登録日:2021/09/12 (日曜日) 17:03:40
更新日:2025/05/29 Thu 23:01:50
所要時間:約 44 分で読めます
________
▽▽▽▽▽▽▽
砂塵の凶賊
△△△△△△△
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◆もくじ
◆概要
ガレオス
分類:魚竜目 有脚魚竜亜目 砂竜上科 ガレオス科
種族:魚竜種
別名:
砂竜
危険度:☆2
細かな砂により形成された砂漠地帯にのみ生息する魚竜の一種。
砂漠に溶け込むような砂色の鱗に、鋭く大きな背ビレと水掻きのように進化した翼膜など、魚竜種特有の形態を有しており、優れた遊泳能力を備えている。
しかし、なんと言っても特徴的なのは、遊泳する場所が水の中ではなく「砂の中」であるという点である。
水より遥かに重い砂をかき分けるため、頭部は左右に張り出した矢尻のような特異な形状をしており、胴体は遊泳の妨げにならないよう、滑らかな形態を取っている。
こういった砂中の行動に特化した進化を遂げたことにより、本種は砂漠の大地を、まるで水の中にいるかのごとく「泳ぐ」ことができるのである。
一説によると、太古の昔、魚類のように水中で活動していた種の一部が、大規模な環境変化により水場が失われていった結果、長い年月をかけて砂中に適応できる能力を獲得したのではないかとされている。
進化の名残りか、産まれたその瞬間から砂の中を泳げるわけではなく、交配を終えた雌は雨季に卵をオアシスに産み落とす。
幼体は乾季に入るとともに卵から孵り、オアシスの干上がりに合わせ、水から泥、泥から砂…と、徐々に砂中への生活に慣れていく。
魚類に見られるエラのような器官こそ持つが、砂中では呼吸ができないので肺で呼吸を行う。
そのため、地中深くを潜るようなことはあまりせず、地表近くで背ビレだけ出して泳ぎ、時折呼吸のために地上に飛び出して外気を取り込んでいる。
体色は成体になる頃には砂色になっているが、実は砂に塗れているだけで、本来は鮮やかな青色をしているのが特徴。
剥ぎ取った鱗の砂をよく洗い落とせば、本来の色が見えてくる。まれに紫色の鱗を持っていることもあるという。
また、鱗は高い保水性を有しており、砂漠の強い日差しや高温にも耐えることができる。
食性は肉食。普段は獲物を求め、砂漠地帯を広く回遊している。
昼間でも活動するが夜行性の傾向が強く、夜間は特に活発に行動する。
砂漠地帯において砂中は身を守る場所として、また獲物を奇襲する場所としても正にうってつけの環境であるが、水中とは異なり周囲を見ることは不可能。
このため視覚はほとんど退化してしまっているが、その代わり聴覚が著しく発達している。その聴覚は砂上の獲物の足音はおろか、呼吸音すら鋭敏に察知することが可能な程。
魚竜としては珍しく社会性に富んだ種族であり、一頭のリーダー格を中心に群れを形成して活動する。
本種は狩りを行う際、優れた聴覚で獲物の位置を捕捉し、群れと共に獲物を囲むように泳いで追い詰め、最終的には砂中へ引きずり込んで捕食してしまう。
砂中で生活する以上、必然的に体内に砂が入り込んでしまうが、本種は『砂塵袋』と呼ばれる砂を溜め込むための内臓器官を有しており、ここで砂に含まれる鉄分などの栄養素を吸収し、残った砂を体外へ排出している。
砂塵袋に溜め込まれた砂を口蓋から出る粘液で固めることで、さながらブレスのように勢いよく吐き出す事も可能。
単なる砂の塊とはいえ破壊力は中々のものであり、獲物を弱らせたり、外敵を追い払うには十分な威力を備える。
またヒレには毒腺を有しており、触れると麻痺性の神経毒が分泌される。獲物を狩る際は砂中から飛びかかり、ヒレで斬りつけて毒液を注入し、動きを封じてから捕食する事もある。
砂中からの素早い動きと厄介な攻撃能力をもつ本種だが、大きな音を出されるとその発達した聴覚が災いし、砂中からたまらず飛び出しショックを起こしてしまう弱点を持つ。
