ターボ・ウォリアー(遊戯王OCG)

登録日:2010/10/30 Sat 11:10:37
更新日:2025/04/09 Wed 07:30:54
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集いし絆が更なる力を紡ぎだす!

光さす道となれ!

シンクロ召喚!

轟け!


ターボ・ウォリアー!



ターボ・ウォリアーとは遊戯王5D's及び遊戯王OCGに登場するシンクロモンスター
アニメでは主人公不動遊星が使用したシンクロウォリアーの一体。

●目次

OCGにおけるテキスト

シンクロ・効果モンスター
星6/風属性/戦士族/攻2500/守1500
「ターボ・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
レベル6以上のシンクロモンスターを攻撃対象としたこのカードの攻撃宣言時、
攻撃対象モンスターの攻撃力をダメージステップ終了時まで半分にする。
フィールド上のこのカードはレベル6以下の効果モンスターの効果の対象にならない。


ウォリアーシリーズの一体で対シンクロモンスター能力とレベル6以下のモンスターの対象にならない効果を持つ。

攻撃名は「アクセル・スラッシュ」
効果名は「ハイレート・パワー」

前半の効果は攻撃する時限定で、ゴヨウスターダストを殴り倒せる。
後半の効果も当時は対象を取る効果であったライトロードの犬などに対抗できた。
攻撃力も上級ラインを超えていて、除去を対象に取る効果に依存する【帝モンスター】などにはとても強い。

このように強力なモンスターなのだが指定チューナーの貧弱さにより、
ニトロ・ウォリアーロード・ウォリアーと一緒に使えない状況にあった。

しかし今はクイック・シンクロンの登場により大分出しやすくなり、
素材のターボシンクロンにもフォーミュラ・シンクロンの素材になれるとして評価されてきている。

とはいえ、後に同レベルのウォリアーシンクロとしてより汎用性の高いドリル・ウォリアーが登場し、
さらに5D's終了後はレベルを持たないエクシーズモンスターが登場したため現在ではやはり力不足と言える。

ちなみに2010年の世界大会を制したパナマ代表のガリレオ・デオバルディア氏のデッキにはドリル・ウォリアーを差し置いて採用されていた。

アニメでの活躍

アニメでは「遊星VS牛尾(三戦目)」に登場。
ヒールウェーバーの効果を使ってスーパーハイテンションな牛尾さんを倒した。

更には「遊星・クロウVSセキュリティ」にも登場し絆の力を見せ付けた。

しかしこのデュエルがダークシグナー編での彼の最期の姿になった。

そして「遊星VSシェリー」で再登場。
フルール・ド・シュヴァリエを倒すなど久々に活躍した。


……以後ずっと出番は無かったが、ジャック・アトラスとの最終戦で再登場。
エクスプロード・ウイング・ドラゴンの攻撃力を半分にして戦闘破壊する。なんか破壊した後、ドヤ顔してるように見えるのは多分気のせい。
ちなみにこのときにはOCGの効果にエラッタされている。

その後、返しのターンでクリムゾン・ブレーダーに似たようなポーズで戦闘破壊された。

【対機皇帝】

ターボ・ウォリアーの話題になると大抵上がってくる議題。

というのも上記の効果欄を見ればわかるように、
このカードはさりげなく機皇帝の持つシンクロモンスター吸収効果に対してほぼ完全な耐性を持っていたのである。
※機皇帝はすべてレベル1のため。さすがに機皇神は無理だが。

さらに機皇帝の基本攻撃力はライフポイントに依存するグランエル∞を除けば、
機皇帝ワイゼル∞の攻撃力2500が最大とターボ・ウォリアーは並べるのである。

しかも、アニメ版の機皇帝は他のパーツを除去すれば本体の攻撃力も下がる上、本体以外は攻撃できない。
もちろん各パーツの中には対象を取らない効果を持っているカードもあるが、吸収されないだけでも他のシンクロより有利に立てる点であるのは間違いない。

無論、各パーツを変えれば機皇帝も攻撃力はこのカード以上に上がるし、各パーツの効果による援護も機皇帝の特色なので、
ターボ・ウォリアーならば完全に有利に立てるというわけではない。

さらに別世界線とはいえ遊星はスターダスト・ドラゴンの進化形として機皇帝に吸収されないスターダスト・ドラゴン/バスターを使っていたので、
このカードだけが遊星が持つ唯一の対機皇帝カードというわけでもない。

だが、それでもこのカードがある意味で/バスター以上に話題に上がっていたのは、
別世界線の遊星が使っていたのでTV版の遊星は持っていないという理屈が成り立つスタバ(しかもシンクロではなく効果モンスター)と違い、
このカードはTV版遊星が初期から使っている存在なのに完全にスルーされていたからである。

何もバックアップ・ウォリアーや波動竜騎士 ドラゴエクィテスを使ったり、謎のグラサンから教えられたアクセルシンクロを使用したことが悪いわけではない。
ただ、シンクロモンスターとして機皇帝と戦えるこのカードが本編で全く話題にされなかったのはやはり謎である。

上記のようにこのカードならば全く問題なく機皇帝に立ち向かえるというものではないので、最終的にアクセルシンクロを選ぶのは問題ないのだが、
特に理由なく遊星たちが完全スルーしていた理由にはならないはずなのだが…まあ展開の都合とかあるのだろうし仕方なかったんだろうけど*1

…というわけで、このカードはこういう理由で5D'sが終わった今でもそこそこの頻度でこの話題が上がってくるカードなのである。


【タッグフォース】

上記のように本編終盤まで若干不遇だったターボ・ウォリアーだが、実はタッグフォースシリーズにおいても微妙に冷遇されていた時があった。
というのも、タッグフォース5では彼だけ専用のシンクロ口上が無かったのである。どういう…ことだ……?

しかも5の時点で「集いし絆が更なる力を紡ぎだす」という彼の口上の前半部が遊星の汎用シンクロ口上として収録されていたのに。
なぜ、ニトロ・ウォリアーの口上がこのカードのものになっていて、ターボ・ウォリアーだけ収録されていなかったのか…謎である。

ちなみに次回作の6ではちゃんと収録されている。


遊星『機皇帝を倒す為にはアクセルシンクロを完成させるしかない!』
ターボ「…………。」


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最終更新:2025年04月09日 07:30

*1 アニメのアクセルシンクロモンスターの特徴として機皇帝に吸収されない要素が強調されていたので、先にこのカードで戦ってるとその魅力が薄れる可能性もあるし