ギゴバイト(遊戯王)

登録日:2009/12/27 Sun 11:52:40
更新日:2025/08/19 Tue 12:44:31
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《ギゴバイト》とは、遊戯王OCG通常モンスターの1体。
派生カードや、その姿が描かれているカードについても解説する。

概要

《ギゴバイト》
通常モンスター
星1/水属性/爬虫類族/攻 350/守 300
今はまだおだやかな心を持っているが、邪悪な心に染まる運命を背負っている・・・。

初出は第3期第9弾「ファラオの遺産」。
水霊使いエリア》の使い魔である。

レベル1なので《スネーク・レイン》で墓地に送った後、《トライワイトゾーン》で3体蘇生させることが可能。
後述の《トライアングルパワー》で強化しても攻撃力2350と微妙に物足りないので、召喚素材として活用するのが無難か。

イラストは元気いっぱいなちびっ子という感じだが、フレーバーテキストが極めて不穏。
他のカード同様に、ただ単にキャラ付けされたものかと思いきや……


《ガガギゴ》
星4/水属性/爬虫類族/攻1850/守1000
かつては邪悪な心を持っていたが、ある人物に出会う事で正義の心に目覚めた悪魔の若者。

筋肉質なリザードマン。「悪魔の若者」とあるが、悪魔族ではなく爬虫類族。
《ギゴバイト》が成長した姿だと思われるが、初出は第3期第5弾「闇魔界の脅威」であり、世に出たのはこちらの方が1年早い。

攻撃力は高めだが、水属性あるいは爬虫類族の通常モンスターとしては、《メガロスマッシャーX》や《エーリアン・ソルジャー》に劣る。
50だけとはいえ攻撃力でこのカードを上回り、爬虫類族に貫通効果を付与する《ライオ・アリゲーター》の存在も目の上のこぶ。

背景が気になるフレーバーテキストとは裏腹に、一部書籍における彼のストーリーにまつわる解説は妙にギャグっぽい。
失恋のショックを忘れるために喧嘩を繰り返していた時期があり、その頃に《無敗将軍 フリード》と知り合ったらしい。
フリードとは50回戦ったよきライバルで、戦績は24勝26敗。
なお、「ある人物」が誰かは明言されていないが、他のカードのイラストを見るに、恐らくは《切り込み隊長》と思われる。

いずれにせよ、若き荒くれ者が異種族の強者との交流を通じ、正義の心に目覚めるに至ったというのは、大変喜ばしいことである。
しかし……


《ギガ・ガガギゴ》
星5/水属性/爬虫類族/攻2450/守1500
強大な悪に立ち向かうため、様々な肉体改造をほどこした結果恐るべきパワーを手に入れたが、その代償として正義の心を失ってしまった。

《ガガギゴ》が「正義の味方」を求め続けた結果。
レベル5でありながら攻撃が2400を超える上に守備が1500とかなり使いやすい。
また、《伝説の都 アトランティス》を使えば生け贄無しで2650になる。
ジェノサイドキングサーモン》と共に、《召喚師のスキル》でサーチしたり《闇の量産工場》で使い回したりできる。
これで終わりと思いきや……


《ゴギガ・ガガギゴ》
星8/水属性/爬虫類族/攻2950/守2800
既に精神は崩壊し、肉体は更なるパワーを求めて暴走する。その姿にかつての面影はない・・・。

力を求めた成れの果てがこの姿。
改造したのが《コザッキー》なので仕方ないのかもしれない。

水属性の通常モンスターとしては後発の《スパイラルドラゴン》を抑え最高の攻撃力を誇る。
長年《青眼の白龍》との差別化が難しかったが、現在は《魚群探知機》や《暗岩の海竜神》で特殊召喚できるメリットがある。
【海】に原石カードを取り入れ、その高ステータスを活かして暴れてもらうのも手。

ちなみに、逆さに読むと……

なお、ここまで紹介したそれぞれの姿はいずれも第3期に登場したが、その順番は以下の通り。
  • 《ガガギゴ》→第5弾「闇魔界の脅威」
  • 《ギガ・ガガギゴ》→第7弾「暗黒の侵略者」
  • 《ゴギガ・ガガギゴ》→第8弾「天空の聖域」
  • 《ギゴバイト》→第9弾「ファラオの遺産」
このように、時系列的には最も前の存在であろう《ギゴバイト》の登場が最も遅い。
つまり当時のプレイヤーたちは、完全に変わり果て暴走した状態を見せられた後に、無垢な幼子だった頃の姿を知ったことになる。


そして、これらのカードの登場から約9年後。
第8期第2弾「ABYSS RISING」にて、《ガガギゴ》は突如覚醒した。

《覚醒の勇士 ガガギゴ》
星4/水属性/爬虫類族/攻2950/守2800
レベル4モンスター×3
まさかのXモンスター化。
攻守は《ゴギガ・ガガギゴ》と同じだが、力はそのままに、それに飲まれない強い心を得られた姿なのだろう。
ランク4というのも、正義の心を宿していた《ガガギゴ》だった頃への回帰ということなのかもしれない。
……覚醒しても《次元障壁》で召喚阻止されるわ《オーバーレイ・キャプチャー》で素材を取られるわで散々な目に遭っているのは禁句。

採用するなら「効果モンスター以外のモンスター」サポートを活かしたいところだが、その場合、同じくランク4で2体素材の《ジェムナイト・パール》の存在を考慮する必要がある。
こちらは素材が3体指定だが、《ドレイク・シャーク》の効果で負担を軽減できるので、水属性サポートを重視した構築なら輝くものがあるかもしれない。


ガガギゴシリーズが描かれているカード


複数のストーリーに登場している都合上、バラバラに記載するとややこしくなるため、ある程度分類して紹介する。






アニメGX

とある魔法カードの効果で、
「ガガギゴ、ギガ・ガガギゴ、ゴギガ・ガガギゴを早口で言え」
と言う問題があった。

十代が挑戦したが、舌を思いっ切り噛んでしまっていた。







ギギ……グギギギ………ツイキ……シュウセイ………シテクレ………

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最終更新:2025年08月19日 12:44

*1 《The Toil of the Normal》のみ日本未発売カードだが、描かれているモンスターや英語名の特徴が共通している。