登録日:2018/01/10 Wed 01:05:16
更新日:2025/01/28 Tue 02:06:14
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【基本データ】
世代 |
究極体 |
タイプ |
妖精型 |
属性 |
ワクチン種 |
勢力 |
ディープセイバーズ |
必殺技 |
・オーシャンラブ 無数のハートを飛ばし、あらゆる敵の戦意を喪失させる。 |
得意技 |
・マリンスコードロン 海の仲間たちを呼び出して攻撃する。 なお、“squadron”とは「戦隊・艦隊」などを意味する単語。 なので、“Marine-Squadron”ならは「海軍艦隊」となる。物騒な…。 |
・ファニースマイル |
・にっこり笑顔 |
・エクストラスマイル |
【概要】
滅多にその姿を見ることのできないネットの
海に棲む妖精型デジモン。
基本的に戦闘は好まない温厚な性格をしている。
“エンジェモン”の名前を持っているが、生態系としてはエンジェモン系とは全く別の種族である。
ただし、首についているリングはホーリーリングと呼ばれ、テイルモンや
エンジェウーモンなどもつけている聖なるデジモンと何か関係があると思われる。
そこに刻まれている文字は未だ解明されていないらしい。
普通にデジ文字で「デジタルモンスター」って書いてある
同期の
マリンデビモンは完全体なのに、マリン
エンジェモンは究極体、と当時からやや格差が…。
また、最初期のカード(Bo-34)のB攻撃の名称は「にっこり笑顔」。
公式もさすがにどうかと思ったのか、以降は「ファニースマイル」という名称になっている。
でも、"funny"って「奇妙な」とか「いかがわしい」って意味ですよね
また『デジタルカードアリーナ』では×攻撃に「エクストラスマイル」という技が指定されていた。
やはり、その笑顔は武器らしい。
最初期のデジモンによく見られた「強そうに見えない最終形態」の一体で、外見は「コロモンの頭部を持つクリオネ」。
だが、頭が割れて
触手が飛び出したりはしないのでご安心。
【派生種】
◆クティーラモン
世代 |
究極体 |
タイプ |
妖精型 |
属性 |
ウィルス種 |
必殺技 |
・オーシャンヘル 深海の暗闇のような底知れぬ恐怖のオーラで戦意を奪う技。 時にこれを受けたデジモンをクティーラモンの傀儡に成り下がらせる。 |
得意技 |
・バッカルラッシュ 口を大きく開いき、鞭のようにしなる三本の長い舌で攻撃する技。 元ネタはもちろんバッカルコーン。 |
・アクアグラインダー 激しい渦潮を発生させ、ドリルのように相手の身体を削ぐ技。 小さな体躯からは想像し得ない破壊力を持つ。 |
2023年、アニメ『
デジモンゴーストゲーム』で遂に登場した、マリンエンジェモンの色違い。
とはいえ、色以外も細かく違っており
- 胸のハートがドクロマークに
- 首のリングがベルトに
- 目元は切れ目で目付きが悪くなる
- 口も大きく裂け、両端が縫われている
等と、邪悪さが前面に押し出されたデザインになっている
ネットの海の深部に生息し、その暗い海の中で胸のドクロ模様だけが不気味に浮かび上がって見えることから別名「海の死霊」と呼ばれている。
自ら戦うことに積極的ではなく、自身より程度の低い水棲デジモンを洗脳して使役する、姑息でずる賢い性質を持つ。
姿形+めったに見られない存在という性質から、マリンエンジェモンとの類似性を指摘されるが、関係性は今のところ不明であるという。
なお、「クティーラ」とは
クトゥルフ神話に登場する、
クトゥルフの娘。
クトゥルフの肉体が滅んだ際にその子宮から新たなクトゥルフが産み落とされるため、その存在は秘匿されているとか。
【関連作品でのマリンエンジェモン】
マリンエンジェモンもそんなお約束デジモンの一体であり、その役割はズバリ
『勝利フラグ』。
なんとこのデジモン、戦闘に参加するとほぼ確実に主人公側が勝つのだ。
それどころか、マリンエンジェモンがいなかったら詰んでいたことまであり、その存在はまさに
デジタルワールドの歩く勝利フラグと言える。
セラフィモン「君、私たちと働かないかい? 今なら権天使の座もあげるよ!」
マリンエンジェモン「ぴぃ?!」
PSソフト『デジモンワールド2』
育成可能デジモンの1体として登場。
ホエーモン、もしくはJP9以上のズドモンから進化可能。
必殺技の『オーシャンラブ』は敵単体への攻撃技だが、追加効果が「やる気ダウン(強い技が使用不可能になる)」というもの。
しかも数ターン継続するため、敵に回ると面倒くさいことこの上ないのであった。
使用可能カードとして登場。氷水属性のレベル完。
レベル完としては低めの30という必要進化Pで、出しやすいにもかかわらず攻撃力はなかなかに高い優秀なカード。
その分、HPは氷水レベル完としては低めだが、×攻撃特殊効果が「〇を0に」なので、しぶとく戦うことができる。
またPOWは20と高く、援護効果も「自分のHPを200回復」と、強くはないが腐らない効果なので、状況に応じて多彩な役割を取ってくれるデックの守護天使になり得るカードである。
