フューチャー・アベンジャーズに登場するヒーロー及びヴィラン

登録日:2018/09/14 (金) 01:26:59
更新日:2024/02/26 Mon 23:58:43
所要時間:約 20 分で読めます




この項目では、『フューチャー・アベンジャーズ』に登場するヒーロー、及びヴィランについて解説する。
紹介されているヒーロー/ヴィランの中には『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』にも登場しているキャラクターおよびキャストもいる模様。

【ヒーロー】


物語に大きく関わる重要キャラの為、本編の項目を参照。


  • アイアンフィスト(CV:四宮豪)
本名トーマス・ダニエル・ランド・カイ。
神秘的かつ地上最後にして最大の楽園と称されるチベットの秘境都市「クン・ルン」のヒーローで、ソーとは知人にあたる。
あらゆる武術を極めた天下無双かつ鋼の拳の持ち主で、その強さは不死龍シャオ・ラオを倒せるほど。
後に溶けたシャオ・ラオの心臓に腕を浸した影響で、龍の気を宿したその拳に砕けぬものはないと言われている。
必殺技は燃える炎の鉄拳シャイニングフィスト。
かつてシャオ・ラオに挑み命を散らしたクン・ルンの戦士に引けを取らない闘志はソー自身も評価しているが、
それに甘んじて強大な力に飲み込まれないよう日々鍛錬に励む求道者でもある。

マコトらフューチャー・アベンジャーズを鍛えるため、ソーの頼みを受け彼らの師匠となる。
その修行内容はクン・ルン寺院の雑巾がけ(己の立つ場所を心と共に磨き清める鍛錬とのこと)、
特殊能力なしで巨大な水瓶がいっぱいになるまで滝壺から水を汲む(その滝壺の場所は寺院から約10キロ先の裏山にある)を経て、
体術修行と組手、そして個別の特訓に至り、彼の教えはマコトらに未来への懸け橋を作り出している。

キング・リュウのtwitterによると「弟子の窮地にはさっそうと駆けつけてくれますので再登場にご期待ください!」とのこと。

そしてシーズン1終盤、ドクター・ストレンジの魔術により時空要塞スローンに召還、征服者カーンが呼び寄せた敵の増援を迎え撃った。キング・リュウの予告が実現したといえる。
シーズン2終盤ではインヒューマンズのカルナックと共闘。同じ拳士同士、波長が合ったのかマクシマス派を蹴散らした後は互いに決闘を申し込んだ。

デザイン・声優は『ディスク・ウォーズ』版と変わらない。


本名ウェイド・ウィルソン。
『ディスク・ウォーズ』だけじゃ飽き足らず今作のシーズン1第7話にも出てしまったクソ無責任ヒーロー。
金さえ貰えればヒーロー・ヴィラン問わず仕事を引き受ける資本主義の申し子凄腕の傭兵。
今作も万全のセキュリティがかかっているアベンジャーズ・タワーに堂々と侵入、赤いバスローブを着こんで冷蔵庫をあさったり、
第4の壁を越えてメタ発言をしたり、スタッフに文句を言ったり戦闘時にはカメラを移動させて戦闘シーンを映らないようにしたり、と『ディスク・ウォーズ』の時のようにやりたい放題。
そしてあろうことにキャプテン・マーベルにベタ惚れしてしまう*1おい、シクラーとデスとブラック・ウィドウはどうした?

クロスボーンズからアイアンマンのスーツの設計図を盗むという依頼を受けアベンジャーズタワーに侵入。
依頼の報酬はなんと日本制作の俺ちゃん主役アニメを作るというもの。
無論それは嘘であり、クロスボーンズはデッドプールもろともマコト達を始末するつもりだった。マコト達と敵対していた一方3人の境遇には本気で同情しておりマコトのピンチには身を挺して庇った。
日本製アニメの主役の座は本気で狙っていたらしく、クロスボーンズ撃退後は泣き崩れていた。
それを見かねてトニーがアメリカにあるスターク・インターナショナル社系列のアニメ制作会社に口を聞いてやると宥めるが、最後まで日本製アニメが良いとごねていた。
ちなみにデッドプール主役のアニメは現実にアメリカで製作が決まっているので上記のトニーの発言はそれを踏まえたネタと思われる。結局流れちゃったけどね。
キング・リュウのtwitterによると「だから俺、デッドプール回もうちょっと後にしようって言ったんだ…」らしい。

