登録日:2012/05/04(金) 12:44:32
更新日:2025/05/06 Tue 00:47:36
所要時間:約 15 分で読めます
このソフィアの大地に実りがなくなってから数年……。
私はミラの神殿へ向かい、何があったのかを確かめます。
CV:
東山奈央(ファイアーエムブレム Echoes)
そしてシリーズ初の魔道士系主人公にして女性
ロードであり、後の
リンに
エイリーク、
ルキナの大先輩でもある。
ミカヤ「ねぇ、私は……?」
アカネイア暦590年生まれ。600年頃までラムの村に住んでおり、
アルムとは一緒に育った
幼なじみ。
訳あってラムの村からソフィア王国のノーヴァ修道院に移った後は、大司祭ノーマから
大地母神ミラの教えを学んでいた。
アカネイア暦606年に凶作が続くソフィアの状況から
「ミラに何かあったのでは」と察し、
メイとボーイと
ジェニー共に旅立った。
ソフィア城でアルムと再会するが、和解を模索するセリカと
戦争は止むなしと考えるアルムが分かりあうことはなかった。
さらに「アルムは英雄にでもなりたいの?」と口走ってしまったことから口論となってしまう。
ただし、これに関しては話し合いができる段階を通り過ぎていた事と、セリカの主張が理想論過ぎたため、この場合はアルムの方が正しかった。
セリカはわだかまりを残したままミラ神殿へ向かった。
盗賊を倒しながらミラ神殿に到達したセリカは、リゲル皇帝
ルドルフ1世が、
神剣「
ファルシオン」でミラを封じたことを知り、ミラを復活させるため
ドーマの塔へ向かうことになった。
公式イラストでは緩やかなウェーブがかかった長く紅い髪と、露出している細い二の腕がかなりセクシーである。
主人公且つスタッフのお気に入りなのか、リメイク前から顔グラが可愛い上にグラ差分までありFC末期の成熟したグラフィック技術が垣間見える。
以下ネタバレ
実はソフィア王家の最後の生き残りで、亡きリマ4世の娘。
本名はアンテーゼといい、幼少時にドゼーによるソフィア王家暗殺の際に騎士マイセンに助けられ、ラムの村に移り住んでいた。
しかし村にも暗殺者の魔の手が伸びる可能性があったため、セリカだけが修道院に預けられた。
盗賊王ギースの砦にて、出生の秘密を知ったセリカは王家の証となるサークレットを授かり、プリンセスにクラスチェンジする。
さらに北上してドーマの塔に向かうセリカだったが、最高司祭ジュダに捕らわれてしまう。
そこをアルムに助けられ、彼と共に邪神ドーマを封印する。
最終面のみアルムと隣接させることで、彼の攻撃が必ず必殺の一撃となる。
これは後のシリーズ(特に『
聖戦の系譜』)の支援効果の原点となった。
その後セリカはアルムと結ばれ、統一されたバレンシア王国の初代王妃となった。
持ち前の優しさと聡明さでアルムを支えた彼女は、「ミラの生まれ変わり」と讃えられ、多くの民に愛されたという。
■
Echoes
赤い髪とウェーブはそのままだが、前髪がぱっつんになり
服装が大きくリニューアルしている。
外伝では肩と胸を覆う甲冑を着込み、黄色の前掛けを付けていたが、
Echoesでは鎧は外しており、肩の出た全身白の軽装に
マントを着ている。
外伝ではアルムとの仲は10年ほどだが、Echoesでは一月ほどの短い付き合いになっている。
また右手の掌にミラの
聖痕をもつようになった。
ラムの村で過ごしていた時のエピソードなどが補足されている。
外伝にはいなかったコンラートという異母兄まで登場しており、窮地を度々救われている。
王家の一族はドゼーに謀殺されたが、外伝ではその中に兄がいたかまでは言及されてはいない。
なおEchoesで演じる事になった東山氏は外伝が発売する3日前に生まれている。
■性能
外伝
クラス:神官→プリンセス
序盤の内からエンジェル・リカバーといった便利な魔法を使えるため、攻撃から回復まで兼ねる万能なユニット。
特にエンジェルは強敵の
ガーゴイルやドラゴンゾンビ撃破に役立つ。ドラゴンゾンビが出てくる海のほこらまでに習得しておきたい。
初めから女性魔道士の上級職である神官で加入するが初期値は下級職並み。只、彼女のみクラスチェンジができるのでレベルアップの機会は確保されている。
