ジュラシック・ワールド(映画)

登録日:2015/08/14 (金) 22:54:04
更新日:2019/09/13 Fri 12:54:30
所要時間:約 12 分で読めます




あのテーマパークが

ついにオープンする




概要

15年に公開された米映画。
パニック映画『ジュラシック・パーク』のシリーズ第4弾にして、同映画の正当な続編。

製作は第1作の監督のスティーブン・スピルバーグ、監督は今作がメジャー映画デビューとなる新人コリン・トレボロウ。
制作は『ゴジラ』『パシフィック・リム』など怪獣映画を多く手掛けているレジェンダリー・ピクチャーズ。
そのためか怪獣映画としての色が強い。

第4作目の製作はかなり前から決定していたものの、脚本作りと監督選考が難航し、
しばらく暗礁に乗り上げかけていたところ、前作から14年が経ちやっと完成した。

第1作目にあったテーマパーク要素を真っ向に押し出し、プレオープンに留まっていたパークが、
メジャーオープンしたという設定で、シリーズ最大のスケールの冒険と恐竜とのバトルが繰り広げられている。
第1作目の正当な続編として、シリーズのファンをはじめとする多くの観客の支持を受け、全米、全世界の興行収入の新記録を樹立した。



物語

コスタリカ沖の孤島イスラ・ヌブラルに開発計画が立てられていた、生きた恐竜が生息するテーマパーク「ジュラシック・パーク」。
しかしパークのプレオープン中に起こった事故(1作目の話)のために、オープン計画は白紙に戻されていたはずだった。

事件から20年後、インジェン社が経営再建のためインドの大企業マスラニ社に買収されると、凍結されていた恐竜テーマパーク計画も再開された。
そうしてイスラ・ヌブラルにオープンした大テーマパーク「ジュラシック・ワールド」は、様々なアトラクションとリゾート施設を有し、
今度は安全な運営にも成功していた。今やパークは、一日2万人以上の客が来場する世界最大のテーマパークに成長していた。

しかし、増え続ける客に対応するための施設拡張と、飼育している恐竜の増加のために、運営コストは膨らむ一方だった。
10年以上の展示により既存の恐竜はもはや既知の珍獣程度の存在とみなされはじめ、
マスラニ社社長の指示により、客の望む更なる刺激的な新アトラクションとして、新種の恐竜が生み出された。
T-レックスをベースに、様々な生物の遺伝子が組み合わされた、得体の知れないハイブリッド恐竜「インドミナス・レックス」。
パークの最大の売り物として、期待を背負っていたはずだった。

その日は、パーク運営者、クレアの甥っ子兄弟がパークへと遊びに来ていた。
同じ頃、ヴェロキラプトルの調教に成功していた研究員のオーウェンは、クレアに依頼されインドミナス・レックスの確認を行おうとした。

だが、恐竜の域を超えた思わぬ策略を敷いたインドミナス・レックスは、まんまと隔離施設から脱走。
ジャングルを突き進み、観光客の密集する地帯へと進行してしまう。

その魔の手は、パーク内を散策する兄弟の下にも迫っていた。
オーウェンとクレアは、機動隊をものともしない史上最悪の怪物を止めようと奔走する。

かくして、恐竜の王国に前代未聞の大惨事が巻き起ころうとしていた……。



登場人物

オーウェン・グレイディ
演:クリス・プラット/吹き替え:玉木宏
パークの恐竜専門の研究訓練士。
元軍人で、恐竜の行動学に精通しており、恐竜を力ではなく信頼と絆で共存していきたいと思っている。
パークで飼育している4匹のヴェロキラプトルの調教に成功しており、恐竜の行動特徴だけでなく、野生恐竜の恐ろしさをも熟知している。
そのため、ラプトルを調教しているものの彼らを完全にコントロールできるとは思っていない。

