フェリクス=ユーゴ=フラルダリウス

登録日:2019/11/28 (木) 01:18:19
更新日:2025/01/17 Fri 22:14:04
所要時間:約 4 分で読めます






歯応えのある者と剣を交えられるのならば、俺は何でもいい。



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


概要

『フェリクス=ユーゴ=フラルダリウス』とは『ファイアーエムブレム 風花雪月』の登場人物

CV:帆世雄一

『青獅子の学級』に所属する不愛想なイケメン。2月20日生まれ、17歳。174㎝。
ファーガス神聖王国のフラルダリウス公爵家の次男であり、グレンという兄がいた。
王子であるディミトリイングリットシルヴァンの三人とは幼い頃からの付き合いのある幼なじみ
兄のグレンは本編の4年前に『ダスカーの悲劇』にてディミトリを守って命を落としている。
父であるフラルダリウス公爵ロドリグは「ファーガスの盾」の異名を持つ王国の重鎮。
父と亡兄以外の親族には登場しないものの母と叔父がおり、叔父のことは「信頼できる方」としている。

趣味はの稽古、武具の手入れ。
好きなものは戦い、質の良い武具、肉、辛いもの、狩猟。
嫌いなものは冗談、甘いもの、騎士道、父親。

フォドラ十傑のフラルダリウスからフラルダリウス家に代々受け継がれてきた『フラルダリウスの大紋章』を身に宿す。
本編で大紋章を持っているのは(灰狼の学級を除けば)皆特殊な事情の持ち主ばかりで、通常の手段で宿したのはフェリクスとカトリーヌだけである。

独りでいる事を好む一匹狼気質の皮肉屋な青年(口の悪さは兄譲り。父親は礼儀正しいので母親似かもしれない?)で、実際に固有スキルも「一匹狼」という名称。
口癖は「…ちっ」。文字では舌打ちをしているように見えるが、ボイスでは「ンエェ」と唸るような感じで余り嫌味さを感じさせない。

剣術の腕を磨くことには余念がなく、強い奴を見かければ戦いたくて仕方がなくなる。当然主人公の腕にも興味津々で、青獅子の学級の担任になることを決めて学級に赴くと早速手合わせを持ち掛けてくるほど。
剣を好む一方魔道を苦手に感じているが、同時に魔道の有用性は理解しているため、「理学」の勉強もしようと言い出す時もある。
紛れもなく今作のナバール枠だが、子安枠ではなかった。
また大貴族の跡継ぎで、女性の説得で加入するわけではなく、キルソードを持ってくることがない……というナバール枠のお約束からは外れた特徴も多い。貴族どころか王族という前例はあるが。
なおスカウトの条件も「剣術」と「速さ」というわかりやすいもの。特に意識しなければ主人公は剣士タイプに育つため、一周目でもスカウトしやすいキャラと言えるだろう。

一方、騎士の家系ではあるが騎士道、および父親の事を嫌っている。
きっかけは、本編開始の6年前に起きた『ダスカーの悲劇』*1で兄を亡くした際に「それでこそ騎士の最期だ」と父が言った事。
ロドリグがこう言ったのは騎士道を信念としているからだが、それをフェリクスには理解できなかったのだ。
ちなみに父親の意図は「王家に仕える騎士が忠義を果たすのは当然。守れず自分だけが助かった場合、その後安穏とは暮らせない」というもの。
つまり王を守れなかった以上、一人生き延びたことを自分自身許せずに生き続けるよりも騎士としての忠義と信念に殉じた最期を迎えたことはグレンにとってはまだよい結末であったということらしい。
実際にアネットの父・ギルベルト(ギュスタヴ)がこの状態に陥っている。

また悲劇以降、ディミトリのことも「」と呼び、皮肉を言う仲になっている。
契機は一部の2年前、王国西部の反乱を鎮圧に赴いた際の事。
そこでのディミトリは敵を最も苦しい死に方をする方法を選んで殺すという、鎮圧ではなく虐殺をしていたのだ。
これでディミトリの礼儀正しさの裏に血に飢えた獣がいる事を知ったフェリクスは、彼と距離を取る様になった。
しかしディミトリに対する執着は幼なじみの中で一番であり、スカウトしても話す内容は大抵ディミトリ関係なほど。
上記の事もディミトリを気にかけているからこそ