魔道士以外には無双できるアルムと比べると、ステータスは若干伸びが悪いので
前線で戦う場合には慎重な立ち回りが要求される。
泉のボーナスを使ってステータスを補強したり、
盾を装備してようやく気兼ねなく前線に出せるようになる。
本作の魔法はHPを削って唱えるので、毎ターンHPを回復する効果がある指輪を持たせておくのも有効だろう。
高レベルになると命中しやすい
エクスカリバーや、高威力のライナロックを覚える。
肝心のクラスチェンジは三章の終盤でストーリーの進行と合わせて強制的に行われる。
ただしCCボーナスは一切なく、アルムとは違い使える武器種は増えない。顔グラにサークレットが付いた程度である。
Echoes
クラス:神官→プリンセス(→メイヴ)
リメイクにあたっていくつか強化された点がある。
まず初期装備に「黄金の短剣」が追加。
ゲーム序盤の攻撃力を補えるようになった。
すぐに
セーバーに渡されるが、交換すれば即座に取り返せる。
黄金の短剣自体はセリカ専用ではないが、これを鍛冶屋で錬成することで「宝剣ソフィア」に生まれ変わる。
歴代主人公で唯一専用武器の無かったセリカだが、25年の時を経てついに専用武器を手に入れることが出来た。
報酬を即座に取られた挙句、自分専用の剣に改造されたセーバーの心情やいかに。
宝剣ソフィアを使い込むと奥義「真ライナロック」を習得できる。HP消費24、射程1とリスクの大きい魔法だが、その威力は凄まじい。
次にクラスチェンジ関係。
Echoesではプリンセスのクラス基本値が上昇し、CCボーナスが付きやすくなった。
また、CCタイミングがギースの砦からミラ神殿に先送りになったことで、
経験値を多く稼げるようになり
下級レベル20でのクラスチェンジがやりやすくなっている。
ちなみに本作でもCCすると顔グラが変わる。
原作通りサークレットをつける他、顔つきも多少凛々しくなる。
有料DLCの
オーバークラスでメイヴにCC出来る。
新たに「オーラ」の黒魔法を習得する。状況に応じてエンジェル、ライナロックと使い分けていきたい。
ただしオーバークラス特有の仕様なのだが、メイヴCC直後はプリンセスまでに習得していた魔法を一旦全て忘れてしまう。
メイヴでレベルを上げれば再習得可能。
余談だが、力の上限値はアルムよりも高い。(アルム:41、セリカ:42)
オーバークラス込みだと逆転するが。
■小説ファイアーエムブレム外伝
運命の恋人と定められていたアルムがシスター
シルクと駆け落ちする。駆け落ちである。
男女の仲とは離れていた分だけ想いが募るといわれているが、考えてみればアルムとセリカは、
本編では特に親しくしていた『幼なじみ』であって、正確には『恋人』ではない。
辛いときに、思い浮かぶ暇もないときに、自分よりも、ましてセリカよりも弱く、賊に囲われた辛い現実にあいながら、
側にいて支えてくれたこの相手を、アルムは曇りのない眼で選んだに過ぎないのかもしれない。
運命は思い通りにいくとは限らない。まして自他ともにそれを願っていたとしても。
人の心とは、それほど単純にはできていない。
セリカはとても切ない悲恋を経験し、孤高の女王としての道を選んだのである。
彼女の名を冠する魔道書
「セリカの疾風」が登場。
魔道書でありながら
二回攻撃が可能という『
トラキア』の「ダイムサンダ」のごとき神性能に加えて、風魔法なので飛行特効も付いている。
ぶっちゃけこのゲームでは「
聖書ナーガ」や「ファラフレイム」等の神器系より強力。
傭兵を経て「武器節約」を習得した
ソーサラーにとっては「インバースの暗闇」と並ぶ主力魔法…というか、正直この二つだけで十分なほど。
(他に使うとすれば遠距離魔法「
スライム」ぐらいか)
勿論敵が使っても強いため、『最も強き者の名』の裏5連戦ではセリカの疾風を持った賢者軍団が押し寄せる極悪ゾーンがある。
リーダー格らしい「
フォルセティ」持ちより明らかに強いのがなんとも。
さらにDLCマップ『
光対闇』シリーズの『闇編』では、敵ユニット及びクリア報酬として「聖女セリカ」の魔符が登場。
