ベルナデッタ=フォン=ヴァーリ

登録日:2019/08/29 Thu 07:06:29
更新日:2025/03/30 Sun 06:51:49
所要時間:約 12 分で読めます







こんな引き籠もり日和にお出かけなんて、あたしはできません!




出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


概要

『ベルナデッタ=フォン=ヴァーリ』とは『ファイアーエムブレム 風花雪月』の登場人物

CV:辻あゆみ

黒鷺の学級(アドラークラッセ)に所属する貴族の少女。一人称は「ベル」または「あたし」。
アドラステア帝国の教務卿ヴァーリ伯爵の長女で嫡子。
きょうだいはおらず一人娘。星辰の節12の日(12月12日)生まれ。第一部開始時点で17歳、身長150cm。ちなみに身長は5年間で15cmも伸びている。
髪の色は紫色で、第一部では少しぼさぼさしたショートカットだが、第二部ではちゃんと手入れされたショートボブっぽい髪型になる。
ちなみに、士官学校の制服のボトムがミニスカ&スパッツという組み合わせなのはベルナデッタだけ。

セイロス教の四聖人の一人である聖インデッハからヴァーリ家に代々受け継がれてきた「インデッハの小紋章」を身に宿す。
趣味は刺繍や編み物、挿絵付きの小説を書くこと。
好きなものは読書、絵画や音楽、刺繍、珍しい植物、ぬいぐるみ、一人ぼっち
嫌いなものは他人との接触・会話、怖い人、父親

士官学校の学生だが、筋金入りの引き籠り
ベルナデッタの引き篭りっぷりはどうも学内でも有名らしく、「ベルナデッタ以上に引き籠る」ことを目標にしたやばいモブ女子学生がいたり、
王国ルートでスカウトしていた場合、他の学級の級長であるディミトリも、先生に「引き篭もりを連れ出しに来た」などと茶化された際、
「ベルナデッタでもあるまいし」と、その名前を引き合いに出したりするシーンもあるほど。*1

平日は級長のエーデルガルトなどに引っ張り出され、授業や課題にはちゃんと参加しているので一応学生としての本分は果たしている(当然、個人指導もちゃんと施せる)。
……が、休日ともなるとさも当然かのように部屋から一歩も出ない
これまでのシリーズとは異なり、ほぼ一貫してガルグ=マク大修道院を拠点とする本作ならではのキャラ造形だろう。
おかげで散策の際にベルナデッタに会うためにマップでいちいち探さないで済むわけだが。なにしろほぼ確実に宿舎の部屋にいるのだし!
他の部屋はほとんどドアが開け放たれているので出入りし放題なのに、
ベルナデッタはドアを閉ざしているので私室に入れてもらえる機会は少ないが、机の横にはクマのぬいぐるみが飾られているのが判る。

ちなみに一応、休日でも食事のためなどに部屋から出ることもあり、支援会話ではよく出歩いている。
また、とある人物が死亡した際には墓に花を供えるべく部屋から出てきてくれるという優しい一面も見せている。
それと、帝国ルート確定後は逆にほとんど外を出歩いているようになる。他のルートでは相変わらずだが…。

常軌を逸した人見知りでもあり、被害妄想も強いため他人から話しかけられるとたいてい凄まじいオーバーリアクションを見せてしまう。
そのため級友たちが何とかコミュニケーションを取ろうとしても話が進まないことも多い。
ただし、何故か先生、加えてとある理由からアロイスとだけは気兼ねなく話せる。

そもそもベルナデッタが引き籠りになった原因は、先生との支援会話で打ち明けてくれるが、父親であるヴァーリ伯が全ての元凶
彼は金銭欲が強い人物で娘を道具としてしか見ておらず、幼い頃から椅子に縛り付けて虐待のような教育をしていたらしい。
口を開けば「良い相手と結婚しろ」と言うばかりで、あのエーギル家のフェルディナントに縁談を持ち込んだそうだ。
さらに両親は「平民と友達付き合いしてはならない」と口を酸っぱくして言っていたが、ついその言い付けを破り平民の男の子と仲良くなってしまう。
しかし、父に気付かれた結果件の男の子は行方不明になってしまい、ベルナデッタは人付き合い……特に平民と仲良くするのが怖くなってしまった。*2
それでも父の期待に応えようと頑張っていたものの、いつの間にか部屋から出られなくなってしまった。
一度無理矢理連れ出されたことがあったそうだが、それで錯乱してしまって以来、父には関心を持たれなくなった。
しかし、ベルナデッタのことを案じた母親が、娘が寝ているところを、
従者に命じて袋に入れ士官学校に運び込ませるという、拉致されるも同然の形で士官学校に入学させられたのだった

