無能なナナ

登録日:2017/06/20 Tue 02:01:19
更新日:2025/03/06 Thu 01:05:45
所要時間:約 2 分で読めます




【概要】

『無能なナナ』は『月刊少年ガンガン』2016年6月号から連載されている漫画作品。
2017年6月からは『ガンガンONLINE』でもリピート連載が始まっている。
原作は『車輪の国、向日葵の少女』のシナリオ担当であるるーすぼーい、作画は古屋庵が担当。

「無能」の烙印を押された主人公のナナオが、能力者ばかりのクラスでリーダー的存在となるべく奮闘する王道能力バトル漫画である。

2020年10月からTVアニメ版が放送開始。第12話には同年4月に逝去した藤原啓治が出演しており、藤原氏のアニメにおける遺作となる。
逝去から8か月後の新作アニメへの出演に視聴者からも驚きの声が挙がったが、放送1年前の時点で全話のアフレコが完了していた。

【あらすじ】

人類を脅かす「人類の敵」と戦うため、孤島の学園へと集められた能力者の少年少女たち。
「無能」と蔑まれてきた少年・中島ナナオは父親の期待に応えるためリーダーを目指そうとしているが、クラスからは浮いた存在だった。
そんなある日、ナナオが通うクラスに柊ナナと小野寺キョウヤの二人の生徒が転校してくる。


【登場人物紹介】


  • 中島ナナオ
CV:下野紘
主人公。半年前まで都会で育っていた大人しい性格の少年。
上流家庭に生まれていたが、父親から「無能」と呼ばれるなど確執を持つ。
その事から強いコンプレックスと恐怖心を抱いているが、一方で父親を尊敬しており父親から贈られた腕時計を大切にしている。
当初はリーダーを目指そうとしていたが、リーダーを決めるための模擬戦で「リーダーなんてどうでもいい」と決意する。
しかし、度を越したモグオの攻撃の余波から生徒を守る為、身を挺して発現させた能力とは…!?

  • 柊ナナ
CV:大久保瑠美
ヒロイン。ナナオのクラスに転入してきた、笑顔を常に絶やさないツインテールの女の子。
本人曰く「人の心が読める」能力を持つが「ちょっと空気が読めない」らしい。

  • 小野寺キョウヤ
CV:中村悠一
ナナと同じ日に転校してきた少年。寡黙な性格で前髪が長めのメカクレ男子。
能力は自己申告待ちで教師にも知られていない。この島や能力者について調べているようだが…?

  • 飯島モグオ
CV:中島卓也
太目の体格と坊主頭が特徴の典型的なガキ大将キャラ。粗暴な性格でナナオをイジメている自称「炎の貴公子」。
能力はF・F(ファイナルファイアー)と名付けた「火炎」で、掌から炎を発生させ超巨大な火球を放つ事も出来る。

  • 郡セイヤ
CV:手塚ヒロミチ
長めのストレートヘアーが特徴。容姿端麗で女子の人気も高い、典型的な嫌味なナルシストでフェミニスト。
能力は物体を瞬時に凍結させる「氷結」の能力者。モグオとは犬猿の仲でしょっちゅう喧嘩している。


  • モグオの子分1
CV:井上雄貴
モグオの取り巻きその1。垂れ目で毛先のはねたグレーの髪をした軽薄そうな男子生徒。能力は「声帯模写」。
誰の声でも完璧に真似することが出来るが、一度発動すると同じセリフを繰り返し言わないと収まらない。
不便なだけのボイスレコーダーじゃないか……
  • モグオの子分2
CV:大塚剛央
モグオの取り巻きその2。明るい髪色の七三分けで少しがっちりした体格の男子生徒。能力は「磁石化」。
身体を磁石にすることが出来るが、今のところは掴んだ金属製品を手にくっつける以外のことは出来ない。
更に一度発動すると1時間能力を停止出来ない。ただの宴会芸は禁句
  • モグオの子分3
CV:大塚剛央
モグオの取り巻きその3。ボサ髪の金髪をしたつり目で狐顔の男子生徒。能力は「幽体離脱」。
身体から意識のみを遠くまで飛ばすことができ、幽体のため壁や障害物をすり抜けられる。
一方で任意に物理干渉しトイレのレバーを下げる、窓の鍵を開けるなど物に触れて動かすことも出来る。

【用語】

  • 能力
この世界における特殊能力。
発火能力や冷凍能力、浮遊など分かりやすいものから、ネクロマンシーといった戦闘で使い辛そうな能力まで様々。
作中では未登場だが暗視能力者もいるらしい。また能力には使用条件や制限なども多く、万能に見えても弱点や欠点が存在する。
多種多様な能力者がいるが、同じ能力を持つ者もおり、同じ能力でも条件や制限に違いがあったりもする。

  • 人類の敵
読んで字の如く。
教科書によれば様々なタイプがいるようだが、現状未登場。



追記・修正は人類の敵と戦う覚悟を持ってからお願いします。
























ねぇナナちゃん 僕が今何を考えてるか当ててみてよ

能力なしでですか?

