登録日:2022/03/13 Sun 22:15:00
更新日:2025/04/17 Thu 22:32:58
所要時間:約 43 分で読めるというお話
ことーしことし、あるところに…
4人のお供と、1人の暴太郎がいた。
やあやあやあ、祭りだ祭りだ~!
袖振り合うも多生の縁。
4人のお供を引き連れて、共に踊れば繋がる縁…
この世は楽園!
悩みなんざ吹っ飛ばせ!
何なの!?こいつ!?
暴太郎戦隊ドンブラザーズ!
楽しもうぜ!勝負勝負!
画像出典:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン3話『あかりどろぼう』より、(2022年3月20日放送)
©テレビ朝日・東映・東映AG
作品キャッチコピーは「桃から生まれた暴太郎!」。
【概要】
「革新的な作品を目指す」という意気込みの表れなのか、
- 『特命戦隊ゴーバスターズ』以来10年ぶりとなる「○○ジャー」と付かないタイトル
- タイトルロゴが赤を殆ど使っておらず、文字の上端と下端が全く揃えられていない異例のデザイン
- ドンモモタロウのバイザー部分がデザインモチーフになっている。
- 「童話『桃太郎』」と「アバター」というミスマッチなモチーフの組み合わせ
- 着ぐるみではなくモーションキャプチャーとCGで非人型に造形された一部メンバー
- ピンク戦士が男性
- 序盤の巨大戦力はレッド専用機で、彼専用の超小型ロボも登場
- 物語序盤の事実上の主人公がヒロイン枠のイエロー(紅一点)
- 群像劇寄りのストーリーで、戦闘時以外メンバーはバラバラに活動しており、プライベートでの面識は顔見知り程度
- 群像劇として各個人の描写が今まで以上に強くなっている分、モノローグが挿し込まれる頻度が今までと比べても明らかに多い。
- 敵幹部枠の怪人「脳人」と一般怪人枠の「ヒトツ鬼」が別勢力として敵対し、物語中盤からはさらに追加勢力まで出現
- 当初は敵幹部枠として登場した人物3名が終盤で1人どころか全員仲間入りを果たす
- 最終的に倒さなくてはならない悪の組織や巨悪が存在しない
- TV本編で名乗りやフルメンバーでの同時変身を滅多にやらない
- しかも本編での初めての名乗り(ドン36話)には1人敵が化けた偽物が混ざっており、全員が揃ってちゃんとした口上を述べたのはドン最終話が最初で最後
- ブラック戦士と他のメンバーが長らく互いの正体を知らず、メンバー全員が素性を知ったのは44話目
- ドン44話を過ぎても着地点がわからない展開が続いた上、ドン45話から新キャラが2人も追加された挙句、最終回の1話前(ドン49話)にまたも新キャラが2人追加
- ドン49話まで一般怪人枠のヒトツ鬼が登場するなど終盤まで普段通りの展開が続き(伏線回収などは行われ、各キャラクターの物語も進展はする)、ドン最終話に至ってはまさかの1話完結エピソード
など色々と型破りな要素が多い。
そして『
デンジマン』と『
サンバルカン』の関係のように、『ゼンカイジャー』の役者が続投していたり、終盤にサプライズ登場した巨大ロボ「ドンゼンカイオー」が実質的な1号ロボだったり、本作の変身武器である「ドンブラスター」がゼンカイジャーのキーアイテムとなるセンタイギアにも対応している等、ゼンカイジャーとの繋がりが所々見られる点も特徴的。
一方で声優面では、今週の怪人にあたるヒトツ鬼の声を素体となった人間を演じる役者が担当したり、ナレーション担当も不在であるため、声だけの出演としてキャスティングされたのはアイテム音声役の濱野大輝と
朴璐美のみとなっていたが、ドン17話から登場するマザー役に
能登麻美子が起用。
キャラクターの声としてキャスティングされた最初の声優となり、レギュラーキャラの
ドンムラサメ役に若手男性声優の
村瀬歩が充てられた。
どこから突っ込むべきかわからないようなタイトルから既に察せられる通り基本的には昨年の『ゼンカイジャー』から引き続き……というか『ゼンカイジャー』にも増して破天荒でコメディタッチな作風が持ち味。
ヒーローサイドであるドンブラザーズのメンバーはもちろん、メインの敵組織である「脳人」の面々、さらには一般市民に至るまでとにかくアクが強くキャラの濃い奴らばかりが登場し、常に視聴者の予想の斜め上を行くような展開が繰り広げられる。
『ゼンカイジャー』とはまた違った方向に常軌を逸したシーンも多い。
また、
何かにつけて30分前の作品にケンカを売りに行っているのも特徴的な点。
- 劇場版のポスターではキャッチコピーとして『ライダーなどお供にもならん!主役は俺達だ!』と堂々と掲げる
- 映画の劇中でも「ヒーローなんてね、仮面ライダーに任せておけばいいのよ!」というメタ台詞まで飛び出す
- 中盤の総集編ではなんと『リバイス』の最終回に便乗して「俺たちも最終回だ」と言い出す
など最早やりたい放題。
しかもドンブラザーズの世界では『リバイス』が放送されており、介人も視聴している。ドンブラのメンツは日曜の9時から招集をかけられていたのか。
そのスタンスは後番組『
仮面ライダーギーツ』になっても変わらず、
スーパーヒーロータイムのエンディングにて
「キツネのお供はいらん!」と発言するなど、もはやとどまることを知らない。
もっとも向こうも言われっぱなしになるようなタマではなく、「最後に勝つのは俺だ」と返している。何の勝負してるんだお前ら。
その一方、時々
平成ライダーシリーズのごとき
ぎょっとするほどダークな世界観や込み入った人間関係、人の心の闇が容赦なく描かれるのも特徴の一つ。
ヒロインが突如として全てを失い、わけもわからない内にヒーローチームの一員として戦わざるを得ない状況に追い込まれたり、そのヒロインのクラスメイトが怪人化した挙句
正気にも戻れないまま無慈悲にこの世から消されてしまうなど、ドン1話の時点からコミカルかつハチャメチャな描写の裏でハードな側面が顔を覗かせており、ストーリーが進んでいくにつれてそういった闇の部分にも少しずつ焦点が当てられる。
このあたりは白倉&井上御大コンビの面目躍如と言えるだろう。
全体として人間ドラマに比重が置かれており、本来の見せ場である戦闘シーンが集中的に描かれるのは最後約4分程度に収まっている。
もちろん井上御大恒例の妙に凝った食事シーンも健在。
こうした作風について、ラインプロデューサーの佐々木幸司は「
『ゼンカイジャー』は計算された可笑しさ、『ドンブラザーズ』は計算された狂気」、ドン3話から参加し、『ゼンカイジャー』でもラスト3話でメガホンを取った中澤祥次郎監督は「
『ゼンカイジャー』が「ゼンカイ脳」なら『ドンブラザーズ』は「ドンブラ中毒」」と語っている。
ギャグ方面でもダークな方面でもブレーキが壊れすぎている作風ゆえ、後半には4〜5回ほどBPOにクレームが寄せられている。
ドタバタコメディと重い展開の入り混じる作風はPと脚本が同じ『
超光戦士シャンゼリオン』に近い。
「相対的にゼンカイがまともに見える」と感じる視聴者も少なくない。そして終盤には本当に『シャンゼリオン』がモチーフの敵が登場した。
放送前には『ゼンカイジャー』第42カイ!への先行出演の他、
桃太郎モチーフ繋がりということで
平成ライダーシリーズの代表作『
仮面ライダー電王』とのコラボも行われた。
ただし脚本は八手三郎が担当したため井上は未だに電王に触ることが出来ていないが
なお「暴太郎」というパワーワードは、東映公式サイトでの
白倉P曰く
で、「暴太郎」というふしぎネーミングの由来。
