登録日:2021/01/23 (土) 10:13:40
更新日:2021/02/08 Mon 21:58:35
所要時間:約 2分で読めます
東京都立呪術高等専門学校とは、漫画・アニメ「
呪術廻戦」に登場する架空の学校である。
●目次
概要
全国に2校しか存在しない呪術教育機関の片割れ。作中では専ら「東京校」と略されることが多い。
京都校と比較すると五条の影響か、立場を問わずメンバー間の交流が深く、フレンドリーかつアットホームな傾向が強い。
立地
東京都内ではあるが、都心からはかなり離れた山の中に校舎を構える。
表向きは私立の宗教系学校とされており、一般の業者の出入りは制限されている。
多くの呪術師が卒業後もここを起点として活動し、高専は彼らへの任務の斡旋や補助監督によるサポートを行っている。
また
宿儺の指や
呪胎九相図といった危険な呪物を回収し保管するのも重要な役割の一つ。
敷地内の地下には日本の呪術界の根幹を結界術で支える「天元様」がいる薨星宮が存在している。
高専内には多数の寺社仏閣の建物が存在するが、そのほとんどがハリボテであり、天元様の結界術により日々配置を変える事で呪物を収納する“蔵”への侵入を阻止している。
この強固な結界により、直上にある都立呪術高専はかつて幕末の東京遷都の候補地であったという裏話がある。
所属者
教師・所属術師
CV:黒田崇矢
都立呪術高専の学長にして一級術師。サングラスを掛けた強面の男性。
入学するには彼の面接を受ける必要がある。
見た目は
アレだが
「気づきを与えるのが教育だ」と語っており、教育者に相応しい思慮の深さを持ち合わせている。
呪骸を操る傀儡呪術学の第一人者。
ズングリした体型のカッパのような呪骸。
CV:黒田崇矢
ボクシンググローブをはめたクマのような呪骸。普段は大人しいが誰かが触れている時に呪力を流さないとパンチを仕掛けてくる。
牙を剥くのが五条悟だけだと思ってんなら 痛い目見るよおじいちゃん!!
CV:
中村悠一
都立呪術高専の教師で1年の担任。28歳。身長は190センチメートルを超えている。
常に黒い布やサングラスで目隠しをしているが周囲は見えているらしい。詳細は
項目にて。
俺も殺されたくはないが はいそーですかって訳にもいかんのよ
気怠げな表情を浮かべた男性。
等級は1級で2年の担任でもある。一級術師でありながら「死ぬのが怖い」という理由から格上との戦闘には消極的な姿勢を取り、渋谷事変では積極的に時間潰しの牛歩戦術でのらりくらりとし続けていた。
術師にしてはかなり一般人に近い感性を備えていると言える。
ただし、他の術師のピンチを命がけで救う場面もあり、根っからの臆病者ではない様子。
京都校の三輪と同じくシン・陰流の使い手。
冥冥からは
「術式無しで1級に上り詰めた実力者」と評されており、同じ技の使い手でもかなりレベルが高い模様。
●
簡易領域「抜刀」
簡易領域を展開し、領域内に入った物質目掛けて刀でカウンター攻撃を行う居合斬り。
三輪のそれと異なり自分が動きながら抜く事もできる。
●「夕月」
刀を膝の高さに構えて繰り出す斬撃。
あまり伊地知をイジメるな 私達と上の間で苦労してるんだ
CV:遠藤綾
都立呪術高専の医師を務める白衣姿の女性。茶髪で目元に隈がある。28歳。
術師にとって貴重な治療手段である「反転術式」の使い手で、危険な任務には出ず後方から術師たちを支援する。
性格はクールビューティ寄りで口調は男性語がメイン。一度死んだ虎杖を解剖しようとするマッドサイエンティストじみた事をしようとしたが、正体を知らず改造人間を傷つけてしまった虎杖をフォローもしており根は常識的である事が伺える。
五条や夏油とは学生時代の同級生。当時はショートヘアーで隈がなかった。歌姫は先輩で仲が良い。学生時代から喫煙習慣があったが今は禁煙している。