うん わかるかな…




なぜ



























僕は今からこの子に殺されなければならないのか
だろ




……え
な…なんでそこまでして
まさかキミが人類のー




―いいや お前たちこそが“人類の敵”だからだ









登録日:2017/06/20 Tue 02:01:19
更新日:2025/03/06 Thu 01:05:45
所要時間:約 5 分で読めます














【以下、本当のあらすじ(ネタバレ注意!)】


実は「人類の敵」は能力者の方であり、孤島にある学園も能力者養成ではなく隔離施設

主人公は「能力者による人類滅亡を阻止するため秘密裏に処刑を実行する『委員会』から派遣された謎のエージェント・柊ナナ」である。

すなわち、 何の能力も持たない普通の人間が頭脳を駆使して、能力を攻略し能力者を次々と殺していくという邪道能力バトル漫画なのである
もし『ヒロアカ』に登場する個性持ちが人類から疎まれているような存在だったら 』という例えが解り易いか。

もっとも、これらの情報もあくまでナナの主観でしかなく『委員会』も怪しさを常に醸し出している事もあってか本当に能力者が人類の敵かどうかは不明瞭。
こういった価値観逆転要素も面白さの一つか。

ナナの標的となる能力者は、委員会が定めた「推定殺害人数」なる数値でランク付けされている。
これはその名の通り、近い将来能力者が成長して「人類の敵」になった際何人殺害することになるかを推計したもの
ナナが該当の能力者を殺すことによって未来でそれだけの人数が救われる…らしい。ただし現状では算出基準なども含め不明な点が多い。
そもそも能力の内容さえ不明の者まで何万人などと記されており、無能化や治癒など味方につければ能力者対策になれど人類には無害な者まで含まれている。


…そして、10巻以降では世界情勢が大幅に変化。
能力者の公的隔離収容所区画が作られ、主な舞台はそこに移る事になる。

アニメの事前宣伝において、ナナが主人公である事自体は一応明かされていたが、彼女の正体は第1話放送まで伏せられていた。
更にナナオがメインキャラの一人として紹介されていたりと、原作未読者に対する配慮がされていた。


【本当の登場人物紹介】


  • 柊ナナ
この漫画の真の主人公。能力者ではない。
約百年前に突如発生した「人類の敵」と呼ばれる能力者たちを殲滅させるために『委員会』から派遣されてきた少女。
普段は天真爛漫を装っているが、実態は非常に思慮深く能力者を殺す事に躊躇しない冷酷な性格。
「人の心が読める」というのは能力者ばかりのこの島で自らの存在をカムフラージュするための嘘であり、
実際には単なる読心術と状況証拠からの推理で当てているに過ぎない。
能力者に対しては
「赤ん坊に核兵器を持たすようなもの」
強力な力をなんの労力もなく手に入れた人間が傲慢にならないわけがない
つまりこいつらこそ危険人物なのだ
と冷ややかに見ているが、彼らの年相応の意外な趣味などを目の当たりにすると内心で驚く事もある。
冷静沈着ではあるが能力者達の殺害も淡々と無感情にこなしている訳ではなく、複雑な感情を抱いている。
親しくなった上で殺害する事となったナナオにも、「必要以上に絶望させたのは本意ではなかった」と謝罪した。
その後も能力者の命を奪う度に手を合わせて悼む気持ちを見せており、話が進むにつれ自分の罪に押しつぶされそうになっていく…

  • 中島ナナオ
1話途中までの主人公。相手の能力を無効化できる能力の持ち主だが、それ故に無能と呼ばれ続けてきた。
…色々な意味でよく載せる事が出来たな
柊ナナと握手した直後に、崖の下へと投げ飛ばされナナに真実を告げられながら海に落ちていった。
「殺さないで使役すればこれからの仕事も楽だったのでは?」という指摘はたまにある。推定殺害人数は100万人以上。
ただしそれはナナの解釈によれば直接殺害する人数ではなく、将来能力者側のレジスタンスを指導して結果的に死に追いやる人数とのこと。
つまり結果的にはリーダーの器として相応しい存在で、