新種恐竜の凶暴性を「隔離している恐竜は知能が未知数だ」「喰う以外の外界との関りを学んでいない」と危険視し、
クレアをはじめとする経営陣に警告するが、その直後果たして脱走事故が発生。
捕獲作戦が次々と失敗し、周囲に自分の発言が無視される中、遂に自らを行動に移す。


クレア・ディアリング
演:ブライス・ダラス・ハワード/吹き替え:木村佳乃
パークのオペレーションマネージャー。
仕事熱心だが堅物で頑固者なキャリアウーマン気質。
だが根は優しく、長年会っていなかった姉の息子兄弟にもどう接していいかわからないが真摯に向き合おうとしている。

オーウェンとは昔惹かれあったものの、
性格がまるで正反対だったため疎遠となっていたが、インドミナス・レックスの飼育を巡って再会することに。
当初はパークの利益アップのために新種の飼育には肯定的で、恐竜に対しても生き物として見ていなかった。

しかし、想像を遥かに超える新種の凶暴さに恐怖し、
さらに甥っ子が襲われ死にかけた事を機に、惨劇を止めるためにもオーウェンと共にパークを駆けずり回る。
最初は白スーツをきっちりこなす「お高くとまった」いでたちだったが、話が進んで能動的になるごとにラフな格好に変わっていく。
映画は大団円で終わるものの、この人については終わった後の方が賠償やら訴訟やらで修羅場なんじゃ……と思わなくもない。


グレイ・ミッチェル
演:タイ・シンプキンス/吹き替え:松岡茉優
クレアの甥っ子。腕白真っ盛りな11歳。
恐竜が大好きで、初めてのジュラシック・ワールドでの経験にはしゃぎ回る。
両親の不仲に敏感で、兄との仲も最近微妙で寂しい思いをしている。


ザック・ミッチェル
演:ニック・ロビンソン/吹き替え:内山昂輝
グレイの兄。思春期真っ只中な16歳。
彼女持ちのリア充*1で、
親や叔母にも反抗的なお年頃であり、パークにも当初は捻くれた態度をとっていた。
年頃らしく、隙あらば弟をいじめているとは母親の談だが、
実際はめんどくさがっていても弟の面倒をきちんと見ており、いざとなれば兄弟助け合うほど絆が深い。


ヴィク・ホスキンス
演:ヴィンセント・ドノフリオ/吹き替え:石塚運昇
パークの警備隊長で、インジェン社の社員。
オーウェンの腕を見込んで彼をスカウトしたが、昔オオカミを保護した経験からどんな猛獣も人間に懐くと思い込んでおり、
調教したラプトルを完全に支配していると思い込んでいる節があり、
当然なんとか言うことを聞かせているに過ぎないオーウェンからは軽蔑されている。
実はラプトルの調教を利用して、彼らを生体兵器としてインジェン社によって売り込もうという野心を抱いており、隙あらば機会を伺っている。

そこへインドミナス・レックスの脱走事件が発生し、
事件を利用してラプトルの力を売り込み、果てには新種恐竜すらも兵器として利用しようとするが…。

なんというか、登場した瞬間に末路が見えてしまうキャラ。
なお、ラプトルをなだめるシーンで日本語版ではどちらも「いい子だ」のためわかりづらいが、オーウェンと違いラプトルをオスだと思っていたことがわかる。
かなりイメージが違っているため気づきにくいが、演じたのはフルメタル・ジャケット微笑みデブの人。


バリー
演:オマール・シー/吹き替え:安元洋貴
オーウェンの同僚の調教師。
オーウェンとは信頼し合うパートナーであり、共にラプトルの調教に成功している。
恐竜を舐めきっているホスキンスに呆れ気味。


ロウリー・クルーザーズ
演:ジェイク・ジョンソン/吹き替え:小川剛生
パークのコントロールオペレーター。
旧ジュラシック・パークのマニアで、本物の恐竜を放し飼いしていた旧パークの方針を好み新種を生み出す現パークの方針に批判的。
ヴィヴィアンに多少気があったらしいが、ナードには厳しい世界だった。