+ エピローグでは
王国ルートのエピローグでは必ず家を継ぎ王国とディミトリのために生き、称号は「盾の名を継ぐ者」となる。
一方ディミトリが命を落とすそれ以外のルートでは、貴族としての地位を捨て剣一本で身を立てる道を選び、この場合の称号は「流浪の剣」となる。
その上、伴侶を得ていなかった場合では戦いの中で果てたことが示される展開すらある。
父や兄を否定していたフェリクス自身も結局、王を死なせたまま自身が生きることになってしまったら安穏とした生を選ぶことができなかったとも取れる。
一方で王国ルート以外で女性とのペアエンドを迎えた場合は、王国の盾としての責務に縛られなくなるためか最終的に相手に合わせた生き方を選ぶことが多く、将来の選択は幅広い(支援会話の項も参照)。


内部解析によると王国ルートの中盤で父ロドリグが死んでしまった際に、
ディミトリを見限り、コルネリア側に付くという通称「王国内乱ルート」があったようだ。


性能

成長率で一番高いのは力と速さの55%で、次いでHP・技の45、幸運の40と続く。
技能資質は剣・弓・格闘術が得意で、指揮が苦手。理学の才能を秘める。

紋章スキルは、武器攻撃時、たまに威力が上昇する『フラルダリウスの大紋章』*2
個人スキルは、騎士団を配備していない時、または騎士団戦力が0の時に自分が与えるダメージ+5の『一匹狼』

初期ステータスも成長率も本人の志望も剣士に向いている完全な剣士タイプ。
とはいえ速さだけでなく力も高いためステータス傾向としてはナバール系というよりはコンウォル病
さらに条件も緩い紋章効果によってダメージを上乗せするため打撃力不足の心配も全く無い。
また、実家に伝わる英雄の遺産『アイギスの盾』を紋章一致で扱うことができる。重いので持ち味の速さを殺してしまうが、耐久力を大幅に増強でき*3、使い方次第では強い。
敵対時はダメージ計算が狂いやすく本人の攻撃性能の高さも相まって滅茶苦茶怖い

理学開花で本人も"戦術の一つとして魔法もあった方がよい"とエピタフを希望してくる。
ただし、速さ成長率にアーマー系並のマイナス補正がかかる上に本人の黒魔法のラインナップも微妙*4なので結構地雷。
弓を持つ方が手っ取り早いし、両刀育成をしたいのであれば(DLC職だが)バトルモンクの方が無難。

一方で剣メインのクラスではソードマスター、トリックスターに比べてエピタフの方が移動力が高いという利点があるため、終盤ではマップが広いこともあり、速さが十分成長している場合はエピタフも選択肢には入る。
剣とともに弓も育てることで就けるアサシンも移動力は高いがステータス、成長率ともに力の補正が掛からないため火力面では少し不利になる。
なお、青獅子は弓の適任者がアッシュしかおらず、そのアッシュもかなり不安が残る戦闘力なのでいっそ彼を弓の専門家にする手もある。
従来なら彼の才能を弓使いに押し込めるのは勿体なさもあるが、「近距離反撃」がある本作では弓でも気軽に反撃で敵を蹴散らすことができるため特に問題ない。
クロードからフェイルノートを譲られても紋章を持たないアッシュは扱いに困るが、フェリクスなら使いこなせる。

格闘も、2回攻撃で紋章効果が実質倍増するのでかなり相性が良い。なんなら剣以上に。
変わり種としてアーマー系を目指すのもあり。守備・魔防の成長率は中の下といったところだが、今作ではクラスチェンジによる最低保証があり、かつ前述のアイギスの盾もあるため思った以上に固くなる。
アーマーの弱点である速さも元々の成長率の高さである程度補えるため、強い・固い・速いユニットに成長が可能。

つまり物理職に関しては何やっても強いので、好みと需要に合わせて好きな方向に進ませていい。

また、スカウト条件の技能が剣術なので非常に引き抜きしやすい。
剣・弓・格闘という組み合わせは穴が空きやすいのもあって、他学級ルートでは自軍の穴埋めに重宝する。

数少ない弱点は、誰でもあるに越したことのない指揮が苦手であること、そして個人スキル。
最序盤なら強力だが、ゲームが進むと指揮レベルの低さを差し引いても騎士団の装備効果の方がよほど強くなってしまうのであえて外す意義がなくなり、実質死にスキルとなる。


