Dies irae PANTHEON

登録日:2021/8/30 (月) 16:15:00
更新日:2025/03/16 Sun 02:38:50
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その日、すべての神々が集う






『Dies irae PANTHEON』とは2017年3月24日にlightから製作発表された神座万象シリーズ初となるスマートフォン向けゲーム
『PARADISE LOST』、『Dies Irae』、『神咒神威神楽』、『黒白のアヴェスター』他全ての神座作品登場キャラクターが総出演し、神座の全てに決着を着けるスーパー神座大戦である。
第七神座の登場人物をメインに歴代の神座の興亡期の再現地を巡り、これまで描かれることのなかった時代の物語、あったかもしれない物語に触れていく。
色々あって現在企画凍結中。

2018年10月18日発売の『Dies irae Amantes amentes(Nintendo Switch版)』には前日譚である『神なる座に列し伝わる救世主(サオシュヤント・デサーティール)』が新規追加されている。



◆クリエイター

シナリオ/正田崇
音楽/与猶啓至
キャラクターデザイン/Gユウスケ、夕薙、他



◆ストーリー

最強の者が神となり、己の理想で宇宙を塗り替える神座という世界。
そのため代替わりのたびに神の法則は変遷し、中には荒廃の極みに達した時代もあった。
そんな中、七代目の神が治める世は過去に例を見ない安定性を実現していたが、それでも破滅の要素は拭えない。

すべての時代に現れる”観測者”という謎の存在。
それの出現は、当代の神が滅びる予兆だと言われている。

なぜそのような者が生まれるのか。
神座という世界の根源には何があるのか。

すべての謎を解くために、いま空前規模の戦いが幕を開ける。

───Dies irae PANTHEON



使命を持って生きることは、幸せなのか不幸なのか。
その答えは分からないけど、手の届かない世界に対する憧れだけはあったから……
特に何を成すでもなく、どうということもない毎日を送って消える。
君にはそんな、僕とは違う生き方をしてほしいと願ったんだ。

ここは怒りに支配されている──少女はそう直感して、確信した。
七代に渡り続いてきた神座という世界において、重要なのは何かに怒っていること。

それが特権階級へのパスポートで、深い怒りの念を持つ者ほど上位の立場を獲得する。

怒りの日(ディエス・イレ)──

明確に例外なのは黄昏と呼ばれた女神だけ。

しかし、例外とは死神の代名詞。ルールを破れば崩壊が始まる。
ゆえに今こそ決着のとき。

真我は微笑み、無慙は決意し、明星は謎に挑む。
水銀は新生して黄金は昂揚し、刹那黄昏は夢を描いて、波旬は真なる敵を察知した。
そして曙光は何を見るのか。

その日、すべての神々が集い、最後の戦いが幕を開ける。

───神なる座に列し伝わる救世主



◆登場人物

第七神座に生まれた人間。
歴代の神座闘争の中心人物を召喚するという特殊能力「PANTHEON」を有していたことにより、ヒルメに興味を持たれてこの壮大な戦いへと身を投じる。

メインヒロイン
第七神座を統べる覇道神。神としての名は曙光。
正確には高天原に座す桜の木を本体とする触覚だが、遊ばせているつもりなのか彼が波旬の体内にいた時の恐怖も、神として新生した時の記憶もヒルメは有していない。
そのため覇道神の自覚も薄く、神格としては最弱
作者曰く、歴代神座で最も相性がいいのはラインハルト

  • ヨミ CV:瀬戸麻沙美
ヒルメの従者。
夜行の術で生み出された存在で、主従の関係を重視するあまりヒルメの「友達が欲しい」という願いに応えられないことを歯がゆく思っている。

主人公の姉を自称する謎の存在。真我とは古い知り合いで、神座の移り変わりを始まりから見てきた。
主人公の意識の中では少女の姿だが、表に出ている時には猫のぬいぐるみのようなマスコットのような姿をとる。