ヴィヴィアン
演:ローレン・ラプキュス/吹き替え:たかはし智秋
パークのコントロールオペレーター。
真面目な美人オペ子。彼氏持ち。


ザラ
演:ケイティ・マクグレース/吹き替え:川庄美雪
クレアの秘書。多忙なクレアの代わりに、ザックとグレイ兄弟の子守を頼まれた。
彼氏との電話の最中に二人を見失い、結果二人が恐竜に襲われかけてしまう。
やっと合流できた直後、プテラノドンに攫われシリーズで一二を争う悲惨な死に様を晒すことに。
少々不愛想で不注意なだけで全く悪人ではないのだが、なんとなく死にそうな雰囲気は出していた。


サイモン・マスラニ
演:イルファン・カーン/吹き替え:大塚芳忠
ジュラシック・ワールド経営元の大企業、マスラニ社の社長。インド人。
世界番付に名を連ねる大富豪で、金を得るためならあらゆる新しい手段を講じる金利主義者だが、
「客の信頼は安全から」を第一に考える倫理観も持ち合わせている。
「特に子供たちを楽しませる場を作りたい」というジョン・ハモンドの意志にも共感しており、赤字覚悟でもパークの完成と成功を目指している。

しかし本格的な経営や運営はクレアにほぼ丸投げ状態であり、
新種恐竜の開発を発明陣に依頼したところ、研究者の暴走により最悪の怪物を生み出してしまった。

趣味のヘリ操縦(無免許)の腕を活かし、インドミナス・レックス掃討作戦に自ら参加するも、某大統領のようにはいかずかえって事態を悪化させた末に墜落死した。
責任感もそれなりの倫理意識もあり、恐竜たちの緊張状態も気に掛け、インドミナスの知能も決して甘くは見ない
立派な人物ではあったが、現場のことは現場の人間に任せてほしかった。
なお、吹替を担当した大塚芳忠氏は往年のファンならば2の主人公であるマルコム博士の吹替でもおなじみ。


ヘンリー・ウー
演:B.D.ウォン/吹き替え:近藤浩徳
第1作目にも登場していた、インジェン社所属の遺伝子研究者。過去作からのほぼ唯一の登場キャラクター。
今回は第1作目に引き続き、恐竜たちの培養、再生の研究に熱中する。

しかし、マスラニ社長から依頼された遺伝子操作による新種の創造で、
好奇心から滅茶苦茶に他の生物の遺伝子を組み合わせた結果、最高の知能と能力を生み出した怪物を生み出してしまう。

さらに単なる雇われ研究者だった1作目からは一転して、
そのことを「科学の進歩」として全く自らの責任を意に介していない、完全なマッドサイエンティストに成り果ててしまった。
インドミナスに想定外の能力をもたらした遺伝子のうちコウイカは成長促進、アマガエルは熱帯適応のための体温調節と主張していたが
実際はホスキンスと繋がっており軍事利用を見越して探査装置から身を隠すために組み込んでいた。
取り返しのつかないほど大惨事になった後も性懲りもなく、研究していた恐竜の胚を持ちトンズラしてしまい…。


カレン・ミッチェル
演:ジュディ・グリア/吹き替え:魏涼子
クレアの姉で、ザック、グレイの母。
妹同様キャリアウーマンで息子たちに構ってあげられず、夫とも不仲な様子。
そのことも関係している為か、息子たちを妹に会わせるためジュラシック・ワールドに送り出した。


ミスター・DNA
声:コリン・トレボロウ/吹き替え:江原正士
第1作で恐竜の再現方法を解説するムービーに登場していた、しゃべるDNA。
登場はごくわずかだが、ヘンリーと並び、第1作からの数少ない続投キャラ。
ワールドのエントランスで相変わらず恐竜の再現方法を解説している様子。