ナバール型剣士の系列故か、本人が恋愛朴念仁の割に女性エピソードが多い。
…というか支援Aを組める女性が青獅子三人+他学級から二人×2+フレンとなんと8人!
腐れ縁ナンパ親友はBだらけ、同じく腐れ縁のは奥手だというのに…

なお、王国ルート以外の後日談では妻の影響を受けた結果、その去就は斜め上なものに富んでいる。

ディミトリとの支援では上記の件で態度が凄く悪い。
それでも偶然手に入れた名匠ゾルタンの剣で盛り上がる事も。

アネットとの支援では温室で奇怪な歌を歌う姿を目撃する。
以後も図書室で図書室を更地にする歌を歌うアネットを目撃し、いつしかアネットの歌の虜になっていた。
王国ルート以外でペアエンドにすると、剣に生きるべく旅に出ようとしたところをアネットの泣き落としによって阻止された挙句無理やり連行され、二人で士官学校の教師を務めることになる。

ベルナデッタとの支援では彼女の落とした小物入れを届けようとする。
が、ベルナデッタが彼を怖がって受け取ってくれず、ついには彼の剣を叩き落として背後に回ったあげく逃げ出すという一芸を見せた結果、武芸者の血が騒ぎ始める。
王国ルート以外でペアエンドにすると、剣に生きるべく旅に出ようとしたところをベルナデッタに引き留められ、彼女の家に婿入りすることになる。
山ごもりの修行に出ようとしても泣いて引き止められる一方で引きこもりの妻の代わりに表に出ていたようで、領民にはフェリクスの方が新領主だと思われていたのだとか。

リシテアとの支援では彼女が愛するお菓子と甘い物は苦手というフェリクスの主張が真っ向からぶつかるが最終的にフェリクスが折れる。
王国ルート以外でペアエンドにすると彼女の為にお菓子職人になるという驚きの展開に…
なおリシテアは他ペアエンドだと体に色々気を遣われて長命になるパターンが多いのだが、彼の場合短命で終わったような記述の為「フェリクスが文字通り甘やかしてしまったのでは?」と言われているとかなんとか。

台詞

  • 手を貸してやってもいい。その代わり、必ず勝て。
  • ……お前が腹を空かせているのはわかった。
  • ……悪かったな、シルヴァン。お前を、先に死なせる事になる。
  • ……立ちはだかる者は斬ると決めた。たとえそれが父親であっても……幼い日を共に過ごした友であっても。
  • 忠義だ騎士だと喚いておきながら、結局は、国に刃を向けるわけか。
    ……退くつもりはない、か。ならば……お前とて、斬るだけだ。
  • 剣士と剣士の間に言葉は要るまい。
    ……来い!
  • 魔道というものは苦手だ、好きにもなれん。
    だが、ただの剣士よりも、魔道の心得のある剣士のほうが強いのは確かだからな。「理学」と「剣術」を同時に鍛えたい。
  • この世界に呼ばれたとき、正直、不愉快だった。理もなく勝手なことをしてくれた、と。
    だが、この世界も慣れてしまえばなかなかに面白い場所だ。むしろ俺の望むべき場所かもしれん。
    ガルグ=マクの教師たちだけではなくヴァイス・ブレイヴには腕の立つ英雄が名を連ねている。
    彼らに学ぶべきことは多い。ともに戦うだけでもその経験は大いに糧となる。
    アスク王国の窮状は理解しているが……絶好の機会と捉えている。
    家柄も爵位も関係なく一人の武人としてどこまで通用するのか存分に試させてもらおう。



俺はフェリクス=ユーゴ=フラルダリウス。

このようなふざけた格好をさせるとは貴様、覚悟はできているのだろうな?