本種の討伐の際、「音爆弾」等の爆音を立てられる道具の携行は、ハンターの間では一般常識となっている。
ドスガレオス
分類:魚竜目 有脚魚竜亜目 砂竜上科 ガレオス科
種族:魚竜種
別名:
砂竜
危険度:☆3
ガレオスの群れを率いるリーダー格の個体。
体格は通常のガレオスより一回り以上も大きい。
寿命も2倍近く長いことが分かっており、鱗はより分厚く頑強に成長している。砂中での長年の生活故か、体色も黒みを帯びているのが特徴。
広大な行動範囲を持ち、束ねている群れを各地に点在させている。率いているガレオス達の総数はかなりのものになり、深夜の砂漠ではドスガレオス率いる大規模な群れが回遊している様子が多数目撃されている。
普段は各地の群れを回っており、その場の群れと共に狩りを行っては、また別の群れへ向かっていく。
狩りの際は配下のガレオス達に鳴き声などで指示を出し、連携を取りながら効率的に獲物を追い詰める。仕留めた獲物はドスガレオスが最初にありつくルールがある模様。
その代わり、群れの守りはドスガレオスに一任されている。特に群れの脅威となるものを発見した場合は、真っ先に自らが矢面に立ち排除しようとする。
この状態のドスガレオスは非常に危険であり、とある報告によれば、
『砂漠の暴君』と名高い
角竜ディアブロスにも果敢に挑みかかったという事例すら存在する程。
なお戦闘の際、配下のガレオス達もまた外敵を取り囲んで攻撃する等、ドスガレオスの戦闘を補助するように立ち回る。
威圧的な風格に違わず、戦闘能力は通常のガレオスを遥かに凌ぐ。恵まれた体格から繰り出される突進や体当たりの威力は、単純ながらかなりのもの。
ガレオス種特有の器官である『砂塵袋』も相当発達しており、吸い込んだ砂を溜め込む量も多く、配下達のそれとは比較にならない威力のブレスを連続して吐き出すことができる。
配下達を使役した集団戦法もまた脅威であり、連携されれば熟練のハンターですら簡単に劣勢に追い込まれてしまう。
リーダーというだけあり、戦闘能力も危険度も相応に高いが、「大きな音に弱い」という弱点があるのは配下と変わらない。
しかし、怒りに我を忘れた状態になると爆音も意に介さなくなるため注意が必要。
ガレオスのリーダーとして世界的に知名度の高い本種であるが、その起源については謎が多く、
ガレオスが成長すればドスガレオスになるのか、それとも生まれた時からドスガレオスとして成長するのか、未だに分かっていないことが多い。
◆登場作品
【MHP2G以前】
初登場は初代MH。
ドス鳥竜達と並び、最古参の一団である。
ガレオスは砂漠フィールドといえば必ずと言っていいほど存在する小型モンスターで、だだっ広いエリアを背ビレだけ出してぐるぐると回遊し、たまに呼吸のためにポーンと砂中から飛び出している姿は、砂漠では定番の光景となっている。
小型にしては結構サイズがデカいのも特徴で、個体平均でも
全長約10m弱とちょっとした大型モンスターぐらいある。
ドスゲネポスが横に並んでても遜色ないデカさである。剥ぎ取り回数も2回と、比較的回数が多い。
近づくと砂の中から砂ブレスを放ってきたり、突然飛び出してヒレで斬りつけ、麻痺状態にしてきたりする。
体力も高い方で、意外なしぶとさに驚いたハンターもいた事だろう。
設定通り、砂っ原を悠々と泳ぐガレオス達だが、その速度はやはり人間であるハンター達の走行より遥かに早く、近づこうにも中々追いつけない。
しかもガレオス達は基本、好戦的でなく、酷い時は近づいても全然こちらに興味を示してくれない。
あっちこっちと行ったり来たりされ、ようやく地上に出てきてくれたと思ったらまたポーンと砂の海へ飛び込んでいってしまう事も…
しかし、同エリアに大型モンスターがいると豹変。積極的にこちらを攻撃してくるようになる。