シーズン1第18話でも再登場。
デカい頭のザ・リーダーに高額の報酬で雇われ、好物のチミチャンガにつられながらまこぴーマコトを倉庫街に誘拐するが、キャップからのアドバイスでアベンジャーズを誘導したことで台無し。
でもその回の主役だから!とアベンジャーズを翻弄。
しかし戦いの中でザ・リーダーの手から離れたエメラルド・クリスタルを手にした途端悟りを開いて『グッドプール』に変化
クリスタルをザ・リーダーに返して街の清掃へと向かうのだった……。

声優・デザインは『ディスク・ウォーズ』と変わりなし。
今作でもケロイドまみれの素肌は見せないぜ!マスクを脱いでマスクを脱いでジュースやらバナナやらチミチャンガを平らげたり、
家政婦姿でアベンジャーズ・タワーをお掃除したり、ハートマークのステテコも見せちゃうよ♪


本名ティ・チャラ。
ヴィヴラニウム唯一の産出国であるワカンダ王国の若き
国を守る黒き豹のスーツは彼にとっての正装なのか、記者会見でもスーツのまま応じている。
その名はワカンダに伝わる王の称号であり、最強の戦士をも意味している。
ワカンダを守護する黒豹を模したスーツに身を包んでおり、他国の侵略と長年戦い続けてきたのか
「よそ者は災いを呼ぶ」という風習を重んじてアベンジャーズとも非協力的な態度を取っていたが、
マスターズ・オブ・イーブルの名を聞き非武装条件でトニーとの会談を承諾。
「ワカンダの問題はワカンダで解決する」と頑なにアベンジャーズとの協力を拒むが、クロエの乱入とヴィヴラニウム製造プラント襲撃により態度を変化。
牢の前でマスクを脱ぎ素顔でクロエと対面、家族のため独力でワカンダに入った彼女の勇気を称賛する。
そして、クロウとの戦いを経てアベンジャーズとの協力を受け入れた。

戦闘時は豹のごとく鋭く野生的な格闘術が得意。グローブ内に仕込まれた爪で敵を切り裂く。
ドクター・ストレンジの魔術により時空要塞スローンの決戦にも参加、クロエを救うためにその爪を振るった。

声優の大場真人は『ディスク・ウォーズ』からの続投。スーツのデザインはMCU版に近いものとなっており、きちんとマスクが脱げる仕様。


本名ピーター・パーカー、愛称スパイディ。
もはや説明不要のみんな大好きニューヨークの親愛なる隣人。
第11話、警察からのエマージェンシーコールを受け現場に急行。グリーン・ゴブリンの猛攻で窮地に陥るアディとクロエを救った。
持ち前の超感覚スパイダー・センスとスーツの両腕部に仕込まれたウェブ・シューターを駆使してビルからビルへと自在に飛び回り、軽いジョークを交じえながらヴィランと渡り合う。

年齢は『ディスク・ウォーズ』版より引き下げられているのか、マコトらとほぼ同年代のヒーローとして描写されているが、
年期の入ったアドバイスをしたり、ヒーロー規制法可決時に「オズボーンとグリーン・ゴブリンが裏で手を組んでいたら…?」という推理を行ったり、「大いなる力には大いなる責任が伴う」とヒーローとしての姿勢とあり方をアディに伝えたり、と先輩ヒーローとしての立ち位置を見せている。
クロエ「年変わんないクセに、言う事いちいちオッサンくさくない?」

後にドクター・ストレンジの魔術により時空要塞スローンの援軍第1号として参戦。
征服者カーンが召還した巨大クモをウェブで捕縛し思いっきり投げ飛ばしスマホで写メった。
「困るんだよね、クモの人気を下げるようなマネされちゃうと! 元々人気のある虫ってワケじゃないけど、ホントは悪い虫をやっつけてくれる役に立つ虫なんだぞ!」
シーズン2最終話でも参戦。ブラックパンサーと共闘する中、ワカンダにバカンスを希望するが拒否された。ケチーッ!
その後、ハリケーンことマコトのスピーチを照明裏からサムズアップしながら励ました。

