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遊戯王ダンジョンダイスモンスターズ

登録日:2011/12/22 Thu 10:51:55
更新日:2026/04/06 Mon 22:03:32
所要時間:約 8 分で読めます




■概要
『遊戯王ダンジョンダイスモンスターズ』(Yu-Gi-Oh! Dungeon Dice Monsters)とは、2001年にコナミから発売されたゲーム作品の一つ。
『遊戯王』のコンピューターゲームとしては初のGBA向け作品で、日本ではGBAのロンチタイトルとして発売された。
今作はカードゲームではなく、原作16~17巻で登場した「ドラゴン・ダイス&ダンジョンズ」を元にしたゲーム、ダンジョンダイスモンスターズ(DDM)をゲームに落とし込んだものとなっている。

特典はブラック・マジシャン・ガールのブロマイド。
他のゲームと同じく、例によって初回限定版のアルティメットレアとシークレットレアが付属する限定版と、スーパーレアの通常版が存在する。


ダンジョンダイスモンスターズとは

ダンジョンダイスモンスターズとは遊戯王に登場したボードゲームである。
ダイスの出目で行動が決定されるが、ダイスが展開して迷宮のダンジョンになるのが最大の特徴と言える。
リアルでも2000〜2002年くらいに商品展開されており、スターターと各種ブースターが発売されている。
ブースターにはモンスターのフィギュアとサイコロ、能力の記載されたカードに加えて展示用のプラケースが付属している。

ブースターにはオリジナルモンスターが収録されているが、以降のブースターの展開はOCGのモンスターが中心になっている。

■ルール

舞台は13×19のフィールド。
お互いのプレイヤーはそれぞれの一番手前のラインの中央にダンジョンマスターをセットする。
お互いのプレイヤーは15個のダイスを手持ちとして持っており、毎ターンその中から3個を選んで振る。
ダイスには

召喚→中に数字が描かれた☆
攻撃→剣
防御→盾
進行→矢印
魔法→六芒星
罠 →地雷みたいな円

の6種類のクレストが描かれている。
このうち召喚クレストは中に書いてある数字は1から4まであり、同じ数字の召喚クレストが2つ以上出た場合、召喚クレストが出たダイスの中から1つをフィールドにディメンジョン(召喚)出来る。
また、ダイスにもLvが1から4まで存在し、Lvが上がる程そのダイスの召喚クレストの面の数が

Lv1→4個
Lv2→3個
Lv3→2個
Lv4→1個

と少なくなる為、高Lvモンスターは召喚しづらい。
モンスターを召喚するとモンスターを覆っていたダイスは展開され、移動出来る道になる。展開されたダイスは当然のことながらもう振ることはできなくなる。
尚、展開する時は自軍のダンジョンマスターまたは自軍のダイスに隣接する形で展開しないといけない。
展開はサイコロの展開可能なパターンなら
  ■ 
■■■■
 ■  
この形以外の形なら全て展開可能。
上記のシステムの都合上、召喚しやすい低Lvモンスター大量展開によるマスター狙いの速攻が有利。
前述の通り、自軍のマスに隣接していないと展開できないので、大量展開=相手がディメンジョンするスペースを奪うということになる。
このため、低レベルばかりのモンスターで組んでいたとしても、いきなり高レベルモンスターを呼ばれない限りは十分勝機がある。

召喚クレストが描かれていない面は他の5種類のクレストのいずれかが描かれており、それぞれ

攻撃→攻撃に使う
防御→防御に使う
進行→モンスターの移動に使う
魔法→特殊能力発動に使う
罠 →特殊(ryだが魔法より使わない

となっている。
描かれているクレストはダイス毎に決まっており、同じクレストが複数の面に描かれていたり、×2等のように一度に複数個のクレストを溜める事が可能なダイスも多い。
モンスターのスペックだけでなく、構成しているクレストも考えてデッキを組む必要がある。

ダイスを展開して相手のダンジョンマスターまでの道筋を作り、相手のダンジョンマスターに3回攻撃すれば勝利。



■種族

モンスターは5種類の種族のいずれか1つに属する。

また、種族毎にダイスのカラーが決められている。

  • 魔族
一番数が多い。特殊能力を持つモンスターが多め。

  • 竜族
飛行能力を持つモンスターが多く、数が多い魔族に対して優勢。

  • 戦士族
2体の行動が素早いモンスターがポイント。

  • 獣族
大半がLv2以下。究極兵器ケンタウロス。

  • 不死族
唯一Lv4のモンスターがいない上、総数も10体と最も少ない。更に最も数が多い魔族に対して不利と、とことん不遇。
ただしトンネルモンスターは殆どが不死族なので、ある意味それが特徴。