恐らく大型のモンスターが仕留めた獲物のおこぼれに与ろうとしているのだろうが、これがハンター視点だと猛烈に厄介。
なにせ通常の小型モンスターよりも恵体のため、ちょっとした小突きでも結構な威力。
こちらをぶっ飛ばしてくるような攻撃が多く、溜め攻撃を仕掛けようとしたら飛び出しを喰らって邪魔され、罠の準備をしていたら砂ブレスを引っ掛けられて邪魔され、挙げ句の果てには回復や回避をしようとしていたらヒレで引っ掻かれて麻痺状態に陥り、そのまま狩猟対象の容赦ない一撃を貰ってあえなく一乙…という状況になることが結構多い。
…言葉を選ばずに言ってしまうと、「超」が付くほどウザいお邪魔モンスターと言いたいぐらい鬱陶しい連中である。
こっちが手を出しにくい砂の中にいる上、ムキになって応戦しようとするとちょこまかと泳ぎ回り、しかも無駄にタフ…と、正直物凄くストレスが溜まる。
しかし、聴覚が鋭いという設定通り「音爆弾」が非常に有効で、泳いでいるガレオス周辺に炸裂させてやればびっくりして砂中から飛び出し、そのまま無防備に跳ね続ける。
よくブロス系の咆哮をまともに受けてぶっ飛んでることが多い
地上に飛び出してきたあとの動きは緩慢なこともあり、一旦地上に引き摺り出して攻撃を続ければ、ほぼ何もさせずに倒せてしまう。
ガレオス討伐が目的の時は「音爆弾」を忘れずに持って行こう。
…と言うか忘れてきたらリタイアするぐらいの気概で行こう。それぐらい超面倒である。
なお、タル爆弾の爆発音も有効だが、当てづらいのであまり推奨できない。ガンナーなら「徹甲榴弾」の爆発でも飛び出しを狙える。
そんなガレオス達には親玉がおり、
ドスガレオスというこれまた大きなモンスターに統率されている。ドス系モンスターの括りだが、その全長は
イャンクックを軽く上回る大きさ。
シルエットはガレオスと全く一緒だが、明らかにデカいのと黒っぽい見た目をしているのですぐ気づくだろう。
世界観的には(ハンターのような専門職にとっては)あまり危険度は高くない存在として扱われてるためか、登場時期は早め。大体砂漠フィールドの開放と共に登場してくる。
行動パターンや攻撃方法はガレオス達とほぼ同じ。この時期のドス系モンスター全般に言えることだが。
しかし、「砂塵袋が発達している」という設定通り、高威力の砂ブレスを連発してくる固有技が与えられていた。この頃のドス系モンスターにしては何気に優遇気味である。
ドスガレオスとの戦闘で、なんと言っても脅威なのはガレオス達との集団戦法。
取り巻きのガレオス達はドスガレオスがエリアにいると、ハンターに積極的に襲い掛かろうとするAIが仕込まれているらしく、同じところでじっとしてると画面内がガレオスまみれになり、もみくちゃにされえらい事になってしまう。
ガレオス達は単体でも厄介なのは上述した通り。
加えて、ドスガレオスは怒り状態になると
攻撃力が1.5倍という
リオレウスばりの高倍率で跳ね上がるため、殊の外デカい一撃を貰う事もある。
取り巻き達の妨害も相まって、「親玉とは言えたかがガレオス」と油断していると意外と簡単に返り討ちにされてしまう。慣れた人でも注意が必要。
しかし、通常のガレオスと同様に「音爆弾」は非常に有効。取り巻き達をしっかり駆除し、対象をドスガレオスに絞って落ち着いて戦えば、然程苦戦する相手ではない。
「有効な手段を用いて攻撃のタイミングを見極める」というモンハンの基礎を教えてくれる一体と言えるだろう。
取り巻きがウザすぎるが
実は初期作品でのガレオス達には、小型モンスターでありながら大型モンスターの仕様が一部取り入れられており、ドスガレオスと同じように部位破壊できたり、瀕死状態が存在したりもする。
流石に部位破壊報酬や捕獲報酬が出るわけもないが、かなり異様な扱いである。
その他にも、こちらを発見した時は大型モンスターと同様、頭上に「!」と発覚マークが表示される。何故小型モンスターのガレオスだけにこのような仕様があったのかは謎。
