マイユニット(FE)

登録日:2012/03/22(日) 08:15:39
更新日:2020/03/31 Tue 05:27:48
所要時間:約 10 分で読めます





ファイアーエムブレム 新・紋章の謎〜光と影の英雄』『ファイアーエムブレム 覚醒』、
ファイアーエムブレムif』に実装されたシステム。また、そのユニットについても説明する。

※マイユニットではないが、合わせて語られる事の多い『ファイアーエムブレム 烈火の剣』の軍師、
ファイアーエムブレム ヒーローズ』の召喚師についても説明する。



【新・紋章の謎:クリス】

ゲーム開始時、プレイヤーはお馴染みアンナさんの質問から自分の分身となるキャラクターを作ることになる。
デフォルト名は男女ともに「クリス」だが、自由に変更が可能である。
次に、目元や髪型、髪の色、初期兵種をある程度選べる。
魔道士系にすると前日譚で詰む可能性もあるので、初回では物理職を選ぶのが無難。

最後に仕上げとして、マイユニットの過去・現在・未来を選ぶことになるのだが、
これは選んだ兵種ごとにマイユニットの成長率に大きく関わるので慎重に選ぼう。
特にルナティックだと、一切の妥協が許されない。

作中の主人公はあくまでマルスだが、マイユニットは「もう一人の」主人公といった所。
サブタイトルにもある「影の英雄」は、マイユニットのことを指しているとも言える。

キャラメイク時の選択肢とは関係なく、アリティアのセラ村出身で、騎士になる為祖父に鍛えて
暗黒戦争の後、アリティア宮廷騎士団の試験を受けに行く所からマイユニット=「プレイヤー」の物語が始まる。
試験の際にカタリナと出会い、ジェイガンとの戦闘を経て合格したマイユニットは第七小隊に配属され、リーダーとなって多くの仲間達と絆を育んでいく。
そしてグルニアへの遠征から始まった「英雄戦争」に投じていくことになる。

性格は固定されており、マルスへの忠誠心が非常に強い。日頃の鍛練も怠らない努力家で、まさに完璧超人。
……と言いたい所なのだが、実は極度の方向音痴
料理の腕も上手いとは言えず、鋼の味がするとのこと。ただし焼きリンゴの菓子だけは上手に作れる。
他ユニットとの支援会話では料理下手を克服しよう努力する場面も。

武術に関しては祖父の鍛練の賜物なのか、
ドーガの「話に尾鰭どころか翼がついて空を飛んでしまっている」活躍を真に受けて小指だけで3人を持ち上げられるまで強くなったり、
訓練でバテバテになったルークをして「人間とは思えねぇ」とまで言わしめたりと最早バケモノの域に達しつつある。
例え非力な魔道職であっても…。

マルスと同じくマイユニットが死亡するとゲームオーバーになるが、前日譚や一部の外伝マップ以外は強制出撃ではない。
使いたくないなら思い切って二軍に落とすのも可能であり、まさに使い道はプレイヤーの腕に委ねられている。

しかし、能力の成長率が基本的に高いので、ルナティックでは頼りきりになるプレイヤーも多い。
特にその一部外伝マップでのカタリナ説得の為にはマイユニット育成は必須。

また、作中に登場する殆どのキャラクター相手に支援効果を生み出すことができる為一級フラグ建築士の異名を持つ。
公式嫁ことカタリナや第七小隊の面子だけでなく、いいおとこ神竜族の幼女、果てはツンデレ兄上にも建てまくる。
更に過去を遡ってみると、ノルンとは隣村同士の幼なじみだったらしい(マイユニット本人は忘れていたが)。
老若男女問わずフラグを建てるとは……恐ろしい子!