  • アイテム
モンスターで踏むまでアイテムの種類は分からないが、10種類しか存在しない上、Lv1は4種、Lv2は3種…と高Lvになる程種類が少なくなるので、判別は比較的容易。
モンスターを全破壊するLv4の核爆弾はフィールド上に点在する全てのモンスター・アイテムなどを全て破壊するという効果で、これを踏まないと進めない場所に置かれた場合はかなり過酷な事となる。なおCPUがこれを使う場合、ほぼ確実にダンジョンマスターの目の前に置く。

モンスターにはそれぞれ相性があり、有勢→劣勢の順に
魔族→不死族→獣族→戦士族→竜族→魔族→……
こんな感じ。
優勢側が劣勢側に攻撃すると優勢側の攻撃力が+10。
逆に劣勢側が優勢側を攻撃すると優勢側の防御力が+10される。



■能力

モンスターにはHP、攻撃力、防御力が10単位で設定されている。基本的に高Lvのモンスター程数値が高い。素のHPと攻撃力の最強は青眼の究極竜の60と50、防御力は40が何体か。
また、場に出ているだけで対象のモンスター全てに効果があったりクレストを消費して発動する特殊能力を持つモンスターもいる。

一部のモンスターには特殊能力以外にも、常時発動している移動に関わる基本能力が備わっている。

  • 飛行
同じ飛行または飛行攻撃持ちのモンスター以外の攻撃が当たらない。代わりに、移動時に進行クレストが1マス辺り2かかる。また、飛んでるので下を通る事が可能。

  • トンネル
移動はダンジョンの途中にモンスターがいる場合はその先へは移動出来ないが、トンネル能力を持つモンスターは地下を通るので途中にモンスターがいても関係無く進める。不死族に多い。

  • 飛行攻撃
地上のモンスターながら飛行モンスターを攻撃出来る能力。
ただしこの能力を持っているモンスターはキラー・ビー、格闘戦士アルティメーター、暗黒騎士ガイアの3体のみと極端に少ない。
しかもガイアはLv4なので召喚が難しく、残り2体はLv1なので能力が貧弱。


■ゲームにおけるストーリー

……なんてものはあまり無く、トーナメントを勝ち抜くのが主になる。
大会は最初は5つ存在し5つ全てに勝ち抜くと6つ目の大会が現れ、それに勝つと今度は裏ステージの5つの大会が出現。
同様に裏ステージの5つの大会を勝ち抜いた先の6つ目の大会を勝ち抜くと今度は闇ステージが……という感じで、最終的に18トーナメントが出揃う。

トーナメントは16名参加の4回勝ち抜きで優勝。
昼休み勝ち抜き戦なら童実野高校の面々、HA☆GA等の強敵は日本代表トーナメントから参加等、トーナメント毎に出場するキャラクターは決まっている。

決まっている……のだが、これがやけに登場キャラクターの幅が広い。
というのも、このゲームには原作1巻から22巻までの名前つきキャラクターの大半が登場している。
骨塚なんて序の口、発売当初のVジャンプで石塚氏も書いたAD藤田、退学魔女リンこと蝶野、昔懐かしの蛭谷、駄菓子屋店長イレバージ、DEATH-Tで城之内の飛び蹴りにやられたジョニー・ゲイル、ハゲの鶴丘等の誰だお前らなキャラも多数参戦している。あの牛尾さんもいる。
花咲は普通の花咲とゾンバイア花咲の2バージョンある気合いの入れよう。蛭谷の子分なんて6人も登場している。
マッスルハンターやら花咲の父に雇われた不良3人やらも登場してる。水増しとか言うな。

バトルシティ編までのキャラは発売時期的にまだ出ていなかった磯野や闇マリク、洗脳城之内や洗脳杏子を除けば出てないのはトムやキースの手下、仮面戦前のモブレアハンター位。
さらにスタッフと思わしき10名のオリジナルキャラも合わせて、総勢92名が登場している。攻略本もキャラクター大図鑑と化している。

トーナメントで一度でも勝った相手はフリー対戦でいつでも戦える為、フリー対戦のキャラコンプリートの楽しみもある。
しかし遊戯の母親や静香等はトーナメントで当たりづらく、一度でも対戦しないとフリー対戦で対面できないのでかなり大変。
これはこのゲームの問題点なのだが、完全ランダムのトーナメント制なので狙った相手との対戦はほぼ不可能で、しかもCPU同士のバトル結果はランダムで決定するので、未対戦のキャラがあっさり別キャラに負けてしまうケースはおろか、チンピラに負ける海馬社長やペガサスに勝利する杏子という原作からすればあり得ない勝敗が平然と起こる。