ダイナミック入学……。

こういう経緯があるため父親のことは当然嫌っている。
第一部では「鷲獅子戦*3を見に来たらどうしよう」と取り乱したり、
第二部では父の謹慎が解かれたことで憂鬱になっているところに主人公が「追放したら」と提案すると俄然乗り気になったりするほど。
とはいえその父の言動も、興味の無くなった娘を追い出しはせずにずっと家に置いている事や、
前述の平民の少年の件もある意味では娘を守るための行動だった事を考えると、ベルナデッタが言うほど娘の事を大事に思ってないわけではなさそうだ。
また後に発売された『FE無双 風花雪月』では父が登場し、ベルナデッタさながらの非常に臆病な人物として描かれており、
金銭欲と虐待的な教育方針が臆病さから来るものであった事が示唆されている。

一方で母親のことは好いているらしく、お茶会で母親が優秀なのだと自慢そうに話したり、帝都に戦火が及びそうになると心配したりしている。
ちなみに母親は才媛と呼ばれるほど優秀な人物の様で、今は文官として帝都でバリバリ働いているとか。
なお第一部終盤でエーデルガルトが帝位に就き腐敗貴族の粛清を行った際、
上記の父親も当然対象に含まれており、ベルナデッタの母親がエーデルガルト派に鞍替えして家の代表に就くことになった。

こうして『FE』史上類を見ない引き籠りキャラになってしまったベルナデッタだが、教育の賜物か手先は相当器用で多芸多趣味。
上記にもある通り刺繍が趣味で、落とし物関係もそれに因んだものである他、一部の支援会話でもその腕前を披露している。
料理も得意で、食堂で行える「一緒に料理」では、普段の引き籠りっぷりからは想像できないほど楽しそうな姿を見せている。
かわいい。ついでに支援値も増やせるのでガンガン活用していこう。

他にも植物鑑賞や小説の挿絵や風景画を描いたり、また楽器を演奏したりするなどその器用ぶりを発揮している。
貴族のご令嬢は伊達じゃないというか、結構女子力が高いベルちゃんだった。
ただし他人との接触を嫌う故か、「貴族なのに舞踏会には出たことがない」と話している。
因みに好きな花はなんと食虫植物で、中でもウツボカズラで喜んでしまう。
何でも、「引きこもりのようにじっとしてても食事となる餌が向こうから寄ってくれるという点にシンパシーを感じているから」だとか。見た目の方も好きだそうだが。
パックンフラワーについて感想を聞いてみたいところである
ペアエンドを迎えるとヴァーリ伯爵位を継ぐ場合と、継承を放棄して他家へ嫁入りするかのどちらか。
婿を取る場合も嫁入りする場合も、たいていは結局のところ引き籠りのままだったらしく、伴侶や親友が苦労して引っ張り出しているようだ。
しかしヒューベルトやカスパル、ラファエルとのエンドでは脱引き籠りに成功したようだ。
特にカスパルとのエンドでは結構な数の子供を作ったらしい。


+ ネタバレ
第二部での「高度教練」および「講習」では槍術と弓術を学ぶことができる。
……が、彼女が開く「講習」は、帝国ルートまたは教会ルートの一部の節*4でしか開講されておらず、王国・同盟ルート(スカウト時)に至っては受ける機会すらない。
帝国軍の一翼を担う将としてあちこち連れ回されていたせいか、帝国ルートのほうが精神的にタフになっているのかもしれない。

王国・同盟ルートでベルナデッタをスカウトしなかった場合、彼女は引き籠もりなのに最前線のグロンダーズの会戦に呼ばれている。
役割は中央の丘にある簡易砦で弓砲台を使い、遠距離攻撃をすること。
ヴァーリ伯は反皇帝派だったので責任を取らされたのか、それとも引き籠る場所を探したら前線の砦になったのか……または、単なる捨て駒か

開戦直前まで引き篭もっていたのか、「生き残るため戦わないと」と覚悟を決めている自軍所属時と異なり錯乱しており、近づくと来ないでえええええ!と叫びながら攻撃してくる。
先生との戦闘会話も存在し、先生との再会に驚き、少々思考してから敵だということに気づき驚愕するというシュールな光景が見られる。

かつての先生・同級生と戦うという不幸は序の口でそもそも他学級に友達がいたのか、一番の不幸はエーデルガルトが丘に細工していたことだった。
なんとエーデルガルトは、王国軍・同盟軍がペトラを倒すと丘に火を放つという火計を行う。
そのペトラは丘に王国軍・同盟軍が侵入することで丘に接近するという行動をするため、ペトラを倒す前にまず間違いなくベルナデッタは殺されている
従って丘に火が上がった際、その中央にはベルナデッタの死体があることになるため、彼女はエーデルガルトの手によって火葬されたことになる。
一応、エーデルガルトからは感謝の言葉を手向けられるのは救いか。

また、あえてベルナデッタを倒さないように丘を迂回して自軍を進軍させても、第三勢力の王国軍・同盟軍が丘に突入するとエーデルガルト曰く「想定と違う相手だけど致し方ない」と、結局丘に火が放たれる。
哀れベルナデッタ、個人スキルも発動するし生きながら燃やされるか……と思いきや、
ゲーム的に弓砲台は地形変化しないので砦の自分がいる場所以外が火に包まれる。引き籠もり完成。