登場恐竜

インドミナス・レックス
ジュラシック・ワールドの最新鋭の遺伝子組み換え技術により生み出された新種の肉食恐竜。
当初は姉妹二頭が造られたが、共食いにより姉が生き残り、その凶暴性からパークの隅の特殊監房に隔離されていた。
ベースはT-レックスで、カルノタウルス*2
マシュンガサウルス、ルコプス、ギガノトサウルス等の恐竜のDNAだけでなく、アマガエル(冷血性)、
イカ(擬態)等別の種のDNAも組み合わさっている完全なキメラ体で、最早恐竜と定義づけていいのかすら曖昧な超生物である。

体色は白と劇中では言われるが、アルビノのような真っ白というよりは黒混じりの白と言った感じ。
腕がテリジノサウルス*3因子により長いため、
頭は肉抜きが少なく頑健で太いT-レックスより肉抜きが大きくほっそりとしたギガノトサウルス似の形になっている。*4

腕が使えず、狭所では頭突きと圧倒的パワーの噛み砕きだけで襲いかかるT-レックスに比して、
長く力があり鋭く長い鉤爪も駆使できる分より厄介。
ロケットランチャーでの攻撃を受けた上でT-REXから初撃を喰らって反撃に転じ、優位に戦えるなど打たれ強さも異常。
蛇と同じく赤外線を感知できるため、アマガエルの体温調節能力と合わせて赤外線探知装置から自分の身を隠す方法も心得ていた。
体長は12mあるが、未だ成長途上らしく完成した場合15m以上に育つらしい。

その未知数な能力を持った上に、妹も殺したった1匹で女王様のような暮らしをさせられていたため、
協調性が育っていない恐竜にオーウェンだけが危険視していたが、その予感は的中し、
檻につけた傷で脱走したかのように見せかけ、確認しに入ったところを強襲し脱走するという狡猾さを見せつけた。

その後も、生まれた直後に体表に埋め込まれたGPSをもぎ取り、擬態により敵を油断させるなど桁外れの知能の高さを示した。
そして、長年檻暮らしで外の世界を知らなかったところを脱走したことで自身の自然界での「位置付け」を知り、手当たり次第に恐竜を殺害する殺戮本能に目覚める。

無益な殺生をするあたり、他種族を圧倒する強者であること、知性が高く殺しを快楽として認識出来る*5ことを示唆している。

さらに、翼竜園に穴を開け自分を攻撃してきたヘリを落とさせ、
ラプトルたちを自身に埋め込まれたラプトル因子由来の行動で従わせるなど、暴虐の限りを尽くした。
しかし、彼女は知らなかった、自然界には、人工体である自分を越える「本物の王」がいることに…。

ちなみに、名前は製造元がインドであることとは関係なく「支配不能」というラテン語(in-dominus)から。
アニヲタ的にはビッグオーの用語としてお馴染みであろう。
クレアのいうところの「展示物」にそんな名がつけられたことを聞いたオーウェンが大笑いしたのもむべなるかな。

ヴェロキラプトル
ご存知、恐竜の中のハンター。
今回は4匹の姉妹が登場し、パーク内の隔離園で元軍人の監視員たちに調教されている。
4匹の名はそれぞれブルー、チャーリー、デルタ、エコー*6
採取された遺伝子の欠落を鳥やイグアナなど別生物のDNAで補っているが発現具合がそれぞれ違うため個性的な外見を持つ。
あくまでもラプトルの習性に応じた調教であるため、人間の考える絶対服従の様な都合のいいものではなく、
少しでも対応を間違えれば襲われかねない危険な存在であることには変わらない*7

ホスキンスの発案*8で、
インドミナス・レックス掃討作戦にラプトル4匹が投入されることになり、シリーズ初のラプトルと人類との共同戦線が敷かれる。

しかし、インドミナス・レックスの能力で*9上下関係はあっさりと覆され、
その凶悪性を発揮したラプトル軍団により、彼らは更なる窮地に立たされる。
だが、オーウェンには…?