●反転術式
他者の治癒が可能。
反転術式の使い手は貴重でさらに他人の治癒を出来る使い手は高専に於いても希少な人材である。
CV:
津田健次郎
1級呪術師。
五条曰く
「脱サラ呪術師」で、虎杖からの愛称は
「ナナミン」。
一度呪術師を辞めてサラリーマンとなり、再び呪術師となった変わり種。
詳細は
項目にて。
CV:林勇
七海の後輩格の2級術師。
七海の任務を一度手伝ってから非常にリスペクトしている。七海の腕時計をおさがりで貰えないか虎視眈眈と狙っている。
先輩風を効かせてくる事は多いが根は善良な好青年。
七海に1級推薦をしても良いと思われていることから実力は確かな様子。
●来訪瑞獣
自らを霊媒として4種の瑞獣の能力を降ろす降霊術。
顔を隠すことが発動条件で、猪野の場合は目の部分に穴の開いた帽子を用いる。
ただし顔を隠すものを奪われると発動できなくなる。
相手を追尾する 1本の角を顕現させ撃ち出す遠距離攻撃技。
掠めただけで人間の肉体を抉る攻撃力を誇る。
呪力の水を顕現し、手足に纏う能力。
クッションとして防御に使ったり、足に纏わせて滑るように歩く独特の歩法が可能になる。
脳内麻薬を過剰分泌させ痛みや疲労を一時的に飛ばす。
使用後は反動で動けなくなる諸刃の剣。
「『竜』を目にして生き延びた者はいない」と語る切り札らしいが詳細不明。
高専時代の五条・夏油達の後輩で七海とは同級生。
快活でやる気にあふれた性格で、沢山食べる子がタイプ。
術師の家系では無いが、呪いが見える妹が一人いる。
+ | ネタバレ |
作中では既に故人。
等級付の誤りにより手に余る任務に就かされた結果である。
この際に共に任務にあたっていたと思われる七海は目を負傷している。
彼の死とそれを悔やむ七海の言葉が夏油に大きく影響を与える。
|
補助監督
CV:岩田光央
都立呪術高専の補助監督を務める眼鏡の男性。26歳。
痩躯で神経質そうな顔つきをしている。
中間管理職的立ち位置で五条の奇抜な言動に翻弄されているが良識を弁えた良い意味で大人な人物。
元は高専の生徒であり、術師を目指していた。
都立呪術高専の補助監督の1人。髪を茶髪に染めた気さくな女性。
「~っス」が口癖。勝手な行動を取る虎杖たちに頭を悩ませる。
3年生
都立呪術高専3年生。たらこ唇の男。
五条から自分に並ぶ人材になると評される程の実力者だが、現在は停学中。
2年生
都立呪術高専2年生。四人いる特級術師の一人。
やや内気そうな顔立ちの男性。
現在は海外に行っており、本編では未登場。時々名前が挙がりワンカットで描写される程度。
本編の前日譚にあたる呪術廻戦0巻『東京都立呪術高等専門学校』における主人公。
詳細は
項目にて。
CV:
小松未可子
都立呪術高専2年生。眼鏡をかけたポニーテールの女性。
呪術師の名門・禪院家の出身だが、呪力を持たず生まれてきたため生家では落ちこぼれ扱いされており、「禪院家への嫌がらせ」のために呪術師の道を選んだ。
男勝りでキツい言動を取ることが多いが面倒見は良いため釘崎からは慕われている。
天与呪縛の影響で呪力を一般人並にしか持たず呪霊も肉眼で見えない代わりに超人的な身体能力を得ており、怪物じみた動体視力も併せ持つ。飛んでくる弾丸を素手で止めることすら可能。
戦闘では呪具を用いることで呪力を補い戦闘を行う。
扱いは4級術師だが実力は2級相当とかなりのハイレベル。
0巻から登場している。
●眼鏡
呪具の類なのか只の眼鏡なのかは不明。
呪力を持たないためこれが無いと真希は呪霊が見えない。
●屠坐間
片刃のデカい包丁みたいな武器。
五条が真希より借りてそれを虎杖に又貸しした。
少年院における特級呪霊との戦いで破壊される。
●游雲
特級呪具であり形状は蛍光灯を三本繋げたみたいな三節棍。
特級呪具の中では唯一術式効果を一切持たない特級呪具。