他の同窓会参加者と異なり、他の戦う覚悟も死ぬ覚悟もできていない中で最前線に配置されまず間違いなく真っ先に討たれるという薄幸さ、
その上守っていた砦を燃やされるという悲惨な末路から、その最期はプレイヤー同士の雑談で度々話題に登りやすい。

王国・同盟ルートですでにスカウトしていた場合、同じ節で「部屋に籠っていると燃やされる」という旨のことを言う小ネタがある。
また、帝国ルートラストステージでも敵が火計を仕掛けてきた際に真っ先に狼狽する辺り、
ベル+火計の組み合わせは予めスタッフからもネタにされていた節がある。誰が呼んだかベルファイア

しかし一番悲惨なのは、ベルをスカウトした時の代役で出てくる妙に彼女に能力が似た帝国将だろうか。もしかしたら冒頭のベルナデッタより引きこもる事を目的とした女生徒の成れの果てかもしれない。
ベルの代理なので当たり前のように火葬されるのだが、モブなのでエガちゃんからの手向けの言葉もない。

ただ、引き篭りではあるが決して一人でいるのが好きというわけではなく、心の奥底では誰かと仲良くなることを望んでいる。
というのもスカウト成功時の台詞が「今のクラスに友達がいなくて寂しい(意訳)」といったものだからだ。
しかし、嫌いな人間や興味のない人間への風当たりは非常にきついというか塩対応。
例えば同盟ルートでは、エーデルガルトが死亡した翌節の台詞で「エーデルガルトさんが死んだ。それはいいのですが」と仮にも元級長で現主君相手に酷い言い草をしたり*5
逆に同盟ルート以外では「クロードさんってどんな人でしたっけ?」と級長である分他の生徒よりは目立つはずの、フォドラ屈指に色々な意味で濃い男・クロードを一瞬失念したりしている。流石にすぐに思い出すが。


+ ファイアーエムブレム無双 風花雪月での活躍
相変わらず引きこもり。
その上戦争編に入るのが本編より3年も早まっているせいで、戦う覚悟もできていないまま軍に駆り出されるという悲惨な状況となる。*6
それにあわせてか外見も癖っ毛を無理矢理まとめているデコだしスタイルという、なんというか風呂上がりのような髪型というインパクトの強いものに。
そして本作の主な拠点である前哨基地ではベルナデッタ専用になる小屋まで存在する。
また『黄燎の章』では、帝国との和平交渉から帰ってきたホルストが「挙動不審な将もいた」と振り返り、それを受けてヒルダが「きっとベルナデッタちゃんよ」と言うシーンがあるなど、少なくともゴネリル兄妹にはそう思われてしまっていることが判る。
本作では士官学校生活が2カ月しか無い上、違う学級だったことに加えて互いのキャラクターからして満足に交流も無かったはずだろうに、ヒルダにそんな印象を与えるほどベルナデッタのビビリ癖はインパクトがあったのだろうか。

だがベルナデッタは、動き回る『無双』でもやはり引きこもる場所を探し続けており、固有アクションスキルの「自己領域」はそれの最たるもの。
自分の周囲を覆う円形の領域をZRボタンで作り出すというものだが、ここにいる間はベルちゃんのクリティカル率が上がる……だけでなく入ってきた敵は(魔獣以外なら)問答無用で凍結するというえげつないものである。
更に本編でも持っていた「被害妄想」が「敵から攻撃を受けると、わずかな確率でしばらく敵へのダメージが増加」となっており、
更に全キャラに追加された特定指示中のバフが「籠城の達人」(「防衛」指示中は敵へのダメージが30%増加)だったりと、こと拠点防衛にかけては強力なスキルを引っ提げている。

しかし彼女がもっと目立つのはやはり帝国編ストーリーだろう。
というのも不倶戴天の肉親である父ヴァーリ伯が遂に登場し、更に南方教会の司教に祭り上げられたものだからさぁ大変。
関わり合いになりたくない父親と手紙のやり取りを再開、遂には戦場で顔を合わせてしまうことに。
またベルは他2学級のどちらでも引き抜き可能であり、そして王国編のみ終盤メインマップでヴァーリ伯と戦う。…あとは分かるな?救いはないのですか。
なお、拠点での会話については彼女だけシェズの性別で話し方が変わるという特徴があり、男性の場合は敬語だが、女性の場合はいくらか緊張感が薄れるのか、オドオドはそのままに若干くだけた話し方になる。
ちなみにベルの親父嫌いはエーデルガルトも把握しているらしく、ヴァーリ伯関係の話題になると都度フォローを入れている。

+ 父:グレーゴーア=フォン=ヴァーリについて
CV:三上哲(無双 風花雪月)