イラストは齋藤将嗣氏。
誰だこれって思うぐらい可愛いくなった。
クラスは
賢者で、本来は
マスターロードのみが習得し、確率依存スキルの発動率が10%アップするスキル「王の器」を習得している。
「大盾」「太陽」「祈り」等の発動率が上がるため、ソーサラーなら「リザイア」「
インバースの暗闇」での地雷戦法がしやすくなる。
さらに「デュアルサポート+」「聖盾」と
ヴァルキュリアと
パラディンがレベル15で習得する強力なスキルを最初から使えるのも魅力。
『覚醒』は『外伝』から2000年後の世界でありヴァルム大陸(=バレンシア大陸)の形や各所の地名からも見てとれる。
また、セリカとアルムの子孫の
ヴァルハルトも登場している。
セリカはヴァルム帝国(=バレンシア王国)の初代王の常に傍にいた心優しい后として伝えられている。
詳細は
ヴァルハルトの項目へ。
■
ファイアーエムブレム エンゲージ
フィレネ王国の家宝「慈愛の王女の指輪」に宿る異界の英雄「響きの紋章士」として登場。
貴重な魔法型紋章士であり、作中ではセリカと同じ「剣と魔法を使う王女」である
セリーヌが初のエンゲージ相手となる。
紋章士としての能力はステータスは力と魔法両方あがるものの、エンゲージ武器は魔法と回復杖なので魔法寄りの構成。
『外伝』の魔法使用時にHPを消費する仕様が元ネタの、HPを1減らす代わりに魔法の威力を高めるスキル「共鳴の黒魔法」が特徴的。
エンゲージ技の「ワープライナ」は任意の場所にワープした後ライナロックを放つというもので、『外伝』で猛威を振るった魔女の挙動から着想されたもの。
慈愛の王女 セリカ
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2017年7月からアルム達とともに参戦。発売前実装でボイスは一部ゲーム流用。イラストは藤川祥氏。
赤魔の魔法使いで歩行ユニット。
武器スキルは戦闘開始時、自身のHPが100%以上なら攻撃、速さ+5
その状態で攻撃した時、戦闘後、自分に5ダメージの『ライナロック』
Aスキルは弓、暗器、魔法、杖の敵から攻撃された時、戦闘中、守備、魔防+6『遠距離防御3』
Cスキルは周囲1マスの味方は戦闘中、守備+4『守護の紋章3』
ライナロックは攻撃と速さを上げる効果だがHPが満タンじゃないと発動しない。その状態だとHPも減るリスクを背負う。
どっちかというとメリットよりリスクが目立つ。
遠距離防御を持っても守備と魔防は低すぎるのでセリカのステータスと全く噛み合ってない。それどころか近接相手は無力。
維持したいときは杖ユニットか回復するスキルか奥義でカバーするしか無い。
2018年9月のアップデートで『ライナロック』は錬成可能になった。
錬成すると戦闘中、攻撃、速さ+5
攻撃を行った時、戦闘後、自分に5ダメージ
HPが満タンという厳しい制約が排除。常に強化と自傷ダメージが発生するようになった。
特殊錬成は戦闘開始時、自分のHPが80%以下なら、戦闘中、攻撃、速さ+7
『攻撃速さの大覚醒3』を内蔵したハイリスクハイリターンとなるが厳しい条件下は消え去った。
更にそこへ『救援の行路3』や『~の紋章』『魔防の封印』を持った
踊り子数人とパーティを組ませれば、
セリカ単体で難易度アビサルの敵を全滅させるぐらいにクリアが容易になってしまう。
どうしてもアビサルがクリアできない
エクラにはお勧めしたいところだが、バランスブレイカーもいい所なので萎えない程度にご利用は計画的に。
2021年6月から神装英雄に抜擢。イラストは山口カエ氏。
妖精の国アルフ王国の衣装でより可愛らしい雰囲気へ。
囚われし魂 セリカ
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2018年2月に登場した魔女になってしまった状態のセリカ。こちらのイラストも藤川祥氏。
打って変わって剣の歩行ユニット。
武器スキルは守備+3
戦闘開始時、自身のHPが100%なら攻撃、速さ、守備、魔防+4 その状態で攻撃した時、戦闘後、自分に4ダメージ『宝剣ソフィア』。やはり
セーバーからか?