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2020年12月には通常版より先駆けてクリスマス版の超英雄で初登場。イラストは黒葉.K氏。
青属性の弓で恒例の重そうには見えない重装ユニット。
戦禍の連戦の報酬で登場し、現在は聖杯で召喚可能。

武器スキルは飛行特効
周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、自身の攻撃、守備+5かつ敵の奥義発動カウント変動量-1の『トナカイの弓+』
Aスキルは自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃、速さ+4となる『鬼神飛燕の一撃2』
Bスキルは敵が弓、暗器、魔法、杖の時、戦闘中、敵の強化の+を無効にする『強化無効・遠距離3』

貴重な速さ型の弓重装で汎用性は相当高い。
手間は十分かかるがスキル継承次第でアタッカーでも壁役でもなれる。
守備と魔防は平均寄りだが決して低くない。限界突破などで耐久力はすぐ解決するので問題ない。
重装特攻だけ気をつけるだけで弱点はかなり少ない

紋章や家柄に頼るのは愚か者のすることだ。

鍛錬で得た力以外に価値はない。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

そして2023年4月に通常版がようやく登場。イラストはこちらも黒葉.K氏。
今度はしっかり得意の赤属性の剣・歩行ユニット。

武器スキルは『一匹狼の鋭剣』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
ターン開始時、自身のHPが25%以上の時、または戦闘開始時、自身のHPが25%以上の時の戦闘後、それぞれで以下の効果を得る。
奥義発動カウントが「最大値」なら奥義発動カウント-2 「最大値-1」なら奥義発動カウント-1
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、受けた攻撃のダメージと戦闘中に攻撃を受けた時のダメージを30%軽減(巨影の範囲奥義を除く)
かつ、周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、敵の攻撃、速さ、守備-5。

Aスキルは周囲3マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ+7かつ奥義が発動可能な状態の時、
またはこの戦闘(戦闘前、戦闘中)で奥義を発動済みの場合、戦闘中、ダメージ+5かつ自分の攻撃でダメージを与えた時、7回復の『攻撃速さの秘奥4』
Bスキルは射程1の敵は自分の周囲1マス以内を通過できない(すり抜けを持つ敵には無効)
射程2の敵は自分の周囲2マスを通過できない(すり抜けを持つ敵には無効)
戦闘中、敵の攻撃、速さ-4、戦闘後、自分のHP7回復の『攻撃速さの防壁3』
Cスキルは戦闘後、敵とその周囲2マスの敵の速さ-7(敵の次回行動終了まで)
戦闘後、自分の速さ+6、【回避】を付与 の『速さの紫煙4』

彼の性格を表して主に一人で戦闘する立ち回り。
奥義の発動カウント次第で奥義が早く放つ事が可能。そしてダメージも抑えて一人でいると敵を弱らせる。
しかも多めにHPを回復する耐久力もあり、高い速さを存分に利用して神速回避でさらに重ねかけ。
邪魔はさせないとの言わんばかりのタイマン勝負を得意とする。

回避のおかげであまりやられにくいが魔防はそこまで高くない。
しかも不治の幻煙ではHP回復を阻害される事だけは注意。

フェリクス=ユーゴ=フラルダリウス。

この城で異世界の英雄と仕合えると聞いた。さぞ骨のあることだろう……楽しみだ。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2024年の第8回英雄総選挙で男性部門2位になったことで総選挙版が実装。イラストはlack氏。
ゲーム的には通常版と同じ赤属性の歩行剣士だが、見ての通りエピタフ姿。
『想いを集めて』では両手剣で二刀流しているオルティナと手合わせしている。

武器スキルは『錬磨サンダーソード』
奥義がとても発動しやすい(発動カウント-2)
(奥義発動カウント最大値の下限は1)
敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する。
敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算。
戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、または、周囲1マス以内の味方が1体以下の時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、
さらに、攻撃、速さ、守備、魔防が、戦闘開始時の速さの15%だけ増加、
自身の奥義発動カウント変動量-を無効、敵の奥義以外のスキルによる「ダメージを○○%軽減」を半分無効。

奥義は『陣風』(カウント3)
速さの50%を奥義ダメージに加算
自分または敵が奥義発動可能状態の時」、「この戦闘(戦闘前、戦闘中)で自分または敵が奥義発動済みの時」の2条件のいずれかを満たした時、かつ、戦闘中、自分の速さが「敵の速さ-4」以上の時、戦闘中、受けた攻撃のダメージを40%軽減(1戦闘1回のみ)(範囲奥義を除く)