「アバター戦隊」にするか、「桃太郎戦隊」がいいか……ウンウン悩んでた企画陣に、
「アバターか桃太郎かって? まとめて『暴太郎』でいいじゃん」
と、通りすがりの某バンダイ原さんが言い放ったのをまるっとイタダいたのはナイショです。
海外でも例年通り台湾や韓国で放送された他、2022年12月には中国でも放送開始。
中国本土で放送された始めてのスーパー戦隊となった。
おかげで日本のファンからは「ドンブラが初戦隊になる中国人は一体戦隊にどんなイメージを持つだろうか」と冗談混じりな心配の声が多数上がった
勿論東映公式と提携しての正式な放送であり、キャスト陣から中国の視聴者に向けてのメッセージ動画も公開されている。
地上波放送の他に愛奇芸などの現地のサブスクでも配信され、こちらは原語版と中国語吹き替え版の両方が楽しめる模様。
これに合わせてアクションフィギュアなどの中国オリジナル玩具が発売され、bilibili動画でも現地向けにオリジナルのドンブラダンスの動画が公開されるなど、かなり気合を入れたローカライズとなった。
無事に人気を獲得できたようで、翌年の『
獣電戦隊キョウリュウジャー』を挟んで『
王様戦隊キングオージャー』も放送された
「47戦隊47都道府県」では
岡山県を担当。
十中八九桃太郎の縁のある地だからであろう。
劇場版が公開された際ノリノリで岡山県庁がコラボポスターを制作してるし…
【反響】
先述した極めてアクの強い作風から脱落者も少なくなかったが、一方で逆にそこに魅せられた熱狂的なファンも多く、強い話題性を獲得。その結果、2022年度ネット流行語大賞では
第4位と、『ゼンカイジャー』の19位から更なるランクアップを果たした。
メインターゲットである子供からの人気も高く、
玩具売上は『宇宙戦隊キュウレンジャー』以来4年ぶりに前年からの売り上げアップを記録し、長らく続いていた売上最低記録更新に遂に歯止めをかけた。
特に『DXドンオニタイジン』はシリーズ初のフルアクション仕様が採用されたことで大反響を呼び、ロボット玩具の売り上げは
前年比で3倍超というとんでもない業績を記録したという。
【あらすじ】
今から遡ること21年前…
ジョギング中の桃井陣は突如空が裂け、そこから桃型のカプセルが飛び出してきたところを目撃する。
不審に思い、近づいてみるとカプセルが開かれ、なんとそこには赤ん坊が入っていた。
突然の出来事に困惑する陣は赤ん坊を抱きながら、呆然と立ち尽くしていた…
そして時は流れ現代
漫画家を夢見る女子高生
『鬼頭はるか』は、デビュー作「初恋ヒーロー」で最年少にして漫画大賞を受賞。
友人にも恵まれ、
イケメンの彼氏持ちと順風満帆な人生を歩んでいたが、ある日、人間の欲望から生まれた鬼『ヒトツ鬼』に襲われたことをきっかけに、奇妙なサングラスと、謎の戦士『オニシスター』への変身能力を手に入れてしまう。
更に追い打ちをかけるかのように、自身の作品に盗作疑惑がかけられたことで連載は打ち切り。友人や彼氏にも見限られ、夢・信頼・友達全てを失ってしまった。
失意に陥る中、謎の男・桃井陣と出会い、こう告げられた。
「桃井タロウを探し、忠誠を誓え。そうすれば失ったものを取り戻せる」
桃井タロウとは一体何者でそしてどこにいるのか…?そして、鬼頭はるかは全てを取り戻すことが出来るのだろうか…?
ドンブラザーズの物語がいざ開幕!!
【登場人物】
■ 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
近年の戦隊では珍しく、戦闘中はコードネームで呼び合う戦隊となっている……というか後述の通り当初はお互いに素性を知らないまま戦っていたのでそもそも名前を呼びようがなかった。
素性が割れて以降は特にどちら呼びで固定ということもなく、お互いコードネームでも名前でも自分の好きなように呼んでいるといった感じ。一応、タロウとジロウは名前呼びをされることが多い。
特殊な出自を持つタロウとジロウを除き、メンバーは全員がほぼ無作為に選ばれた一般人。このあたりは脚本家が同じ『ジェットマン』にも似ているが、一応スカイフォースという軍事組織が母体になっていたあちらとは違い組織的な後ろ盾すら存在しない。
選ばれるとスマホの画面や空中に突如として禍々しいスロットが映し出され、パーソナルカラーのサングラスとドンブラスター、アバタロウギアを与えられる。
このサングラスをかけると、人間界と重なるようにして存在する高次元世界「脳人レイヤー」を認識したり、そこに存在する構造物を利用したり、人間に擬態したアノーニを見破ったりといったことが可能になる。
また、これはドンブラザーズとしての力の源のようなものでもあるらしく、他人に奪われたり拾われたりすると変身の権限もそちらに移る。
ただし、ドン21話では、戦闘に一切参加しないで私利私欲のみで何度も変身するといった能力の濫用、すなわち戦士として相応しくない行動を執拗に繰り返した場合は戦士の資格が無いと判断され、変身能力諸とも資格を剥奪される事が判明している。
その場合また新たな資格者が選定される模様。
無論、一般人が突如超人的な力を手に入れた場合自分のために使いたくなるのが人情なので、主君であるため資格が変動しないタロウを除いたメンバーは現在のメンバーに落ち着くまで幾人もの人間が資格を剥奪されて来た事が明言されている。その数、なんと5000人。
タロウ、ジロウ以外には「キビ・ポイント」なる採点システムも存在し、ポイントを使えば願いを叶えることができるほかドンブラザーズからの自主脱退も可能だが、その場合歴史が改竄され、別の他人が抜けたメンバーと似たような境遇に陥れられた挙句に新たなドンブラザーズとして加入させられる羽目になる凄まじいブラック仕様。
誰が呼んだか「特撮版七人ミサキ」。
このように、ポイントは一種のご褒美なのかと思いきや、使うとその反動として使用者本人あるいは他の人物に適えた願いと概ね等価の不幸が訪れるという、とんでもない代物である。
当然ながらポイント以外に貰える恩恵や報酬的なものは微塵も存在しない。
これまでの戦隊のように倒すべき巨悪もいなければ果たすべき明確な使命・目標すらも定められていないので、上記の緩さと合わせて有志が集まった無償のボランティアグループの側面がこれまでの戦隊以上に強いのがドンブラザーズである。
- 桃井タロウ/ドンモモタロウ 演:樋口幸平
今作の主人公で、
赤ん坊のころに桃型のカプセルに乗って人間界にやってきたところを陣に拾われた21歳。
現在は家出して
一人暮らししており、シロクマ宅配便で宅配の仕事をしている。何気に
公認戦隊では初となる宅配業レッドである。
生まれながらに嘘をつく機能に欠けており、嘘が「苦手」ではなく「つけない」レベルのバカ正直な性格の熱血漢。
というか、嘘をつくと
死ぬ。比喩表現ではなく本当に脈が止まる。
「どんな小さな縁も縁は縁」として人との縁を大事にするのが信条だが、信条が強すぎて「目と目が合った」「偶然、肩がぶつかった」「自分の名前を聞いた」といった些細な事柄だけでも
「これで縁が出来たな!」と豪語し、宅配先の他人であろうと自主的に部屋の掃除までしてくる
とんでもない変人。
メインであるレッド枠なのだが、1話の段階では
正体が謎に包まれた奇人として描かれている。
その
些細なことをきっかけにして縁を結ぼうとする言動から、放送開始前からSNSなどでは
「妖怪縁結び」と呼ばれ、
「ドンクリック詐欺」なるネタ画像やイラストがネットミームとして流行っていた。
