ソーンバルケ(FE)

登録日:2009/11/15(日) 13:16:49
更新日:2025/02/04 Tue 19:03:24
所要時間:約 2 分で読めます




ファイアーエムブレムシリーズの『蒼炎の軌跡』『暁の女神』に登場するキャラクター。
どちらの作品でもクラスチェンジ済み、かつ初期能力も極めて高いお助けユニットとして登場する。
愛剣のヴァーグ・カティも強力。

【『蒼炎』でのソーンバルケ】

○ステータス
ソードマスター LV8
HP-38(70)
力-19(50)
魔力-8(20)
技-27(40)
速さ-25(55)
幸運-5(25)
守備-12(35)
魔防-9(30)
移動-7
重量-13
体格-13
属性-天
スキル-流星
剣S

第15章「辺境の獣」で登場。
特定の場所でレテモゥディを待機させると仲間になる。獣牙族以外でも会うことはできるが、ヴァーグ・カティを譲ってくれるだけで仲間にはならない。
隠しキャラ的な扱いであり、拠点情報で召使いが話す「北東の砂地では、時折………怪しい人影を見掛けることもあるとか」という発言がヒントになっている。
しかしこの発言だけでソーンバルケを発見できた初見プレイヤーは一体どれだけいるのだろうか…確かに今までもゼーベイア等仲間にする条件が面倒くさいキャラは確かにいたが、砂漠に埋まってるところを特定のキャラで発掘するなんて前代未聞だし…。

ラグズとベオクの混血【印付き】で長く生きていると思われ、獣牙族の背後を取る程の手練れ。
更にアイクの剣技からその境遇を見抜くなど、『烈火の剣』のカレルに似た雰囲気を持っている。
ちなみに【印付き】とは、舞台であるテリウス大陸における二つの種族、べオク(人間)とラグズ(獣人)との間に生まれた者のうち、その体のどこかに特徴的な印を持つ者のこと。
しかし作中においては、この世界の創造主たる女神アスタルテの理に背いた忌むべき存在として扱われており、それ故に彼ら【印付き】は息をひそめるようにしてひっそりと生きているのだ。

貴重な武器を持ってくる上、仲間にすると次の章の拠点でこれまた貴重な「奥義の書」をくれるため、仲間にしてソンはない。

ヴァーグ・カティの性能は銀の剣に迫る威力でキルソード以上の必殺率、さらに守備+3の補正が付くという強力なもの。
ただ本作は守備が高かったり槍を使う敵が多く、場合によっては錬成した銀の剣でもないと辛いぐらいなので高難易度ではこれですら力不足に感じるかもしれない。

見るからに達人といった雰囲気通り主要ステータスは育ち切ったユニットと比べても高く、さらに奥義「流星」持ち。
彼がいればワユツイハークを育てる必要はないかと思えるが、幸運の初期値が5しかないので意外と低い回避率や常について回る必殺の恐怖に悩まされる。まぁ生い立ちを考えれば薄幸なのは納得だが。
ドーピングアイテムの中でも女神の像は1個で幸運を4も上げてくれるので、彼を起用するつもりなら残しておこう。

支援相手はモゥディ、セネリオ
セネリオにやたらとご執心だがその理由とは…?



【『暁』でのソーンバルケ】

○ステータス
剣聖(ソードエスカトス) LV8
HP-53(55)
力-27(50)
魔力-7(20)
技-37(60)
速さ-36(60)
幸運-20(15)
守備-21(40)
魔防-16(50)
移動-7
重量-13
体格-13
属性-天
スキル-必殺+20・体当たり・流星
剣SS

暁でも第四部3章「さまざまな歪み」にて登場。
前作同様砂漠に埋まっており、今作ではミカヤレテで「発掘」すると仲間にできる。

相変わらず非常に高い初期値を持ち、幸運も4倍になったが、今作では敵に必殺+○○%のスキルがあるため被必殺率はどっこいどっこい。
もし使用するなら、キラー系の武器を持った敵にはなるべく近寄らないようにしたい。
加入後はメグやカイネギスからスキル「強運」を移すことで必殺を食らうリスクはなくなる。
ちなみに流星の仕様変更で『蒼炎』のようにせっかく持ってきたレア装備を一瞬にしてすり減らす機会は減った。

CCアイテムのマスタークラウンは個数限定アイテムのため、最初から最上級職なのがメリットともいえる。
ただ本作の剣士系は普通に育てればフルカン余裕のエディ、最初から能力が高く戦力の充実したグレイル傭兵団所属で育てやすいワユ、支援で高回避率になる地属性+スキルや上限値の優秀なツイハークやルキノ、と他も大概優秀なので強い剣聖を求めるならソーンバルケは戦力から外されやすい。

暁と『蒼炎』では見た目は殆ど変わらないが、『暁』は微妙に片目が髪で隠れている。
さり気ないヘアチェンジだろうか?

愛剣のヴァーグ・カティは必殺率こそ下がったがその他の基本性能はエタルドを超えるレベルまでに強化された。
ただ終盤は間接攻撃してくる敵が多いのでエタルドを他に回すとしても旋風の剣の方が便利かもしれない。


そして彼にはシリーズ歴代ネタキャラに負けない数々のネタ要素があったりする。

●幸運が異様に低いため、敵の必殺をくらいやすい。
●蒼炎で流星のスキルを発動させ、貴重なヴァーク・カティを一気に消費してしまう。
●名前が覚えづらく、2chスレでは「ソンケルバーン」という呼び名が一般化している、ちなみに北米版での彼の名前は"Stefan"。
●「砂漠に埋まってる人」「発掘された人」と言われることが多い。何しろモゥディは「砂の下」に気配を感じ取っているのである。
●倒されたとき、死なずにちゃっかり撤退する。


暁の後日談では、【印付き】の者たちを集めた里の首長となった。またこの里は、後に国へと発展していったという。
この時の「獅子の末裔」という称号と彼の名前および髪色から、実は三雄の一人「獅子戦士ソーン」の末裔であると推測でき、その後刊行された『FE大全』ではソーンの末裔である事が明記されている。

北千里氏が語った所、実はイラスト着彩時には青髪だったらしいが、何故かゲーム画面では黄緑になったとの事。



……追記・修正しよう。

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最終更新:2025年02月04日 19:03