Bスキルはターン開始時、敵軍内で最も速さが高い敵の速さ-7(敵の次回行動終了まで)『速さの封印3』
Cスキルはターン開始時、周囲1マスの味方の攻撃+4(1ターン)『攻撃の鼓舞3』
上記の『ライナロック』を前衛向けにしたような性能で、守備が+3に加え、
HPが100%の時に攻撃するとHP以外の全ての能力が+4されるが、攻撃後に4ダメージを受ける。
Bスキルの『速さの封印』は闇セリカで初めて実装されたスキルで、ターン開始時に敵軍の中で最も速さが高いユニットの速さを下げるユニークスキル。
範囲指定がなく、対象ユニットがどこにいようと効果が発動する上、下げる値も最大で-7という強力なデバフスキルである。
ステータスも通常版を全て上回るパラメーター。
どちらも特に攻撃面の優秀さから高い評価を受けているが、扱いやすさの観点からか前衛型の闇セリカの方が若干評価が高い。
2020年7月のアップデートで宝剣ソフィアに錬成武器に選ばれる。
錬成すると守備+3
戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4
その状態で攻撃した時、戦闘後、自分に4ダメージ
ライナロック同様にHP制約が消えて常に強化と自傷ダメージが発生する。
特殊錬成は戦闘開始時、自分か敵のHPが99%以下の時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4、かつ 自分の攻撃でダメージを与えた時、自分のHP7回復(与えたダメージが0でも効果は発動)
HPが自分か敵のどちらかが少しでも減っているとステータスが伸びる個性を獲得。
しかも回復のおまけ付きで自傷→回復→自傷と効果を維持しやすい。
東山奈央氏の演技分けも見事であり、通常セリカの可愛らしい声色と闇セリカの『死ねぇ!』等の迫力ある声色は、
本当に同じ声優か?と思わずにいられないだろう。
女神の神官騎士 セリカ
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
第2回総選挙女性部門1位を記念して総選挙版も追加された。イラストはEchoesでも担当した左氏。
赤属性の剣・歩行ユニット。
総選挙キャラは特別な衣装を着ているが、セリカはなんと外伝での衣装を着ている。
しかし他のキャラは関連人物の衣装を着たりモチーフにしているのに、セリカだけリメイク前の衣装なので浮いている。一応アルムの王家の剣を持ってはいるが……。
これに関しては、他の総選挙ユニットの面々が身内等をモチーフとしている中で、
セリカのみ身内が完全な非戦闘員な母親と負の一面が強い父親なので泣く泣く(?)リメイク前の衣装を引っ張り出してきたと思われる。コンラート「……」
ちなみに外伝の衣装は昔の神官戦士が着ていたものだとセリカは言っている。
武器スキルは速さ+3。周囲2マス以内に味方がいる時、自身の攻撃によつ奥義発動カウント変動量+1にする『王家の剣』
Aスキルは自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃+8にする『鬼神の一撃4』
Bスキルには戦闘開始時、自身のHPが100%なら自分から攻撃した時、2回攻撃(同系統効果複数時、最大値適用)。
その状態で攻撃した時、戦闘後、自分に1ダメージを与える『獅子連斬』
Cスキルにターン開始時、周囲2マスの味方の攻撃+6(1ターン)。
ただし、現在部隊内で同じ移動タイプが2体以下の味方のみが対象となる『攻撃の指揮3』
ステータスは力と速さが歴代剣士の中でもトップクラスに高く、獅子連斬の効果でHPが満タンであれば2回攻撃が可能となる。
敵を速さで上回り、追撃が可能だと合わせて驚異の4回攻撃が可能。よほど相手が固くない限りは即死となる。
さらに『王家の剣』の奥義発動カウント減少の条件を満たしていると、『疾風迅雷』の再行動まで発動し、セリカ一人で同じターンに二人のユニットを処理することもできる。
これまでのセリカと同じく初撃ダメージは高いが自傷してしまうため、次の戦闘では絶対追撃が失われてしまう。
安全に動きたいのであれば、味方に回復してもらって各個撃破していくといいだろう。
総じて「少女は力を信じた」を体現した構成となっている。……セリカはミラ教徒のはずだが……。
第2回総選挙陣は
その他3人も恐ろしく強いが、このセリカも決して引けを取らない性能といえるだろう。
2020年9月のアップデートで『王家の剣』が錬成可能に。
錬成すると速さ+3
自分から攻撃した時、または周囲2マス以内に味方がいる時、自身の攻撃による奥義発動カウント変動量+1
味方に気を配る必要性は消えて動きやすくなった。