また、一部SCPや怪異扱いされることもしばしば。
変身時には
天女のようなバックダンサー達を引き連れてバイクと一緒に半裸の男性によって神輿に担がれながら登場する。
詳細は
該当項目で。
- 猿原真一/サルブラザー 演:別府由来
気まぐれに俳句を詠んでマイペースに日々を過ごす自称風流人の
無職。
本人曰く
「生まれてから一度も働いたことがない」「強いて言うなら『生きること』が仕事」という、近年まれに見るレベルのニート。
但し几帳面で博学なため、ご近所からは「教授」と呼ばれ慕われているだけでなく、悩み相談のお礼として食べ物を恵まれている為、生活に苦労はしてない。
「金銭には人間の欲望が詰まっている」という理由から現金を持ち歩かない。そのためか、喫茶どんぶらでの
支払いを俳句で払おうとした。
自覚はないとの事だが、自他ともに認める変人である。
詳細は
該当項目で。
- 鬼頭はるか/オニシスター 演:志田こはく
津野角高校に通う漫画家志望の女子高生。17歳。
現在は刑事の叔母・ゆり子と2人で暮らしている。
冗談社マンガ大賞を受賞したものの、戦士になったことが切っ掛けで盗作疑惑を被せられ幸せだった人生はご破算に。
盗作疑惑の汚名を晴らすべく謎の男・桃井陣の指令により「桃井タロウ」とお供たちを探すことになるが、生憎
桃井タロウが誰なのか碌に情報を知らされてないため右往左往する羽目に。
以後は喫茶どんぶらでバイトを始めた他、戸惑いながらも「初恋
ヒーロー」の作者だからヒーローとして戦うことを決める。
本作におけるもう一人の主人公かつ狂言回しであり、彼女の視点で物語が進行している。
詳細は
該当項目で。
- 犬塚翼/イヌブラザー 演:柊太朗
指名手配中の逃亡者。
皮肉屋で、利己的で、他人を信用しない性格……なのだが、根は常識人な上にトラブルに巻き込まれやすい不運体質なのもあって、予測不能な動きを連発する仲間達にはいつも振り回されている。
元々は劇団員で、無実の罪を着せられ、ある目的のため逃げ続けている。料理がプロ級に上手く、夏美という彼女がいる。
モーションキャプチャーでデザインされたメンバーその2。手足が大きく体は細い、頭でっかちの三頭身で
身長100cmサイズの戦士に変身する。
俊足に加え小柄な体格ならでのトリッキーな
犬だっつーの身のこなしを得意とするが、翼本人はこの姿に
案の定大層不満があるようで、曰く
「好きでイヌやってんじゃねえよ」との事。
なお
物語開始からドン44話までメンバーとの素顔の正体を知られていなかった異例の初期メンバーでもある。
詳細は
該当項目で。
フェズントコンサルタントに勤める平凡な会社員。
美容師の妻・みほと幸せな新婚生活を送っているが何の因果か戦士に選ばれ戦う羽目になっている。
モーションキャプチャーでデザインされたメンバーその1。更にシリーズ初となる正式な
男性ピンクの戦士でもある。
身長220cmかつ足が異様に長いインパクト抜群の外見の戦士に変身する。
コレでも響鬼さんより2cm低い。響鬼さん絶対そんなに大きくないって。
飛行能力を持つが、その長身ゆえ足下がよく見えなかったり、相手の声を聞き取りづらかったりといった欠点も。
詳細は
該当項目で。
- 桃谷ジロウ/ドンドラゴクウ/ドントラボルト 演:石川雷蔵
ドン14話から登場。
タロウと同様に、赤ん坊の頃に桃のカプセルに入れられて人間界に流れ着いた青年。
とある村役場で保護され、そのまま大人になるまでは新聞配達員として働く傍ら、
「内なる声」に導かれるままにヒーローになる為に体を鍛えて生活していたが、まるでタロウの消滅に呼応するかのように生まれ育った村を出て、王苦市にやってくると、ドンブラザーズの新たなリーダーを名乗ってはるかたちの前に現れた。
天真爛漫な性格だが、自分をヒーローだと信じて疑わない変わり者で、武器も一切持っていないので脳人やヒトツ鬼には
投石で対抗するのがやっとという有様なのも相俟って、4人からも全く相手にされていない。
村の人々からも、そのマイペースぶりに困惑されて陰で苦言を呈されていたが、「居なくなったら寂しい」と言われている辺り、タロウに比べると幾分人間関係には恵まれてきた模様。
そしてドン15話で「内なる声」に従い、遂に追加戦士として覚醒。その後
厄介極まりない二重人格者であることが明らかになった。
詳細は
該当項目で。
■ ドンブラザーズの関係者
桃型カプセルで人間界に流れ着いたタロウを拾って育てたタロウの義父。彼からは「父ちゃん」でも「親父」でもなく、呼び捨てで呼ばれる。
タロウを拾ってからなぜか年を取らなくなった。
とある罪──桃井タロウを育てた事──を犯したことで獣人の封印を守る『守護人』の役目を負い、人間界と脳人の世界の狭間にある不思議なプリズンに収監中。だが、アバターとして各所に出没できる。
スマホの特殊なアプリを利用して不思議なサングラスを配ってタロウのお供として4人を集めようとしている。
お供達に何かを聞かれるとヒントだけを与え、あとは「面会時間は終わりだ」と言って話を打ち切ることが多い。
一方でお供がタロウから一本取る勝負をすると聞いたときは「面白そうじゃないか」とご機嫌な様子で、ノリノリでタロウの弱点を教えていた。
- 五色田介人/ゼンカイザーブラック 演:駒木根葵汰
鬼頭はるかがアルバイトをしている「喫茶どんぶら」のマスター。
多くを語らないが、何やら秘密ゼンカイの謎多き男で、謎の戦士・
ゼンカイザーブラックに変身してドンブラザーズを裏でサポートする。
その容姿も声も名前すらも『機界戦隊ゼンカイジャー』のリーダーである五色田介人/ゼンカイザーと全く同じという謎の男であるが、性格は
非常に静かかつダウナーで読書を嗜む等、『ゼンカイジャー』側の介人と違って明らかに知性的であり、雰囲気もゼンカイ脳とは程遠い謎の人物。
当面の目的としては、ヒトツ鬼に取り込まれたセンタイギア/アバタロウギアを回収することにあるようだが…。
本作における番外戦士枠であり、まさかの前作『ゼンカイジャー』からの続投になるが、公式曰く
「『ゼンカイジャー』の主人公に酷似しているが全く別のキャラ」とのこと。
詳しくは
個別項目を参照。
つよしの妻の美容師。
新婚ホヤホヤでつよしとは円満な夫婦関係を築いているが、犬塚の恋人の夏美と全く同じ顔という謎がある。
正体はAランクの獣人。
ドン11話では、獣人化した狭山が口へと押しこんだ猫の折り紙によって高熱を出した犬塚からその折り紙を取り除いたり、獣人化した狭山と同じく暗い部屋で1人取り憑かれたように淡々と折り鶴を折るという奇行に出ている他、その前後では不自然に体をくねらせる姿も見せていた。
現状狭山と違って積極的にドンブラザーズや脳人と敵対しようとする姿勢は見せておらず、上記の通り犬塚を結果的に助けたり、一方ではその狭山と同じ獣人にも拘わらず争っている等、その真意は一切不明。
はるかの叔母にして同居人。職業は刑事。
フェズントコンサルタントの部長で、つよしの上司。
彼に対して何かと厳しく、一歩間違えればパワハラも疑われるような言動も少なくない。
ジロウの幼馴染み。
互いに君付けちゃん付けで呼び合う程親しく、ジロウは半ば勝手に彼女扱いしている。
ルミの方も、ジロウを友達として認識はしているものの、その破天荒さにはやや呆れ気味。
とは言え、純粋でどこまでも真っ直ぐなジロウの人柄は気に入っており、加えて本人も結構なマイペース。
ジロウは常に彼女とのツーショット写真をスマホに入れているのだが、他者が見た時、その写真にはジロウしか写っておらず……?