本編でも断片的に語られていたヴァーリ伯だが、無双でその人となりが判明した。
弓兵隊を擁する魔法職で、紋章主義の厳しい人物かと思われたが、その実態は前述の通りおっさんになったベルナデッタ。この子にしてこの父あり。
不測の事態があったらすぐ奇声を上げるわ、嫌なことや怖いことがあったらすぐ引きこもるわとどっかで見たようなムーブを連発する。
おまけにベルちゃんのように自分でなんとかしようという気概もなく、「私が死ぬと大変だから守れ!」と部下をこき使うタイプだからたちが悪い。
とはいえ仕事自体は真面目にしていた…のだがそのせいか常に命を狙われる立場におり、妻に泣き言を書いた手紙を送っていたとか。後半になると娘にまで泣きつきメールを送っているらしい。
なおそのお陰かベルからは塩対応気味だったが、「死んでほしくはない」と言われるくらいには仲直り?した。
……その後戦場で救援すべく再会すると互いにコミュ障極まった対応をするのはご愛嬌。やはり血は争えないのか。

エーデルガルトやヒューベルトからの扱いも「できればヴァーリ伯を守ってほしい」「ヴァーリ伯が死ぬと代わりを探すのが面倒」と何処か軽くぞんざいな扱いをされている。
因縁があるユーリスに至っては南方教会司教の人選について「なんであいつを選んだ、他にいなかったのか」と火の玉ストレートな苦言を呈している。
しかしなんやかんやで助けられたらその恩に報いたり、引きこもり気味とは言え司教の仕事自体はきっちりこなし、更に言うなら籠城戦では間違いなくエキスパートだったりと完全に無能な存在ではない。常に命を狙われるという危険な立場で2年も五体満足だった事を考えても割りと凄いことらしいし。
彼のそう言った一面はあのイエリッツァ先生をして「ああ見えてやつは強かだ」と言わしめている。直後「死合う気にはまるでならない」と続くけれど


性能
ベルナデッタ

  • 能力値
Lv1
初期値(成長率)
HP25(35%)
力8(35%)
魔力5(20%)
技7(55%)
速さ7(50%)
幸運5(25%)
守備4(20%)
魔防2(30%)
魅力6(35%)

  • 技能資質
技能経験値2倍
槍術・弓術

技能経験値半減
剣術・斧術・重装

才能開花
馬術

  • 個人スキル 紋章
「被害妄想」 HPが満タンでない時、与えるダメージを+5にする。
「インデッハの小紋章」 武器攻撃時、10%の確率で連続攻撃する。戦技攻撃時には発動しない。

  • 代表的な戦技・魔法・スキル
「狙撃」 習得条件:弓術C+
威力+6 命中+0 射程3~5 耐久消費-4
最大射程の長い攻撃。命中率が最大60%下がる。

「囲いの矢」 習得条件:弓術A
威力+4 命中+15 射程2 耐久-3
命中時、敵の移動を封じる(1ターン)。

「復讐」 習得条件:槍術A
威力+2 命中+0 必殺+10 耐久消費-4
HPが減っている分だけ、威力に加算する。(HPが1減る毎に威力が+1になる。)

  • 総評
ド直球に弓兵系向き。

引き籠もりなのでステータスが低く、成長率も技と早さ以外は低い。
さらに黒鷲の学級の中でデフォで弓を使うのは彼女だけだが、一部の中盤ごろに上級職スナイパーのシャミアをスカウトできるなど一見良い所が無い。

しかしベルナデッタはなんと射程5を誇る強スキル「狙撃」と敵を引きこもりにするの次ターンの移動を0にする「囲いの矢」を覚えられる。*7これによって止めを刺したり、普通にはおびき寄せられない敵にちょっかいを出したり、味方を守ったりと器用な立ち回りができる。
力はヘタレがちだが速さ自体はあるため追撃が狙え、紋章の効果でさらに連続で攻撃できるため、火力はそれなりにある。

技が伸びる関係上必殺率もある方なのでエースとしての活躍も見込める。また、馬術の才能を開花させれば、最上級職であるボウナイトへのクラスチェンジも視野に入ってくる。
ボウナイトは馬に乗ったスナイパーで、攻撃後に再行動ができるが、彼女の場合、技能を伸ばせば弓の射程が伸びることや前述の「狙撃」も相まって、
自分だけは安全圏から敵を射抜き、撃っては危険範囲から逃れる」というまさにヒットアンドアウェイができる。馬に乗る関係上、移動範囲も増えるので言うこと無し。

また理学や信仰を伸ばせば長射程の「トロン」や遠距離回復の「リブロー」といった優秀なスキルも習得できる。
魔術方面でもとことん距離を取りたがる引き籠りスタイルである。
また、取得者の少ない「レスキュー」も覚えられ、他の使用者であるフレンが抜ける帝国ルートでは(覚えさせるまでが長いが)活躍の場が増える。
槍スキルを極めればHPが減った分だけ威力を上げる「復讐」も習得でき、自身の固有スキル「被害妄想」と合わせてとんでもない火力を叩き出すことも夢ではない。

