登録日:2016/04/27 Wed 16:54:49
更新日:2026/08/16 Sun 16:17:20
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以下、真面目にやります。
「城之内死す」とは、アニメ「
遊戯王デュエルモンスターズ」第128話の
サブタイトルである。
(正確にはアニメのものは「城之内 死す」とスペースが入るが、公式サイトでは空いてないのでこちらの表記に準ずる)
内容自体は動画サイトでネタにされる
城之内の
「ぐわぁぁぁ!」という
断末魔の叫びや、
闇マリクによるリバース(嘔吐的な意味で)などのネタになる要素もあるものの、
城之内が闇のゲームと《
ラーの翼神竜》に真っ向から挑み、惜しくも倒れて敗退。
しかも闇のゲームのダメージで危篤状態となっており周囲がショックを受ける中、
遊戯は悲しみを乗り越え戦う意志を固める……というシリアスなものである。
以上エピソード概要終わり。
だが、この回の1つ前の第127話「逆転!
稲妻の戦士」。
この回で流された
次回予告は視聴者に衝撃を与えるものだった。
やめて!
ラーの翼神竜の特殊能力で、ギルフォード・ザ・ライトニングを焼き払われたら、
闇のゲームでモンスターと繋がってる城之内の精神まで燃え尽きちゃう!
お願い、死なないで城之内!
あんたが今ここで倒れたら、舞さんや遊戯との約束はどうなっちゃうの?
ライフはまだ残ってる! ここを耐えれば、マリクに勝てるんだから!
杏子は視聴者に希望を持たせるようなナレーションをしているにもかかわらず、
そこに続くサブタイトルがこれである。
前半部は悲痛な思いを抱きつつも必死に応援しているのに、サブタイトルコールとデュエルスタンバイはいつも通り明るい調子で言うため落差がひどい。
上記の通り闇のゲームによるラーの翼神竜の不死鳥モードに城之内が耐えられるのかどうか視聴者がハラハラしてる中、
「死なないで城之内!」とか「ライフはまだ残ってる」とか言いつつ、その後あっさり「城之内死す」である。これはひどい
丁寧に説明しているおかげで遊戯王のルールや物語を知らない人でも状況が十分理解できることも面白さに拍車をかけている。
こんなこと言われたら、見てる側は皆で爆笑するかひどい脱力感に襲われるしかないだろう。
ちなみに第128話本編でも、
マリクの攻撃をしのぎ、とっさの判断で反撃に転じた城之内君。
だが、あと一歩まで追い詰めたところでマリクにラーを召喚されてしまった…!
ラーの第三の能力――ゴッド・フェニックスによって場のモンスターと共に
城之内君の精神力まで焼き払おうというのか!?
頼む、耐えてくれ城之内君…勝利は目の前なんだ!
という
闇遊戯のナレーションから
「城之内 死す」のサブタイトルが表示されるというものとなっている。
真崎杏子の項目にも書かれているが、元々
ネタバレ気味な予告等を繰り出す遊戯王シリーズの中でも
特に遊戯王DMは杏子によるネタバレがひどい予告を次々と繰り出すことで有名だった。
(後述する番組でも使われた第27話「
海馬散る!無敵のトゥーンワールド」や第106話「男の花道
本田玉砕」など)
そのなかでもこの予告は予告内容とサブタイトルコール&デュエルスタンバイのテンションの落差が激しく、
ついにはこの次回予告を(公式サイドにすら)「伝説」と称されるものとすることになった。
なお、このエピソードは原作でもジャンプ掲載時に「志半ば… 城之内、散る!」という煽りが掲載されていた。
なのでサブタイトル単体ではそこまでひどいというわけでもない(というか他アニメなどでもよくあるもの)。
予告の文章に至っては逆にネタバレはしていないのだから、当然全く問題ない。
問題はこの2つが合わさって見事なコンボになってしまったことである。
本編自体は作画監督を
加々美高浩氏が担当したため作画クオリティが非常に高く、
(特に加々美氏は原作を読んだ時からこのエピソードに大変入れ込んでおり、当時遊戯王のアニメ
カレンダーのイラストという大変な作業もあり、
本来ならば別の作画監督が担当する場合もあったが、無理を言ってまでこの回の作画監督をやり切ったという)
バトルシティ編の山場の一つである盛り上がるストーリーに、声優達の熱演や原作にない演出なども加わりシリーズでもトップクラスの見応えのある内容となっている。
その文字通りの熱気を受けたのか、文庫版では城之内が焼かれる場面が
高橋和希氏によって2ページほど加筆されている。
センス自体はとても良いものだとはいえるが、この予告とサブタイトルを考えたスタッフどんな気持ちでこれにしたのだろうか……?
