レッドチーター/桜田ヒロム

登録日:2014/03/03 Mon 17:39:00
更新日:2025/07/18 Fri 16:29:12
所要時間:約 5 分で読めます





生きとし生きるものすべてを守るため……(溜めぐぐぐ……)
(指差しビシッ!)お前たちの好き勝手にはさせない!(さらに指差しビシッ!)


演:鈴木勝大

【概要】

登場作品は、Vシネマ『帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ』。チダ・ニックの願いが生み出したパラレルワールド上に存在する桜田ヒロムである。

13年前の事件が起こらなかった世界を生きてきたため、本編のヒロムとはさまざまな違いがある。

と言うか、本編とのギャップが特にひどい人その1。後は

性格は本編のヒロムとは正反対。自らにいろいろ課することが無かったせいか人当たりのいい好青年で、一言余計じゃない。本編では熱さを内に秘めているのに対し、こちらは常時熱血

動物戦隊として戦うことになって以降は動きの1つ1つが無駄にオーバーになる。これはリュウジやヨーコにも言えるが、ヒロムは特にひどい。冒頭の()内のように、セリフに何らかの挙動がほぼ必ず付く。

「行くぞ皆!(チーターの構え)」
「(両手をシュビッ!)どういうことですか未確認って?(手で顔を隠して)メカリアスじゃないってことですか!?(また顔を出す)」

その仕草は何だ。そして落ち着け。

なお、特命戦隊のヒロムはウィークポイントとして「鶏を見るとフリーズする」と言うのがあるが、こちらのヒロムには原因であるワクチンプログラムが投与されていないので存在しない。フリーズどころか鶏自体が平気。何故だ(フリーズはともかく鶏は本人のトラウマに起因している。まぁ見た瞬間フリーズしてしまうので克服の難易度が高かった本編と違って、「苦手」で済んでいたので克服は容易だったのかもしれないが……)。一方、黒いアイツが苦手。

また細かいことは気にしない性分らしく、ニックがやたら喋る(動物戦隊の世界でのバディロイドは、表向きは普通の作業用ロボットとして存在している)ことも「ま、いっか」で済ませた。

人間関係面では、両親ともに健在である。さらに言うと、戦隊のメンバーとは下記の高校に行くまで面識が無かった。

このように特命戦隊のヒロムとは多くの違いを持つが、本質的に熱血な点や敵の弱点を見抜く鋭さなどは共通しており、弱気になったゴールドを殴って叱咤するなど、レッド戦士らしくチームを引っ張る力を持ったリーダーである。

劇中では教育実習生としてエネルギー管理大学付属城戸農業高等学校にやって来たが、そこで機械帝国メカリアスが侵略をはじめ、動物戦隊ゴーバスターズとして戦うことを要求される。一時は「戦ったことないし」と言って渋るが、ニックに後押しされて決意を固め、「生徒を守るのが教師だ」として参戦。ちなみに、黒リン教頭と父・桜田ヨウスケが知り合いだった縁で紹介してもらったらしい。

衣装は当初スーツ姿だったが、戦隊メンバーとしてはヒョウのワッペンが付いた赤いジャケットを着る。ヒョウ柄のマフラーも巻く。白い指抜きグローブも付ける。

何やかんやありながらも、仲間とともにメカリアスから動物たちを守る戦いの日々を送るのだった。

アニマルチェンジ!
大地のハンター!レッドチーター!

【レッドチーター】

ヒロムが変身する赤い戦士。キャッチフレーズは「大地のハンター!」。名乗りポーズの途中、指眼鏡を作る。だから何だその仕草は。
レッドバスターとの外見上の違いは、サングラスチーターの牙を模した模様の入ったゴーグル状になっている。
レッドバスターと同じくスピードに特化した戦士。ワクチンプログラムが無い中、どうやってその速度を出しているのかは不明。多分スーツによるものだろう。
本編では第1話でブルーとイエローに加わる形で参戦しており、こちらは同時に加入した。

【武器】

見た目は特命戦隊のものと同じ。機能的にもほぼ同じだが、中身は別物と考えていいだろう。

▼変身ブレス
 モーフィンブレスに似る。掛け声は「アニマルチェンジ!」であり、変身のプロセス上でサングラス部分がせり出してこないのがモーフィンブレスとの相違点。後、効果音がやや間抜け。動物(牛とか)の鳴き声で構成されている。

特命:
ダイヤルを回す

ボタンを押すとサングラスが出てくる

スーツとヘルメットが転送される

もう一度ボタンを押すと変身完了

動物:
ボタンを押す

サングラス状のエフェクトが飛び出す

スーツ、メット、サングラスが装着されて変身完了

、銃
それぞれソウガンブレードとイチガンバスターに似た武器。

▼アニマルバズーカ
必殺武器。一応メンバー全員の共有物となるが、ここに記載する。
見た目はライオブラスターと同じだが、初期装備である上に葉月サブロー博士の声でしゃべらない。また、いわゆる戦隊バズーカの立ち位置であるため、一人(主にレッド)が保持して他のメンバーが支えて発射、と言ういかにも戦隊バズーカな撃ち方をする。

▼ゴーバスターボール
アニマルバズーカ同様、ここに表記。
秘密戦隊ゴレンジャー太陽戦隊サンバルカン地球戦隊ファイブマンみたいなボール技。イエロー、ゴールド、シルバー、ブルー、レッドの順番でボールを回していき、最後にレッドが敵にぶつけて倒す。その過程でボールの色がちゃんと黄、金、銀、青、赤に変わる。

▼アニマルパーフェクトモード
強化形態。バディロイドと一体化する点はパワードカスタムと同様だが、こちらは完全に独自のデザインをしている。また、変身に必要なアイテムも存在しない。ヒロイックなプロテクターだったパワードカスタムに比べ、軍や警察で使ってそうなプロテクターになっている。
ちょっとしか登場しておらず、あまりいいところは無かった。

【余談】

高校の敷地で道に迷っている男性がニックに道を尋ねていたが、彼を演じたのはニックの中の人である。


馬鹿野郎!それでも、追記・修正するしかないんだぁ―――!

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最終更新:2025年07月18日 16:29