今作のスパイディもテレビ東京でも放送されていた「アルティメット・スパイダーマン」シリーズに引き続き、川田紳司が声を担当。
ディズニーXDおよびDlifeで放送中の新作「マーベル:スパイダーマン」ではスパイディの吹き替えを岩中睦樹に任せてはいるものの、ショートアニメ「おしえて!スパイダーマン」でもスパイディの吹き替えを担当している。


本名サム・ウィルソン。
ザ・リーダーによりブースターユニットが暴走し自爆寸前に陥ったアイアンマンを救うために参戦。
ついでにブルーノのウイングダガーを受けて気を失ったマコトを救い出し、飛行能力を使いこなす技能の差をブルーノに見せつけた。
そして力を使いこなせず歯噛みするマコトを雛鳥に例え、「空を飛ぶのに必要なのは自身の翼とそれを包み込み力を与えてくれる風だ」とアドバイスし、仲間の存在感に気付かせた。
そして竜巻を受けながらサブフライトユニット代わりにマコトを乗せ、エアリアルアクト本来のスピードを引き出させアイアンマン救助に成功させた。
ちなみにミッション成功後、アベンジャーズタワーでマコトに「ファルコンJr」を授けようとしたり、謙遜したクロエに「ファルコンガールはお断りだから!」とクギを刺されながらも無理矢理「ファルコンレディ」だのつけようとして嫌がられたりされている。
クロエ「絶対いやーっ!!」

今回のデザインは『ディスク・ウォーズ』版と異なり、MCUを踏襲したフライトユニットと赤いサングラス姿。
声優も『ディスク・ウォーズ』版の石川界人から江口拓也に変更されている。
フライトユニットにはミサイルやチャフが内蔵されているが、自身も二丁拳銃を用いてヴィランと戦う。
ちなみにフライトユニットを装着していれば宇宙空間でも生身で活動可能。酸素マスクとかしなくて大丈夫なのだろうか…?


  • ウィンター・ガード
シーズン1第16話に登場したロシアが誇る最強のヒーローチーム。
キャップと同じくシールド攻撃を得意とするレッド・ガーディアン(CV:三上哲)をリーダーに、
異次元のダークフォースによる魔術を得意とする紅一点のダークスター(CV:斎藤恵理)、
赤く頑強なパワードスーツを着込んだクリムゾン・ダイナモ(CV:稲田徹)、
凶暴だがナイーブな巨大熊男アーサ・メジャー(CV:乃村健次)で構成される。

キャップとバッキーがゾラのラボで半世紀ぶりに背中を合わせ大暴れするなか、ゾラの協力者リスト入手を目的に乱入しキャップとバッキーを拘束。
立場は違えども、平和を願い理想を同じ仲間と共に戦うのはキャップと変わらないが、バッキーの処遇とゾラを逃がした件で対立する。
しかし、ブルショフ将軍により孤立無援の状態に陥り打倒ヒドラを目的に共闘することになった。

なお、クリムゾン・ダイナモは『ディスク・ウォーズ』にもヴィランとして登場している。
レッド・ガーディアン役の三上哲はMCU版ドクター・ストレンジの吹き替えでおなじみ。


本名スティーブン・ビンセント・ストレンジ。
征服者カーンによりアーサー王の時代である6世紀に飛ばされたトニーら5人を救うためにホークアイがマコトら4人に紹介した、地球最強の魔術師「ソーサラー・スプリーム」。
アトリエ内は森のようになっており、書斎内でカーンの介入で時間のバランスが崩れるのを防いでいた。
マコトの「友を思う心」を見抜いたのか、ペンダント「アガモットの眼」を託し彼を6世紀に飛ばした。

シーズン1における時空要塞スローンでの決戦でも、サブヒーローを召還しマコトらの窮地を救った影の功労者でもある。

容姿・声優ともに『ディスク・ウォーズ』からの続投。


  • キッド・カイジュウ(CV:瀧本富士子)
本名カワデ・ケイ。
シーズン2第4話でマコトが公園で知り合った絵描きの少年。
怪獣好きでスケッチブックにその絵ばかり描いていることから同年代の子どもにそのあだ名で親しまれている。