しかしこのタイトルはネタ扱いこそされているが、何気にネタバレではあるが最終的には嘘予告というか予告詐欺である。
まず精神まで燃え尽きてしまった城之内は原作では心停止、アニメでもほぼ同等の瀕死の状態となってしまい間違いなく命の危機であったが、最終的には
奇跡が起きて復活する。
この通り城之内が死ななかったのもあるが、そもそも今回の相手マリクはバトルシティ編の
ラスボス級であり、メタ的に言えば主人公でない城之内が勝てる要素は皆無に等しい。
それでも「
決勝戦で戦おう」という約束を守る事を期待した読者もいたかもしれないが、そこに「城之内が死ぬ=負ける」とネタバレタイトルがぶち込まれ、誰もが城之内の敗北を予見した。
しかし城之内はそんな下馬評を跳ね返すかのように大善戦しており、その末に
デュエルのルール的には勝利というのは誰もが考えなかった事。
だがタイトルから予想される勝敗を見事に裏切ったと思いきや、最後の最後で倒れてしまった。
しかしこのタイトルでここまでの激戦を予測できた視聴者は多くないだろう。
要するに
タイトルは「死ぬ」とは言ったが「デュエルで負ける」とは言ってないのがミソであり、何も知らない視聴者をドキドキわくわくさせたことは事実なのである。
つまり全部次回予告の落差が悪い。
とはいえ一応マリクのデッキが「闇のゲームで相手の精神を焼き尽くしての気絶勝利」というのも兼ねている為、原作のルールにおいては彼の戦いも立派な戦術というのは留意点。
卑怯ではあるが勝てば官軍、だがその精神攻撃にほぼ耐えきった城之内も立派なデュエリストであろう。
ちなみに風間君曰く、これを含んだネタバレ次回予告は「録ってた時は(第三者のつっこみがなかったため)全然気づいてなかった」らしい。
スタッフもわざとではなかったらしいが、それはそれでハイセンスである。
またAnimeJapan 2016で開催された映画版のトークステージでは城之内の声優である高橋広樹氏すらネタにしてしまい、
モクバ役の
竹内順子氏にこの「俺が死ぬ回」の短縮版次回予告を言ってもらう様に願い出たのだが、
竹内氏がネタバレ次回予告は
ヒロインである杏子の特権であると
断り、
それを何故か
海馬役の津田健次郎氏が買って出たことで……
お願い、死なないで城之内(棒読み)
ここを乗り越えれば、マリクに勝てるんだから(適当)
次回「城之内 死す」!!
デュエルスタンバイッ!!
と、レアな
社長バージョンが披露されることに。
どう考えても「死なないで」感はなく、むしろ城之内を
本気で殺しにかかっているテンションになっている。
高橋広樹「あっホントに、ちょ…ホントに死んじゃう!その予告ホントに死んじゃう奴!!」
更に2019年12月のイベント「ジャンプフェスタ2020」で披露された「遊戯王デュエルオペラ」にて、
今度は
闇マリク役の岩永哲哉氏がやることになった。
こちらはなんと
フルバージョンで、岩永氏の怪演も相まって不気味な内容になっている。
高橋広樹「おぉい!? 殺す人に殺される奴だ…!」
岩永「この壮大なネタバレ予告なんですけど、これマリクが言うとウッキウキ気分になっちゃうんでね!」
やぁめて!
ラーの翼神竜の特殊能力で、ギルフォード・ザ・ライトニングを焼き払われたら、
闇のゲームでモンスターと繋がってる城之内の精神まで燃え尽きちゃうぅぅぅ!!
おぉ願い、死なないで城之内!
