リシテア=フォン=コーデリア

登録日:2019/11/07 (木) 02:39:45
更新日:2025/01/23 Thu 18:52:06
所要時間:約 15 分で読めます






この大修道院、敷地が広すぎませんか?

……迷子にはなりませんけどね。わたし、子供じゃないので。



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


概要

『リシテア=フォン=コーデリア』とは『ファイアーエムブレム 風花雪月』の登場人物

CV:悠木碧

『金鹿の学級』に所属する白髪の美少女。2月28日生まれ。
第一部開始時点で15歳、148㎝。
レスター諸侯同盟領で300年も続くコーデリア伯爵家の長女で一人娘。同級生たちより2、3歳年下でペトラと同じく最年少。ただし体格は天と地の差。
魔道に長けた天才だが、それでいて努力を怠らない。

趣味は魔道や戦術の研究、密かに甘いものを食べること。
好きなものは甘いもの、可愛いもの、百合。
嫌いなものは子供扱いされること、体力を使うこと、お化け、苦いもの。

フォドラ十傑のカロンからカロン家に受け継がれてきた『カロンの小紋章』と、グロスタール家の『グロスタールの大紋章』の二つを身に宿す。
そのためカロン家のカトリーヌ(カサンドラ)は親戚だが、一方でグロスタール家のローレンツとの関係性は……?(後述)

本年度の士官学校の入学生のなかで最年少。シリーズ恒例の、子供であることを気にしている魔道士ポジション。
子ども扱いされるのを嫌っており、早く大人になって両親の役に立つことを望んでいる。
しかしお化けが苦手な上に広い修道院で迷子にならないか心配したり、
基本敬語で話すのに二人称は貴族令嬢らしからぬ「あんた」呼ばわりだったりするので、子供っぽさは抜けきっていない。

本来なら同級生より成績が下でもおかしくないのに、魔道と座学の成績は優れており、自分でも言っているように少なくとも級長のクロードよりも成績は良い。
これは本人の才能も高いからでもあるが、それ以上に日々努力を重ねているから。
しかしそれを周囲に「才能があるからだ」の一言だけで済まされてしまうのを悔しがっている。

それ故か、自分のことを子供扱いせずに、才能に甘えず努力する姿を認めて真摯に指導してくれる主人公のことは強く慕っており、
接し方もとても素直で、士官学校編の終盤で主人公の髪と眼の色が変わった際には自分自身の事情(後述)もあってか、誰よりも主人公の体調を心配していた。

味覚は甘党というかお子ちゃまというか、極度の偏食家
前述の通り甘いものが大好きで、焼き菓子をあげれば大喜びするし、落し物にはフォドラの甘いものについてまとめた『甘味大全』なる本があり、
お茶会に誘った際に好みの甘いお茶を出してもなお足らないのか「お砂糖あります?」と訊いてくるほど。
反対に嫌いな物には書かれていないが野菜や魚も嫌い。
そのため「食事に誘おう」コマンドで料理を振る舞っても大半のものが嫌いというありさまで、甘い物好きなのでデザート、それから肉料理はともかく、それ以外のメニューはほぼ全滅。
支援値を上げたい相手とリシテアの好みがなかなか合わず、頭を抱えた先生は少なくないはず。

また特筆すべきは、何故か紋章を二つも持っていること。
作中世界において「人間の体は紋章を二つも宿すことはできない」と言われており、この鉄則を知る人物はリシテアが「ナニカサレタヨウダ」と察することになる。
そのため公にはカロンの小紋章のみ所有ということで通しており、紋章が二つあることは一部の人間しか知らない秘密。
その知っている人間は研究心から調べようとするか、「ナニカ」を察して追求しないかのどちらか。

彼女の実家コーデリア伯爵家は、以前アドラステア帝国の介入を受けていた時期がある。
同国皇帝イオニアス9世は権力を中央に集中させる政策を進めていたが、
それに対し帝国貴族のフリュム家がコーデリア家の協力を得て、独立と同盟への参加のため内乱を起こすも討伐された。
この事が皇帝に権力の集中をさせる事を六大貴族に恐れさせることになり、後に帝国で引き起こされる政変『七貴族の変』へと繋がっていく。
しかし実際にはコーデリア家は救援要請を受けただけで、政治的関与はなかったらしいが、内乱の責任を追及され介入を受けることになったらしい。
そのときにリシテアは酷い目にあい、前述の二つ目の紋章を「持たされた」らしいが……?