まさか彼女らに萌えられるとは誰も思わなかったであろう。


モササウルス
大型の海棲爬虫類。T-レックスすら超える巨体を持つ海の覇者。
白亜紀の海洋生態系の王者に立ち、巨体と大口で獲物を丸飲みにする。
昔の図鑑やディノクライシス2のようなアンモナイト齧ってた姿を想像してるとそのデカさに驚くはず。
ラグーン*10で飼育されている最大の目玉で、展示用に改装した巨大プールでの餌やりショーが大人気。
こうみえて結構シャイガールらしい。

浅海域に住んでいたとはいえ、一生の全てを海で過ごしたであろう彼女の血を吸った蚊は居たのだろうか…?


プテラノドン
肉食の翼竜。翼開長10m近くある大型種。
普段は翼竜園のドームに飼われているが、インドミナス・レックスの暴走でドームに穴が開き、脱走。
人口密集地帯のメインストリートを襲撃し、大人数の一般客を阿鼻叫喚の地獄絵図に陥れた。
…水の中に突っ込んで再飛翔するというウミドリのような芸当を披露しているが、実際にそんなこと出来たのかどうかは怪しい。


ディモルフォドン
小型の翼竜。翼開長1mは越えるので人間と比べてもそこまで小さくはない。
でっかいカラスくらいのサイズ。そのため人間にまとわりついた時に厄介。
ちなみにプテラノドンとは別系統の原始的な翼竜。尻尾が長いのでわかりやすい。

最近は歯の生えた鳥的な鮮やかな色使いの復元画が多いが、今作は空を飛ぶトカゲっぽさが強調された色使い。


アパトサウルス
大型の雷竜。
群れがインドミナス・レックスに襲われ殺される。


アンキロサウルス
背中に骨質の装甲・尻尾の先に必殺のハンマーを持つ草食恐竜。
尾のハンマーで一撃浴びせ、さしものインドミナス・レックスも背中の装甲は噛み砕けなかった。
が、ひっくり返されて首を潰され敗北。
なにげに植物食VS肉食の場面はシリーズ初だったりする。

トリケラトプス
ティラノ・ラプトルと並ぶシリーズ皆勤賞。
角とフリルが自慢の大型草食恐竜。
ふれあい動物園では赤ん坊に乗ることもできる。
知名度が高い割にはこのシリーズではあんまり目立たない恐竜だが、今回もチョイ役。


ステゴサウルス
ガリミムス
ジャイロスフィアのエリアで飼われていた。


バリオニクス

エドモントサウルス

スコミムス

ミクロケラトゥス

メトリアカントサウルス

以上5種は映像としての登場はなく、飼育されている設定。公式サイトでは美麗なイラストを見ることができる。

ディロフォサウルス
立体映像にのみ登場。1作目と同じ襟巻がある。


ティラノサウルス・レックス
「本物」の、肉食恐竜の王者。
第1作で大暴れしたT-レックスその人(?)であり、よく見ると首のあたりに、第1作のクライマックスでラプトルに飛びかかられた時のものと思しき古傷がある。
そのためファンからは小説版でつけられていた愛称であるレクシィと呼ばれる。

第一作から生きているので推定年齢は25歳程度となる。ティラノサウルスの研究による推定寿命が30歳ほどなのでかなりのご老体*11

普段は専用のエリアで飼われ、園内でも人気のスポットとなっている。なおワールドで飼育されているT-レックスは彼女ただ一頭である。
ザックとグレイも見物しに来たが、人だかりで肝心の姿は見えなかった。

インドミナス・レックスによる大惨事が広がり続ける中、クレアにより檻が解放される。
なお、この際に第三作で看板を取って代わり、T-レックスを噛ませ犬にしたスピノサウルスの骨格標本を破壊した。
齢のせいか単に気分が乗らなかったか、スピードが第一作と比べてかなり(クレアが全力疾走で檻からフロントまで追いつかれずに誘導できるほど)落ちている。
そして…


