登録日:2014/07/10 Thu 19:45:00
更新日:2025/04/09 Wed 07:30:05
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集いし思いがここに新たな力となる
光さす道となれ!
シンクロ召喚!
燃え上がれ、ニトロ・ウォリアー!
OCGにおけるテキスト
シンクロ・効果モンスター
星7/
炎属性/
戦士族/攻2800/守1800
「ニトロ・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分のターンに自分が魔法カードを発動した場合、このカードの攻撃力はそのターンのダメージ計算時のみ1度だけ1000ポイントアップする。
また、このカードの攻撃によって相手モンスターを破壊したダメージ計算後に発動できる。
相手フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター1体を選択して攻撃表示にし、そのモンスターにもう1度だけ続けて攻撃できる。
自身の攻撃力を強化する永続効果と、対象を取って連続攻撃する任意発動の誘発効果を持つ。
チューナーに《
ニトロ・シンクロン》が指定されている。
《ニトロ・シンクロン》のレベルは2なので、残りレベル5分を用意する必要があり、このままだと若干扱いにくい。
一応、特殊召喚可能なレベル5モンスターは割と多く《
サイバー・ドラゴン》などと組み合わせると楽になる。
とはいえ特にこだわりがなければ、シンクロウォリアー専用チューナーである《クイック・シンクロン》を使うのがいいだろう。
《
ボルト・ヘッジホッグ》や《シンクロン・エクスプローラー》と組み合わせればレベルがかみ合い容易にシンクロ召喚できる。
この場合は《
ジャンク・バーサーカー》や《
ジャンク・アーチャー》もシンクロ召喚可能なので、状況に応じて選択しよう。
続いては効果の説明。
1つ目の効果は攻撃力を1000ポイント上昇させるもの。
1ターンに1度とはいえ、もともと高い攻撃力に加えてさらに1000ポイントアップできるため、戦闘では非常に心強い。
魔法カードを発動してから最初の攻撃に対して適用されるため、通常は1回目の攻撃で適用されるが、1回目の攻撃の後から2回目の攻撃の間に速攻魔法を使用すれば、2回目の攻撃で1000ポイントアップさせることもできる。
逆に言えば相手モンスターの事情で二回目の攻撃の時に攻撃力を上げたい場合は一回目の後に速攻魔法を使用しなければならない。
2つ目の効果は表示形式変更+連続攻撃。
高い攻撃力を持つため、連続攻撃は非常に魅力的。
相手の壁モンスターを上手く攻撃表示にしてやれば大きなダメージが期待できる。
別にこのカードに限った話ではないが、戦闘をしなければほとんど何もできないため、攻撃反応罠には警戒したい。
《
大嵐》《
サイクロン》などの魔法カードで伏せ除去をした上で攻撃すれば、攻撃力上昇を活かせる。
攻撃名は「ダイナマイト・ナックル」
効果名は「ダイナマイト・インパクト」 ……手で風を送ったり胸からビーム出したりと一貫性がまるでない。
名前の由来は《
ターボ・ウォリアー》や《
ロード・ウォリアー》の存在から車用語の「ニトロ」だろう。
これはエンジンに亜酸化窒素を噴射して強い燃焼効果を得る「ナイトラス・オキサイド・システム(Nitrous Oxide Systems、NOS)」の略称である。
ただし、攻撃名や効果名に「ダイナマイト」があることと攻撃時の演出などから、一般的なニトログリセリンもしくはニトロ化合物のことを指す「ニトロ」とのダブルミーニングであろう。
指定素材である《ニトロ・シンクロン》とは似ても似つかず、非常に悪魔的なルックスを持つ。
遊星の持つシンクロウォリアーズの中でもかなり異彩を放っている。
【アニメでの活躍】
初登場はVS牛尾(2回目)。
《ニトロ・シンクロン》と《
ジャンク・ウォリアー》をシンクロ素材としてシンクロ召喚された。
《Sp-ダッシュ・ピルファー》を発動したことで攻撃力が1000ポイントアップし、《
ゴヨウ・ガーディアン》を戦闘破壊した。
そして効果で《ゲート・ブロッカー》を攻撃表示にして戦闘破壊し、フィニッシャーとなった。
その後もたびたび登場しており、効果を使用してフィニッシャーとなることが多い。
マルコムの手下戦では自身の効果と《ジャンク・アタック》とのコンボで「ワンターンスリィキゥ……」を成功させている。
その後で行ったVSロットン戦で
鬼柳のモンスターを(カード効果で)庇って初めて破壊された。
終盤こそ多少痛い目も見ているものの、幾度となく登場しているわりに、破壊されたのは上記のVSロットン戦以外では
最終回のVS
ジャック、及びVSミゾグチ戦の3回のみである。
しかも全て効果による破壊で、戦闘で破壊されたことは一度もない。
遊星のエースモンスターである破壊されたのが戦闘破壊だけであった《
スターダスト・ドラゴン》とは対照的で、このカード自身の戦闘での強さを物語っているとも言えるだろう。
【余談】
- Z-ONEが未来の世界で見ていた遊星のデータでは、主な使用カードとして挙げられている。
挙げられている他のシンクロウォリアーがこのカード以外では《ジャンク・ウォリアー》だけである辺り、その世界の遊星が特に愛用していたシンクロであると思われ、同時にこのカードも遊星のエースカードと言える。
- TAG FORCE5では遊星がこのカードをシンクロ召喚するときの口上の前半部分が《ターボ・ウォリアー》のもの(集いし絆が更なる力を紡ぎ出す)になってしまっている。
《ターボ・ウォリアー》のシンクロ口上は遊星の汎用シンクロ口上に設定されているため、《ニトロ・ウォリアー》に専用の台詞を設定していなかったのかもしれない。
ただし、後半の「燃え上がれ、《ニトロ・ウォリアー》!」と、攻撃時の「ダイナマイト・ナックル!」は設定されている。
6では両者ともきちんとしたシンクロ口上となっている。
追記・修正は《エネミーコントローラー》でワンキルしてからお願いします。
- アニメでもクイックロン+鼠をちゃっかりやってる遊星さん -- 名無しさん (2020-11-19 23:34:20)
最終更新:2025年04月09日 07:30