実は小さいだけのドスガレオスだったりして
MH4G以降はこの仕様は無くなっている。
ガレオス達が泳ぐルートは大体固定されており、特定の地点で様子見のためか、泳ぐのを止めてしばらくじっとしている瞬間がある。
このルートや地点を覚えておくと、音爆弾を投げるタイミングを合わせられたり、上手くいけば溜め攻撃などで待ち伏せする事もできる。
ドスガレオスでも同じであるため、無駄な追いかけっこをしたくないならおすすめ。
当然と言うべきか、そもそも大地を泳ぐモンスターであるため
落とし穴は効かない。
なのでシビレ罠が登場したMH2以前の作品(初代MH、MHG、MHP)では捕獲ができなかった。この点は他のドス個体にも言える事だが。(ドス鳥竜は軽すぎて
落とし穴が作動しない、という設定)
また聴力が優れている代わりに視力が弱いので、
閃光玉も効かない。これは
別の魚竜種と同じ特徴である。
ドスガレオスは発覚状態では瀕死になっても足を引きずって
逃げる動作をほとんど見せない。が、目印として背ビレがへたる。
背ビレの部位破壊を済ませていると見づらくなってしまうが、明らかにへにゃっと崩れているので注視すればまだ分かる範囲。
そうでなくとも、一目散に寝床まで逃げる習性があるため、捕獲(MH2以降)はやりやすい部類だろう。
「砂漠岩地」(MHP2G以降では「旧砂漠」)に出現したドスガレオスの寝床はエリア3になるのだが、このエリアがドスガレオスおよびガレオス達にとって極めて有利なエリアだった。
と言うのもこのエリア3における砂、と言うか地面の判定は、他のエリアより少し深めになっている。
それがどうしたという話なのだが、このエリア3でガレオス達が泳ぎ始めると、普段は地上から見えている背ビレ全体が砂中に埋もれてしまう。
こうなると非常に厄介。いざ戦闘が始まると全員一斉に砂の中に隠れてしまい、完全に地上に出るまで攻撃が当たらない、何処から攻撃が飛んでくるかも分からない、という地獄絵図が展開される事になる。
なので当時は瀕死まで追い詰めても、このエリアでの怒涛の抵抗に遭って何もできず返り討ちにされたという事例もあった。
ゲーム性はともかくとして生態描写としては中々面白い仕様だが、意図した仕様だったのだろうか…
たまたまな可能性が高そう
設定だと夜行性らしいのだが、昼夜の概念が追加されたMH2以降の作品で夜になっても、特に行動に差はない。獰猛になって襲いかかってくるパターンがあっても面白そうだったのに…
よりウザくなるから無くて良かった?確かに
もしかすると個体差にひっそり影響が出ている可能性はある。
初代MHのドスガレオスの体力は下位2000、上位4000、オンラインでは6000と結構高い。
肉質も硬くなく地上に引き摺り出しさえすれば厄介な攻撃も少ないのであまり気にならないが、実はコレ、あの火竜リオレウスと全く同じ体力値である。
が、次作以降では流石に下方修正されている。この頃の魚竜種は何かと異質である。
旧作の内、G級が解禁されたMHG、MHP2GにおいてドスガレオスはG級進出が叶っていない。(この待遇は他のドス個体も同様。)
このためか、G級にも進出し、邪魔者としてやたら印象に残るガレオスに対し、リーダー格のこちらは何かと影の薄い存在に…
こういった都合のためか、実はドスガレオスと配下のガレオス達から入手できる素材は全く一緒。
ガレオス装備が欲しいならその辺のガレオス達を狩ってるだけで製作できてしまえる上、G級装備に至ってはG級に相当するアイテムが無いので存在しないという歪な状況になってしまっている。
他のモンスターを優先させたいという事なのだろうが、いささか不憫な扱いである。
【MHF】
通常個体はMH2と変わらない。
長らく、MHF独自の要素としてはせいぜい変種が存在するという程度で影の薄い存在だったが、