しかしそれ故に特級呪具クラスの呪力を内包する純粋な力の塊であり、所有者の膂力に破壊力と殺傷力が大きく左右される性質を持つ。
元は夏油が所有していた物であり、夏油にボコボコにされた過去がある真希にとって使うのは胸糞悪いらしい。
なお売ったら5億は下らない模様。
●大刀
暗器や刀など多くの武器を使う中でも、特に彼女が好んで使用する薙刀状の武器。いわゆる「偃月刀」のようなもの。
刀身部分が呪具化している(柄はただの木の棒)。
CV:
内山昂輝
都立呪術高専2年生。やや小柄な短髪の少年。アニメでは白髪と紫目。
呪言師の末裔。語彙が
「おかか」「しゃけ」「すじこ」などのおにぎりの具しかないがそれは不用意に人を呪わないため。
気配りも出来たりと根は非常に善良。
普段は口許を隠している。
0巻から登場しているが、虎杖と髪型が被るため本編ではマッシュルームカットにキャラデザが変更された。
●呪言
呪力を込めた言葉(言霊)により、言葉を聞いた相手にその通りの現象を発生させる術式。
「動くな」と言えば動きが封じられ、「潰れろ」と言えば聞いた対象が押し潰されミンチになるなど非常に凶悪。
味方や巻き込まれた一般人などに対して撤退などの行動を強制する事もできるなど、サポートにも応用が利く。
呪霊の身体の一部と携帯電話を組み合わせ、携帯電話越しに言霊を送り込んだり、メガホンなどを使って命令を広範囲に拡散させるなどの芸当も可能。
また声という媒体の特性として姿を晒さずに相手を攻撃できるため、「敵に呪言師がいる」という情報だけで相手に「どこから攻撃されるか分からない」というプレッシャーを与える事もできる。
舌と口を跨いだ両頬に掛けて蛇の目と牙の狗巻家の呪印が描かれており、呪言を使う際は口許を晒す。
ただし術者の喉への負担も大きく、大規模な言霊を使えば喉がガラガラになり、最悪吐血し喋れなくなることすらある。
呪力が自身を上回る格上であるほど負担も増大するなど強力な分欠点も大きい。
また、音に呪力を乗せる性質上、耳から脳に掛けて呪力で守られると防がれてしまう。
喉への負担もあってか術を使った後はのど飴を舐めたり、のどスプレーを飲んだりしている。
CV:
関智一
都立呪術高専2年生。
ジャイアントパンダそのものというインパクトのある姿だが、人間と同じように喋り行動する。詳細は
項目にて。
1年生
CV:榎木淳弥
都立呪術高専1年生。仙台出身。
仙台の杉沢第三高校に通っていたが、呪いとの遭遇に加え両面宿儺の呪物を取り込んだ結果東京の呪術高専に編入する事になった。
詳細は
個別項目にて。
CV:内田雄馬
都立呪術高専1年生。 既に二級呪術師として活躍している。
「宿儺の指」の回収のために宮城県仙台市の杉沢第三高校に学校から派遣され、潜入した際に虎杖と出会った。
詳細は
個別項目にて。
CV:
瀬戸麻沙美
都立呪術高専1年生。紅一点。
実家のある田舎をとある理由から
「クソ田舎」と吐き捨てる程嫌っており、
「田舎が嫌で東京に来たかったから」という理由で呪術高専に入学した女傑。
詳細は
個別項目にて。
追記・修正は東京校に入学してからお願いします。
- 高等専門学校なのに3年間 -- 名無しさん (2021-01-23 16:34:14)
- 四年制じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2021-01-23 17:08:14)
- 確か0巻(連載前の短期読み切り版)のタイトルでもあるから、その辺も触れた方が良くない? -- 名無しさん (2021-01-23 23:07:29)
- ↑3 4年制だぞ。東堂と真依初登場の時に「4年は交流会に出られない」って会話があったはず -- 名無しさん (2021-01-31 17:29:56)
最終更新:2021年02月08日 21:58