あーんたが今ここで倒れたら、舞さんや遊戯との約束はどーなっちゃうの…?(煽り)
ライフはまだ残ってる! ここを耐えれば、マリクに勝てるんだから!
次回「城之内 死す」!!
デュエルスタンバイッ!!
高橋広樹「死んだな、これ…」
さらに2026年7月10日にyoutubeで公開された「遊戯王OCGタイムズ」。
OCGの最新情報を伝える定期配信番組で、この回は城之内がパッケージイラストを務める「BEYOND THE BRAVE」の宣伝だったのだが、その冒頭……
くっそぉ!
ラーの翼神竜の特殊能力で、ギルフォード・ザ・ライトニングを焼き払われたら、
闇のゲームでモンスターと繋がってる俺の精神まで燃え尽きちまう!
俺が今ここで倒れたら、舞や遊戯との約束はどうなっちまうんだ!?
ライフはまだ残ってる! ここを耐えれば、マリクに勝てるんだ!
ついに高橋広樹、と言うか城之内本人の予告が公開された。本人が言っているシチュエーションに合わせて台詞が微妙に改変されている凝り具合。
いい加減にオチとして聞き慣れたタイトルよりもむしろ、「死ぬんじゃねぇ俺!」と言う他人事なんだか自分事なんだか分からない中盤部分が一番のツッコミどころとして奇襲をかけてくる。
そして『デュエルモンスターズ』以降の作品でも、
死亡フラグ満載の次回予告や
アニメ『
遊戯王ZEXAL』第47話での予告「アストラル、死す…!?」のようにサブタイトルが近いものがありネタにされているものの、
どちらかといえば「城之内死す」が意識されたネタであり、単体ではこの予告ほどネタにされていない。
やはりネタバレというのもあるが、杏子が外道にも見える「お願い、死なないで城之内!」からの「城之内死す」という落差がこの予告の魅力…なのだろうか?
ちなみに遊戯王以前にも、
まったく同じ事をやらかした特撮作品が10年も前に存在していたりする。
なおこっちは本当に死んでしまった(そもそもすでに死んでいた人物が一時的に復活していたような状態だったので、再び死ぬのは時間の問題ではあった)。
さらに後年、
そのシリーズ作品でネタバレサブタイトルが使われた際には、
その公式Twitterが「デュエルスタンバイ!」とツイートするという病気っぷりを見せたりしている。
ちなみにその内容は「
メンバーの1人がある理由で人生勝ち組ルートとなり調子に乗るが、サブタイトルが『三日天下』とネタバレしてしまう」というものだった。
もっと酷い状況だとドラゴンボールの扉絵で「ヤムチャ勝利確実!?(煽り)→真下に「其之百十八 ヤムチャ破れる!」というパターンもある。
「城之内死す」はネタとしては非常に受けている伝説の次回予告となったが、この手のネタバレ予告はトラブルにもなりかねない危険も孕んでいる。
実例を挙げると、月刊少年エースで連載された『桜色フレンズ』(佐倉色)の件が挙げられる。
編集部はほとんどその回のオチをバラすような内容のコマや数週に渡って引っ張った伏線である手紙の内容を記したコマを宣伝としてTwitterで公開。
ネタばれ広報を受けた佐倉氏は自身のブログにおいて、「城之内死すをリアルにやられたようなもの」として憤りを感じていることを明かしている。
その他にも担当編集が様々な嫌がらせを行っていたことがブログ内で明かされ、最終的には公式サイトで編集部が謝罪した。
なお、これらの一連の騒動の詳細は佐倉氏のエッセイ漫画『とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話』で描かれている。
89ページの2コマ目に「城之内死す」が書かれていた?知らん、そんな事は俺の管轄外だ
- 最終的に城之内は死んでいないのだから、一種のサブタイ詐欺でもあるのかな -- 名無しさん (2020-07-21 21:59:54)
- 当時はジャンプ読んでてその流れになるのわかってたら予告がおかしいことに全く気が付かなった…遊戯王ってすごい() -- 名無しさん (2020-11-14 22:52:13)
- 作品違うけど、「鷹の目のミホーク!剣豪ゾロ海に散る」を見てこの項目を思い出しました。 -- 名無しさん (2021-02-15 19:31:22)
- まあラスボスのマリクが相手だから負けるのは薄々分かってるし… -- 名無しさん (2021-04-15 18:31:47)