  • 小野寺キョウヤ
「不老不死」という能力の持ち主。
当初は能力が不明瞭だった事もあったが、結果的にナナが殺害に失敗してしまった事が彼女への疑念を生じさせた。
また鼻が利かない体質の持ち主だが、これは能力の副作用ではなく生まれつき。
ちなみに寮の自室は大量の本があり、衣類が散らかっているなど結構な汚部屋。趣味はレトロゲーム。
かつて同じように島に来てそのまま音信不通になった妹を探しているらしい。推定殺害人数は不明。
妹に髪型が似たナナと「友達」になるが、ナナの周囲で能力者が死んでいくことに疑念を覚えている。ただし確証は持っていない上に、上手くナナに誤魔化されている。*1
本人は能力で死なないため崖から飛び降りたり、殺人に使用されたと思われる毒物を接種するなど大胆な捜査を行っており、ナナのライバル的な役回りを果たしている。
割と天然な一面もあり、語彙力は非常に乏しく、真面目なトーンで「○○ってなんだ?」と聞いたりすることもある。
また、考え事をする時は何かを弄ってないと気が済まず、最近はナナのツインテールがお気に入りの様子。

  • 橘ジン
CV: 遊佐浩二
ミチルに化けてナナの嘘をバラそうと接触してきた謎の青年。メガネにスーツ姿で、ナナ達の先輩に当たるらしい。
実は物語の初期から動物に化けてナナを監視しており、この島で起きた事とナナやその背景の黒幕が何を企んでいるのかを知りたがっている。
かつて島内で発生した能力者生徒同士の殺し合いの唯一の生き残りであり、その能力は『変身』
上述の通り人間以外にも化けられるだけでなく、能力者に変身すればその能力もコピーして使う事が可能。
その為、実質あらゆる能力を使う事ができるというチート能力。ただし使用条件が存在する。推定殺害人数は不明。

  • 犬飼ミチル
CV: 中原麻衣
小柄でふわふわしたクセッ毛の女の子。
「ヒーリング」の能力の持ち主だが、能力を使う事で本人の多少寿命を削る事になるらしい。
治し方は他人の怪我をなめる。その治し方故、同性からは気持ち悪がられることも多かった。
尚、治せるのは傷だけであり病気は治せないし、死者を生き返らせることはできない。毒も治せないらしい。
推定殺害人数は15万人以上……能力者仲間を生存させる事による二次被害という事だろうか?
素直で心やさしく、おとなしい故にクラスメイトからからかわれることも多い。
またナナの事を「~しゃん」付けで呼ぶなど、やや舌足らずな喋り方をする。
ナナに何度か助けられた事から彼女を慕うようになり、ナナからは名前の通り「犬」として扱われている。
また便利で危害にならない回復能力や、数少ないナナの信頼を得ている能力者ということで殺すのは後回しにされている。
ちなみに能力を過剰に使い過ぎると負荷が掛かり倒れてしまう事もあり、劇中では重症患者を治した際に気絶したり、瀕死の動物を治して高熱を出し寝込んだりした。

  • 渋沢ヨウヘイ
CV:増田俊樹
「時を止める」能力の持ち主……と思われていたが、本当は「過去へ遡り書き換える」ことが出来る能力。
過去24時間以内の同じ場所にいつでも戻ることが可能で、過去を改変することで結果的に現在を変えることができる。
ただし能力の代償として過去に遡れば遡るほど著しく疲労してしまう上、戻った先で過去の人物と目が合うと現在に強制送還されてしまう。
能力を「世界から悪を駆逐し作り変える」と豪語する正義漢だが、ナナからは「能力を持った故に思想までねじ曲がったか」と解釈された。
下手をすればナナオの殺害までバレてしまう故にナナにこの能力の特性を上手く利用され、凍った池の底へと沈められてしまった。
推定殺害人数は80万人以上。カナヅチであり泳げない。食事が遅い人と食事中にうるさい人、そして飯粒を残す人を嫌っている。