特殊錬成は戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、かつ 戦闘後、HP7回復、奥義発動カウント-1
なんと『獅子連斬』の自傷ダメージを帳消しだけに足らず、戦闘後でも奥義カウントが進む力業。
自ら攻めれば一回だけの戦闘で疾風迅雷が楽に発動する相性抜群な個性を手に入れたのだ。
相手がキャンセル効果を持っても変動量+1は発動するので4回攻撃でチャラになる。
2024年3月から二度目に神装英雄に抜擢。イラストはkiyu氏。
こちらはエンブラ帝国の衣装でダーク風へ。
バレンシアの王妃 セリカ
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2019年12月に火の伝承英雄として登場。イラストは海鵜げそ氏。
魔法・歩行ユニットはそのままだが属性は緑。
原作終了後の路線で衣装はDLCでクラスチェンジするオーバークラス「メイヴ」
武器は『天聖エンジェル』
速さ+3
自分から攻撃した時、ダメージ+敵の魔防の25%
Aスキルは自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃+6、速さ+7の『鬼神飛燕の一撃3』
Bスキルは戦闘中、敵の絶対追撃を無効、かつ自分の追撃不可を無効
自分のHPが75%以下で、自分から攻撃した時、追撃可能なら自分の攻撃の直後に追撃を行う『ソフィアの魂』
Cスキルはターン開始時、周囲1マスに味方がいれば自分の攻撃、速さ+5『攻撃速さの信義3』
攻める事を重点に置いているが敵の追撃を封じる効果もある。
守備面の低い彼女にとって追撃封じはありがたい。
やはり高い火力も健在で総選挙版のような連続攻撃はないが安定した火力は出る。
しかし耐久力に難があるのは健在で引き続き大きなダメージに弱い。
遠距離近距離問わず攻撃される立場では即刻退場になる。
2023年3月のアップデートで上方修正が実施。
Bスキルは『ソフィアの魂・承』
戦闘中、敵の絶対追撃を無効、かつ自分の追撃不可を無効
自分から攻撃した時、追撃可能なら自分の攻撃の直後に追撃を行う
戦闘開始時、自身のHPが25%以上の時、戦闘中、敵の速さ-5、敵の奥義以外のスキルによる「ダメージを○○%軽減」を半分無効
見切り追撃は変わらずだが攻め立てのHP制約が削除。減らさなくても攻撃するだけで攻め立てが発動出来るよう緩和。
そして速さのデバフと軽減対策も追加した。
Cスキルはターン開始時、周囲4マス以内に敵がいる時、最も近い敵の攻撃、速さ-6、かつ自身の攻撃、速さ+6(1ターン)の『攻撃速さの脅嚇』
敵に近づく必要はあるが弱らせる事が可能になった。
同日に『天聖エンジェル』の錬成が可能になった。
錬成すると速さ+3
自分から攻撃した時、または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ+5、ダメージ+敵の魔防の25%(戦闘前奥義も含む)
味方がいる時でも発動可能になる上に攻撃と速さを伸ばせるよう強化。
特殊錬成はターン開始時、周囲2マス以内に味方がいる時、自分に「戦闘中、奥義発動カウント変動量+1」を付与(1ターン)、かつ奥義発動カウントが最大値なら、奥義発動カウント-1
周囲3マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ+5
カウント加速と攻撃と速さのバフで攻撃性能が倍増した。
奥義の祈りも出しやすくなるが攻撃性を活かしたいなら変更もあり。
バレンシアの希望 セリカ
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2022年7月から開花英雄として登場。イラストはNoy氏。
いつもの魔法・歩行ユニットだが
無属性。
主人公の開花英雄は初でセリカも約二年半ぶり。
本編後の時系列で衣装は上級職のプリンセスだがアルムのイメージカラーである緑にアレンジ。
他には設定資料集で一部味方の服装は緑色の予定から没カラーを採用したという説もあった。
武器スキルは奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
自分から攻撃した時、または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ+6、かつ自身の奥義カウント変動量-を無効
ダメージ+敵の攻撃の10%、かつ自分のHPが25%以上で敵の致死攻撃を受けた時、ダメージをHPが1残るように軽減
(1戦闘1回のみ。奥義以外の「敵の致死攻撃を受けた時、ダメージをHPが1残るように軽減する効果」とは重複しない)