性能

リシテア
初期値(成長率)
Lv1
HP22(20%)
力4(15%)
魔力11(60%)
技7(60%)
速さ7(50%)
幸運4(15%)
守備3(10%)
魔防4(25%)
魅力5(25%)

天才という設定ながら、総合成長率は全キャラ最低(良成長なしのツィリルよりかはある)という有様。
一番高いのは魔力と技の60%(ともにトップタイ)、次いで速さの50で、それ以外は全部25%以下である。
フィジカル面は言うまでもなく幸運や魅力も最低クラスで、魔防もせいぜい並。
一応、のちにDLCで追加されたコンスタンツェが総合最低を更新したが、彼女もまたリシテアに近い魔力お化けでピーキーな成長率を誇る。
技能資質は得意なのが理学・信仰・指揮で、苦手なのが術と重装。また術も当初は不得意だが『才能開花』に至れば得意技能になる。カロン家の親戚だからだろうか。

紋章は戦技使用時、たまに威力が上昇する「カロンの小紋章」*2と魔法攻撃時、まれに威力が上昇する『グロスタールの大紋章』*3
個人スキルは戦闘で入手する技能・兵種経験値が2倍になる『天才』。
また、理学の技能レベルを上げることで黒魔法ではなく闇魔法を習得する数少ないキャラでもある。

総合成長率こそ最低だが魔道士に必要なステータスだけに特化しているおかげで、得意分野通りの魔道士に貫徹させれば恐るべきキャラと化す。
魔防を無視する『ルナΛ』、騎馬特効の『ダークスパイクΤ』闇の最上級魔法『ハデスΩ』、魔獣特攻の『エンジェル』と強力な攻撃魔法をいくつも覚え、補助面でも『ワープ』を習得できる。
膨大な魔力から放たれる魔法の数々は適正レベルの敵なら追撃すら不要でワンパン撃破してしまうほど。
さらにスキル『天才』のおかげで技能レベルがよく上がるため、他キャラに比べ強力な魔法を序盤の内から扱いやすく、兵種マスターも早いのでスキル集めもかんたん。
『メイジ』→ 『ビショップ』→ 『グレモリィ』と目指すだけで一線級のユニットになる。DLCがあるならビショップではなくヴァルキュリアになり「慧眼の一撃」を回収しておくのもいい。
ウォーロックは闇魔法ではなく黒魔法向けのスキルで、成長率もリシテアとは相性が悪いことに注意。
同様にダークペガサスも黒魔法向けのスキルだが、こちらは圧倒的な移動力があるためサブとして資格だけ取っておいてもいいかもしれない。

『ダークスパイクΤ』を覚えてしまえば、闇パスおじさんこと死神騎士をカモにできる。
貴様などに用はない……」と言いつつワンパン昇天させられるおじさんが今日もどこかで目撃されているとか。がんばれおじさん。

しかし火力の反面、防御が紙で一撃でも受けたら即死、よくて瀕死。
要するに殺られる前に殺れ、という姿勢で運用することが重要なユニット。
また覚える魔法はすべて射程1-2*4と敵に近づく必要があり、殲滅しないと敵ターンで殺られてしまいがち。
しかしこの点は魔法攻撃の射程を+2にしてくれる英雄の遺産『テュルソスの杖』を持つことで解決してくれる。
ただしリシテアをスカウトして使っている場合、テュルソスの杖の持ち主であるローレンツも一緒にスカウトした上で彼の外伝をクリアしなくてはならないが。

また意外と見落としがちな点として、実はテンプレ育成から逸れると途端に命中が不安定になってしまう。
技こそ全キャラトップの成長率だが、今作の魔法命中率を左右するのは(技+幸運)÷2の値。
彼女は全キャラ最低クラスの幸運が足を引っ張り、加えてルナΛやハデスΩは基礎命中65とかなり低い。
これでも普段命中に不安を覚えにくいのは、指揮得意と個人スキル「天才」により高レベルの騎士団をつけたり
「命中+20」「慧眼の一撃」といった命中補強スキルを取ったりして容易に補強できるためである。
見た目上技が高いからと言ってこれらの補強を怠ると当たらない大砲状態に陥りやすい。