つまり、ベルちゃんはステータス上の数値こそ低いが、習得できるスキルが超優秀なのだ。

上記のキャラ設定どおりの器用さ故か数々の恵まれたスキルを用い、敵の動きを封じたり、味方の援護やトドメの一手にと八面六臂の活躍を見せる。

ネックはやはり力の伸びが悪いこと、それ以上に耐久面が貧弱なこと。
力に関してはスキルの「被害妄想」やアイテムによる補助、
ブリガントを極めることで手に入る「鬼神の一撃」(自分から攻撃する時、力+6)などでフォローすれば存分に活躍できる。
こんな成長率なのもあって岩ゴボウ(力+1)を食わされる彼女は少なくない。
岩ゴボウでググればサジェストにベルが出るし、ゴボウを食わされるファンアートもあるほど。最早彼女のゴボウは持ちネタの一つ。
ただしブリガントへのクラスチェンジに必要な斧術は苦手分野で伸びも悪いので、個別指導やボスチク戦法が取れるマップを見つけて地道に伸ばすほかない。
また自身のスキルである「被害妄想」は強力だがこれを目当てにわざと敵の攻撃を受けようとすると、自身の紙耐久が災いして思わぬ攻撃でやられてしまうことも。
レベルアップによるHP増加、或いは燃える床など最低限のスリップダメージで被害を押さえるという運用も視野に入れて行動しよう。

他のキャラにも言えることだが、彼女の場合は尚更愛を持って運用すれば応えてくれるタイプ。
実際に動かしてみて初めて独自の強みを見せてくれる、FEのフォロワー作品から来たような才能の持ち主だ。





大抵の場合は人見知りであることが災いして話しかけられてはパニクる、といった流れ。
そのため全体的にギャグ寄りの支援会話となっている印象。

エーデルガルトとの支援では何事にも動じない彼女を手本にしようと付きまとうも、自身の被害妄想や余計なことを言ってしまったせいで怒らせてしまうこともしばしば。
それでも関係は良くなってきて、後にはエーデルガルトから怒りっぽい部分が改善できたと礼を言われ。
ペアエンドでは、ベルナデッタは伯爵位を継ぎ全力で領内に引き籠もろうとするもエーデルガルトがそれを許さず、冷徹すぎる自分への戒めもかねてベルナデッタを自身の許におき続けたという。
ベルナデッタの方も実はその役割を楽しんでいたようで、アンヴァル宮城には毎日のように彼女の喜怒哀楽の叫びが響きわたったそうだ。

ヒューベルトとの場合は処されると思い逃げ出し、最終的に立ったまま気絶した(下の画像参照)。
実際のところ、ヒューベルトは危ないことをしているベルナデッタに注意してあげようとしただけだが。
ペアエンドを迎えると結婚を機に開き直り、帝国の各地を自領とばかりに赴いてまずまずの活躍をしたという。

出典:ファイアーエムブレム 風花雪月、2019年7月26日に発売、
インテリジェントシステムズ、コーエーテクモゲームス、任天堂、
© 2019 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS Co-developed by KOEI TECMO GAMES CO., LTD.

フェルディナントとの場合は、昔彼のもとに持ち込まれた縁談相手が他ならぬベルナデッタだったことが発覚。
しかし引き籠っていた話に尾ひれがつき「呪いの人形姫」なるあだ名が付いたとか……。
ペアエンドでは結ばれてエーギル公爵家に嫁ぐ。やはり引き籠り体質はそのままだったので、
フェルディナントは中央と領地を頻繁に行き来することになったが、それでも彼はとても幸せそうな顔をしていたとのこと。

セテスとの支援では自分との共通点が多い聖インデッハに興味を持ちつつ、無意識にセテスの正体に辿り着いた。
エンドを迎えるとセテスが寓話を書き、ベルナデッタが挿絵を描くという夫婦兼合同作家として活動したという。
なおセテスの古い知り合いにも引きこもってるような奴がいるらしい事がうかがえ、そいつとはある外伝で対面することとなる。

主人公との場合は、どのルートを通ったかによって後日談の落差が激しくなる。
特にとあるルートの場合、恐ろしい敵との戦いに身を投じ続けるうちに徐々に物騒な性格に変貌し、何事にも動じなくなってしまったとか……。



+ DLCキャラとの支援
イエリッツァとの支援では、軍内ではすでに周知の事実のイエリッツァ=死神騎士という事実にいまさらながらに気づいたり、
死神騎士の姿をしていることを人との関わりを避けるためと考えて自分とシンパシーを感じたりする。
実際ベルナデッタの考えは的を射ており、自分と同じように過去につらい出来事があって今のようになったのだということまで思い至っていた。
エンドを迎えると、戦後伯爵位を継いでやっぱり引き籠っていたベルナデッタのもとへとある客人が訪れ、それからは二人で領内に出歩くようになったという。

ユーリスとの支援では、上述した「昔姿を消した平民の友達」がユーリスその人だったことを知り、過去の件から報復を恐れて逃げ回るようになる。
だが、当時ユーリスはベルナデッタの殺害を依頼されていて、それが彼女の父親にばれ半死半生で追放されたというのが事実で、ことの真相をベルナデッタもようやく知ることになった。
しかし過去のユーリスもいざ暗殺を実行する段になっても躊躇してしまっており、かつての二人の関係もウソだけのものではなかったようだ。
エンドを迎えると、ベルナデッタは戦後伯爵位を継いで引き籠っていたが彼女のもとへ訪れたユーリスをつかんで離さず、最終的に結婚することになる。
この展開に何より困惑したのはユーリスだったそうだが、それ以降ベルナデッタも彼に引きずられて脱引き籠りを果たし、領地経営の才能も開花させたという。