『大地母神の聖書』
Aスキルは攻撃、速さ+7 守備、魔防-5『死線4』
Bスキルは伝承版同様『ソフィアの魂』
Cスキルはターン開始時、周囲2マス以内の歩行の味方に【見切り・追撃効果】を付与
【見切り・追撃効果】
戦闘中、速さが敵より1以上高い時、戦闘中、敵の絶対追撃を無効、かつ、自分の追撃不可を無効(1ターン)『歩行の見切り追撃3』
伝承版に近い印象だが追加効果と緩いHP制約で実質的に上位互換。
死線持ちお約束の超火力超高速ステータスにBスキルで見切り・追撃効果内臓、更に武器スキルでキャンセルも無効化するので祈り効果を使えば大体の相手には強引に攻めこめる。
仕様上追撃さえできたら2回目の攻撃で2カウント奥義も必ず発動する。
新たなCスキルは見切り・追撃効果を歩行ユニットのみに付与する久しぶりの歩行系限定スキル。
本人はBスキルで常備してるので気にかける必要はない。
肝心な弱点は通常版よりも下回る超ペラペラな守備力。
死線で守備は16、魔防は20でどの攻撃でも瀕死か一撃は必ず貰う。
こっちから殴った時や周囲に味方が居るときは武器に内蔵している祈りで耐えられるが、相手が二回攻撃の武器(スキル)でこちらに攻めてくるとよほど低威力でなければ1発目で祈り圏内のHPを貫通してしまい、2撃目に耐えられないので歯が立たない。
祈りを無効とする伝承ナンナや味方にトライアングルアタックを付与する花嫁カチュアが天敵の範囲。
(奥義は基本的に発動するとはいえ)レイヴン効果も苦手で大ダメージも与えにくい。
また、祈り効果は敵ターンには「味方が2マス以内に居る」が条件なので、先に周りのキャラから倒されたりうっかりセリカを孤立させるとあっさり倒される。
割と忘れがちな弱点だが、戦渦等で開花セリカを相手にしなければいけない時にはこの弱点を狙うのが重要となる。
これまでの開花英雄同様に案の定一般敵にも出るので、ダイムサンダでも連れてこないと祈りの上からワンパンは難しい。
追撃出来たら倒せるとはいえ、その速さと見切り追撃効果のせいで素で追撃を取るのは困難。
響きの紋章士 セリカ
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2024年6月には紋章士英雄が登場。イラストは麻谷知世氏。
魔法・歩行ユニットは多くのセリカと同じだが、こちらは青属性。
この実装で、セリカは4つ全ての属性を制覇したことにもなる。
武器スキルは『慈愛の王女の魔力』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
自分から攻撃した時または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ+6、さらに攻撃、速さが戦闘開始時の速さの20%だけ増加
ダメージ+速さの20%(範囲奥義を除く)、敵の速さ、魔防の強化の+を無効にする(無効になるのは、鼓舞や応援等の+効果)、
自分の最初の追撃前に自身の奥義発動カウント-1、かつ自分から攻撃した時、戦闘中、追撃可能なら自分の攻撃の直後に追撃を行う。
Aスキルは攻撃、速さ+8、守備、魔防-8
自軍ターン開始時、および、敵軍ターン開始時、自分に、このとき付与される攻撃、速さの弱化、【パニック】を無効化する『限界死線』
Bスキルは『共鳴の黒魔法4』
戦闘開始後、自分に(出撃時のHPアップを除いた自分の最大HP-20)÷5のダメージ(出撃時のHPアップ:伝承効果、神階効果、ボーナスキャラなど)
(戦闘で攻撃可能な時のみ発動、戦闘中にダメージを減らす効果の対象外、ダメージ後のHPは最低1)
戦闘中、敵の速さ、魔防-4、自分が与えるダメージ+(戦闘開始時のHP-現在のHP)×2(最大12、最低6、範囲奥義を除く)、
戦闘中、敵の奥義以外のスキルによる「ダメージを○○%軽減」を(戦闘開始時のHP-現在のHP)×10%無効(最大60%、最低30%、無効にする数値は端数切り捨て、範囲奥義を除く)
Cスキルはターン開始時周囲2マス以内に味方がいる時、自分に【見切り・追撃効果】、「周囲2マス以内の味方の隣接マスに移動可能」を付与(1ターン)
ターン開始時、周囲2マス以内の歩行の味方に【見切り・追撃効果】を付与する『歩行の見切り追撃4』
専用奥義は『ワープライナ』
発動カウント2、攻撃の25%を奥義ダメージに加算
敵を通過可能、周囲6マス以内にいる敵から2マス離れたマスのうち、自分から最も近いマスに移動可能(敵ごとに判定、その最も近いマスについて、自分が移動できない地形の場合は移動できない)
ターン開始時奥義発動カウントが最大値なら、奥義発動カウント-1