ジロウとルミの幼馴染達。
三増は地元の村役場に勤務し、佐五は消防団員、八会は農家として働いている。
ジロウのヒーロー気取りぶりにはややうんざりしているが、内心では大切な友達と思っており、何だかんだで仲は良好。
元ネタは『西遊記』に登場する孫悟空の仲間で、それぞれ「三増→三蔵法師」、「佐五→沙悟浄」、「八会→猪八戒」のもじり。
華果村の駐在員にして、ジロウの育ての親。
ジロウからは実の親のように慕われている。
犬塚を追いかける刑事。
キャリアは長く、同僚からは「猟犬」の異名で知られる名刑事だが、上層部とそりが合わないせいであまり評価されず、定年間近なこともあって犬塚逮捕に執念を燃やしている。
一度は「手柄を立てたい」という思いが暴走してヒトツ鬼の警察鬼に変貌してしまうも、ドンブラザーズの活躍で元の人間に戻され事なきを得た。
しかし、休暇中に参加したバス旅行で後述する獣人 の襲撃に遭って以降獣人に成り代わられ、肉食の獣のような獰猛な振る舞いと周りにある紙で猫の折り紙を折る奇行が目立つようになる。
はるかの漫画「初恋ヒーロー」を盗作した人物。
決して人前で素顔を晒さず、サイン会等のイベントでは兎の着ぐるみを着用している。
漫画家としての技量は、はるかが負けを認める程に高いが、加えて彼女の得意料理であるビーフストロガノフの味までも完全にコピーしており、そのどこまでもはるかと共通した多才さには謎が多い。
キビポイントを利用して脱退したはるかの代わりに選ばれた二代目オニシスター。
詳しくは個別項目を参照。
猿原の前任のサルブラザーに当たる人物。
詳しくは個別項目を参照。
ふとした拍子で偶然二代目イヌブラザーになってしまった男。
詳しくは個別項目を参照。
ドンモモタロウの登場と共に現れる和装のバックダンサー達。
ついでに一緒に神輿の担ぎ手として天女とは別に半裸の和装の男達も出てくる。
詳細も経歴も一切不明。
ドンモモタロウが乗る神輿の周りを天女達が紙吹雪を撒きながら踊り狂ってドンモモタロウの登場を盛り上げる。
ちなみに神輿は省略も可能でその際は彼らの出番もカット。何よりタロウが体調不良だった場合神輿担ぎの人間も天女も全員やる気を失ったヤサグレ状態となり神輿すらボロボロになる。
■ 脳人
今作の敵。いわゆる幹部怪人枠。
人間には通常は認識出来ない高次世界
「脳人レイヤー」の住人達。
変身体は怪人らしからぬヒロイックな見た目をしているのが特徴。いずれも過去の東映特撮ヒーローを思わせる造形で、武器の名前も元ネタを捩っている。
自分たちの世界の波動を乱す人間の欲望を粛清すべく、欲望から生まれるモンスター・ヒトツ鬼を人間ごと消去しようとしている。
一般怪人を従えているどころか敵と見做していたり、「ドンブラザーズの敵」ではあってもあからさまな「悪の組織」「人類の敵」ではなかったりと、色々と異例尽くしな敵組織。
詳細は
該当項目で。
脳人三人衆のリーダー格である高貴な脳人の戦士。
人間の芸術に興味を持ち、絵画鑑賞が趣味。
ポエミーな言動が目立つキザな優男で、正義感が強く人命を尊ぶヒーローのような高潔な性格の持ち主。
しかし人間の欲望を過剰に忌み嫌っており、ヒトツ鬼と化してしまった者や討伐を邪魔する者に向ける態度は冷酷の一言。
どんな些細な欲望がきっかけであっても決して許さず、問答無用で消し去ってしまう無慈悲さも持っている。
早い話がいつもの井上敏樹が書くライバル戦士そのもの
腕輪を胸にかざし
「一級剣バロンソード」と紺青の
「脳人シールド」で武装した戦士の姿に変身。欲望に満ちたものを一刀両断する。
詳細は
該当項目で。
脳人三人衆の紅一点にして妖艶な脳人の戦士。
囁くような喋り方が特徴で、人間の恋愛に興味を持つ。
一見フレンドリーに見えるが本性はかなり気まぐれかつ冷淡。自分から欲望を煽るようなことをしておいてヒトツ鬼化した途端にあっさり消去してしまったり、近づいてきた男達から愛の言葉を聞き出すべく誘惑したりと人間を弄ぶような言動が目立つ。
腕輪を胸にかざし、
「二重弓コンドルアロー」と純白の
「脳人シールド」で武装した戦士の姿に変身。
二刀流で闘うこともできる。
詳細は
当該項目で。
大槍を担いだ粗暴な脳人の戦士。
場違いなところで笑ったり泣いたりする不気味な男で、人間の喜怒哀楽に興味を持つ。
良くも悪くもマイペースな仕事人気質で、人間には過干渉せず気ままに振る舞いながらもヒトツ鬼狩りは真面目にこなそうとする。
腕輪を胸にかざし、「三刃槍カゲスピア」と灰茶の「脳人シールド」で武装した戦士の姿に変身。
激しい三段突きが得意。
今作の
戦闘員枠。
サイケデリックな色彩の体色と、体色と同じ柄の仮面を身に着けている。
脳人の工作員で人間になりすまして人間世界に潜んでおり、その擬態はドンブラザーズが持つ謎のサングラスでしか識別できない。
戦闘員枠の中ではかなり知性が高く、ドン1話ではマスメディアにまで潜り込んでいることが描写されている。
正体に気づいた人間は即座に排除しようと行動する。
脳人に服従して戦い
「殴鎚アノハンマー」で人間を襲うが、脳人のメンバーがいない場合はヒトツ鬼に使役されることもある。
戦闘時の声は
「アノーニ!」。
今作の怪人枠。
欲望を持った人間から生まれるモンスターで、「人に憑く鬼」のこと。
普段は電子データのような姿だが、
憑依した人間の欲望を暴走させ、最終的に体を取り込み実体化してモンスターの姿に変えてしまう。
こうなると素体の理性は失われ、宿った欲望を歪めて叶えることのみに執着し暴れ出す。
一部の個体は戦隊モチーフの
センタイギア/アバタロウギアを取り込んでいるらしく、そういった個体は倒されても巨大なモンスター
「ヒトツ鬼ング」となり、さらに大暴れするものも。
怪人枠としては珍しく計画性のある行動が極めて少ない部類であり、直接的な駆け引きが描かれる場面は少ない。
厄介な行動パターンも全てはヒトツ鬼化したとき突発的に得た能力を悪賢く効率的に使っているだけである。
最大の特徴は今回の敵組織である脳人が悪意を込めて生み出すものではなく自然発生気味に生まれることであり、欲望を毛嫌いする脳人にとってヒトツ鬼の存在は手駒ではなく抹殺対象として扱われる。
脳人に倒されると素体となった人間もこの世界から消えてしまうため素体の人間にとっては死と同義。
よってドンブラザーズは、脳人よりも先にヒトツ鬼を倒すことで素体の人間を解放してやらなければならない。
以上のようにゲスト怪人枠でありながら、いわゆる幹部枠に相当する脳人の部下ではない…どころかむしろ討伐対象であり、言うなれば「第三勢力」であるという歴代でも非常に珍しい立ち位置にある存在。
なお、デザインは素体となったアバタロウギアの戦隊のネタがモチーフであり、変身者たちの欲望も元ネタの戦隊が由来となっている。
さながら
「戦隊版アナザーライダー」である。
ヒトツ鬼ング
今作の巨大戦担当。