なおリシテアは闇魔法の使い手であるがゆえに、訓練場で催される黒魔法大会には出場できない。
……が、たいてい兵種スキルによって『ファイアー』が使えるメイジの資格を取らせることになるので、メイジにしている間なら問題なく参加できる。ややこしい。
圧倒的な火力で楽勝……かと思いきや、速さと魔防の値によっては苦戦を強いられるケースもなくはない。
それに幸運の低さが祟って『ブリザー』などの必殺で沈んでしまうこともそれなりにある。

ちなみに個人指導を繰り返して剣術の才能を開花させると、剣で魔力依存の攻撃を行う戦技『魔法剣』を習得する。
今作にはサンダーソードがある上、錬成すると射程1-3になるため剣を使う運用もバカにできない。
魔道士を目指すのが鉄板すぎて毎周同じような育成になってしまいやすいので、たまには剣を振らせてみても面白いだろう。
『英雄の遺産』の一つである剣『雷挺』が紋章一致で使えるメリットもある。

後半あるいは難易度ルナティックになると、魔法攻撃が無効の魔獣だったり、リシテアの魔力ステータスをもってしても耐える敵も出てくるので、
その保険として武器レベルを上げておき威力の高い武器を物理攻撃の手段として持たせておくのも損はない。



クロードとの支援では彼に子ども扱いをされて怒っている。
ペアエンドではリシテアを救う術を見つけたクロードに連れられ外国へ行ったらしいが、何処に行ったのか、また助かったのかは不明。

マリアンヌとの支援では、オドオドする彼女にイラ立ちつい怒ってしまう。
また、マリアンヌが自分のせいで他人が不幸になると思い込んでいると知れば怒り「あんただけが深刻な事情を抱えているわけじゃない」と説教をしている。

ラファエルとの支援では、何かと手伝おうとするラファエルがうっかり自分のことを兄ちゃんと言ってしまい、私はあんたの妹じゃないと怒る。
その後、彼に助けられ、人それぞれ得手は不得手があってお互いが得意なことで助け合う大切さを実感する。
ペアエンドでは宿場を営んでいたラファエルの下にリシテアが訪れて、
ラファエルの妹のマーヤとも意気投合したリシテアは、食堂の女将となり穏やかに暮らしたという。

カトリーヌとの支援では紋章を2つ持っていることを看破されるが、それ以上はお互い秘密を隠し持つ者として模索されずに済む。
彼女から色々と気遣われるが、同じカロンの紋章を持つ者同士で姉妹のようなものと言われ、お姉様と頼れる関係になったことを喜ぶリシテアだった。
キマシタワー!余談だがリシテアの好きな花は百合である。

エーデルガルトとの支援ではやたら自分の体調を気遣うことを怪しみ、彼女の立場で自分の紋章の事を知った推測する。
そして彼女を問い詰めた所、どうもエーデルガルトも自分と同じ存在のようだと知り……。

『無双』では主人公及び前作同様同じ学級の面々のほか、新たにヒューベルト、フェルディナント、メルセデスとも発生する。
ちなみにリシテアは王国、メルセデスは同盟ルートで加入しないため、帝国ルート限定の支援となる。

ヒューベルトには密かに扱いされ、陰から世話を(主に食生活面で)焼かれることに。
前作では外伝の発生条件だったのに支援会話は無かったフェルディナントには、
今後爵位を返上し平民になるつもりでいるとの意向を聞き付けた彼に心配されるという、前作のバルタザールとの支援に少し似た内容になっている。
お菓子好きという共通点を持つ同士であるメルセデスからはやはりお菓子を振る舞ってもらい、初めての食感に感動している。


台詞

  • これ以上、わたしを子供扱いするなら……!
  • うぐっ……。子供扱い……されても、反論できない……。
  • う……い、いえ、苦手なお野菜なんてありませんよ。子供じゃないんですから。
  • 料理なんて基本さえ押さえておけば、どうにかなるものですよ。
    そのお野菜はやめましょ? わ、わたしは食べられますけど、苦手な人が多いし……。
  • 魔道といえば、わたしでしょう? となればウォーロックを目指すのも必然です。
    簡単じゃないことは知ってますけど、大丈夫。「理学」の勉強は苦にならないので。
  • 紋章ばかりを重んじるこの世界を作ったのがセイロスの教義なら、そんなもの不要です。
    荒療治でも最短の道を進もうとする、彼女のやり方に、わたしは賛同します。
    それに……万一、彼女が道を踏み外しそうになっても、きっと先生が止めてくれる。
    頼りにしてますからね、先生。