なお、拠点で見ることができる他ユニットとの支援会話の数も豊富。
クリア後には男女別の視点から見れるイベント回想も追加される為、周回プレイで全会話を集めようとする猛者もいる。
男女ごとに会話の展開も異なることもあるので、集めて損はないだろう。
DLC「絆のしずく」を使えば手っ取り早いのは内緒だ。

作中では他ユニットから、開始時に設定した髪型や目元を変える質問をされることがある。
「はい」を選択すると1ステージではそのデザインになるが、クリア後に変更しないと最後までそのままになるので注意。
我らがアイドル・リフに丸坊主にされる場面は必見。

当初は「プレイヤーの分身を出すのは物語として破綻しないか」と心配されていたが、何だかんだで受け入れられたようだ。

『ファイアーエムブレム ヒーローズ』には後の作品に登場するマイユニット達とは異なり、現在のところ登場していない。
先に召喚されたカタリナによると「元いた世界」にもいないらしく、エクラに似ており同一人物なのではと推測している。


【覚醒:ルフレ

本作では「プレイヤーの分身」であると同時に、「クロムと対をなすもう一人の主人公」として扱われている。
行き倒れ登場、軍師というポジション、フードを被ったビジュアル、「神軍師」のクラスなど、『烈火の剣』の軍師を思わせる要素が多い。
更にDLC内の選択肢では、実際に烈火軍師と同一人物とする事もできる。

男女、身長を高中低3種類、顔5種類、髪5種類、髪色20種類、
口調5種類からキャラメイクし、名前、誕生日、得意なステータス、苦手なステータスを決める。
初期クラスは「戦術師」固定だが、異性用のクラス、踊り子等の専用クラスを除いたすべてのクラスに転職可能。

デフォルト名は「ルフレ」。名前の変更は自由。男性なら設定した口調によっては細谷佳正氏、大川透氏、沢城みゆき氏のいずれかの声になる。
一方女性側は沢城みゆき氏が一人で全部を演じ分けている。
逆にセリフもボイスもなくなる「無口」設定も可能。
これらのカスタマイズ要素の影響で、ムービー中は顔が見えない主観視点でセリフもない状態になっている。
外部作品への出演時は、男女共に初期設定のまま作成されたビジュアル、性格で登場し、CVは男性は細谷氏、女性は沢城氏に固定されている。

記憶喪失になって倒れていた所をクロム達と出会う。
何故かクロムの名を知っていたり、戦に関する知識が豊富だったりと不審な点が目立ちフレデリクには怪しまれるものの、
村を守る為にクロム達と一緒に戦ったことで、その才能と人間性を認められ、軍師として同行することになる。
ちなみに今作には「敵の能力を把握できるのは彼(彼女)の能力のおかげ」という設定がある。つまり、千里眼の様な力を持っていることになる。
性格に関しては性別と口調によってセリフの端々が変化するものの、ほとんど共通。
思ったことがすぐ口に出るタイプでツッコミにまわる場面も多いが、記憶喪失故のボケをぶちかますこともある。
明確に料理が苦手とされており、やっぱり鋼の味を作り上げる。酷く不安定なだけで上手くいく時もあるようだ。


そして、今作目玉の結婚システムでは実子のマークを除く自軍の異性キャラと結婚が可能である。
マイユニでしか結婚できない相手もいる。しかも親世代でありながら子世代とまで結婚できる。
更に、結婚相手以外にも仲間全員と支援はAまでなら組める。
もはや一級フラグ建築士ってレベルじゃねーぞ!(これはマイユニに限った話ではないが)

どちらの性別でも固有の子供としてマークを持つため、子世代相手の子供、つまり孫世代を作り出すことができる。
ただしこの場合はマイユニット由来の転職の広さと戦術師クラスをマークにしか継承できなくなる(女性でクロム以外と結ばれた場合も同様)。
これを損と見るかは微妙なところだが、孫マークは親の補正を2世代分受けるため能力の理論値は最強。



if:カムイ

CV:島﨑信長or佐藤聡美
本作では、単独で主人公を務める。
デフォルト名は「カムイ」。『外伝』及び『Echoes』にも同名のキャラがいるが別人。

白夜王国の王子(王女)でありながら、暗夜王国に拉致され育てられていた。
戦乱に向かう両国に挟まれた彼(彼女)は何を選択するのか、それはプレイヤー(の買ったバージョン)にゆだねられる。
感情が昂ぶると竜に変身する。強大な一方、力を行使するたびに人でなくなっていくため、力を抑えるため竜石に力を封印する。
幽閉状態で育てられたのもあって、並のFE主人公以上の世間知らずな甘ちゃんで、戦いの上では必要最低限の犠牲すらも拒むほどナイーブ。


