烈車に乗るために重要なもので、他にも通話・電子マネー・メール等のスマートフォンの機能もある。

  • レールスラッシャー
主に1号が使う線路モチーフの剣型の武器。
普通に斬って攻撃する以外にも、刀身からレールを伸ばすことも可能。
敵を拘束したり、刀身に仲間を乗せ、レールを伸ばして相手に突撃するなど、その用途はイマジネーションに応じて自由自在。
他のメンバーの武器と合体することで必殺武器「レンケツバズーカ」となる。この時は、2号の使用する光線銃「ホームトリガー」の砲身に接続。線路として構成される。


乗り換え変身


変身解除いたしま~す!
お急ぎの方はお乗り換えくださ~い!

トッキュウ~1号~レッド!
乗り換えて~ブルー!


トッキュウチェンジャーの中央のボタンを押して発動する能力。
アナウンスの後に他のメンバーのレッシャーをセットすることで完了する。
その際、セットしたレッシャーの色に対応したトッキュウスーツに変わり、さらに個人武器も変わる。
当初はこの仕様を他のメンバーは知らず、ライトが戦闘中に思いついたことで実現した。

以下、乗り換えのバリエーションについて記述する。

  • トッキュウ1号ブルー
トッキュウチェンジャーにブルーレッシャーをセットして変身できる青い戦士。
駅のプラットホームモチーフの「ホームトリガー」を装備して遠距離攻撃ができる。

  • トッキュウ1号イエロー
トッキュウチェンジャーにイエローレッシャーをセットして変身できる黄色の戦士。
信号モチーフの大鎚型の武器「シンゴウハンマー」を装備。地面を叩くことで衝撃波が発生して、周囲の敵を攻撃できる。

  • トッキュウ1号グリーン
トッキュウチェンジャーにグリーンレッシャーをセットして変身できる緑の戦士。
トンネルモチーフの大斧型の武器「トンネルアックス」を装備してイエローに負けず劣らずパワフルな戦い方をする。
因みにトンネルアックスはかなりの重量で、これを扱えるものは限られるが、ライトはヒカリに負けない高い腕力があるので難なく使いこなしている。

  • トッキュウ1号ピンク
トッキュウチェンジャーにピンクレッシャーをセットして変身できる桃色の戦士。
鉄橋モチーフの型の武器「テッキョウクロー」を装備して戦う。
ちなみにライトが空手をたしなんでいるのか、格闘戦が得意。その乗り換え変身も一番回数が多い。
さらにキョウリュウジャーからのバトンタッチでも最初はこの姿で登場したため、キョウリュウレッドにツッコまれた。

  • トッキュウ1号オレンジ
トッキュウチェンジャーにビルドレッシャーをセットして変身できる橙の戦士。
……なのだが何故か最初はセットしても変身出来なかった(車掌曰く6号は乗り換える必要がないこと)。
しかし、終着駅で……。

  • トッキュウ1号サファリ
映画『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』で登場した特殊形態。
ギャラクシーラインのレディからもらったライオンレッシャーをセットして変身した姿。
ライオンの前足を模したグローブを装備してひっかくなど、ワイルドな戦いを得意とする。

ハイパートッキュウ1号

第27駅で車掌からもらったハイパーレッシャーを使って変身した姿。
シャドータウンで助けを求める姉弟が書いていた機関車の落書きを見て、ライトは「自分自身が烈車になって突き進む」ことを想像する。そのイマジネーションによって、このフォームが誕生した。
上半身に黄金の機関車型のアーマーを装備。烈車並みの力を発揮し、ゼットの闇と互角にぶつかりあえる程の光を放った。
1号以外のメンバーも利用可能だが、一つしかないので変身できるのは一人だけである。

  • ダイカイテンキャノン
ハイパートッキュウジャー専用の転車台型のバズーカ砲。
六本の線路と転車台のカタパルトにトッキュウレッシャーをセット可能。
カタパルトにハイパーレッシャーをセットして、レバーでカタパルトを一回転して放つ「ハイパー終電クラッシュ」、線路にメンバーのレッシャーをセットして放つ「ハイパー5連結クラッシュ」、カタパルトにハイパーレッシャー以外をセットして放つ「トッキュウ終電クラッシュ」の3つが必殺技。