無双

同盟ルートでは初期から配属され、帝国ルートではEP7で説得すれば加入、王国ルートは不可。

性能は本編と同じ。
得意兵種はメイジ、ウォーロック、グレモリィの黒魔術系。
魔術職の攻撃範囲が伸びるテュルソスの杖とは相変わらずローレンツ以上の相性を誇るのだが、
アクションゲームの無双では範囲が増えるぐらいではカバーしきれないことがままある。グレモリィになるまでがちょっと辛抱。

新たに追加された個人アクションスキル「呪力解放」も敵を吹き飛ばした敵に呪縛付与を持つ爆発で追撃し、ZRで手前に集めると言う効果。
まず敵をふっとばす攻撃を把握しないと始まらないタイプの一つ。
相変わらずの紙装甲と、最上級以外の魔法職(に限らないが)のアクションの鈍さが足を引っ張って中上級者向けキャラクターと思われがちである。

そこで有効なのが魔法戦技をひたすらぶっぱする戦術。本作の戦技・魔法は動作中無敵であり、さらにリシテアは原作通りの高魔力成長&高火力魔法のハデスΩ習得などで魔法戦技の火力が高い。
おまけに新規の英雄の遺産「ストゥングの神秘」を使えばクールタイムが半減する(入手は最終盤になってからだが)。
本作の中盤以降は錬成によってかなり武器耐久が伸びる(無双では戦技・魔法以外に耐久を消費しない&戦闘ごとに全回復)ので、敵将相手はほぼ毎回魔法コマンドをぶっ放して処理してしまうことも現実的である。

もう一つのアプローチとして、他のクラスで運用する手もある。無双では苦手分野の概念はなく、
一方で原作における剣術の才能開花を拾ってか、剣士ツリーの最上級職の一つ・エピタフに隠された天賦スキルが仕込まれている。
エピタフをマスターすることで「魔法武器の達人」が獲得でき、このスキルを装着するとあらゆる攻撃で魔力を参照するようになる。
要するにサンダーソードなどの魔法武器や、物魔反転を他に回せる
そうなると、物魔反転がまずつかないメリクルや、紋章一致で使えて戦技のクールタイムを半分にする雷霆が第一候補となる。
その上で、アクションの機敏さに優れ魔法も使えるエピタフやトリックスターで暴れれば本職以上の火力を発揮できるだろう。
弱点は有るが一端の個性で存在感を放つユニットだと言える。


こっちの世界には、フォドラにはない技術や知識がたくさんあるみたい。

勉強のし甲斐がありそうね。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

ヒーローズには2020年3月にベルナデッタたちと参戦。イラストは円居雄一郎氏。
原作ほぼそのままで赤属性の魔法・歩行ユニット。

武器スキルは『ハデスΩ』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃、速さ+4かつ、上記の戦闘開始時、奥義発動可能状態の場合、戦闘中、さらに攻撃+6

Aスキルは自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃+8となる『鬼神の一撃4』
Bスキルは戦闘中、敵の速さ、魔防-3かつ敵の速さ、魔防の強化を無効にする『速さ魔防の凪3』
Cスキルはターン開始時、奥義発動カウントが最大値なら奥義カウント-1となる『始まりの鼓動3』

原作同様に圧倒的な攻撃力と紙レベルの耐久値も健在。条件が整っていると攻撃の合計+18の恐ろしい魔法火力が襲いかかる。属性不利な青属性でさえも撃墜も容易。
守備と魔防は紙レベルで仕留めきれないと反撃で瀕死or即死は確実。

2024年4月のアップデートでハデスΩが錬成可能に。下記の総選挙版よりもだいぶん後の強化になった。
錬成すると奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
自分から攻撃した時、または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中の攻撃、速さ+5、攻撃、速さの弱化を無効かつ、上記の戦闘開始時奥義を装備していて奥義発動カウントが2以下の時、戦闘中、さらに攻撃、速さ+7
周囲に味方がいる時の条件も加わって発動機会が増えた。そして攻撃と速さのデバフ無効に追加効果の条件も緩和。

特殊錬成は自分から攻撃した時、または敵が射程2の時、戦闘中自身の攻撃、速さ+5、自分が与えるダメージ+速さの20%(範囲奥義を除く)、敵の速さ、魔防の強化の+を無効にするかつ自分が攻撃時に発動する奥義を装備している時、戦闘中、自分の最初の攻撃前に奥義発動カウント-1
通常効果でも十分の効果がこれでもかとさらに攻撃性を高めた。


良いドレスでしょう? わたしの大人っぽさが引き立ちますね。

……今、目を逸らしませんでしたか?