台詞

  • ひぇっ!? い、今、あたしを見ました!? お構いなく! お構いなく、お願いします!
  • ひぐぅっ!? あ、あたし、処されちゃうんでしょうか? 
    せめて、遺言を……辞世の詩を……。梁に吊るされ……針に泣く女……はらりと涙を……。
  • あたし思うんですけど、引き籠もりって戦争向いてないですよね。全然、新しい情報が入ってこないですし。
    攻められててもまったく気づかなそう……下手したら、誰にも知られぬまま、戦火に巻き込まれて死んじゃうとか……。
  • だ、誰!? あっ……先生じゃないですかああ! あれ!? 敵なんですか!? ってことは、殺し合うんですかああ!?
  • 死ぬなら……部屋の中が……良かった……こんな、平原の……ど真ん中でぇ……
  • あ、やっぱ気になります? 実はほとんど拉致だったんですよ!
  • 先生……あの、ジェラルトさんにお花をあげようと思って。
    (「引き籠っていない……」を選択)
    講義だって課題だって、ちゃんと出て、やってるじゃないですかあ!
    とにかく、その……お花、あげてきますね。
  • ユーリスさんは、ベルの初めてなんですよ!
  • あたし、よく転ぶんですけど、戦場で転んだらどうすればいいと思います? 死んじゃいます? 死んじゃいますよね!?(悩み相談)
  • 貴族って、もっと偉いと思ってました……。
    引き籠もりたいって言えば引き籠もらせてくれると信じてたのにいいい……。(悩み相談)
  • うえ!? せ、聖夜にベルを鳴らすってあたしを泣かすってことですか? ひ、ひぃぃぃっ! やめてくださいぃぃ!
  • エクラさん……えっとですね。人には向き不向きがあると思うんです!
    みんなで騒ぐお祭りが好きな人もいれば部屋で一人静かに過ごしたい人もいる。……あたしは断っ然、後者です!
    で、でも……今回、冬のお祭りに参加させてもらって、す、少しだけお祭りの楽しさが実感できました……!
    なんでも最初から自分には向いてない、無理だからって決めつけるのはよくない事なのかもしれないと……。
    そのことを気づかせてくれてエクラさんには感謝しなくちゃいけないかも……なんて。
    え? お祭りはまだほかにもある? ベルも参加してくれないか? こここ、これ以上は限界ですぅぅ!



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

『ヒーローズ』には2020年3月よりリシテアたちとともに参戦。イラストはネコモチ氏。
ボウナイトとして無属性の弓・騎馬ユニット。

武器スキルは『被害妄想の弓』
飛行特効。攻撃+3
戦闘開始時自身が不利な状態異常を受けている時または自身のHPが99%以下の時、戦闘中、攻撃、速さ+5
かつ自分から攻撃した時追撃可能なら自分の攻撃の直後に追撃を行う。

Aスキルは戦闘開始時自身のHPが25%以上なら攻撃、速さ+7、その状態で攻撃した時戦闘後、自分に5ダメージの『攻撃速さの渾身4』
Bスキルは戦闘中敵の速さ、守備-3かつ、敵の速さ・守備の強化を無効の『速さ守備の凪3』
Cスキルは周囲2マスの味方は剣・槍・斧・竜・獣の敵との戦闘時、守備、魔防+4の『近距離警戒3』

ダメージを受けるか敵のデバフを受けることで、攻撃速さ+5かつ「攻め立て」の効果を得られる。
スキルの渾身を発動させれば1回の戦闘を経ることで条件を満たせる。ただ、HPが低いのでこれで条件を満たす場合は渾身3に下げたほうが良い。
また、可哀想ではあるがリーヴやスラシルのような味方にデバフを掛けてしまうユニットでも、ベルナデッタに掛けるよう仕向ければ条件を満たせるため高相性。
ただ、掛かったデバフを無効化することまではできない。これはもともと耐久やHPに乏しいベルナデッタにとってはかなり重い。
スキルが極めて有用で、かつ本人の人気とスキルの組み合わせで完成された強さから、初登場後も頻繁にピックアップされている。
彼女がアスク王国で望み通りに安心して引き籠もれる日は当分来ないだろう……。

2024年2月のアップデートで被害妄想の弓が錬成可能に。
錬成すると戦闘開始時、自身が【不利な状態異常】を受けている、または、戦闘開始時、自身のHPが99%以下の時、戦闘中、攻撃、速さ+5、絶対追撃、かつ、自分から攻撃した時、追撃可能なら自分の攻撃の直後に追撃を行う
従来の条件は何とそのままだが絶対追撃が加わり、速さで負けても見切り追撃効果がいない限り攻め立てを活かしやすくなった。

特殊錬成ではターン開始時周囲2マス以内に味方がいる時、自分と周囲2マス以内の味方に1ダメージ、自身の奥義発動カウント-1
自分から攻撃した時または戦闘開始時敵のHPが75%以上の時、戦闘中、攻撃、速さが戦闘開始時の自分のHP減少量×2+5だけ上昇(最大15)、自身の奥義発動カウント変動量+1。