MHF-G3アップデートにおいて特異個体化およびG級登壇が決定し、全国のハンターを大いに湧かせた。
なんなら同期の特異個体&G級化したモンスター達の中でも一番目立っているまである。
特異個体は、ヒレなどの赤みが増していたり、頭部を縦に分けるように角のような器官が生成されていたりする。
また、HC素材として魚竜種唯一の逆鱗を持つ。
特異個体もG級個体も配下のガレオスの指揮力が大幅に向上しており、
新モーションでは事あるごとに周囲で無数のガレオスがドルフィンジャンプの如く舞い踊る。
このガレオスに触れると麻痺してしまうため要注意。
なお、システム的に言うとこのガレオスはエフェクトの一環であり、呼び出されてからそのままフィールドに残留したりはしない。
【MH3〜MH4】
「新生モンスターハンター」として原点に立ち返った作品であるMH3では、
リオレウスなどの主役級を除き、モンスター達のほとんどがごっそりカット。
ガレオス一味もその流れに逆らえず、長期休暇に入る事になった。
MH3以降からは「砂漠を泳ぐ魚竜種」の後輩として
デルクスが登場。
普段は消極的だが大型モンスターとの戦闘中は積極的に襲いかかったり、砂を固めたブレスを放ったり、大きな音には弱かったりと、ガレオスと似通った生態・特徴を多く持つ。
ドスデルクスみたいなのは登場しなかった
ガレオスと比べるとサイズも小さいが、戦闘中に頻繁にこかしてきたり、物資の運搬中に吹っ飛ばしてきたりと、こちらもガレオスに負けず劣らずのお邪魔モンスターとして名を上げて(?)いる。
またMHP3では、これまた「砂漠を泳ぐモンスター」として
潜口竜ハプルボッカが登場している。
ガレオスに似た特徴が多々あるが、こっちは魚竜種ではなく
海竜種である。
「砂漠の海を泳ぐ」という共通点だけ見れば、
峯山龍ジエン・モーランもある意味後輩と言えるか。
規模も存在感も桁違いだけども。
MH4では旧作のモンスター達の復活が次々と公表される中、なんとまさかの
砂漠フィールド自体が登場せずという前代未聞の事態が発生。
ガレオス一味はもとより、MH3Gまで皆勤を維持してきた
ディアブロスまでここに来て欠席する事に。
モノブロス?あぁ…うん…
MH4系列でも復活は厳しいか。
そう思われていたが…
【MH4G】
続くMH4G。
今作ではMHP2Gを最後に登場しなくなっていたフィールド、『旧砂漠』の復活がPV第一弾にて大々的に告知。
上記のようにMHFでは特異個体&G級化していたこともあり、こちらでもガレオス一味含めた旧作の砂漠系モンスターにチャンスがあるのでは、と期待に胸を膨らませたところへ、
第二弾にて
モノブロス、ダイミョウザザミ、ディアブロスと欠席の憂き目に遭っていたモンスター達の復活が次々と公表。
そして勿論、PVには配下を引き連れ、砂中から襲いくるドスガレオスの姿も…
旧作から彼らを知る古参ハンターは歓喜に湧き立つことになった。
もちろん、外部作品であるMHFでしか進出出来なかったG級にもしっかり対応している。
砂漠フィールドの開放が一つの目玉となっているためか、OPムービーも旧砂漠でディアブロスの狩猟をするハンター達の様子が描写された内容になっており、ガレオス一味も出演している。
出てきていると言ってもガレオスは背景扱いなんでしょ?と軽い気持ちで見ていたプレイヤーだったが…
問題のシーンはディアブロスの餌場に罠を仕掛け、本格的に狩猟を開始する場面になる。
設置しておいたタル爆弾を起爆し、幸先よく先制攻撃を与えて戦闘開始。ディアブロスは近場のハンターを追うも、追った先にもまたタル爆弾。追撃を受けて自慢の双角の片方が折れてしまう。
流石に堪忍袋の尾が切れたディアブロスは怒りのままにハンターへ突進を繰り出すが、その先にあるのは落し穴。作戦通りに事を進めるハンター達だったが