闇トーナメントを全てクリアしたあとに4回大会を優勝すると闇遊戯と戦える。

■ダイス

全124種類。その内モンスターは114種類、内DDMオリジナルのモンスターが10種類。残り104種類はOCGのモンスター。
時期的に王国編で登場したモンスターまでが収録されており、バトルシティ編からはサイコ・ショッカーとBMGしか登場していない。
また、戦闘時には3Dムービーで攻撃シーンが流れる。

特徴的なモンスター


時の魔術師
魔・Lv1
ディメンジョン時に敵のモンスターのうち最も攻撃力の低いモンスターを破壊。
攻撃力0だがこの効果があるため全く気にならず、Lv1なので召喚難度も低い。地味ながらダイスのクレストも優秀と来ている。
ただし勝利時ボーナス以外で手に入れるには10,000円以上の対価を必要とする高額ダイズの一種となっている。

ケンタウロス
獣・Lv2
魔法クレスト1で自らが受けたダメージを永続的に攻撃力に加算。
そもそもHPが40と破格。この能力を毎ターン使えば最終的にカンストの攻撃力250まで上げる事も容易……100あれば全モンスターを一撃で倒せるが。
しかもゲーム開始時に入手出来る事もあるため、序盤の御供として使える。

デューカー・ツイン・ソード
戦士・Lv2
進行クレスト1つで2マス移動可、攻撃クレスト1つ加算する毎に一時的だが攻撃力が上がる。
クレストは溜まらない時は中々溜まらないので、前半の効果が魅力的。
HPも30と高めなので耐久力もある。

人造人間-サイコ・ショッカー
戦士・Lv3
Lv3にもかかわらず全能力10、しかも特殊能力無しと最低レベルの性能。
それでも絽場は出そうとする……。

尚、現実で発売されたDDMでは「ディメンション時に相手の罠クレストを全て破壊する」と「魔法クレスト2つで相手の罠クレストを全て破壊する」という2つの効果があったのだが、なぜかこのゲームでは両方とも削除されてしまった。

千年の盾
戦士・Lv3
守備力40。だがHPは10、移動も不可。場合によってはこれ1体で完封。
ちなみに移動可能&種族違いのLv2に進化の繭がある。こちらの強みはクレスト面。なので相性とダイズの編制でどちらかを選べばOK。

速攻のブラック・ニンジャ
戦士・Lv3
進行クレスト1つで3マス移動可、罠クレスト2つで攻撃や特殊能力無効。
OCGに逆輸入されたモンスター。Lv3だが召喚出来れば殆どクレストがかからないコスパの良さが魅力。

封印されしエクゾディア
魔・Lv4
他の4パーツがある時にディメンジョン出来れば勝利。
4パーツは全てLv3、能力貧弱。OCGと違って複数個入れられるとはいえ少々厳しい。
こいつも何気にクレストが優秀。
ちなみにCPUではレアハンターがこの戦法を取ってくるが、本作のルーチンの関係上運こそ絡むものの普通に強敵の部類だったりする。

メタルデビルゾア
魔・Lv4
進行×8と防御×8を持つある意味最強のダイス。他のLv4ダイスが無くても入れるべき。

青眼の究極竜
竜・Lv4
1ターンに1マスしか移動出来ない超鈍足で、能力は最強だが、移動速度がネック。
ドラゴンの支配者の効果で破壊不能にし、鉄壁の要害として君臨すれば破格の強さを誇る。

ブラック・マジシャン・ガール
魔・Lv3
ディメンジョン時に敵味方問わず倒れた魔族の全攻撃・守備力を自身に加算。
事前に墓場に溜めてれば最強クラスの火力やガードを得られる。

……なんてのはどうでもいい。
ダイスはトーナメントに優勝する毎に双六の店に入荷するのだがBMGだけは最後まで入荷せず、ラスボスの闇遊戯に勝った時のランダム入手で手に入れるしか無い。
これがまたドロップ率が低くて3桁回倒しても未入手なんてザラ。ルイーズやデビルドラゴンはもういいですATMさん。
しかし手に入れるとオープニングが変わる特典付き。




追記修正はブラック・マジシャン・ガールのダイスを入手してからお願いします。

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最終更新:2026年04月06日 22:03