ここ数日に世界各地で暴れる10m以上の未確認生物の情報や、怪獣多発事件が起こる度に彼が街から街へと引っ越すことから
彼が今回の騒動の張本人ではないかとトニーらにマークされていたが、事件解決後は誤解も解け、トニーがプレゼントした南の島で怪獣たちと平和に暮らしている。
特に、スクラッグは「ムシムシする」と言いながらまんざらでもない様子。


  • モンスターズ・アンリーシュド
数年前、キッドのスケッチブックに描かれた怪獣の絵が突然実体化したもの。またの名を「怪獣アベンジャーズ」(Byスクラッグ)。

空飛ぶドラゴン怪獣スリジック(体長10m・体重22t、得意技は尻尾攻撃と火炎放射)、女性型メカ怪獣メカラ(長剣ブレード・ソーの使い手で体長12m、体重は秘密。聞かれると怒られます)(CV:藤田奈央)、四つ目の脳筋重装甲ロボット怪獣がイージス(体長9.6m、体重60t)(CV:かぬか光明)、電気を発するエネルギー怪獣ハイ・ヴォ(体長・体重不明。自身のサイズを自在に変化できる)、カマキリに似たおしゃべり昆虫怪獣スクラッグ(体長9.6m、体重20t。必殺技は口から無数の小バエ小型昆虫を放つバグズ・カーニバルと虫の知らせ)(CV:川原慶久)で構成される。

キッドの呼び声で召還されアベンジャーズと対峙するが、彼を庇うマコトを見たスクラッグの言葉で停戦となった。
彼らは敵意はないものの、その存在から周囲から奇妙な目で見られるようになり、カワデ一家は街から街へと引っ越しせざるを得なくなった。
今回の事件が宇宙からの怪獣軍団によるものでキッドと怪獣らは無関係だったが、彼らはアベンジャーズらと共にこれを迎え撃った。

シーズン2第11話でキッド共々再登場、インヒューマンズの決闘に臨むハルクとの特訓相手を務めた。


  • 究極合体怪獣スマッシャー

シーズン2第5話にて、キッドが描いた新たな怪獣の絵にモンスターズ・アンリーシュドが融合合体した新怪獣。
四本の腕とドラゴンの翼と尾を持ち、胸部にはキッドが乗るコックピットが施されている。

自身の子孫の繁栄のために尖兵が吸収した地球のエネルギーを吸収した巨大宇宙怪獣と対峙。
アベンジャーズやモンスターズ・アンリーシュドが敵わなかった巨大宇宙怪獣を剛腕でねじ伏せ、口からの光線で急所を見せてアイアンマンにトドメを刺させた。
その強さは怪獣五体分だけでなく、マコトたちとアベンジャーズの想いだけでなく、
「怪獣には悪いやつだけじゃなく人間を守るために戦ういいやつだっている」というキッドの想いも込められている。


  • アイアン・レギオン
アベンジャーズタワーに多数配備された警備ロボットで、フライデーによる遠隔操作で駆動する。
そのカラーリングは青く、左胸部にアベンジャーズのマークが施された、いわばやられ役量産型アイアンマン。



【ヴィラン】
  • レッド・スカル(CV:清川元夢)
  • ザ・リーダー(CV:佐々木義人)
  • アレス(CV:岩崎征美)
  • エンチャントレス(CV:米丸歩)
  • ウィンター・ソルジャー(CV:菅原雅芳)
  • ロキ(CV:武藤正史)
  • 征服者カーン(CV:斎藤次郎)
  • マクシマス(CV:高橋広樹)

物語に大きく関わる重要キャラの為、本編の項目を参照。

  • エゼキエル・ステイン(CV:阿座上洋平)
かつて、トニーが最初に開発したアイアンマンスーツMARK-01を悪用しアイアンモンガーを名乗ったオバディア・ステインの息子で、今時テレビ局を占拠するというレトロな方法でトニーに宣戦布告した。
ヒーローになる前のトニーの職業を知っており、かつて武器を製造し世界各国と取引し、数多くの犠牲者と引き換えに巨額の富を得ていた彼を「死の商人」と蔑み、家族を引き裂いたその罪を憎んでいる。
トニーが決闘に応じなかった時の保険として同型のアイアンモンガーを自力で開発。
あらかじめ無数に配備してリパルサーで街を破壊せんとした。
ちなみに、エゼキエルが決闘の際に装着したアーマーは、オバディアがアイアンマンスーツを研究・開発したものを更に強化した青い新型テクノアーマーで、
ここ数年間もトニーの攻撃・防御パターンをデータ化しプログラミングしたのか、トニーのスーツを凌駕する戦闘力を見せつけた。
彼の憎しみを一身に受け、トニーは過去の罪を背負う覚悟でベアハッグの状態から零距離でユニビームを放ち、勝利した。