突如として砂中から砂煙が走り、黒褐色の魚竜、ドスガレオスが乱入。あろうことかそのままハンターへ突撃するディアブロスの側面に体当たりをブチかましてしまう。
突然という事もあって大きく体勢を崩したディアブロスは、そのまま近くの岩場に激突。
岩場の上に陣取っていた弓ハンターは衝撃で岩場から墜落してしまう。
更に、次は墜落した弓ハンターにまで凶牙に掛けようとするドスガレオス。
あわや絶体絶命…というところで、他ハンターの咄嗟の判断により音爆弾を投げつけられ、ショックを起こしてしまう。
その後はハンターからの反撃を受け、そのまま撤退していった。
…と、こんな具合に
ドス系モンスターとしては破格と言えるほどの大活躍の機会を与えられている。
何かと扱いが悪かった旧作からは考えられないくらい好待遇である。
同じ魚竜種の同期が恨めしそうに見てるぞ
内容としては言ってしまえばいきなり出てきて邪魔するだけして帰ったというだけなのだが、それにしたってあのディアブロスを相手に挑みかかり、不意打ちとはいえ一発カマした姿に衝撃を受けたプレイヤーも多かった事だろう。
恐らく近くにガレオス達の群れがおり、群れを守るために戦いを仕掛けにきたものと思われる。
実際に爆弾を使ってドンパチやっていたのはハンターで、ディアブロスはむしろ被害者なのだが、ドスガレオスの知った事ではない。
ディアブロスを吹っ飛ばした後は近場のハンターにまで手当たり次第に襲いかかってるあたり、相当気が立っていた事も窺える。
音爆弾を喰らった後は大人しく退散しているので、ショックを受けて頭が冷えたのだろうか。
ドスガレオスの乱入でハンター達の作戦が目に見えて乱されているのもまた面白い。突然飛び出してきた時のそれぞれの反応は必見。
しかし、冷静に対処して作戦を続行する判断力は流石である。
さて、復活からいきなり華麗な活躍を披露したガレオス一味だが、もちろん戦闘面に大幅な強化がなされている。
まず大きな変更として、こちらへ積極的に攻撃を仕掛けてくるようになった。
今まで戦いに消極的で、こちらが必死に追いかけてもひらひらと逃げ回るかのように行動していた思考が改善され、向こうから距離を詰めてくれるようになったのである。
これだけでも討伐の際のストレスは相当改善されたように感じるだろう。
しかし当然、攻撃の手は激しくなっているという事でもある。
以前より多用してきた麻痺ビレ攻撃はもちろんのこと、今作から砂ブレスには水属性やられ効果まで付いてくる。いざという時のスタミナ管理が特に重要になってくる今作でこの属性やられはキツい。
エリア内に大型モンスターがいる時の挙動も変わってないため、今まで以上の執拗な妨害に遭うことも。
お邪魔キャラっぷりに磨きがかかっている…
リーダーのドスガレオスもパワーアップ。
自ら地上に出てきやすくなってはいるが、ガンナーの的にならないようドタドタと走って距離を詰めてくるし、タックルといった近接攻撃も全体的にメリハリのついた動作で繰り出してくるように。
また新技も多数追加されており、お馴染みの砂ブレスは元より、砂中からはまるでディアブロスかと言わんばかりの超高威力な砂中強襲も仕掛けてくる。
もはやMHP2Gの頃とは段違いの暴れっぷりを披露してくれるため、たかがドスガレオスと侮ると本当に痛い目を見る。特にG級個体ともなると尚更である。
逃げ回るドスガレオスを追いかけていた旧作と違い、今度は自分が逃げ回るハメにならないように。
(メインシリーズにおける)初のG級進出という事で、本作では代表的なクエストとして以下のものが登場する。
大老殿 |
クエストLV:G★1 |
狩猟クエスト |
サンドのメシよりドスガレオス |
|
目的地 |
メインターゲット:成功条件 |
旧砂漠<昼> |
ドスガレオス2頭の狩猟 |
契約金 |
報酬金 |
1100z |
10200z |
制限時間 |
サブターゲット:成功条件 |
50分 |