- 唐突に高橋和希出てきたけど広樹のまちがい? -- 名無しさん (2021-06-01 11:07:16)
- ↑名字だけのやつでセリフに草生やしてたのを誰かが修正した際になぜかカズキングにしたみたいですかね、履歴的には -- 名無しさん (2021-06-01 17:10:59)
- 遊戯王全く -- 名無しさん (2021-06-01 17:20:52)
- この予告のおかげで全く遊戯王知らなくても「デュエルスタンバイ!」って口上だけ知ってる人増加するの草 -- 名無しさん (2021-06-01 17:21:57)
- ちなみに本田も玉砕してるからな…しかも城之内よりも酷い目に遭った上にGBAの遊戯王8で更にネタにされていたという。 -- 名無しさん (2021-07-15 16:56:02)
- マリク役の岩永さんVer.が煽りすぎでクソワロタ お願いwww死なないで城之内www -- 名無しさん (2021-08-01 02:24:59)
- 当時、小学校低学年の頃にアニメ見てたけどポカーンってなったなぁ。えっ死ぬの?まあ城之内だしいいかって思った覚えが笑 -- 名無しさん (2022-02-15 13:57:14)
- ドラゴンボールZを最近見返してたがサイヤ人編のあたりでけっこうネタバレ多いなと思った -- 名無しさん (2022-05-10 19:02:42)
- Gガン最終回はそりゃ主人公が勝つし丸くおさまるよがわかりきってる最終回だからか、ファンの間でもそれほどネタにされずに終わった。 -- 名無しさん (2022-06-30 19:20:45)
- 高橋和希「あっホントに、ちょ…ホントに死んじゃう!その予告ホントに死んじゃう奴!!」高橋和希さんじゃなくて高橋広樹さんじゃね? -- 名無しさん (2022-09-12 17:09:47)
- Gガンダム最終回はネタバレに見えるが、あの次回予告を見たところで石破ラブラブ天驚拳なんぞ想像できるわけがないので、ある意味ではネタバレしてない。 -- 名無しさん (2022-09-25 18:04:46)
- 岩永さんまるで反省してない…(褒め言葉) -- 名無しさん (2023-06-28 07:40:02)
- 何気に映像ではラーに焼かれてイワーク!叫んだり、驚く闇マリクやギアフリード召喚するシーンも流れてるって言う -- 名無しさん (2023-12-30 17:51:33)
- 城之内死すがデュエルオペラで覆された…あぁいいぞぉ… -- 名無しさん (2024-02-29 19:52:26)
- 田沢 松尾 八竜長城に死す -- 名無しさん (2024-07-23 15:04:38)
- 20年を経て中の人が謝罪するとは… -- 名無しさん (2024-10-22 22:46:23)
- 本文にも書かれてるけどメタい話シナリオの都合で勝つ可能性の方が低いし敗北を示唆するタイトルなんてよくあるわけで、それでもこのネタ具合になるのは迫真の前振りがあるからこそよなぁ -- 名無しさん (2024-11-23 23:18:34)
- 本回の作画もかなり良かったからなおさら記憶に残りやすい -- 名無しさん (2025-11-08 21:40:43)
- 公式配信で観てネタ度が上がった。死んでないどころか「まだ生きてる!頑張れ!」的な話なのになぜこんなサブタイトルに… -- 名無しさん (2025-12-22 07:50:01)
- 城之内大金を拾う -- 名無しさん (2026-02-04 22:33:38)
- 「城之内死す(次回予告)」の方が内容に適した項目名に思うがどうかなあ -- 名無しさん (2026-02-14 11:03:33)
- ついに城之内本人のバージョンまで出るとは…… -- 名無しさん (2026-07-10 22:32:58)
- 異世界オルガ -- 名無しさん (2026-07-18 14:22:03)
- 異世界オルガよりはマシだね -- 名無しさん (2026-07-18 14:22:17)
- ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2026-07-18 14:28:09)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2026-08-15 10:44:26
最終更新:2026年08月16日 16:17