戦隊モチーフのアバタロウギアを取り込んでいるヒトツ鬼が倒された結果、そのパワーが脳人レイヤーに積み重なって生まれる巨大な怪物。
さながら『
電光超人グリッドマン』の怪獣であり、
脳人レイヤーでの破壊活動が現実世界にも反映される模様。
ただしヒトツ鬼ングを生み出さない個体も多く、脳人レイヤーに積み重なる前に素体のヒトツ鬼が消滅した場合もヒトツ鬼ングは生まれない。
こちらのモチーフはアバタロウギアの戦隊の巨大ロボ。
ドン9話にて存在が発覚した謎の存在。人間となり代わり浸食していく。
折る
折り紙の動物でランクが変わり、「猫<鶴<ペンギン」の順でランクは大きく、また知性も変わっていく。
詳しくは
該当項目参照。
■その他
魂を持つ剣「ニンジャークソード」が具現化させる戦士。
謎の声「マザー」の指令に従って戦い、ドンブラザーズに刃を振るう。反面、自身の意思は薄弱である。
その正体は脳人の世界がある目的のために生み出した生体兵器であり、不可殺の存在を始末することが可能である。
詳細は
該当項目で。
ドンムラサメの脳内にのみ聞こえる謎の存在。
ムラサメに戦うよう命令を下す。
【ドンブラザーズの装備/メカ】
声:濱野大輝
今作の
変身アイテムであるサングラス型変身銃。
アバタロウギアを装填することで変身する他、『キビ弾丸』を発射し、鬼を退治する。
玩具ではアバタロウギアのみならず、センタイギアも装填することが可能。
また、ヒトツ鬼が暴れ出すと
変身前のドンブラザーズメンバーの目の前に自動でワープ。自動的に変身を行いメンバーを戦場に駆り出させる機能がある。
このためヒトツ鬼の活動には即時対応が可能になっているが、反面脳人や獣人が暴れる場合には一切反応できないのがネック。
それぞれのアバターデータがインプットされた赤い歯車型ギア。
歴代スーパー戦隊の絵が施されたアバタロウギアを使うことで
歴代スーパー戦隊に変身可能。
他にも、「アバタロウギアアルター」という透明色のアバタロウギアが存在。ドンモモタロウが使うとドンモモタロウアルターという小さなロボが現れる。さらに、歴代スーパー戦隊のマシンにも似たアルターを召喚・装着することも可能。
さらに、「ロボタロウギア」というクリアイエローのアバタロウギアも確認されている。メンバーが使うとロボタロウという
ロボットにも似た姿に二段変身出来る。
センタイギアとは規格が同じとなっているが、双方の関係性については現状不明。
玩具ではドンブラスターにセンタイギアを装填することもできるが、逆にアバタロウギアはDXギアトリンガーに対応しているものとしていないものが存在する。
ちなみに歴代戦隊ギアを集める/変身できる理由は
最後まで謎で終わった。
メンバー一人一人が持つそれぞれのカラーを模したサングラス。
このサングラスを着用すると「脳人レイヤー」を識別、利用出来る。
タロウ、ジロウは不明だがお供達はこのサングラスこそがドンブラザーズの力そのものという扱いであり、奪われたり誰かに拾われたりするとその時サングラスを持った物にドンブラザーズの力が移ってしまう。だが一定時間誰からも放置された場合は勝手に持ち主の元へ戻ってくる。
ドンモモタロウ専用のサングラス型大太刀。
刃の部分が虹色に発光し、暗い場所などでは虹色の斬撃が綺麗に輝く。
投げ飛ばして
ブーメランのように扱ったり、ドンブラスターとの連動で
必殺技「モモタロ斬」等が発動出来る。
ドン33話から登場。
ドンモモタロウが死の淵から大食い大会中にこっそり抜き取られた仲間+脳人三人衆のエネルギーを貰い復活した際に手に入れた金の不死鳥を摸した強化アイテム。
ドンモモタロウに変身後、ドンブラスターの天面に装着しギアを再び回す事でゴールドンモモタロウにゴールドアバターチェンジする事が出来る。
更にそこから歴代戦隊にも金のアーマーはそのままにチェンジ可能。
アバタロウギアを収納できるバックル。ぶっちゃけ前作のゼンカイバックルと同じ
- 龍虎之戟&虎的盾鑼
声:
朴璐美
ドンドラゴクウ&ドントラボルト専用の装備。
矛と斧の龍虎之戟は通常の変身に(矛の時はドンドラゴクウ、斧の時はドンドラボルト)、盾の虎的盾鑼はアルター&歴代戦隊&ロボタロウ「虎龍攻神」にチェンジする際に使用される。
また、ドンブラスター同様ヒトツ鬼が暴れ出すと
変身前のジロウの目の前に自動でワープ。自動的に変身を行いドンドラゴクウ/ドントラボルトを戦場に駆り出させる機能がこちらもある。
また、タロウのロボタロウギアが挿入されたドンブラスターに龍虎之戟を読み込ませる事で「トラドラオニタイジン」に合体可能となる。
ドンモモタロウが乗る大型バイク。神輿の上にバイクごと乗っかりながら現れる場面でインパクトは大きい。
途中からほとんど出番が無いが
ヒトツ鬼がヒトツ鬼ングに変貌した際にはエンヤライドンで脳人レイヤーに突入し、巨大化することで
ジュランティラノと
ドン全界合体し、
ドンゼンカイオーとなる。
ダイレンジャーにおける
龍星王のような、ちゃんとした合体ロボが登場するまでの間メインとして稼働する仮の巨大戦力であった為
ドンオニタイジン登場後はドンゼンカイオーとしては登場していない。
なお、本作におけるジュランティラノは「センタイギア16 ゼンカイジュラン」か「ロボタロウギア ドンゼンカイオー」によって召喚される複製体であり、前作に登場したジュランの人格などは存在しない純粋な自立型メカとして登場する。
おかげで視聴者から「喋らないと寂しい」と言われてもいる
便宜上こちらに記載。ドンブラザーズが各自専用のロボタロウギアを使用することでロボタロウに変身することができる。
あくまでも変身形態であり、使用しただけでは等身大のままという特徴がある。
ロボタロウに変身した5人が合体することで、
ドンオニタイジンとなる。ちなみにドンオニタイジンは巨大化と等身大を使い分ける事が出来る。
更にジロウ2人のロボタロウ「虎龍攻神」と合体する事で「トラドラオニタイジン」へと進化できる。
更にオミコシフェニックスをドンブラスターに装填した状態でギアを暴太郎極ロボタロウギアに変えると新たなオミコシ大合体『ゴールドンオニタイジン』と『トラドラオニタイジン極』に合体可能となる。
【用語】
今作の舞台。
大学や企業もある等相応に発展している地域だが、
治安はお世辞にもいいとはいえず、様々な心の歪みを抱えた人々がヒトツ鬼になって暴れ出す他、そうでなくてもひったくりや車上荒らしといった犯罪が後を絶たず、ドンブラザーズの面々もそれに巻き込まれてしまうことが多い。
加えて、どこか浮世離れした風体や行動を起こす不審者も少なくない。
名前の由来は言わずと知れた「鬼ヶ島」。
桃谷ジロウが流れ着き、育った場所。
王苦市とは反対に、豊かな自然が溢れる典型的な田舎町だが、バス一本で王苦市と行き来できる辺り、アクセスは悪くない模様。
一応駐在さんはいるものの、周囲の家や施設は空き家まみれで、人の気配がまるでなく…?