ドスガレオスの尻尾破壊 |
|
依頼主 |
まぬけな起業家 |
旧砂漠を人気スポットにしようと 《サンドボード》という遊びを 考えました、…が、一つ問題が。 砂竜たちが危険で、誰も遊びに 来てくれないんですよね…。 おかげでご飯も喉を通りません。 もちろん狩猟してくれますよね! |
内容はドスガレオス2頭の同時狩猟ともうこれでもかというぐらいのアピール。
何かと影の薄かった旧作とは大違いである。
しかも堂々のキークエスト。攻略の上で印象に残った新規プレイヤーも多い事だろう。
クエスト自体も厄介で、ドスガレオス同士の危険度は当然一緒であるためこやし玉による退散が非常に困難。 加えてドスガレオスの移動エリアは限られているので、退散できたとしてもまたすぐに戻ってきてしまう。
必然、本クエストでは2頭のドスガレオスと無数のガレオス達が一堂に会する地獄の乱戦となりやすい。
今作で強化されたドスガレオスの実力は言わずもがな。G級上がりたてのハンターにとっては中々ハードな難易度である。
こういった面倒さも印象に残りやすい要素の一つであると言える。
旧作のガレオスとドスガレオスの素材はお互いに共有、G級素材に至っては存在しない有様だったが、今作からはちゃんと素材が登場。
更に一部の素材はドスガレオスからしか入手できないようになった。ガレオスだけ倒し続けても装備は作ることはできないので注意…と言うかそれが正しい在り方なのだろうが。
MH3から新たに導入された「疲労」の概念により、ドスガレオスもしばらく行動していると疲労状態になる。
この時、背ビレは旧作で瀕死になった時のようにヘタれ、地上に上がった状態だと翼と頭をがっくりと落とし、項垂れたように完全停止してしまう。かわいい
食事を摂る事で疲労から回復しようとするのだが、この時エリアにある腐肉を漁る。
ガノトトスと同じような狩りの様子を見れないのは少し残念。
また疲労状態との差別化のためか、瀕死になっても背ビレがへたれなくなった。その代わり発覚状態でも足を引き摺って逃げるようになった。
ちなみに、水中のガノトトスのように砂中をよろよろと泳ぐ…といったモーションはしない。
音爆弾も相変わらず有効だが、ドスガレオスは今作から怒り状態時には効かなくなった。
とは言え、そもそも今作のドスガレオスはかなり積極的に地上に上がってきてくれるので、最悪忘れても致命的な問題はない。
取り巻きのガレオス達を無力化できないのが少々厄介なぐらいか。
また地味な点として、ドスガレオスは旧作では効果が無かった落とし穴にハマるようになっている。
これは落とし穴に改良を重ねられ、ただ落とすだけでなく粘着効果で動きを止める、という設定が付随されたため。
砂中から半身だけ出してもがいているドスガレオスの姿はなんだか新鮮。
MH4系列のみの新要素「竜人問屋」では、特定のモンスター素材との交換で、今作に登場しないモンスターの素材を手に入れることができる。
そんな中、ドスガレオスの素材と交換できるものは
灯魚竜チャナガブルの素材。
チャナガブルの危険度はドスガレオスより一段高い⭐︎4である。ちゃんとレートは釣り合っているのだろうか…
まぁチャナガブルの素材が手に入りやすいモガの村近辺では、逆にドスガレオスが相当珍しい存在なのかもしれない。
デルクスはいるけど
本作のエンドコンテンツ「探索」の舞台となる「未知の樹海」には、ガレオス一味は出現しない。なのでドスガレオスを対象にしたギルドクエストも当然存在しない。
一応、未知の樹海には砂地エリアがありブロス系も登場するのだが、ガレオス達には少々狭いのだろうか。
ゲームとは関係ないが、3DSのホーム画面にてMH4Gのソフトをセットすると上画面にタイトルが表示されるのだが、
MH4Gのタイトルロゴの裏に、今回の看板モンスターの
セルレギオスとは別になんと
ガレオスのアイコンも登場する。