クルモンのシャイニング・エボリューションに導かれてやってきたデジモンの一体。
着地に失敗したところを健太に助けられ、そのままコッソリ現実世界についてきた挙句、パートナーデジモンとなってしまった。
他のデジモン達とは違って「ぴぃぷぅ」としか喋れない。
ただし、テイマーである健太は「なんとなく」言いたいことが理解できている。
しかし、驚くことに
キャラソン が存在し、健太とのデュエットも披露している。
また『
デジモンミュージック100タイトル記念作品 We Love DiGiMONMUSiC』でも、OP主題歌である「The Biggest Dreamer」を流暢に歌い上げた。
しかし、腐っても究極体。
弱い個体が相手とは言え、全デジモンの天敵である
デ・リーパーを容易くオーシャンラブで無力化するだけでなく、傷ついた仲間の体力を回復させるといった芸当も見せた。
また、シャイニング・エボリューションで進化したからか、
スタッフが考えるのを面倒がったからか、パートナーデジモンらが幼年期に退化してデジタルワールドに帰る時も、そのままの姿を保っていた。
劇場版『暴走デジモン特急』でも、パラサイモンをオーシャンラブ一発で撃退している。
なお、以降の作品でもマリンエンジェモンは基本的に
人間の言葉を話さないことが多い。
マリンエンジェモン=勝利フラグという方程式を確立した作品。
アミのパートナーデジモンであるピチモンが究極体に進化した姿で、「ミズ」のデジメモリを持つ。
初進化は
ナノモン戦で、オーシャンラブで彼とその配下たちの戦意を喪失させた。
終盤、
バルバモンの手によりデジメモリごとNEOに組み込まれてしまうが、自我は消えていなかった。
他のデジメモリの所有者たちの意思と共にNEOを押さえ込もうとしたり、NEOの居場所をツルギたちに伝えたりした。
もし、マリンエンジェモンがNEOに組み込まれていなければ、ツルギたちはNEOに辿りつくことができず、現実世界もデジタルワールドも
消滅していたこと訳である。
つまり、彼女(?)をNEOに組み込んだことはバルバモン最大の失策であり、同時に彼女こそ本作最大の功労者だったとも言えよう。
ゲーム『デジモンストーリー』
バッドテイマーズのリーダーに騙され、主人公を悪人だと思い込み戦いを挑んでくる。
敗北後にちゃんと和解するのでご安心を。
ちなみに相当な実力者として描かれており、なんとバッドテイマーズのリーダーが育てた
ギガシードラモンを倒している。
同一個体かどうかは不明だが
バンチョーレオモンのおねがいクエストにてクリーニング屋を営む個体が登場。彼の学ランを洗濯してくれた。
ゲーム『デジモンストーリー ロストエボリューション』
回復ポイントとして登場。各地に別個体が登場する。ちなみに無料。
珍しく人間の言葉を話している。
古代大戦の戦禍を逃れたデジモン達が築いた海底都市の長を務めている。
アニメでは初の人語を話す個体で、歴代と比べると掌に乗せれるほどの最小サイズになっている。
戦闘能力がないため普段はマンボモン達に警備を任せており、自身はホログラムでコミュニケーションを取ることが多いものの、高い回復能力は健在である。
中の人的に
某人魚姫を思い浮かべた人も多いのではないだろうか。
追記・修正はマリンエンジェモンの言葉を理解してからお願いします。
- テイマーズ最終回の強制退化が効かなかったやべー奴 -- 名無しさん (2018-01-10 08:49:36)
- ネクオダではPS4版発売で追加されたが何故かボルトモン共々ウイルス種扱いされた -- 名無しさん (2018-01-10 16:31:42)
- テイマーズで見たとき最初は「弱そう…」と思ってたのに何気にチートデジモン -- 名無しさん (2018-01-10 18:54:24)
- コロモンの生き別れのお姉ちゃんみたいだが伊達に究極体はやってない。やってないがそれにしても強い。 -- 名無しさん (2018-01-10 23:44:05)
- サイスルシリーズではお世話になりました -- 名無しさん (2018-01-11 07:51:14)
- ペンデュラム通りに進んでたらゴマモン系列の究極体になっていたという -- 名無しさん (2018-01-11 09:01:11)
- ↑確かにそっくりな顔してるしね。未だに一悶着を起こし続けてるゴマモン正統進化系論争でヴァイクモン、プレシオモンの共に挙げられたけどやっぱり「マリンエンジェモンはケンタのパートナー」と考えるファンが多いからかよく挙げられるヴァイクとプレシオとは異なり驚くほど挙げられてないもんな -- 名無しさん (2021-06-16 07:42:35)
- テイマーズだとレッドカード獲得までは選局を左右する鍵だった -- 名無しさん (2021-11-25 20:21:54)
- 「マリンエンジェモンの悪版だからマリンデビモン?」と思ってから、もうすでにいたことを思い出した。 -- 名無しさん (2023-02-04 21:48:23)
- もしかしてウッコモンが先祖? -- 名無しさん (2024-08-01 13:12:18)
最終更新:2025年01月28日 02:06