  • クロスボーンズ(CV:小原雅人)
本名ブロック・ラムロウ。
髑髏のマスクが特徴の、ヒドラに仕えていたヴィラン。
理由は定かでないがデッドプールの事をよく知っており、デッドプールをアニメ主役で釣りマコト達にデッドプールの過去について語った。
原作コミックでは人間離れした戦闘能力を持つ強者だが、戦闘シーンは大幅にカットされたり駆け付けたアベンジャーズにあっさりやられたりと『ディスク・ウォーズ』と同じように不遇。


  • クロウ(CV:武虎)
本名ユリシーズ・クロウ。
ワカンダの前王を殺したヴィランで、ブラックパンサーにとっては父の仇でもある。
ワカンダ最大のヴィヴラニウム製造施設でブラックパンサーと因縁の対決となる。
ほぼ互角の勝負を繰り広げるが、右義手に仕込まれたブラスターによる音波攻撃で状況が一変。
ブラックパンサーをあと一歩のところで追い詰めるが、クロエとアイアンマンの参戦で形勢逆転される。
クロエが変身したダブルブラックパンサーの猛攻とフライデーの分析によるノイズ・キャンセリングで無力化され、お縄に頂戴された。


スパイダーマン最大の宿敵であり、ルー語を交えながら御自慢のグライダーを駆りパンプキン爆弾やコウモリ型カッターでニューヨークを襲撃。
あろうことに特殊な成分を含んだガス爆弾でハルクを暴走させた。
ちなみに無免許。道理で荒っぽいグライダー運転なワケだ。
その正体はニューヨークのいけ好かない実業家ノーマン・オズボーン。
ハルク暴走の翌日、トーク番組でハルクの危険性を語っただけでなくアベンジャーズや世界各国のスーパーヒーローの自警活動を規制するヒーロー規制法を提唱。
議会で可決後も反対する議員を次々に襲撃、ライナー議員までもターゲットにしていたがスパイディとアディ&クロエによって阻止される。
後に彼らの手で本性をさらけ出され、世界に恐怖と混沌をもたらすことが目的だと暴露し没収し生体認証コードを書き換えたハルクバスターでニューヨークを暴れ回ったが、
ハルクとマコトの連携攻撃とアディのテクニカル・アクトでハルクバスターから強制射出される。
その後、命乞いと見せかけてグライダーで脱出するがスパイディの活躍でお縄に頂戴され懲役1500年の刑罰が下された。
ちなみにマスターズ・オブ・イーブルとも面識はあるようだが、エメラルド・レイン計画には興味を持ってはいない様子。

今作のオズボーンはオズコープ社を拠点に平和維持活動にも貢献する慈善家として描かれているが、
自身のスーツを棚に上げてヒーローを「口先だけの正義を振りかざす道化師」と見下しており、ヒーロー規制法案で活動制限したのも自身の野望実現のため。
社内には50もある監視カメラが施されており、周囲の警戒も万全。クロエのカモフラージュ・アクトの光景もしっかり見渡せる。
しかし屋上にある社長室の椅子にはホログラフが設置されており、オズボーンがグリーン・ゴブリンとして活動する際にカモフラージュとして機能されている。
したがってそこだけ監視カメラが配置されておらず、ライナー議員襲撃時にスパイディから受けた右肩のダメージが仇となりマスコミのスポットに曝されることになった。


  • インベンター(CV:下崎紘史)
実験により知性を得たインコで、元の姿に戻るために実験を重ねているらしい。
洗脳装置を開発してワニを利用し人間を配下にせんと目論んでいる。
その無茶苦茶さにクロエから呆れられるものの、遺伝子操作で巨大化させたビッグ・ワニでクロエ&カマラを始末しビッグな革命を果たさんと目論むが、
キャプテン・マーベルの参戦により形成逆転。ミズ・マーベルとなったカマラ&クロエの連携攻撃でビッグ・ワニともどもお縄に頂戴された。