名前の由来は『西遊記』で孫悟空が生まれた地「花果山」。
人間世界の裏側に広がる異空間。
脳人達の人間界での根城になっており、そこでは空中に半透明のドアや宙を浮く謎の建造物が多数存在する他、そこでは人間の文字は全て
文字化けを起こしている。
尚、このドアを開けることで別のドアがある場所まで瞬時に移動できる。
普通の人間には決して感知されず、人間がこの世界に干渉するには、ドンブラザーズの力の源とも言えるサングラスが必要不可欠である。
脳人達の故郷である異世界。
伝説の巨神とは関係ない
遥か昔、イデオンを統治していた「ドン王家」と、それに反発した脳人達の争いで荒れてしまった模様。
その昔、イデオンに君臨していた脳人の王家。
「人間との共存」を掲げていたが、それによる行動が様々なトラブルを起こし、他の脳人達から反乱を起こされて滅亡した。
…と思われたが、実は跡取りとなる子供達を人間界に逃がしており、その子供達こそがタロウとジロウである。
また、脳人の中でも卓越した科学力を持っていたらしく、ドンブラザーズの装備は全てドン王家が生み出した物である。
【放映済みエピソード】
- 実質的な総集編であるドン26話「フィナーレいさみあし」以外は全ての話数を井上敏樹が執筆。
話数 |
サブタイトル |
使用アバタロウギア |
登場した敵 |
脚本 |
監督 |
ドン1話 |
あばたろう |
ゼンカイジャーギア |
ベニツ鬼 シソツ鬼 騎士竜鬼 騎士竜鬼ング |
井上敏樹 |
田﨑竜太 |
ドン2話 |
おおもも、こもも |
ドンモモタロウアルターギア リュウソウジャーギア |
烈車鬼 烈車鬼ング |
ドン3話 |
あかりどろぼう |
トッキュウジャーギア |
快盗鬼 |
中澤祥二郎 |
ドン4話 |
おにぎりのおに |
ルパンレンジャーギア リュウソウジャーギア |
超力鬼 |
ドン5話 |
たてこもったイヌ |
リュウソウジャーギア |
警察鬼 警察鬼ング |
渡辺勝也 |
ドン6話 |
キジみっかてんか |
パトレンジャーギア ドンモモタロウアルターギア ジュウオウジャーアルターギア |
動物鬼 |
ドン7話 |
せんせいのむれ |
- |
地球鬼 地球鬼ング |
加藤弘之 |
ドン8話 |
ろんげのとりこ |
ジュウオウジャーギア トッキュウジャーギア パトレンジャーギア ルパンレンジャーギア リュウソウジャーギア |
魔進鬼 |
ドン9話 |
ぼろたろうとロボタロウ |
ドンロボタロウギア |
特命鬼 |
田﨑竜太 |
ドン10話 |
オニがみたにじ |
ドンロボタロウギア オニシスターロボタロウギア サルブラザーロボタロウギア キジブラザーロボタロウギア イヌブラザーロボタロウギア |
海賊鬼 |
ドン11話 |
イヌのかくらん |
手裏剣鬼 |
山口恭平 |
ドン12話 |
ツキはうそつき |
ドンロボタロウギア オニシスターロボタロウギア サルブラザーロボタロウギア キジブラザーロボタロウギア イヌブラザーロボタロウギア ドンオニタイジンギア |
宇宙鬼 宇宙鬼ング |
ドン13話 |
さよならタロウ |
獣電鬼 獣電鬼ング |
渡辺勝也 |
ドン14話 |
みがわりジロウ |
高速鬼 高速鬼ング 激走鬼 |
ドン15話 |
おかえりタロウ |
ドンドラゴクウギア |
激走鬼 |
ドン16話 |
やみおちスイッチ |
ドンドラゴクウアルターギア ドンロボタロウギア オニシスターロボタロウギア サルブラザーロボタロウギア キジブラザーロボタロウギア イヌブラザーロボタロウギア ドンオニタイジンギア |
恐竜鬼 恐竜鬼ング |
加藤弘之 |
ドン17話 |
ひかりとつばさ |
ドラゴンレンジャーギア ドンドラゴクウアルターギア ニンニンジャーアルターギア ドンロボタロウギア オニシスターロボタロウギア サルブラザーロボタロウギア キジブラザーロボタロウギア イヌブラザーロボタロウギア ドンオニタイジンギア |
鳥人鬼 鳥人鬼ング 地球鬼(回想) |
ドン18話 |
ジョーズないっぽん |
ドンモモタロウアルターギア ドンドラゴクウアルターギア |
ドンムラサメ ドンムラサメアルター |
諸田敏 |
ドン19話 |
もしもしユーレイ |
ドンロボタロウギア ニンニンジャーアルターギア ドンオニタイジンギア |
炎神鬼 炎神鬼ング |
ドン20話 |
はなたかえれじい |
ドンモモタロウアルターギア ドントラボルトギア ドンオニタイジンギア |
五星鬼 五星鬼ング |
山口恭平 |
ドン21話 |
ごくラーメンどう |
キバレンジャーギア ドンオニタイジンギア |
侍鬼 |
ドン22話 |
じごくマンガみち |
ファイブマンギア キョウリュウゴールドギア ドンオニタイジンギア |
電磁鬼 電磁鬼ング |
渡辺勝也 |
ドン23話 |
イヌ、いぬになる |
ダイレンジャーギア ロボタロウギア虎龍攻神 |
獣拳鬼 獣拳鬼ング |
ドン24話 |
むすこ、ににんばおり |
ドンロボタロウギア オニシスターロボタロウギア サルブラザーロボタロウギア キジブラザーロボタロウギア イヌブラザーロボタロウギア ロボタロウギア虎龍攻神 |
忍者鬼 忍者鬼ング |
加藤弘之 |
ドン25話 |
ヒーローしごとにん |
ドンドラゴクウアルターギア ロボタロウギア虎龍攻神 |
大鬼 大鬼ング |
ドン26話 |
フィナーレいさみあし |
‐ |
‐ |
八手三郎 |
茶谷和行 |
ドン27話 |
けっとうマジマジ |
ドンオニタイジンギア ロボタロウギア虎龍攻神 |
魔法鬼 魔法鬼ング ソノイ |
井上敏樹 |
田﨑竜太 |
ドン28話 |
ひみつのヒミツ |
科学鬼 科学鬼ング |
ドン29話 |
とむらいとムラサメ |
爆竜鬼 爆竜鬼ング |
諸田敏 |
ドン30話 |
ジュートのかりゅうど |
超新星鬼 超新星鬼ング |
ドン31話 |
かおバレわんわん |
天装鬼 |
山口恭平 |
ドン32話 |
けっとうソノ2 |
轟轟鬼 ブラックオニタイジンムラサメ |
ドン33話 |
ワッショイなとり |
オミコシフェニックス |
太陽鬼 |
加藤弘之 |
ドン34話 |
なつみミーツミー |
オミコシフェニックス ドンオニタイジンギア 暴太郎極 |
特捜鬼 特捜鬼ング |
ドン35話 |
おりがみのうた |
オミコシフェニックス トッキュウジャーギア ドンオニタイジンギア 暴太郎極 |
超獣鬼 超獣鬼ング 猫の獣人(犬塚) |
田﨑竜太 |
ドン36話 |
イヌイヌがっせん |
オミコシフェニックス ジュウオウジャーギア ドンオニタイジンギア ロボタロウギア虎龍攻神 暴太郎極 |
救急鬼 救急鬼ング 猫の獣人(犬塚) |
ドン37話 |
イとニとザとシ |
オミコシフェニックス ドンオニタイジンギア ロボタロウギア虎龍攻神 暴太郎極 |
ソノシ 星獣鬼 星獣鬼ング |
諸田敏 |
ドン38話 |
ちんぷんかんクッキング |
電子鬼 ブラックオニタイジンムラサメ |
ドン39話 |
たなからボタンぽち |
オミコシフェニックス リュウソウジャーギア リュウソウゴールドギア ドンオニタイジンギア ロボタロウギア虎龍攻神 暴太郎極 |
邪鬼 邪鬼ング ドン・キラー ドン・キラー・キラー |
山口恭平 |
ドン40話 |
キケンなあいのり |
オミコシフェニックス ドンオニタイジンギア ロボタロウギア虎龍攻神 暴太郎極 |
未来鬼 未来鬼ング 猫の獣人(狭山) |
ドン41話 |
サンタくろうする |
ドンモモタロウアルターギア ルパンレンジャーアルターギア パトレンジャーアルターギア カクレンジャーギア オミコシフェニックス ドンロボタロウギア オニシスターロボタロウギア サルブラザーロボタロウギア キジブラザーロボタロウギア イヌブラザーロボタロウギア ドンオニタイジンギア ロボタロウギア虎龍攻神 暴太郎極 |