紋章士効果は、奥義発動カウントの最大値×4を奥義ダメージに加算(範囲奥義を除く)
周囲5マス以内にいる敵から自分の射程分離れたマスのうち、自分から最も近いマスに移動可能(敵ごとに判定、その最も近いマスについて、自分が移動できない地形の場合は移動できない)
特筆すべきは何と言っても、ワープライナの持つ周囲6マス以内にいる敵から離れたマスのうち自分から最も近いマスに移動可能という圧倒的なまでの機動力。
地形はおろか飛空城の施設群なども完全無視し、敵の攻撃位置まで一気にすっ飛んで高威力の魔法攻撃を浴びせられる。すり抜けもできるので、門番さんや防壁系スキル持ちを置いてもまったく意味を為さない。
さらに彼女とエンゲージすることで、5マス以内、すり抜け無しとやや劣化こそすれ、ほぼ同等のワープ機動力を他のキャラも得られてしまう。
単純なアタッカーはもちろんのこと、グルヴェイグのように複数回行動ができるようなユニットに付けると、もはや防壁系スキル無しでは対策不能なまでになる。
攻撃においても限界死線のおかげで素の攻撃が68と高く、このうえ能力値上昇やダメージの実数値上昇、見切り追撃なども併せてより強力になる。
こうした攻めの面に重点を置き過ぎていることで、お察しの通り耐久面はどうとも出来ないほど脆い。
限界死線の補正がなくとも、守備と魔防は低すぎるとされた開花版と同程度しかなく、限界死線後は守備が13、魔防が16という有様。
開花版にはあった祈り効果も無く、ダメージ軽減も一切無いので、反撃を許すとほぼ一発退場。不動の姿勢や待ち伏せにも弱い。
HPは45とこの手のユニットにしてはあるほうだが、Bスキルで常にHPを削り続けるせいで連続での戦闘にも不向き。
相手にするとこの上ない難敵になるが、対策をしっかり講じていればは驚くほど簡単に対処できるといえるだろう。
が、あまりにも暴れすぎたせいかダメージも通さない圧倒的要塞の総選挙アルフォンス。攻め立てすら容易に耐えて護り手で味方を庇う氷祭フィヨルム。遠距離相手には奥義も封じてダメージも大幅カットするフォガートが出てきてしまい、実装当時から安心できなくなった。
ストーリークリア後に開放されるヒストリーマップ『再会、そして……』のクリアで仲間に加わる。
なおこのマップ、ドーマのポジションにダリオスが居たり、ある敵の倒し方をセリカ自身が喋ったりと、色んな意味でカオス。
というかセリカさん、それ喋ったら呪い殺されちゃうんじゃ……
剣タイプで、攻撃は
マルスのコンパチ。専用装備は「レディソード」。
だが、覚醒無双奥義では彼女の代名詞とも言える外伝最強魔法「ライナロック」が炸裂する。
かなり平坦なバランスタイプだが、
回復魔法が使えるオールラウンダー。
なお開発当初は魔道書タイプだったが、外伝&エコーズには魔道書はない為に剣士タイプになった……という裏話がある。
とはいえ、原作でも剣を使っていたのである意味原作再現。
……アルムは? という疑問が浮かぶが、4本目のファルシオンが出てしまうので今回は参加できなかった、との事。
このWikiにラグナロクが起きて3年。Wiki篭り達はこの項目にまで追記・修正を求めに来ています。
ツヴァイに一体何があったのか。私はそれを確かめたいのです。
- パオラの妹(どちらでもよいし両方でもよい)死亡時の後日談は彼女との会話形式 -- 名無しさん (2014-08-19 13:42:29)
- FC版のみプレイしたがサークレットをつけるとそれだけで感じが変わる(ただこの人のお母さん可哀想だな) -- 名無しさん (2014-12-14 20:42:04)
- 「国王になりたいだけなんでしょ!アルムの馬鹿!」コレさえ言わなければ2軍に分かれて苦労することは無かった・・・・。 -- 名無しさん (2014-12-14 20:43:10)
- 魔符キャラの中でも屈指の優遇ぶり -- 名無しさん (2014-12-14 20:45:06)
- 個人的に、小説版の終わり方はgjだなと当時思った。とんとん拍子の幸せシナリオで終わらなかった。だからこそセリカのこれからもアルムのこれからも応援できる気になった。本編のエンディングより俺はこっちの方が好きです。 -- 名無しさん (2015-06-23 00:09:44)
- ミカヤは主人公に入れない人が多い。覇王はセリカの血を・・・? -- 名無しさん (2016-02-11 09:20:18)
- ↑4小説もある意味これのせいで駆け落ちを・・・? -- 名無しさん (2016-04-07 19:58:22)
- 覚醒のセリカが戦コレの信長ちゃんにしか見えん… -- 名無しさん (2016-06-03 20:33:59)