シーズン2第3話でしぶとく脱獄しており、都内の野良猫や犬、はてはネズミや鳥も捕らえて遺伝子操作と強化アーマーを施し手軽な生体兵器を量産しようと目論んだ。
しかし、アジトから抜け出したスリングショットとアディ&ホークアイの活躍で野望は阻止される。
アーマーを施したビッグ・ネズミも倒され、暗闇が苦手という鳥の習性が仇となりスリングショットに成敗された。


  • アーニム・ゾラ(CV:ボルケーノ太田)
ウィンター・ソルジャーことバッキーが拉致されたロシアのヒドラの基地に現れたヒドラの科学者。
自らサイボーグに改造しており、胸部に自身の顔が映り込むどこぞのヒャッハー星人のような構造をしている。
バッキーを改造したのも彼の頭脳によるもので、ザ・リーダーの依頼を受け再洗脳に臨んだが、キャップの乱入により阻まれた。

実は軍部・政界・財界とロシアの裏で暗躍するゾラの協力者リストをメモリー内にインプットされており、
キャップとレッド・ガーディアン、そしてバッキーの共闘により呆気なく暴かれてしまうのだった。


  • モーガン・ル・フェイ(CV:佐竹海莉)
6世紀でアイアンマンらが戦った最恐最悪の魔女。
アンデッド、巨大コウモリ、火を吐く巨大クモといった怪物を操り、数ヵ月の間に王国を守護する騎士を葬り去ってきた。
リパルサーを弾くバリアと分身魔法とツタでマコトとアイアンマンを翻弄したが、アイアンマンの機転による反射攻撃で形勢逆転される。
そしてマコトの必殺大車輪ハリケーン斬りを受け聖剣エボニー・ブレードに封印された。


  • ダイヤモンド・バック(CV:進藤尚美)
本名レイチェル・レイトン。
女傭兵トリオ「B.A.D.ガールズ・インク」のメンバー。
先端部から光線を発するダイヤモンド型万能武器で戦う。
闇オークションの舞台である豪華客船の護衛に就き、クロエと交戦するがワスプとブラック・ウィドウの援護により敗北。
クロエのカモフラージュ・アクトで姿を化けられて潜入されてしまうのだった。

『ディスク・ウォーズ』では蛇モチーフのヴィランチーム「サーペント・ソサエティ」のメンバーとして登場。
後述するアスプとブラックマンバも原作アメコミでは「サーペント・ソサエティ」の一員で、ダイヤモンド・バックとは友人関係にあたる。
それ故か、彼女らのチーム名はネームの頭文字「Black Manba」「Asp」「Diamond Back」から由来している。


本名クレオ・ネフェルティティ。
「B.A.D.ガールズ・インク」のメンバーで、ネームはクサリヘビ科の毒蛇アスプクサリヘビから由来。
麻痺エネルギー光線・ベノレボルトを掌から発射する。
豪華客船でワスプと交戦するがワスプスティングを受け呆気なく敗北、潜入のためスーツを奪われてしまった。

原作アメコミでは蛇も操るミュータントだが、今作ではミュータントの設定はオミットされている。


  • ブラックマンバ(CV:武田華)
本名ターニャ・シーリィ。
「B.A.D.ガールズ・インク」のメンバーで、ネームは世界で最も凶暴なコブラ科の毒蛇から由来しており、可愛いペットのコブラで相手を攻撃する。
豪華客船でブラック・ウィドウと交戦するが、呆気なく倒されスーツを奪われてしまった。
なお、闇オークションで売りさばく破壊兵器のデータは彼女が保管していたが、敗北後はクロエの手に渡った。

原作アメコミでは先述のウインター・ガードのメンバーであるダークスターと同じくダークフォースの使い手で、催眠術を得意とするヴィランだが、今作では未使用に終わった。


  • フッド(CV:西田雅一)
本名パーカー・ロビンス。
ギャング団の若きボスで、赤いフードと二丁拳銃がトレードマーク。
闇オークションに参加してアスガルドから流出した「強大なる力の石」ことノルンストーンを手に入れ
新たな世界のルールにならんと目論んだが、ブラック・ウィドウとワスプの活躍で阻まれた。
所詮成り上がりのためか、大して強くはなかったようだ。