  • 羽生キララ
cv: 堤雪菜
自分の唾液を毒にできる「毒」の能力者。ただし毒はハブやカエルを食べて補充しなければならない。
ガングロで金髪、粗暴な口調の典型的なギャルキャラ。カオリと結託してミチルを軽くいじめていた。推定殺害人数は不明。
ユウカ殺害後のナナについでに殺され、スマホと、カオリから無断で借りたカラーコンタクトはトリックに使用された。

  • 高梨カオリ
CV: 小坂井祐莉絵
「瞬間移動」の能力者。肩まで伸びた黒髪と目つきの悪さが特徴。キララとつるんでミチルをよくからかう。
能力は島の反対側までなら一瞬で移動することが可能で、登下校にも使っていた。リスクやデメリットは不明。
カラコンの液をキララの毒唾液にすり替えられ殺害された。推定殺害人数は不明。

  • 葉多平ツネキチ
CV: 田丸篤志
逆立った金髪の男子生徒で、典型的な不良キャラ。
予知夢を5枚念写できる「未来予知」の能力者でその予知は百発百中、決して外すことはない。
その予知能力で「テストで0点を取る」という予知をした為必死になって猛勉強するも、風邪を引いたことで結果的に0点になってしまった。
そのせいで「運命なんて絶対変えられない」と、ヤケになりグレるようになった。ちなみに予知夢の場面は狙って念写できるわけではないらしい。
転校初日、ナナがナナオを殺すことについて予知した為に弱みを握る事となったが、ナナが偽造した予知写真を信じた事で逆に殺された。
毒殺だったため、ナナの証言から「持病による病死」として葬られる事になった。
ナナをレイプしようと興奮して発病して死んだ変態という烙印も押された事だろう。
推定殺害人数は50万人以上。

ナナオを殺す現場の写真はミチルが手にしたが、ナナが「実際は夢を念写出来るだけ」「(ツネキチはナナに恋しており)嫉妬の情からこの様な夢を見た」という形で誤魔化した。
ミチルの素直さを逆手に取って「2人だけの秘密」として上手く揉み消し、写真はナナの手で処分しているが、この件がナナのミチル不信を招いている。

  • 風間シンジ
CV: ニノ宮愛子
毛先の撥ねた黒髪で制服の中にパーカーを着込んだ小柄な男子生徒。
ナナ達のクラスメイトだが、ほとんど授業には出てこず、いつも寮で寝ている。佐々木ユウカとは幼なじみ
5年前に火事に巻き込まれており、その時受けた火傷を隠している。
顔色が悪く根暗で、前いた学校ではテストで98点を取っても癇癪を起こしてテストを破り捨てる程の完璧主義者。
「死体操作(ネクロマンシー)」の能力を持ち、生前の記憶を引き出す事で死体の能力も行使可能。視覚共有も出来る。
推定殺害人数は30万人以上。

  • 佐々木ユウカ
CV: 富田美憂
シンジの幼なじみで世話焼き役。上の方でまとめた短いポニーテールが特徴。
根暗で短気なシンジとは対照的に、表情豊かで誰にでもフレンドリーな快活少女。
「指一本で心臓に風穴をあけることもできる」と自称するほどの「怪力」の能力を持つ。推定殺害人数は50万人以上。
シンジと遊びに来ていた映画館が火事になり、取り残された彼を助ける為に非常口にタックルして押し開けた事で能力に気付いたという。
ただし動物アレルギー持ちで、動物の前では能力に集中出来なくなるのが欠点。

  • 石井リュウジ
CV: 大野智敬
大柄な体格の関西弁をしゃべる男子生徒。空野フウコとは小さいころからの幼馴染で恋人同士だった。推定殺害人数は不明。
能力は自分の身体の「縮小化」。自在にサイズを操れ、本気を出せば人の毛穴ほどまで小さくなれるらしい。
都会育ちで虫が大嫌いなため、島に来るのはかなり渋っていたが、恋人のフウコに強引に連れて来られた。
明るく話し上手でギャグセンスがあり、男女から共に人気があったが、自室で殺されているところを発見される。

  • 空野フウコ
CV: 鎌倉有那
おしとやかなお嬢様タイプで大和撫子を想起させる、糸目で深緑色のポニーテールをした女生徒。
リュウジの恋人で幼馴染でもあり、島に来るのを嫌がっていた彼を少々強引に誘い連れてきた。
「大気」を操る能力を持ち、能力を本気で使えば人体を容易く切り裂き吹き飛ばす風の刃を作り出すことも可能。
ただし風通しが良くないとうまくコントロールできないため、屋外か窓を開け離した部屋でしか発動できない。
また、一度攻撃態勢に入ると止めることもできない。推定殺害人数は不明。

