禪院真依(呪術廻戦)

登録日:2021/06/09 (水) 09:20:31
更新日:2024/04/24 Wed 21:32:11
所要時間:約 4 分で読めます




それじゃあ真希と区別がつかないわ 真依って呼んで

禪院(ぜんいん)真依(まい)とは、漫画・アニメ「呪術廻戦」の登場人物の一人である。


●目次

プロフィール

所属:京都府立呪術高等専門学校ニ年
誕生日:1月20日(みずがめ座)
身長:170cm
好きな食べ物:ジャンクフード
嫌いな食べ物:精進料理
趣味:サボテン
ストレス:東堂


概要

呪術高専京都校2年生の一人で、等級は3級。呪術界御三家の一角「禪院家」の出身。東京校に通う真希は双子の姉。
足の長いスタイル抜群の美少女だが、やや嫌味な表情を浮かべている。また初登場時と交流会以降で髪型が変わっている。*1

人物像

姉とは対照的に厭味ったらしい冷笑的な性格。
呪力を持たない真希のことを見下しており、釘崎を甚振るのを止めた彼女に「落ちこぼれ過ぎて気づかなかった」と発言するなど口が悪い。作者曰く「ナチュラルボーン煽リスト」。*2
姉妹仲が悪いのかと思われていたが、その裏では複雑な思いを抱えていた。
口が悪いのもネガティブな性格な上に非常に繊細な素の自分を隠して自分を奮い立たせるためだと思われる。
何だかんだで仲間への情も厚く、渋谷事変の只中にも仲間と一緒に渋谷へ向かったり、小説では自らを慕う窓*3が呪霊に襲われたと知り、危険を侵してまで助けに行く姿を見せている。

対人関係

姉にはかなり複雑な感情を向けているが、学友達との仲は基本良好。主に女性陣とつるむ事が多く、同級生の三輪メカ丸はもちろん先輩である西宮も下の名で呼び捨てにしている。*4
一方、色々人間性に問題のある東堂や天然過ぎて言葉を選ばない憲紀の事は苦手らしく、比較的性格に癖の無いメカ丸をパシる通す事が多い。
小説版やアニメのじゅじゅさんぽでは三輪、西宮の二人と共にプライベートを楽しそうに過ごす場面を見せていた。


戦闘能力

呪霊が見える程度の呪力はあるが総量は低く、術式の特性上戦闘時は銃などの武器に呪力を籠めて打ち出すことしか出来ない。また、高専生の中では身体能力は最も低い*5
また本心では呪術師になること自体に後ろ向きかつ否定的である。

とはいえ、その地力の低さを補うべく積極的に近代兵器を扱う呪術師らしからぬ柔軟性の持ち主。
戦闘ではリボルバー式の拳銃の弾丸に呪力の弾丸を組み合わせ、リボルバーそのものをブラフとして扱う。
実際の呪詛師戦ではライフルを用いて火力を補強しており、そういった創意工夫の発想は羂索からも高く評価された。

とはいえ単体での戦闘力は低い為、専ら戦闘では仲間のフォローが必須。自らも味方の後方支援に徹していた。

構築術式

己の呪力を用いて物質を一から生成する術式。
一度生成すれば術式終了後も物質が消えないという特性を持つが、呪力消費が激しく術者の体への負荷も大きいという欠点を持つ。
元々禪院家でも才能が無いと冷遇されていた彼女の場合1日1発の弾丸を作るので精一杯。ファンブックによれば銃弾以外だとキン肉マン消しゴム1個作るだけで限界が来る。
ノベライズでは銃弾だけでなく薄い偽の壁を作り敵を欺くといった芸当も披露している。

装備

  • 拳銃
初登場時と交流会にて使用。拳銃にしては射程距離がかなり長い。作者曰く「普段のは多分冴羽獠が使ってるやつ」らしいので恐らく種類はコルトパイソン
口こそ悪いが最低限の分別も付いており、交流戦ではゴム弾を使用していた。
なお交流戦ではピコハンで戦っていた野薔薇に対して銃を用いる大人げない戦法を見せていたが、作者からはは「呪術師なのでズルだろうと勝ったほうが勝ち」と補足している。

  • ライフル
渋谷事変にて使用。
通常のスコープ付きのライフル銃で、遠距離からヘッドショット狙いの狙撃をかました。


活躍

過去

幼少期は真希との仲は良かったが二人共落ちこぼれとして蔑まれており、雑用ばかりさせられていた。
そして真希は現状に嫌気が刺して家を離れ東京校に入学。これ以来真依は姉に裏切られたと思い込み、更に自らも直毘人によって半は無理やり後を追うように京都校に入らされたのだった。


初登場


"器"なんて聞こえはいいけど 要は半分呪いの化け物でしょ

そんな汚らわしい人外が 隣で不躾に"呪術師"を名乗って 虫唾が走っていたのよね?