原作アメコミではデアデビルの宿敵たる犯罪王キングピンの部下を父に持ち、魔法のアイテムを所持するが、今作では使われず。


本名ドナルド・ギル。
かつてはマフィア組織の一員だったがテリジェン・ミストを浴びたことで能力者に覚醒。武器密輸が行われていた倉庫に出現し取引金を奪い取った。
周囲を北極の氷のごとく凍てつかせ、吹雪や氷を自在に操る能力の持ち主で、その力はマグマをも凍てつかせると豪語するほど。
二度目の交戦ではキャップと雪上勝負を繰り広げる。氷の壁も作り出し絶対的な防御を自慢するが、ユニビーム・ライトニングストライク・ワスプスティングによる一点集中攻撃でヒビを作り出され、ハルクスマッシュとエアリアルアクト十式・バインドからの十一式・トルネードにより身動きが取れずに敗北した。

シーズン2第7話にてアベンジャーズが南極のAIM基地へと出動した隙をついて街中を氷漬けにするが、キャプテン・マーベルの手で逮捕された。

ブリザードは『ディスク・ウォーズ』にも登場している。流石に今作では「クールだろ~?」とは言わない。


  • モードック(CV:伊丸岡 篤)
本名ジョージ・タールトン。
Advanced.Idea.Mechanics(アドバンスド・アイディア・メカニクス)/通称AIMの首領の頭だけ星人。口癖は「俺の計算によると~」。
捕縛されたブリザードに向けて全身からモードックミサイルを発射しながら因縁の相手であるアベンジャーズの前に現れる。
トニー以上の頭脳を豪語するだけあって、相手の能力をコピーするスーパーアダプトイドを開発。アベンジャーズを苦しめる。
顔が大きいのをやたら気にしているらしく、ブルーノのツッコミとそれに同意するトニー&ソーの姿にも歯噛みしていた。
最終的にスーパーアダプトイドの予想外な大爆発に慌てふためき、出口ではなく奥の方へ向かったのが運の尽き。
大爆発に巻き込まれて脱出しきれずにAIM基地と運命を共にした。

「俺の計算によると……計算ミスだーっ!!」

……と思いきや、しぶとく復活
クロエのシグナルを受け出動するアベンジャーズの前にスーパーアダプトイド軍団と共に立ちふさがるが、計算外の乱入者が参戦したことで……。

声優・デザイン共に『ディスク・ウォーズ』から続投。
キング・リュウのtwitterによると「ディスク・ウォーズ以上のテンションで演じてくださったのですが、熱すぎたのか、音響監督から『……もうちょっと抑えよう』の指示が」という裏話も…。


  • スーパーアダプトイド
そんなモードックが開発した銀色のアンドロイド兵士。
相手の能力をコピーする能力の持ち主で、
ソーのムジョルニア、アイアンマンのユニビームなどのアベンジャーズの攻撃をコピーしたのはいいものの、さすがにマコトとブルーノのエメラルドエクスプロージョンまでもコピーすることはできずに爆発した。
実は量産型でクロエとカマラを救いに向かおうとするアベンジャーズの前に立ちはだかるが、ブラックボルトの「声」でモードックもろとも吹き飛ばされるのだった。


  • カブーン(CV:行成とあ)
カマラのクラスメートであるアリアナがテリジェン・ミストを受けて能力者に変貌した姿。
変貌前からやたらとどんくさいカマラを目の仇にしていじめていたが、ミストを受けて自我が肥大化。
セレブになりたいだのカマラを思いっきりいじめてやるだの欲望を吐露しながら頭髪部を雷に変えて攻撃したが、結局敗北。
その後、彼女の身柄は世界安全保障委員会が保護するが、この戦闘でカマラの秘密が両親だけでなく委員会にも知られてしまうことに……。

アメコミでのカブーンは本名不詳のキャラで、今作では『Ms.マーベル:もうフツーじゃないの』に登場したゾーイ・ジマーの要素も若干入っている模様。
行成氏は、MARVEL関連ではMCUのスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ、『デッドプール』のエンジェルダストの吹き替えを務めている。



追記・修正はヒーローおよびヴィランになってからお願いします。

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最終更新:2024年02月26日 23:58

*1 もっとも、この時はクロエがカモフラージュ・アクトで化けた偽物だったが