Aスキルは攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動後のマスが移動前と異なる時、戦闘中、攻撃、速さ+6、
さらに、攻撃、速さ+○、かつ自分から攻撃していれば、戦闘中、受けるダメージ-○×3(範囲奥義を除く)
戦闘中、敵の奥義による攻撃の時、受けるダメージ-○×3『攻撃速さの突破』
Bスキルに速さを比較するスキルの比較判定時、自身の速さ+7として判定。
現在のターン中に、「自分が補助スキルを使用していない、かつ自分に補助スキルを使用されていない」なら、以下それぞれのタイミングで自分を行動可能な状態にし、自分とダブル相手に【補助不可】を付与。
(A:自分から攻撃した戦闘後 B:今回の行動で戦闘をしていない時の行動後)(再移動より優先)(1ターンに1回のみ、AとBは別カウント)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上の時、または、周囲1マス以内の味方が1体以下の時、戦闘中、敵の攻撃、速さ、守備、魔防-5、
自分は与えるダメージ+速さの20%(戦闘前奥義も含む)、受けるダメージ-速さの20%(戦闘前奥義も含む)、
かつ、敵の奥義による攻撃の時、さらに受けるダメージ-速さの20%(戦闘前奥義も含む)『一匹狼』
Cスキルにはターン開始時、移動+1(1ターン、重複しない)
攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動後のマスが移動前と異なる時、
戦闘中、自分の攻撃、速さ、守備、魔防が、移動前と移動後のマスの距離だけ増加(最大3)、敵の強化の+を無効にする『迅雷風烈・無極』


なんと言っても特徴は原作の個人スキルを冠した『一匹狼』。
ざっくり言うと「攻撃しなかった行動」と「攻撃した行動」の後にそれぞれ再行動でき、単独で攻撃2回・移動のみの行動1回の3回行動が可能。
しかも『迅雷風烈・無極』で毎ターン移動3となるため、6マス爆走して接敵して再行動、3マス移動で2回攻撃した後に再移動感覚で3マス逃げる、といったことが可能で、歩行ながら他タイプでも類を見ないレベルの超機動力を発揮。
ただし、一匹狼というだけに効果発揮のためには補助スキルを使用できないし、されることもできないという制約があり、再行動した後も【補助不可】がかかるのでやはり使用できない。
「補助スキルによる移動補助を自分の行動回数だけで賄っている」とも言える。
ただし、行動終了時に【補助不可】が切れるため、行動が完全に終わったフェリクスに補助スキルを使って退避させたりすることは可能

戦闘能力も登場時の高速剣士として文句なしの強さで、響心エイリーク以来の『陣風』を最大1カウントで使ってきて、原作のサンダーソード運用が再現されて遠距離反撃まで可能という反撃性能まで備えており、全く隙がない。
……ただし、実は正統派の高速ユニットなのに「見切り・追撃」系の効果を持たないという、この手の効果がすっかり標準装備化している今では逆に珍しい弱点があったりする。
聖印や味方のスキルでの外付けは推奨。

その点さえ注意すれば、切り込み隊長としてあらゆるコンテンツにおいて極めて優秀なユニット。相性が良くないのは自軍内での行動回数が限られている英雄決闘くらいか。
飛空城では、敵間近へのワープ能力が追加される紋章士セリカとエンゲージさせる戦術が特に防衛で流行。
元々機動力の高いフェリクスにワープを追加するのは一見勿体ないようにも見えるが、3マス移動後に再行動で4マスワープ(+ワープ攻撃後にも再行動)してくるため基本的にどこに居ても射程圏となり、安全に受けるのが極めて難しい。もちろん攻撃側の自操作でも非常に優秀。



追記・修正は猪に喧嘩売ってからお願いします。

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最終更新:2025年01月17日 22:14

*1 当時のファーガス神聖王国国王ランベールが、後妻パトリシアや王子のディミトリ、グレン、ほか大勢の兵士を伴ってダスカー地方に会談のため訪問するが、そこを何者かに襲撃され多数の犠牲者が出た一件のこと。

*2 40%の確率で与ダメージ+5

*3 守備+6、魔防+3、50%の確率で被ダメージ半減

*4 サンダーと射程1-3のトロンを覚えるものの、開花技能のわりに2種で打ち止め。