マッドハウス

登録日:2010/06/17 Thu 00:04:17
更新日:2023/12/25 Mon 22:37:47
所要時間:約 6 分で読めます




株式会社マッドハウス(MADHOUSE Inc.)は日本のアニメーション制作会社。
本社所在地は東京都中野区本町。


設立はアニヲタWikiに項目のあるアニメ制作会社の中では最も古い1972年。
当時虫プロダクションに所属していた丸山正雄らが独立して設立した。
また、同じく虫プロから独立した会社にシャフトがある。

マッドハウスという会社名には『制作に熱中して、独創的なアニメを作る集団にしたい』という想いが込められているらしい。
決してMADという英単語の意味の中にある『狂った、発狂した、愚かな、おかしい』などは含まれてはいないはず…。


ちなみに社内は全面禁煙だが例外である男の周りのみそれが適用されない。


■作風

会社名に込められている通り、この会社の自社制作の作品には様々な手が施されており、見る者を圧倒する。

原作付きの作品にせよ、オリジナルの作品にせよ素晴らしい出来の作品が多い。

また会社の規模が大きくスタッフの愛情が高いためか作画崩壊の作品は少なく、非常に高品質な作品をジャンル問わず世に送り出してきた。

年間のアニメ制作の量は業界最高レベルであろう。

ファン層についてだが、かなりの人気を誇る京都アニメーションなどのファン層とは違ってコアなファンが多い。
このあたりはガンダムシリーズで有名なサンライズあたりと似ているかもしれない。

だが、子供を虜にする作品がいくつか存在する。


★主な作品

詳しく知りたい方は本家Wikipediaに全て載ってるのでそちらをどうぞ。

ここでは一部の作品を紹介する。

ラブ&ピース

内藤泰弘原作のアニメ。
MAG・ネットでも紹介された。

このアニメのおかげで、マッドハウスのファンが増えたと思われる。
また、アニメでのキャラが後に原作に登場したこともあった。
最近劇場版が公開された。


NHK

マッドハウスはNHKの作品を手掛けることが非常に多い。
幼い子供が見ることができる時間帯に以下の作品を放映した。
みんなの元凶になった作品もあるのではないだろうか?



CLAMP原作。

おっきなお友達を大量に作ったみんなの元凶。
『NHK作品の最高傑作』と謳われるほど素晴らしい作品であった。

作画も凄く、属性も豊富、さくら役の丹下桜の声がやばいなどと文句の立てようがない。
みんなも地元に戻ったら、一度はこの作品を話題に上げるだろう。


電脳コイル
マッドハウスのオリジナルアニメ。
ジャンルはSF。

この作品について語るとすれば、一つ。

眼鏡

であろう。

パソコンが出来る人って素晴らしいなと思っちゃう作品である。



これまたCLAMP原作の作品。
割と最近の作品。
『Wish』と『こばと。』を組み合わせて作られた。

こばと役の花澤香菜花澤病が低年齢層に感染してしまったのではないか?という作品である。

CLAMPのスターシステムを採用したのか、作中他作品のキャラも登場する。


○ブロッコリー

沢城みゆき御用達。
マッドハウスが手掛けた以下二つも恐らく元凶だろう。

◎デ・ジ・キャラット

ゲーマーズのマスコットキャラでじこによるぶっ飛んだアニメ。
この作品もまた大きなお友達を増産した。
マッド…恐るべし



4期まで放送されたゲーム原作のアニメ。
ゲームに先行する形で放映された。

結構シリアスなゲームと違い、アニメは色々とぶっ飛んでいる。
とにかくぶっ飛んでいるのである。

続編としてギャラクシーエンジェる〜んも制作された(ただしこちらはサテライトが制作)。


○福本伸行

マッドハウスは博打系漫画家の福本作品を手掛けてきた。
果たして零などもやるのだろうか?


倍プッシュだ……!

ご存知麻雀漫画。
アカギ役は萩原聖人が担当した。

女性キャラが全く出ない作品である。


最終回にてようやく

ざわ…ざわ…

が表現された。

ところで、勝負はいつ終わるのだろうか…。


◎逆境無頼カイジ

アカギとは違い、いきなり

ざわ…ざわ…

が表現された作品である。

カイジ役はアカギから継続して萩原さん。
ナレーションの立木文彦がいい味を出していた。

原作に忠実であり、続編もやるらしいが…いつやるんだろうか?



大場つぐみ原作。


この作品はメディアにより結末が違う。



原作はビッチ萌え の広江礼威。

2期まで放映した。
作画や演技はもちろんのこと原作を上手く再現した最高の作品。
3期がOVAの形で1ヶ月後にリリースされる。



森見登美彦の小説が原作。

森見さんの小説の表現をそのまま再現している。
アニメでは原作の4つの世界だけではなく、11の世界を表現するとか。

それから、『私』役の浅沼晋太郎の台本は相当あるらしい。
まさに浅沼さん泣かせなアニメである。


ストロベリー・パニック
テレビでガチレズを放送した問題作。


◎ガングレイヴ

原作は、レッド・エンタテインメントという会社が販売し、原作とキャラデザをトライガンの内藤泰弘氏が担当した爽快ガンアクション系のゲーム。
しかし、黒田洋介氏が脚本を担当し、元マフィアの復讐劇という点をベースにして、前日譚を大幅に膨らませる改変を敢行。
原作とはだいぶ毛色は異なるが、漢の教科書とすら呼ばれる程、噛み応えのある素晴らしい作品となった。


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最終更新:2023年12月25日 22:37