ジュラシック・ワールド

イスラ・ヌブラル全体を買い取って造られた巨大テーマパーク。

ジュラシック・パークを基にしているが、アトラクション数と種類は旧パークのそれを遥かに超えており、
ホテルにショップ、レストラン*12も完備した某ネズミの王国もびっくりの超一流リゾート地となっている。

主なアトラクションは、
  • 球体ライドに乗って草食恐竜を間近で観察するジャイロスフィア
  • カヤックに乗って川を下る白亜紀クルーズ
  • ラグーンでモササウルスを観察する餌やりショー(座席が下降して水槽を泳ぐ姿も鑑賞できる)
  • T-レックス専用エリアで餌やりを見物できるティラノサウルス・レックス・キングダム
  • 小型草食恐竜と触れ合うジェントル・ジャイアンツふれあい動物園
  • 最新式のホログラフィックを駆使したハイテク博物館
など。

実際に行ってみたくなったのでは?

表向きにはまさに夢の国だが、裏側はというと前述の通り経営はカツカツ。
赤字は免れているが、収益率は予想以下で伸び悩んでいる。
園内の係員もマニュアル片手に不愛想に対応するなど、士気、練度ともに低い。
オーウェンの台詞から、常に求人を出している(離職率が高い)ことも伺える。

なお1作目の旧ジュラシック・パークの施設は解体されずワールド内の立入禁止区域に廃墟のまま放置されており、
エントランスや職員用ジープ、暗視ゴーグル付きキャップなど当時のものが残されている。


続編

2018年、続編映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国」が公開された(6月22日にて全米公開、日本公開は7月13日)。
スピルバーグとトレボロウが続投するが、トレボロウの方も脚本と製作総指揮に回り、監督は『永遠のこどもたち』『怪物はささやく』のJ・A・バヨナに交代。
ちなみにふたりは3部作構想を練っているようだが、さすがに実現するかどうかは不明。

トレボロウによれば、「今までのようなパニックムービーではさすがに飽きられるから、実際に恐竜がよみがえったらどう利用されるかというアイディアを膨らませていきたい」とのこと。
オーウェンとクレアが引き続き登場する他、ジェフ・ゴールドブラムが1作目と2作目に登場したイアン・マルコム博士役で再び登場する。




「追記修正回数24、50回…」

「どうした?」

「足りない、もっと強いWiki籠りがいる」


この項目が面白かったなら……\ポチッと/


*1 そのくせパーク中で行きずりの恋に期待していた

*2 ロスト・ワールドの小説版に登場、そこではカメレオンめいた擬態能力を見せていた。

*3 やたら長い腕と長い鉤爪を持った草食恐竜。…その爪と腕は木の枝を効率よくかき集めるためのものらしい、一応獣脚類に属するので、バリオニクスのような魚食性であるという説もある

*4 T-レックスの短すぎる腕はやたら頑健で大きな頭とのバランス故という説もあるので、彼女ほど腕が長く頭がT-レックスサイズだとバランスが取れなくなるのかも…

*5 年に殺人で何万人死んでるか知れたものではない人間はもちろん、チンパンジーやイルカといった動物園でショーが出来るような連中は中々エグいことをする

*6 アルファはオーウェン

*7 現に、劇中では無関係の飼育員が襲われかけた上、オーウェンが檻から出るために「待て」を中断したとたん襲おうとした。この際テーザーガンを構えた職員にオーウェンは「撃てばこいつらはもう俺を信用しなくなる」と制止していたが…

*8 実際は、ラプトルの兵器活用のデモンストレーションのため

*9 攻撃を中断して(おそらくオーウェンに指示を仰ごうと)振りむいた瞬間に部隊が彼女ら諸共撃ってしまったことで

*10 映画では出てこなかったが、一作目から小説では言及されていた

*11 ただしこの研究結果は化石からの推定であり、その化石のティラノの年齢が最大年齢に近いかはまだ断定できないためもっと長生きできるはずと言う意見も存在する

*12 よく見ると寿司屋の看板がある。こんな離島で魚介類を仕入れられるのだろうか?