- 果たしてサイファに出れるのか? -- 名無しさん (2016-06-03 20:47:50)
- 神官なのにホットパンツはいてて斬新なキャラデザだと思う -- 名無しさん (2016-10-07 15:31:30)
- ↑2 まさか聖魔より先にサイファ参戦決定とはな -- 名無しさん (2017-01-19 14:59:26)
- リメイク版の顔は天ノ川きららに似てると思った。特に幼少期 -- 名無しさん (2017-01-19 16:36:52)
- 何気に歴代FE主人公の中でも1、2を争うくらい真っ黒な生い立ちの持ち主(国王に無理矢理孕ませられたシスターの娘)。父親の夢を託される形で生を受けたアルムとは見事対になっている。 -- 名無しさん (2017-04-25 22:55:34)
- ↑オマケにソフィアという国自体、ミラの恵みに甘えて腐敗し、堕落した国というね… -- 名無しさん (2017-04-25 23:16:32)
- 報告にあった犯罪予告と思わしきコメントを削除しました -- 名無しさん (2017-09-21 18:38:37)
- エコーズの画像を追加し覚醒の画像を移動。日付は公式がUPした日でいいんですね?無双とヒーローズはすみませんが誰かお願いします。 -- 名無しさん (2017-09-29 15:44:24)
- ↑無双関連の記事は書いたが、画像までは…誰かお願いしますorz -- 名無しさん (2017-11-14 20:03:44)
- 何、この最後の、とても超かわいいセリカは//▽// -- 名無しさん (2017-11-14 20:50:09)
- 無双のヒストリーマップでは勇者の斧の女神の役やってたりお持ち帰りしようとする賊に「あなた達はケダモノです」とか言ったりとかなりハジケてて吹いたw -- 名無しさん (2018-01-02 23:38:18)
- Echoesでは結構フランクな一面も描かれてたな。ジェニー、メイ、パオラ(切ないけど…)にガールズトークに巻き込まれたりアトラスに「私を妹だと思ってみるのはどう?」って言ってるシーンも面白かった。 -- 名無しさん (2018-02-04 22:10:19)
- ルキナは主人公ではなくない?かなり重要ポジションの主要キャラではあるけど -- 名無しさん (2018-02-04 22:43:26)
- ↑女性ロードって部分でルキナが引き合いにされてる。女性主人公にかかってるんだったらミカヤを入れてるはずだよきっと -- 名無しさん (2018-02-22 11:17:10)
- ↑20 部隊を分けたことで結果的には良い方に進んだからセーフ。いつものFEのひとつの軍だけじゃ2軍落ちする仲間も活躍の場が増えてるしね -- 名無しさん (2018-02-22 11:31:10)
- 某Fateのスマホゲーをやってるせいでヒーローズの闇堕ちセリカをつい「セリカ・オルタ」と呼んでしまう今日此の頃 -- 名無しさん (2018-02-24 13:15:34)
- エフィばっか取り沙汰されるけどこの娘も大概愛が重いね アルムの事になると途端に見境がなくなる -- 名無しさん (2018-04-08 09:44:01)
- アルムからも想いが向き合ってるから多少愛が重くても一緒に支え合えるだろう。エフィは後付けの弊害もあって一方通行な重い愛だし -- 名無しさん (2018-04-08 10:54:49)
- 「愛が重い」が悪い方向でなくいい方向に向いてるから別に何の問題もないか -- 名無しさん (2018-04-08 11:38:53)
- 今更だと思うが覚醒セリカがゼノブレイド2のホムラとよく似てると思うのは自分だけかい? -- 名無しさん (2018-11-27 22:56:00)
- ↑(2017-04-25 23:16:32) 中学生ぼく「このリゲルって国が、平和に暮らしてたソフィアを侵略した悪の帝国なんだな」30歳ぼく「ソフィアの民も国王もクズすぎだろ…リゲルに蹂躙されて当然じゃねえか」大人になってからわかることも色々あるものだ。セリカがかわいいのは変わらんが -- 名無しさん (2018-12-16 19:40:22)
- 訳があったとはいえコンラートたちに再三注意されてたにも関わらず勝手にジュダに付いていって洗脳されたばかりか、仲間全滅の危機を招いたとこは減点対象 -- 名無しさん (2018-12-24 06:59:24)
- 誰おま扱いされるものの、前髪とかはぱっつんのエコーズより3分けな覚醒の方がむしろ原作寄り -- 名無しさん (2020-09-24 02:04:40)
最終更新:2025年05月06日 00:47