初登場は原作16話。東堂葵と共に伏黒釘崎の前に登場。死んだ(と思われていた)虎杖を侮辱する発言を浴びせ、伏黒と釘崎の顰蹙を買う。
その後東堂は女の趣味がつまらないと見なした伏黒にケンカを売り、真依は釘崎の足止めをした。
伏黒を「2級として入った天才も1級の東堂先輩の前じゃただの1年だもん」と煽っていたが、釘崎に「寝不足か?毛穴開いてんぞ」と煽り返され激怒。
ゴム弾入りの拳銃で失神させるも途中から真希が登場。気を取られた隙に釘崎が復帰しチョークスリーパーを受けてしまう。
このまま逆転負けかと思われたが東堂が戻ったことに釘崎が動揺したため事なきを得る。そのまま東堂が参加するアイドルの握手会に連れて行かれたためやむを得ず帰っていった。

そして無理矢理一緒に参加させられた握手会だったがアイドル高田ちゃんのサービスに思わず惚れかけていた*6

交流会



その後32話にて他の生徒と共に交流会に参加。その際に死亡したはずの虎杖悠仁の生存が発覚し、京都校の楽巌寺学長により虎杖の抹殺命令が下される。
開始された団体戦において、京都校の他の学生と共に虎杖を抹殺しようとするが、ちょうどその時虎杖と交戦していた東堂によってその企みは阻まれてしまう。

その後はしばらく音沙汰が無かったが、西宮を追い詰めた釘崎を不意を付く形で左のこめかみを狙い失神させる。
落ち込む西宮を励ましていたがその側へ真希が登場。姉妹水入らずの戦いが始まった。

仲間呼ばねーの? 別に私は2対1でもいいぜ?

楽しみ方っていろいろあるでしょ? 皆でボコボコにするより

一人で楽しみたいの アンタは

お姉ちゃんって呼べよ 妹



得意の銃撃を何発も打つが真希には通じず終始翻弄され、奥の手として使った構築術式の銃弾も防がれてしまい敗北。そして真依は積もり積もった本心を吐露する。

私は!! 呪術師なんてなりたくなかった!!

アンタのせいよ!! アンタが頑張るから 私も頑張らざるを得なかった!! 努力も痛いのも怖いのももううんざり!!

禪院家(ウチ)でコキ使われるのの何がいけないのよ!! 適当に雑用こなして適当に生きれば良かったじゃない!!

なんで一緒に 落ちぶれてくれなかったの?

あのままじゃ私は私を嫌いになってた それだけだよ ごめんな

真依はそのままうずくまりながら「嘘つき…大っ嫌い」と悲しげにつぶやきながら交流会をリタイアした。その後釘崎を何事もなかったかのように煽っていたが

その後は五条が発案した野球対決によって決着を決めることになる。
対決中にはスペアメカ丸に「どう見てもピッチングマシンだろーが!!」と怒る釘崎に知ってか知らずが「ピッ…チングマシーン?よく分からないわ」ととぼけながら結果的に煽ったり、真希が東堂にデッドボールを決めた際に「ナイッピー」と嫌味を含んだ笑顔で言い放つ姿を見せた。

渋谷事変

メカ丸こと幸吉が遺した保険の傀儡の静止を振り切り、東堂・新以外のメンバーと共に渋谷へ参加。歌姫に幸吉のスパイ行為について問うが、死んでいたため不問とされた。
後に他のメンバーと共に渋谷へ到着。ライフルで夏油を狙うも呪霊に防がれる。その後は九十九の仲間によって保護された模様。


死滅回游編


なんで来たのよ 馬鹿

父・が発案した「五条悟の開放を目論んだ戦犯として伏黒恵・真希・真依を誅殺する」作戦に巻き込まれてしまい、瀕死の重傷を負ってしまう。
そしてそのまま真希も扇によって敗北し、二人揃って無数の呪霊がひしめく部屋に放り込まれ、絶体絶命の危機に瀕してしまい…


余談

  • 名前の由来はファンブックによると「字面の通り」「真希との対比」

  • 基本本編だと嫌味な笑みか不機嫌そうな顔しかしない彼女だが、アニメ2クール目のOPのあるシーンでは女性陣withメカ丸と一緒に満面の笑みを浮かべて記念撮影している写真が確認出来る。


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最終更新:2024年04月24日 21:32

*1 初登場時は側頭部のボリュームが多い髪形だったが、交流戦以降は頭頂部のボリュームが多い髪形に変えている

*2 アニメ公式サイトでもこの言葉が使われている

*3 呪霊を視認出来る高専関係者

*4 憲紀も昔から面識があったのか下の名で呼び捨て

*5 10段階中4

*6 アニメ8話のじゅじゅさんぽより