第七神座/曙光曼荼羅を守護する求道神。ヒルメたちの親にして師匠。


歴代の覇道神
詳細はそれぞれの個別項目、神座で。



◆用語

  • アイオーン
神座の歴史に存在した登場人物達をナラカにも通用する様に変換した再現体。このアイオーンによる軍勢がパンテオンである。
召喚者の目から見て理解できる範囲のものを再現しているので、見識に誤解があれば本物とは全く違うアイオーンが現れる。
また、アイオーンは良くも悪くも召喚者のレベルに引っ張られるので、弱かった人物は強くなり、強かった人物は弱くなる。
そして召喚者が理解できなければ幕引き最速といった特殊な能力の再現もできない。

再現体であっても簡単に従ってくれる者ばかりではないので、『神なる座に列し伝わる救世主』でコウハは歴代の覇道神と直接話すことで齟齬を最小限化し、協力の了承と得てそれぞれの時代に合った神格にアイオーンを率いてもらうことで軍勢として機能するように取り計らった。

真我が元々用意していた召喚者はコウハで、彼女は全ての時代を知っているため全ての人物を再現でき、主人公も同じ能力を持つ。
そして時代は大きく遡るが、現れるはずの無い最初の召喚者として第一神座のワルフラーンが存在する。

アイオーンの軍勢、及びアイオーンを核としたナラカ抹殺計画。
総司令官が真我、波旬を除いた覇道神達が各時代における有力な集団を率いる部隊長という編成をとる。

名称 時代 率いる集団
真我 なし なし
無慙 第一神座 聖王領域 七大魔王とその眷属
明星 第二神座/第三神座 堕天使 大罪持ち/シャマシュ 翼種
水銀 第三神座 背教徒
黄金 第四神座 聖槍十三騎士団
黄昏 第五神座 黄昏の騎士団
刹那 第六神座 夜都賀波岐 東征軍
大導師 第五神座 転輪王の花輪

  • 極奥神座
消滅したはずの八柱の覇道神を囚えている空間。
本来なら共存できない覇道神を同時に存在させ、ナラカに生殺与奪を握られているこの空間では波旬や無慙の攻撃でさえ受けた端から勝手に治る。
目的は不明だが十柱の覇道神が揃うことでナラカの計画が始動するようだ。

  • 曼荼羅(まんだら)
神の所有する宇宙、ひいてはその人物がどの宇宙に所属しているかを示す。
例として主人公は曙光曼荼羅、聖槍十三騎士団は修羅曼荼羅に属する。

まだ人であった頃の真我が始まりの地で垣間見た、第零神座を地獄に変えた全ての元凶。
神座というシステムが封じ込めているモノであり、第零神座における覇道神的存在。
波旬曰く「近くて遠く、深くて浅い何処かの次元にいるあらゆる意味で異形の五名」。



◆余談

覇道神求道神全般・ワルフラーン
⑥メトシェラ・ヤツカハギ勢・天使悪魔・七大魔王
⑤人間最強クラス(マキナエレオノーレシュライバー・ロト・龍明)
④人間上位クラス(ヴィルヘルムベアトリストリファ・東征軍主力)
③人間中位クラス(ルサルカ・ノウ・龍水)
②個人ではそれほど武力のないクラス(リザ・咲耶)
①人間下位クラス(シュピーネさん)

一番数が多くて平均的なのが③、ヨミが④、主人公が⑤、ヒルメが⑥らしい。
同じ数字でもだいぶ強さにバラツキがあるのであくまで目安。

  • 覇道神たちのノリと相関
名称 ノリ 相関
真我 意地悪 全員大好き!
無慙 問題児 明星大好き!真我死ね!
明星 有能 全員アホやんけ…
水銀 相変わらず 黄昏、黄金大好き!波旬死ね!
黄金 相変わらず 全員大好き!
黄昏 女神 刹那大好き!
刹那 苦労人 黄昏大好き!波旬死ね!
波旬 コミュ障 全員眼中無し
曙光 かわいい







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最終更新:2025年03月16日 02:38