白夜王国・暗夜王国どちらの「きょうだい」からも(白夜王国の弟・タクミを除けば)好かれており、特に両国の姉からは溺愛レベルで可愛がられている。
そのため白夜・暗夜どのルートでも必ずと言っていいほど敵国の兄と姉がカムイに向かって、自分の側に帰って来いと諭してくるまでがテンプレ。

最初から何にでもなれたルフレとは異なり、パラレルプルフを使ったクラスチェンジではメイク時に選択したクラス系統にしかなれない。
代わりに、今回導入された「バディプルフ」を使って「支援Aになった相手の持つメインクラス」にクラスチェンジする事ができる。
この仕様は主人公特権であり、他の仲間は「A+」になった相手一人分、あるいは結婚相手の分(マリッジプルフ)しか得られない。
また、その代償として竜の力を持っていることから主人公としては異例の竜特効を食らう側という弱点を抱えている。種族特効のためどうやっても消すことができず、子供にも遺伝する。

ちなみにシャラによると、カムイ→クリス→ルフレと生まれ変わる未来が見えるそうで、
歴代マイユニットが同じ魂(プレイヤー)で繋がっている事が示唆されている。




その他、戦闘参加はしないが便宜上マイユニットとして扱われる事もあるキャラクター


シリーズ初の「プレイヤーの分身」であり、マイユニットシステムの原型とも言えるキャラクター。
「マーク」はデフォルト名で好きな名前に変更することができる。
※ルフレの子・マークの名前はこのデフォルト名から取られている

その他、性別・誕生日・血液型が設定でき、誕生日と血液型で属性が決まる(同属性のユニットの命中率・回避率を少し上昇させることができる)。
作中では軍師としてキャラクターたちに指示を出すが、戦闘力はないのか戦闘参加はしない。

後のマイユニット達とは違い口調選択が無く完全に無口、シナリオ内でバックボーンを語られる事もないので、
性格付けは全てプレイヤーの想像に委ねられている……のだが、後に外部出演したリンによると
「とてつもなく無口で、戦場では喋らず以心伝心で指示を伝えていた」と、もはや超能力レベルの設定が付与されたりしている。

現在の所外部出演はないものの上の様にリンから存在を言及される事が多々あり、場合によってはルフレと同一人物になったり、
後述のエクラと同一人物になったり、クリス・ルフレ・カムイ生まれ変わり説と合わせると、中々複雑なことになる。
烈火の剣を遊んでくれたプレイヤーに登場キャラクターが感謝を述べてるとも考えれるが。




『ヒーローズ』のプレイヤーの分身。
「エクラ」はデフォルト名で変更可能。設定した名前がプレイヤーのアカウント名になる。
外見は覚醒のルフレの様に、目深にフードを被っており、性別や顔立ちが隠されている。
また前述のマーク同様一切言葉を発さない「無口」タイプな人間であり、『ヒーローズ』で唯一CVが設定されていない。
なお、公式4コマでは普通に喋っている。

窮地に陥ったアスク王国が「『英雄を召喚する召喚師』を召喚する儀式」によって召喚……と、微妙にややこしい経緯で戦乱に巻き込まれた。
元々住んでいた世界はいくつかの台詞から現代と思われ、他のマイユニット達とは違い異世界召喚物の主人公の様な立ち位置になる。
神器『ブレイザブリク』によって、歴代作品の登場人物を「英雄」として召喚して仲間にする事ができる。




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