闇のトッキュウ1号

第44駅でライトと共に成長したゼットの闇によって変身した黒いトッキュウ1号。
黒いスーツに星空のようなキラキラが散りばめられた姿をしている。
武器は従来と変わらすレールスラッシャーなどを使う。
戦闘力はライトの高い戦闘力とゼットの闇により凄まじいものになるが、ライト持ち前の勝利のイマジネーションも見えなくなるため、勝つことは不可能に近い。さらに闇はライトの身体にも負担がかかり、ゼットにはまるで歯が立たなかった。

1号



トッキュウ~1号~レッド!
乗り継いで、


終着駅でライトが仲間達5人から貰ったレッシャーをレッドブルーイエローグリーンピンクビルダーハイパーの順に連続で乗り換えて変身した最終フォーム。
見た目はトッキュウ1号だがその名の通り虹色に輝き、更にレールスラッシャーと6号のユウドウブレイカーを装備し二刀流に。
その戦闘力もすさまじく、モルク侯爵とネロ男爵の闇を吸収してパワーアップしたゼットを圧倒するパワーを発揮した。


【客演】

彼の出自の都合上他作品へのレジェンド戦隊としての客演は難しいと思われていたが、なんと『爆上戦隊ブンブンジャー』の3rd LAPキービジュアルに登場。
とはいえ車系戦隊扱いとしての登場にファンは度肝を抜かれた。

そしてバクアゲ32にて、烈車と共に颯爽と登場。無差別的に周囲の人間を電車ごっこに巻き込むというカオスな状況を展開するセンログルマーに苦戦するブンレッドブンバイオレットに加勢した。
『トッキュウジャー』本編から10年経った事もあり、ブンブンジャーの名乗りにも参加したり、ブンバイオレットにトッキュウオーの操作方法を教えたりと、先輩の風格を見せている。操作方法が分からず、ブンブンコントローラーを操縦桿にされてしまったけど
そしてセンログルマー撃破後、変身を解除しブンブンジャーにエールを送る。

俺には見える。お前らが、夢を叶えるのが……。

故郷探しの旅とシャドーラインとの戦いから10年間もイマジネーションを失わず、見た目も精神も年相応に成長した青年──「鈴樹来斗」がそこにいた。*4

なお事前に発表されていたのは「トッキュウ1号の参戦」と「明役の長濱慎氏の出演」のみであり、前述の設定上の都合や『トッキュウジャー』以降の志尊氏が役者として大いに躍進、多忙となった事も手伝ってファンの間では「明が1号に変身するのでは」「前作プリンスのように二代目キャストが発表されるのでは」といった憶測が飛び交っていた。
そのため、本放送でのオープニングクレジットを見たファン、及びそれを見逃して本編でいきなり出演シーンを見たり後で観ようとしてネットでネタバレをかまされた人からは大いに驚きの声が挙がった。
また前述したように志尊氏自身が既に売れっ子という事もあり、このサプライズ出演はネットニュースでも大々的に取り上げられるほどの話題となった。


【余談】

実は最初の脚本の設定ではライトは最終的に死亡する予定になっており、始発駅でライトだけ唯一クライナーに飛ばされたのもその伏線だった。
もし、この設定が採用されていれば、レッド戦士ではタイムファイヤー以来で主役レッドでは初の殉職者になることになっていたかもしれない……
ここが俺の死に場所か。

ちなみに、映画『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』などで少年ライトが変身するトッキュウ1号のスーツアクターを演じた渡辺実氏は、かつて『ダイレンジャー』で追加戦士にしてライト達5人と同じ少年戦士のキバレンジャーを演じたことがあった。



追記・修正?
なんかよくわかんないけどわかった!

この項目が面白かったなら……\オシマース!/

最終更新:2025年07月21日 15:06

*1 刺した相手を凶暴化させる。

*2 トッキュウジャーのレンジャーキーが40本収録されたレンジャーキーセット RAINBOW EDITIONでも立体化された

*3 手紙の文面から父親もいる。

*4 Vシネマで描かれた10年後のライトはイマジネーションを失っていたが、その時に起きたタイムパラドックスで「10年間もイマジネーションを失わなかった世界線に分岐したのでは?」と推測する視聴者もいる。事実、Vシネマでは明の姿が終盤まで見えなくなっていたが、『ブンブンジャー』本編では明の姿が見えている。