下記の2つの超英雄版が持つターン開始時1ダメージが加わり、武器効果を最初から発動可能に。
更にHPが減るほど攻撃、速さを最大15も増加させるがいずれにしろHPが低いので攻撃を受けない立ち回りが重要。



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

同年12月17日にクリスマス仕様の超英雄として参戦。イラストはTobi氏。
緑属性の魔法・騎馬ユニット。通称ジングルベル
第一部の頃のベルナデッタなので、引き籠りなのに冬祭りのプレゼント配りに参加させられたために、部屋に帰りたがっている。

武器スキルは『フリスト』
速さ+3
ターン開始時、自身のHPが100%で、周囲2マス以内に味方がいる時、自分と周囲2マス以内の味方に1ダメージ。
戦闘開始時、自身のHPが99%以下の時、戦闘中、攻撃、速さ+6、かつ、最初に受けたダメージを30%軽減。
この魔法、攻撃時になんと家を召喚しベルナデッタが引き籠って攻撃するというトンデモムーブになっている。
意表を突いて民家から登場」するのではなく「意表を突いて家の中から攻撃」。

Aスキルに周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、攻撃、速さ+7になる「攻撃速さの孤軍4」
Bスキルは戦闘中、敵の速さ、魔防-3、かつ敵の速さ、魔防の強化の+を無効にする「速さ魔防の凪3」
Cスキルにはターン開始時、周囲1マス以内に味方がいなければ自分の攻撃、速さ+6になる「攻撃速さの奮起3」

一見自傷でしかないフリストの効果で、ルキナ封剣ファルシオン)やイドゥンといった、HPが減ると効果が発動するタイプの武器効果を開始すぐに発動できる。もちろん、ノーマルのベルナデッタとも相性が良い。
一々攻撃して削らなくても彼女のおかげでこれらのキャラの全力が発揮できるのである。
自身も攻撃に適した効果とスキルを兼ね備えているが、防御面は弱いので反撃で倒されやすい。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2023年3月に今度はイースター祭で三度参戦。イラストは館田ダン氏。
弓・騎馬ユニットに戻って属性は青。何気に青属性の弓騎馬はヒーローズ初の兵種。
戦禍のストーリー台詞から上述のクリスマス版と同一人物で奇妙奇天烈な衣装と再び召喚で選ばれた事に不満を持っており、
「のんびりが最高の贅沢」という名言を残している。

武器スキルは『うたた寝の春の弓』
飛行特効。奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
ターン開始時、自身のHPが100%で、周囲2マス以内に味方がいる時、自分と周囲2マス以内の味方に1ダメージ
戦闘開始時、自身のHPが99%以下の時、戦闘中、自身の攻撃、速さ、守備、魔防+5、敵の速さ、
守備が攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動前と移動後のマスの距離(最大4)x2+3減少、さらにその距離に応じて以下の効果を発動
(・1以上なら、戦闘中、最初に受けた攻撃のダメージを30%軽減
・2以上なら、さらに、戦闘中、自分の追撃不可を無効、自身の奥義発動カウント変動量-を無効)
Aスキルは自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃、速さ+7かつ、戦闘中、最初に受けた攻撃のダメージを30%軽減の『鬼神飛燕の離撃』
Bスキルは『離脱の行路4』
自分のHPが99%以下の時、【再移動(1)】を発動可能(戦闘や戦闘後で条件を満たした時も発動可能)
戦闘中、敵の攻撃、速さ-3
自分のHPが99%以下の時、周囲3マス以内の味方の隣接マスへ移動可能
自分のHPが60%以下の時、味方の隣接マスへ移動可能
【再移動(1)】 自分から攻撃、補助、地形破壊の行動をした後、直後に1マス移動できる(1ターンに1回のみ)
(行動直後に再行動可能にするスキル発動時は再行動で条件を満たせば、再移動が可能)(再移動できる距離は、通常の移動の距離とは無関係) (1マスを超える距離のワープ移動はできない)
Cスキルは戦闘後、敵とその周囲2マスの敵の守備、魔防-7
戦闘後、自分とその周囲2マスの味方の攻撃+6かつ自分に【天駆の道】を付与の『守備魔防の紫煙3』

戦って逃げてを繰り返す彼女の性格と似合ったスキルが目白押し。
自傷ダメージも引き続きだがクリスマスベルと異なる点はアウェイに重点を置いている。
と言っても逃げてばかりではないのが彼女。攻めサイドはマスの距離に応じてダメージも抑えて敵のキャンセルと追撃不可も動じず戦闘も行える。
離脱の行路の強化版も従来のHP制約が60%に緩和するだけに足らず、ダメージを負っているだけで再移動が発動して周囲3マス以内の味方がいたら何処でも隣接マスへワープできる。
しかもCスキルの天駆の道の付与で機動力と逃げ道の準備をも怠らない。

引き続いて耐久力の脆さは健在で軽減効果無効にも断然弱い。
敵に再移動制限がいると逃げることは不可能でメディウスや伝承ルフレとは完全不利。
味方の編成や位置配慮、中途半端な体力残しだと機動力を落としかねないので組み合わせも視野に入れないといけない。


て、敵から距離を取って戦うには弓だけじゃダメだと気付きまして! 馬に乗ることにしたんですよ……!