光鬼 ブラックオニタイジンムラサメ |
渡辺勝也 |
ドン42話 |
ドンびきかぞく |
オミコシフェニックス ニンニンジャーギア ドンオニタイジンギア ロボタロウギア虎龍攻神 暴太郎極 |
秘密鬼 秘密鬼ング |
ドン43話 |
トキかけナゾかけ |
オミコシフェニックス(未来) サルブラザーロボタロウギア(未来) |
ドンムラサメ(未来) ブラックオニタイジンムラサメ(未来) |
田﨑竜太 |
ドン44話 |
しろバレ、くろバレ |
‐ |
超電子鬼 |
ドン45話 |
カカむらガガむら |
ロボタロウギアキングオージャー |
百獣鬼 百獣鬼ング ペンギンの獣人(寺崎) |
加藤弘之 |
ドン46話 |
なつみのよのゆめ |
オミコシフェニックス |
ペンギンの獣人(タロウ・寺崎) 鶴の獣人(みほ) 猫の獣人 |
ドン47話 |
ドンノーかいぎ |
‐ |
電撃鬼 電撃鬼ング 世界鬼 世界鬼ング |
諸田敏 |
ドン48話 |
9にんのドンブラ |
オミコシフェニックス ドンオニタイジンギア ロボタロウギア虎龍攻神 暴太郎極 |
ドン49話 |
さいごのおもいで |
オミコシフェニックス |
王様鬼 |
田﨑竜太 |
ドン最終話 |
えんができたな |
‐ |
ソノシ ソノゴ ソノロク ソノナ ソノヤ |
【映画】
初の劇場版作品。2022年7月22日に公開。
本作オリジナルの敵として「忍風鬼」が登場。ドン20話では本作につながる場面が描かれた。
同時上映は『
劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』と『お昼のショッカーさん THE ムービィー』。
また、開始前に上映された『
NO MORE 映画泥棒』の特別バージョン、『バトルファミリア』との間に上映された『ショッカーさん』ではリバイス達と共演している。
恒例となったVSシリーズ。Vシネクスト作品として2023年5月3日から期間限定上映、同年9月にBlu-ray/DVDが発売。
脚本は井上敏樹と『ゼンカイジャー』メインライターの
香村純子がそれぞれの担当作品のパートを担当。
Vシネクスト作品2作目にして、次回作『
王様戦隊キングオージャー』とのクロスオーバー作品。2024年4月26日から期間限定で上映。
脚本は『キングオージャー』メインライターの高野水登が担当。
同時上映は『王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー』。
【スピンオフ】
- 「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」 meets 「仮面ライダー電王」 目指せ!ドン王
テレビ放送に先駆けて3月1日よりYouTubeにて配信。全3話。
ドンモモタロウと
仮面ライダー電王・ソードフォームが共演。
モモタロスの好物であるプリンを巡って繰り広げられるコメディ作品。
…なお、この「ドン王」という名前は一見するとドンブラザーズと電王を合わせた洒落であり作中でもツッコまれているが、後の本編の展開から実は重要な意味を持つキーワードだったのでは、とも言われている。
- 暴太郎戦隊ドンブラザーズ meets センパイジャー
3月9日よりYouTubeにて配信。
ドンモモタロウがゴーカイジャー~ゼンカイジャーの歴代戦士である「センパイジャー」にアバターチェンジして戦う。各戦士の登場に合わせてはるかが解説役を務める。
- 暴太郎戦隊ドンブラザーズ スピンオフ コレがドンブラザーズの名乗りだ!暴太郎のホントの姿!?
3月30日よりYouTubeにて配信。
ドンブラザーズが正統派な戦隊らしい名乗りや戦い方をしてみる、という内容。配信時点の本編よりも後の話をベースにしたパラレル展開とも言える内容で、5人および介人が顔見知りとなっている。本作オリジナルの敵として「煙突鬼」が登場。
ちなみにシアターGロッソや地方で開催されているヒーローショーでは多くの場合名乗りの場面が用意されており、それぞれポーズや並び方など細部に違いはあるがいずれも本スピンオフ初出の口上が使われており、後にこの
名乗り口上は本編に逆輸入された。
12月25日より東映特撮ファンクラブ(TTFC)にて配信。
放送開始20周年を迎えた『
忍風戦隊ハリケンジャー』とのコラボレーション作品。
2023年8月27日よりTTFCにて配信。
放送開始20周年を迎えた『
爆竜戦隊アバレンジャー』とのコラボレーション作品。
Vシネクスト『爆竜戦隊アバレンジャー 20th 許されざるアバレ』の前日譚にあたる。
- 暴太郎戦隊ドンブラザーズVS暴太郎戦隊ドンブリーズ
2023年11月5日よりTTFCにて配信。
本作の制作発表時に嘘予告で披露された茶番劇『暴太郎戦隊ドンブリーズ』とのコラボレーション作品。
生身戦隊・ドンブリーズ爆誕。
ドンドラゴクウの新フォーム「ゴールドンドラゴクウ」や、
彼そっくりの「トゥルーライバル」・ステイシーが登場する。
脚本は下亜友美が担当。
【楽曲】
作詞:及川眠子/作曲・編曲:フワリ/歌:MORISAKI WIN
『
キュウレンジャー』以来、曲名に戦隊名が入っていない。
前作同様にダンスがあるが、今回もかなり振付けはハードなものになっている。これを鑑みてか東映特撮YouTube Officialでは振付を簡略化した「イージーモード」の動画が配信されている。
四つ打ちのダンスビートに和楽器を載せたアレンジが特徴で、戦隊OPとしては王道から外れたクールな曲調となっている。
ドン48話では挿入歌、ドン最終話では
エンディングテーマとして使用された。
作詞:渡部紫緒/作曲・編曲:坂部 剛/歌:MORISAKI WIN
本編のエピローグで流れ始め、
次回予告と後提供の
BGMとしての役割も担うという、一般のドラマに近い試みがされている。これも戦隊シリーズでは初の試み。
なお、クレジットは全てOPに集約されている。
【玩具展開】
こちらも色々と新しい試みがなされている。
先述のように前作からの引き継ぎ要素が多く、恒例のコレクションアイテムもセンタイギアとの連動要素がプッシュされている。
また、ドンゼンカイオーや1号ロボに相当するドンオニタイジンをDX版で販売する一方、アルター類は前作でも展開していたアクションフィギュア「チェンジヒーローズ」のブランドで発売。劇中の再現は勿論のこと、複数購入すればオリジナル合体も出来る。
ドンブラザーズ5人のフィギュアも同じくチェンジヒーローズで発売されており、関節がより目立ちにくくなっていたりと細かいところがバージョンアップされている。
ミニプラはドンゼンカイオーやブラックオニタイジンムラサメがプレバン限定になった一方で、ロボ枠の「暴太郎合体」とアルター枠の「暴太郎戦隊」と2枠で棲み分け。さらにアルターは食玩限定の戦隊アルターも販売され、なんと「チェンジヒーローズ」と連動する。
【余談】
本作は桃太郎をベースにしたメンバー・敵で構成されているが、企画段階では桃太郎ではなく
西遊記がモチーフだったことが公式の東映から説明されている。
西遊記も同じく人間+人外のお供4体(馬含む)の組み合わせでモチーフとしてはちょうど良かったものの、
そもそも西遊記をストーリーおよびキャラクターを基にした作品は1994年の『
忍者戦隊カクレンジャー』でやっており、何ならその前年の『
五星戦隊ダイレンジャー』が中国系のモチーフで、そこに登場するロボの龍星王はまんま孫悟空が元ネタと既に通ってきた道であることから最終的にボツになり、その結果人間+お供の路線が西遊記と同じ桃太郎の路線で行こうとなったのだという。
更なる余談として、『
超電子バイオマン』は企画段階では各戦士におとぎ話の主人公を対応させる案があり、レッドには桃太郎を対応させることとなっていた。
この項目を最後まで見たな!これでお前とも縁ができた!
