■ナイト(KNIGHT)
タンキリエ王国騎士団随一の剣豪で、後には騎士団長となる。
全身を十字軍の
騎士を思わせるデザインの強固な甲冑で守っている。
第2弾以降は兜に羽根のような飾りが付いたり、
マントを纏ったりとヒーロー然とした派手な姿になっていった。
後の弾の設定から、王家より下賜されたと思われる「タンキリエの剣」を振るっていたようだ。
ゲームでは魔法は使えないが、パーティーでも最大の防御力を誇る
剣の使い手として設定されている。
当時の子供達には一番人気の主人公だが、呪われたり、後のストーリーで死んだことになってたりと割と不遇。
■アマゾン(AMAZON)
タンキリエ王国と交流のあるアマゾン王国の女王ヒッポリュテが派遣した少女戦士。
戦いの中で半裸の美少女→半裸の美女へと成長していくのを喜ぶか否かはプレイヤー次第。
ウネッとしたものが嫌い。
異形の仮面ライダーや通販最大手ではない。
アマゾン王国の戦士の慣わしにより小竜を連れている。
戦いの後には故郷に帰りアマゾン王国の女王に就いた。
『暗黒皇帝編』ではアマゾニィを派遣している他、第6弾にてアマゾンの女王アマゾネスとなった姿を見せているが露出が減った。
■マージ(MAGE)
タンキリエ王国に仕える老魔導師で、高い知識と魔力を持つパーティーのまとめ役。
戦いに於いては、常に先んじて危機を察しては仲間を呼び集めていた。
チョコレートを食べると魔力が増す(ダイマ)。
ネクロス7人衆の一人マジョロス(ジョロス)は実の姉である。
第5弾ではハーミットとして隠居していたものの、復活したネクロスに対して新たなる英雄達と共に立ち向かうも、力を使い果たして生涯を閉じた。
強力な魔法を使えるが、防御力と攻撃力は低い。
■エルフ(ELF)
冒険好きの森の妖精。
成長と共にモンスターとしてレベルアップしていく、
リスみたいな何かとしか言いようがないリスをお供に連れている。
唯一のコミカライズでは元気印の主人公として描かれていたが、食玩本来のストーリーでは魔法の才能を見込まれてマージの弟子として鍛え上げられ、
弓や補助魔法を得意とするサポート型のキャラクターとなっていく。
■マーシナリー(MERCENARY)
俊足と卓越した
弓の腕を持つ伊達男。
女の子が好きで金への執着も強いと、英雄達の中でも特に俗っぽい性格をしている。
しかし、冒険の中で救い出したり関わりを持つようになっていたタンキリエ王女と愛情を交わすようになっていたようで、ネクラーガとの戦いで生き延びた後に王女と結婚し、タンキリエ王となる。
その後の第5弾以降は彼が王として新たなる英雄達を送り出している。
この設定を受けてか、PCエンジン版では彼が実質的な主人公として描かれている。
■サムライ(SAMURAI)
東洋からやって来たナイトとも違うタイプの
剣を操る流離いの武芸者で、居合い抜きの達人。
故郷の裏切り者である
忍者を探して討伐隊に加わり、片眼を引き換えにこれを討ち取る。
放浪の旅をしていたが、討伐隊に参加して以降はタンキリエ王国に身を落ち着けるようになり、ネクラーガとの決着が付いた後は、引退したナイトの後を引き継ぎ騎士団長となった。
■バーサーカー(BERSERKER)
北方のバイキングの末裔で、その名の様に狂戦士の異名をとった屈強な傭兵。
タンキリエ王女の誘拐の報を聞いただけで討伐隊への参加を決めた義の漢である。
狂戦士の異名は伊達ではなく、悪魔やハーピー、キメラといった危険な相手を倒し、挙げ句にはそいつらの持っていた呪いのアイテムを装備しても呪いを跳ね返す常識外れの現象を見せる。
後には、戦いの中で呪いから解放したブリザラード王国、改めグリーンランドの王となる。
■ドワーフ(DWARF)
バーサーカーと同じ北方出身の森の小人。
小柄ながら勇猛な戦士であるが、それと同時に一族に流れる優秀な鍛治、武器職人としての血も引き継ぐ。
戦いの中で、かつてホープ王国を砂漠に変えた魔神ガウルを倒し、ネクラーガとの決着の後には復興したニューホープ王国で鍛治屋となった。