  • 鶴見川レンタロウ
CV:大塚剛央
モグオの取り巻きその3。ボサ髪の金髪をしたつり目で狐顔の男子生徒。能力は「幽体離脱」。
身体から意識のみを遠くまで飛ばすことができ、幽体のため壁や障害物をすり抜けられる。
一方で任意に物理干渉しトイレのレバーを下げる、窓の鍵を開けるなど物に触れて動かすことも出来る。
その1・2と同じく、リュウジが殺害された現場の隣の部屋でモグオリサイタルを聞かされていた。
小心者で胃腸が弱く、緊張するとすぐ幽体離脱してしまいトイレに行きたがる。推定殺害人数は不明。
  • 小堺ショウイチ(モグオの子分1)
CV:井上雄貴
モグオの取り巻きその1。垂れ目で毛先のはねたグレーの髪をした軽薄そうな男子生徒。能力は「声帯模写」。

  • 斉藤ソウタ(モグオの子分2)
CV:大塚剛央
モグオの取り巻きその2。明るい髪色の七三分けで少しがっちりした体格の男子生徒。能力は「磁石化」。

  • 鶴岡タツミ
CV: 藤原啓治
ナナの上司で、軍服に身を包む冷酷非情な男。幼いナナを洗脳し、少年兵にした張本人。

  • 真壁モエ
新たに転入してきた、明るく天然でちょっとお馬鹿な小柄な少女。ナナを「シェンパイ」と呼ぶ。
正体はナナの後輩にあたる暗殺者であり、鶴岡がナナの監視目的で新たに送り込んだ無能力者。
ナナと同様、鶴岡に訓練されており、唯一の身内で里親の『おばあちゃん』を大切にしている。

  • 大地ヒカル
実家が寺の坊主頭の男子生徒。能力は「重力操作」。

  • 三島コハル
おっとりとした見た目の女子生徒。見た目とは裏腹に勘が鋭く狡猾な性格をしている。
不審な動きが多い柊ナナを危険分子扱いしている。古参のメンバーで能力は不明。

  • 前園サチコ
外ばねの髪の女子生徒。能力は高梨カオリと同じく「瞬間移動」。
ただし彼女の場合は写真などで場所のイメージができれば、かなりの長距離でも瞬間移動できる。
また、自身と接触している状態であれば他人や物体も一緒に移動する事が可能。

  • 清水キヨミ
メガネにロングヘア―の大人しそうな女子生徒。前園サチコとは親友で、能力は「蜘蛛糸」。
口から粘着性の高い強靭な糸を吐き出す事ができる。ただしキヨミ本人は汚らしいと嫌っている。

  • 西条タケオ
ガッチリした体格の男子生徒で、能力は「透明化」。

  • 相馬ダイスケ
滅多に出席しない赤髪の不良男子生徒。非常に体格が良く長身で屈強。
セイヤからは「自分の利益のために誰かを殺すことを躊躇しないタイプ」と言われているほど傲慢。
ナナの本性に勘付いており、自分こそがクラスのリーダーに相応しいとナナを失脚させる。
能力は「電気」。


追記・修正は能力バトルを無能力で生き延びてからお願いします。

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  • 鬱展開の嵐
最終更新:2025年03月06日 01:05

*1 例えば「絶対に変えられない運命」という未来予知を念写するツネキチが死んだ後は、ナナの偽造した未来予知の写真と合わせて「未来というのは案外簡単に変えられるのかもしれない」というナナの言い訳に(上述のヲタク気質から)「漫画の主人公もいつも運命を変えてきた」と共感している。それでも疑惑が晴れた訳ではないが

*2 尚、日光に直接晒されてない部位は腐敗化の進行が遅いらしい

*3 「テストの破片」という持ち物でさえないゴミが「遺品」として条件を満たせるとしたら、それこそ彼を最初に死体操作した時の持ち物があるはずである(彼が彼女と映画館に来て全裸で死んだということでなければ)

*4 これは最低でも一年前に現在のクラスが出来ただけで、それ以上前の可能性もある。

*5 生前の持ち物も復元できるわけではないのは、シンジの答案が破片である時点で明白である。

*6 イコール、ユウカにより「復元」されずこの状態で埋まっていた事になる。