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


第4回英雄総選挙では女性2位にランクインしたことで、20年8月に総選挙版が実装された。イラストはアマガイタロー氏。
通常版と同様に赤属性の魔法使いであり、歩兵ユニット。最上級職のグレモリィだがイメージカラーに合わせてアレンジされている。
『想いを集めて』での台詞によると、この総選挙リシテアは同盟ルートから召喚されたようだ。

武器スキルは騎馬特効で速さ+3かつ、戦闘開始時敵のHPが75%以上の時戦闘中攻撃・速さ+6、
戦闘開始時自分のHPが99%以下で自分から攻撃した時絶対追撃かつ追撃可能なら自分の攻撃の直後に追撃を行う『ダークスパイクT』。
やっぱりというか、新英雄召喚イベント動画では闇パスおじさんをワンパンしている。公式公認か……。

Aスキルは戦闘開始時自身のHPが25%以上なら攻撃・速さ+7、その状態で攻撃した時戦闘後自分に5ダメージとなる『攻撃速さの渾身4』。
Bスキルは戦闘中敵の速さ・魔防-3かつ敵の速さ・魔防の強化を無効にする『速さ魔防の凪3』。
Cスキルはターン開始時周囲1マスの味方の速さ+7となる『速さの鼓舞3』。

HPの制約は付いたが代わりに必ず追撃と攻め立て効果が発動し、追撃で確実に仕留める編成になった。騎馬特攻の追加で対応力が広まった。
威力は通常版と同じように高火力のお墨付きで魔防が高かろうと超ダメージが襲いかかる。

通常版と比べて得意の速さがさらに上がるおかげで追撃しやすい。

弱点は通常版と全く同じなので体力管理だけ視野に入れておけば問題なし。

2022年9月のアップデートで第四回英雄総選挙のキャラクターが錬成可能に。
特殊錬成は奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
ターン開始時、「周囲2マス以内の味方の隣接マスに移動可能」を付与(1ターン)、自分に1ダメージ
自分から攻撃した時、または、周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ+6、自身の攻撃による奥義発動カウント変動量+1

なんとジングルベル同様に自ら擦り傷を負って最初から武器スキルを即発動。
さらにキラー武器、ワープ、奥義カウント加速とこれでもかと攻撃性能と機動力上昇。
低リスクで戦いやすくなったが肝心の渾身があまり意味を成さなくなったので孤軍か死線のノーリスクのスキルに継承が無難。


わたしはリシテア。こちらはルーテ。

冬祭りを手伝えって言われたから来てやりましたよ。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

21年12月には、『聖魔の光石』のルーテとの双界英雄としてクリスマス版の超英雄が登場。イラストはアマガイタロー氏。
初となる騎馬ユニットで無属性の魔法を持ってやって来た。
ルーテとは優秀な魔法使いという点で共通しており、これ以前にも「想いを集めて」ではいくつかのシナリオで一緒に登場する。

武器スキルは『幸運ぶ冬の聖菓』
奥義が発動しやすいキラー系効果かつ、戦闘開始時自身のHPが25%以上なら戦闘中攻撃・速さ+6。
さらに戦闘開始時自身のHPが25%以上なら自分から攻撃した時、自分の速さ-敵の速さの値によって異なる効果を発動する。
9以下の時のみ:追撃可能なら自分の攻撃の直後に追撃を行う
10以上の時のみ:2回攻撃

Aスキルは、自分から攻撃した時戦闘中攻撃+6・速さ+7の『鬼神飛燕の一撃3』
Bスキルは、戦闘中敵の攻撃・魔防-3、かつ自分から攻撃・補助・地形破壊を行った時残りの移動距離だけ再移動できる『攻撃魔防の遠影3』
Cスキルは、戦闘中敵が無属性の時、戦闘相手以外の敵軍のスキルを無効化、かつ戦闘中敵の攻撃・速さ・守備・魔防-4、さらに自分が戦闘中、戦闘相手以外の無属性の敵のスキルを無効化する『無への暗闘3』