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2024年に第8回英雄総選挙で女性部門1位に輝いたことで総選挙版が実装。イラストはゲソきんぐ氏。
ベルナデッタは投票可能になった第4回時点でも実装手前の3位に既に食い込んでおり、その後も4位を下回ることなく高順位をキープし続け、5年目の第8回でようやくの実装となった。
苦節5年がようやく実ったか、あるいはベルナデッタ的にはうまい具合に引きこもれていたのを5年がかりで引っ張り出されたか。
イースター版同様の青属性の弓騎馬ユニット。
『想いを集めて』では、歴代の重装ユニットたちに「籠城の達人が来た」と勘違いされていた。
ちなみにこの話でも火計の件がネタにされており、公式でベルナデッタ=火葬とされているようだ。

武器スキルは『尽きざるもの』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
2回攻撃(敵から攻撃された時も、2回攻撃可能)
【再移動(マス間の距離、最大3)】を発動可能。
自分から攻撃した時、または、自身が【有利な状態】を受けている時、
戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、さらに、攻撃、速さ、守備、魔防が、戦闘開始時の速さの15%だけ増加、ダメージ+速さの20%(範囲奥義を除く)、
敵の奥義以外のスキルによる「ダメージを○○%軽減」を半分無効。

Aスキルは自分が【有利な状態】を受けている時、戦闘中、攻撃、速さが、自分が受けている強化を除いた【有利な状態】の数x2+3だけ増加(上限9)、
かつ、自分が受けている強化を除いた【有利な状態】の数が4以上の時、戦闘中、距離に関係なく反撃する『攻撃速さの備え4』
Bスキルに自分から攻撃した時、戦闘開始後、敵に7ダメージ(戦闘中にダメージを減らす効果の対象外、ダメージ後のHPは最低1)、
自分から攻撃した時、戦闘中の敵の速さ、守備-4、自分が与えるダメージ+敵の守備の20%『理の蛇毒』
Cスキルにはターン開始時、自分に【見切り・追撃効果】を付与、自分と周囲2マス以内の味方に【被害妄想】を付与(1ターン)、1ダメージ。
ターン開始時、周囲5マス以内に敵がいる時、最も近い敵とその周囲2マス以内の敵に自分が受けている【不利な状態異常】を付与し、
自分が受けている【不利な状態異常】を解除(同ターン開始時に付与された不利な状態異常は含まない)
戦闘開始時、自身のHPが99%以下の時、戦闘中、攻撃、速さ+5。自身の奥義発動カウント変動量-を無効『被害妄想』

余談

演じる辻氏は『FEif』にてシリーズ史上初の腐女子であるエポニーヌというベルナデッタに負けず劣らず個性的なキャラも演じている。
また本作が発売した後、以前参加した作品の方からベルナデッタを褒めてもらい、「また一緒に仕事をしたい」と言ってもらえたという。
「新人ではなく中堅になると推してもらえなくなるので、一つ一つ大切に積み重ねていきたい」と語っている。

ベルナデッタの台詞の中で所謂「悲鳴」の類はほとんどアドリブらしく、実際のゲームでのテキストは辻氏のアドリブで演じた悲鳴に合わせた物に後付けで差し替えている。
(なお、この話を聞いていたMCのフェーニックス局長は「俺の時こんなの無かったよ!?」とショックを受けていた。

また辻氏は20年5月からYouTubeにて『風花雪月』の実況プレイをしている(ただしネタバレに配慮して戦闘のみ)。しかもベルナデッタ(と先生)縛りで。
『ヒーローズ』についても、同年12月に試行錯誤の末に上記のジングルベルをゲットする様子などが見られる。


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最終更新:2025年03月30日 06:51

*1 ここまでにベルをスカウトしてない場合は名前は出ない。変なところで細かいゲームだ。

*2 実際のところ、件の平民の子供はベルナデッタの暗殺を目論んでおり、それに気づいた父親が娘を守るために彼を追い払った、というのが真相だが。

*3 士官学校の一大行事である大規模な模擬戦のこと。

*4 EP.20。終章の直前の一節きり。

*5 帝国ルートではペアエンドも迎える仲だが、主人公が担任でない場合はクラスになじめないことをスカウト時に話すので、帝国ルート以外では引き籠もりすぎのせいでエーデルガルトと関わることもほとんど無かったのだろう。ただし、実際この後のセリフは父親の復権についての愚痴だったので、それ以上に親父のことを気にしているというニュアンスになっている。

*6 プロフィールも他のキャラが「出陣する」になっている年表の部分が「出陣させられる」になっており、やはり無理やり引っ張り出された様子……。

*7 「狙撃」は他にアッシュ、「囲いの矢」は他にクロードが習得できるが、両方を覚えられるのは彼女だけ。