さぁ、ドンブラザーズのお出ましだ!
追記修正、楽しもうぜ!さぁ、勝負勝負!!
- ↑まあゼンカイ側の度量が極端に広いしなんでもありだから、一度顔合わせしてしまえばどうとでもなると思う。 -- (名無しさん) 2023-02-26 23:49:13
- マスターはもう「ああいう存在」ということでいいんだが、マザーが一番気になる。 -- (名無しさん) 2023-02-28 16:53:20
- フィギュア展開はとりあえずキングオージャーでも続けてくれるようで安心 -- (名無しさん) 2023-02-28 17:35:12
- 冷静に考えると、伏線…というか「結局あれ何だったんだろう…?」と言いたくなるような要素をメチャクチャ沢山残したまま終わったよな(歴代戦隊でいちばん多いんじゃないか?ってくらい)。にも関わらず面白かったんだから凄い。今後は後日談や派生作品とかで回収されたりするのかな。 -- (名無しさん) 2023-03-05 13:44:19
- メンバーが集まるまでの話しって戦隊モノによくあるけど、ドンブラザーズはその戦隊メンバーが集まるまでの話を最終話までやった感じの話だ -- (名無しさん) 2023-03-09 22:39:26
- もし小説版ドンブラザーズが出たらどんな内容になるのか気になるな。陰惨な展開になりそう -- (名無しさん) 2023-03-10 19:04:31
- 文字通り、『首領(ドン)と9人の仲間達(ブラザーズ)』の物語でしたね。 -- (名無しさん) 2023-03-18 18:45:17
- 「BPOからお叱りを受けた」じゃなくて「BPOにクレームが来た」だろ -- (名無しさん) 2023-03-23 08:54:06
- BPOから抗議が来るのとBPOに抗議が来るのは全く別物。そこが分けられてないことも多いみたいだけど。 -- (名無しさん) 2023-03-23 10:10:16
- 今さらだけどゴールドンオニタイジンの3000万馬力 おかしくないか オニタイジン1700万 オミコシフェニックス300万 公式もwikiもそのまま -- (名無しさん) 2023-03-31 20:19:34
- トラドラオニタイジンが3000万馬力 ゴールドンオニタイジンが3000万万馬力なら -- (名無しさん) 2023-03-31 20:21:09
- ゴールドンオニタイジンが3000万馬力なら極4300万馬力やし オ -- (名無しさん) 2023-03-31 20:22:30
- 怪人が戦隊モチーフな意味ってあった? -- (名無しさん) 2023-04-13 01:03:01
- ↑ 戦隊ギアを落とさせて販促させるため・・・一応 -- (名無しさん) 2023-04-13 08:27:00
- プリキュアで来週桃太郎やったりライダーにはるか先生のお姉さん出たり後輩戦隊も葬式ネタやったりと相変わらずの当たり判定もとい縁結びである -- (名無しさん) 2023-05-14 10:05:33
- ドンブラゼンカイでも平常運転だったな…何があっても不思議じゃない的な意味で。 -- (名無しさん) 2023-05-15 19:20:16
- シリーズの新たな「起爆剤」となった作品と言っても、過言ではなかろう。 -- (名無しさん) 2023-05-28 00:31:19
- ↑この手の話はメンバーが一つになるまでが面白いという事でなるべくそこまでを長くするようにしたとどこかで聞いた気がする -- (名無しさん) 2023-10-11 14:29:35
- ↑でも最終回の一歩手前まで引っ張った例はそうそうないぞ。いや勿論褒めてるのだ -- (名無しさん) 2024-04-15 15:38:13
- キングオージャー発表時「ドンブラザーズとVSさせられるとか気の毒すぎる…」→VS視聴後「そういやこっちも大概トンチキだった」 -- (名無しさん) 2024-05-09 06:41:00
- アキバ冥途戦争。 -- (名無しさん) 2024-05-12 04:55:39
- これが中国で放送された戦隊シリーズ1作目とか言う狂気。日本のファンからは「教育に悪そう」「文化侵略やめろ」「離乳食で二郎系出すな」とか言われてて笑うけど、中国では人気らしくてまぁ良かった…のかな? -- (名無しさん) 2024-07-27 18:44:46
- 「戦隊版○○」タグ多過ぎない? -- (名無しさん) 2024-08-02 08:29:25
- ↑正直不条理系ギャグってだけでまとめてる感じがある -- (名無しさん) 2024-08-02 13:12:02
- ↑3 例年と違って巨悪を撃ち倒す作品じゃないから共産圏でも放送できたのかな?モロに独裁帝国が敵として出てくる前作や度々反乱描写がある後作は絶対放送できなそう -- (名無しさん) 2024-08-09 18:11:05
- ↑項目内にも書いてあるけど普通に放送されてるよキングオージャー -- (名無しさん) 2024-08-09 18:49:54
- どんだけトンチキ盛り盛りでも根底の「幸せの意味を知らなかったヒーローが自身を取り巻く沢山の縁の中で1人の等身大の青年に成長していくお話」って部分は強固だったし、本当に名作だった -- (名無しさん) 2024-11-25 22:40:14
- 流石に敏樹の娘がメインライターの戦隊はじまる二週間前にドンブラザーズがトレンド入りするのはやっぱりおかしいし、去年インタビューで亜樹子さんが色々なことを教えてくれた人の脚本がそんなことするのも面白いんだわ -- (名無しさん) 2025-02-04 17:42:39
- 30mmがゲスト登場したことがあったな・・・ -- (名無しさん) 2025-03-08 07:38:59
- はーはっはっはっ!今ゴジュウジャーちゃんねるにてドンブラザーズのセレクションが期間限定で無料配信中だ!俺とお供たちの活躍、しかとその目に焼き付けろ!…桃井タロウさんから伝言です。 -- (名無しさん) 2025-03-31 08:03:25
最終更新:2025年04月17日 22:32