只でさえ恐ろしい圧倒的火力がさらに高まり、機動力の強化も入って通常版と総選挙版より恐ろしいリシテアがやってきた。

自分と敵の速さを引いた合計値によって効果が複数発動するユニークタイプで自分の速さが高いほど(敵の場合は低いほど)発動しやすい。
両方発動で超火力が「攻め立てと二回攻撃」と手加減無しでやってくる。
そして演出もユニークで持っている菓子で押しつぶすといった面白いグラフィック。インパクトはクリスマスベルナデッタより劣ってるが仕方ない。

無への暗闘により無属性相手には有利が取れ、あのフレンの武器スキル『カドゥケウスの杖』のダメージ軽減を遮断し、一切敵のダメージ軽減を受け付けない。
遠影でヒットアンドアウェイ戦法も可能。

双界効果は自分と出典(風花雪月・聖魔の光石)の味方に攻撃速さ+4かつ強化増幅を付与。強化する味方と組めば相性抜群。

その代わりに上記のリシテア達とは違い、守備面は全然期待出来ないと言ってもいいくらいの超紙耐久。
守備と魔防が低いのはそのままだが問題は騎馬特攻とレイヴン効果の弱点が増えてしまったこと。
ミカヤと魔王リオンなどと言った相手には完全不利で耐えられてしまう場面もしばしば。
火力で押し切れるかもしれないが相手が無属性以外のダメージ軽減を持つ相手の場合は耐えられ、反撃で即退場なんて事も有り得る。
速さを下げられると弱まっていくのでなるべく速さのデバフはかけられないようにしたい。


もぐもぐ……適度な甘さですね。

これはつまみ食いではありませんよ。品質管理のための試食です。



2023年8月にお茶会超英雄に参加。イラストは雨傘ゆん氏。
無属性の魔法使い・飛行ユニット。
フェルディナントがちゃんと給仕する一方、お菓子大好きなリシテアはもぐもぐとつまみ食いしていた。

武器スキルは『美味しい焼き菓子』
【再移動(1)】を発動可能。
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
ターン開始時、自分の周囲5マス以内にいる最も近い敵とその周囲2マス以内の敵の速さ、魔防-6、【混乱】を付与
自分から攻撃した時、または、周囲2マス以内に味方がいる時、
戦闘中、自身の攻撃、速さ+6、自分の追撃不可を無効、敵の速さ、魔防の強化の+を無効にする。

Aスキルは『天才』
ターン開始時、自分に1ダメージ。自分から攻撃した時、または、周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ+9、自分が与えるダメージが増加。
増加値は以下のA+B
(A:自分と周囲2マス以内にいる味方のうちの強化の合計値が最も高い値の80%
B:敵と敵の周囲2マス以内にいる敵のうちの弱化の合計値が最も高い値の80%(範囲奥義を除く)
Bスキルは戦闘中、敵の速さ-4、自分のHPが99%以下で、自分から攻撃した時、または、
移動前と移動後のマスの距離が2以上で、自分から攻撃した時、戦闘中、追撃可能なら自分の攻撃の直後に追撃を行う『攻め立て4』
Cスキルはターン開始時、周囲2マス以内に味方がいれば自分の攻撃、速さ+6、かつ「周囲2マス以内の味方の隣接マスに移動可能」を付与。
周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ+3『攻撃速さの信義4』

ざっくり言えば殺意が高い
Aスキルが体力を減らすだけでバフデバフの最も高い値の80%を足してダメージ上乗せのトンデモ能力。武器、Cスキルのおかげで気軽に高火力魔法をブッ放す。
それだけでもいいのに攻撃と速さも上げ、追撃妨害や速さ魔防のバフも無効化、反撃すらさせない攻め立てまで念入りに施している。

紙耐久は健在なので飛行特攻はもちろん攻撃さえ入れば一撃で倒せる。

追記・修正は子ども扱いしない人がお願いします。

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最終更新:2025年01月23日 18:52

*1 爵位は伯爵のはずだが、一部のペアエンドでは何故かこの表記になっている。

*2 40%の確率で与ダメージ+5。

*3 20%の確率で与ダメージ+5。

*4 シリーズの魔法射程としては標準的だが、今作では射程3以上の攻撃手段が割と豊富。