今作の推しである砂漠と言えば…という事なのだろうが、こういうところでも地味に優遇されている。
【MHX/MHXX】
MHX系列でも問題なく登場。
ドスガレオスは相変わらず砂漠フィールドでの序盤の壁として立ちはだかってくる。
…なのだが、ドスガレオスの当系列での存在感は物凄く薄い。
一応キークエストにも設定されているので全くストーリーに絡んでこないわけではないのだが、同じモンスターのクエストが大量にあることが特徴的なMHXシリーズにしては異様なほどクエスト数が少ない。
ガレオスに至ってはメインターゲットになるクエストすら無い始末である。
前作MH4Gで目立ちすぎた反動だろうか…
戦闘スタイルに大きな違いは無い。相変わらずガレオス達はお邪魔キャラ。ドスガレオスは取り巻きを交えた厄介な集団戦法で襲いかかってくる。
が、AIの変更として、今作でのドスガレオスは潜航時間が明らかに長くなっている。
ランクが上がるほど砂中へ潜る頻度が高くなっているらしく、G級ともなるとほぼ潜りっぱなしである。音爆弾が手放せなくなってしまった。
せっかくMH4Gで改善されたというのに何故…
また戦闘にはあまり関係ないが、MHX系列の特徴であるド派手なエフェクトの影響により、砂中からの攻撃の際の演出が凄いことになっている。
特に砂中急襲の砂の盛り上がり方が激しく、ドスガレオスのサイズが大きいとハンターが砂に埋もれてしまっているように見えるほど。あくまで演出で行動に影響は無いのでご安心。
なんてことを言ってると、MHXXではエフェクトがMH4G相当まで軽減された。やっぱり姿が見辛くて不評だったのかもしれない
【MHWorld以降】
ガレオス一味はメインシリーズではMHXXを最後に登場作品が無くなっており、MHWorld以降はフェードアウトしてしまっている。
砂漠フィールド自体は登場しているが、砂中を泳ぐ枠は後輩の
デルクスに譲った形になっている。
ガレオスを登場させると親分のドスガレオスもいないと不自然なため、枠をあまり潰したくない都合もあるのかもしれない。
部下だけ出して何故か親分を出してない例もあったろって?確かに
新作のMHWildsでは、砂の海を泳ぐ後輩として新たに
モンハニアンデスワーム沙海竜バーラハーラが登場。
通称から分かる通りガレオス一味と違って
海竜種であるが、特徴が思いっきり被っており、今作においては彼等に取って代わる存在となった。
【MHST/MHST2】
ガレオス一味は
MHSTでも魚竜種代表として登場しており、ドスガレオスはオトモンにも出来る。
攻撃傾向はガレオスが
スピード、ドスガレオスが
パワータイプ。
ドスガレオスの固有絆遺伝子のスキルは、相手を目つぶし状態にすることがある
水属性攻撃「砂塵ブレス」。
レア度は高くないので、タマゴから孵化した時点では遺伝子スロットが全部解放されることはほぼ無く、ロックされたスロットを開放したい場合は「目覚め」を使用する必要がある。
「目覚め」は種毎に使用できるものと、汎用だが貴重な「全種の目覚め」があるが、魚竜種のオトモンはドスガレオスしかいないので、「魚竜種の目覚め」がドスガレオス専用として使用できる。
絆技は「ブラウンオーシャン」。ドスガレオスは素のままでは
無属性のため、砂の大波の褐色になぞらえたものだが、「伝承の儀」で属性変化させている場合大波の色が変わる。
MHST2では魚竜種の顔ぶれに
ガノトトスが増えたが、作中では縄張り争いをしてガノトトスに勝利する描写が見られる。
メインシリーズではガノトトスより格下のはずのドスガレオスが
まさかの下克上である。……ただMH4Gのドスガレオスという可能性は無くもないか。
なお、
ガノトトスはオトモンには出来ない。従ってドスガレオスは引き続き魚竜種唯一のオトモンで、「魚竜種の目覚め」は相変わらず占有可能。
ただしMHST2は種に関係なく粘ればレベルアップで全部開放になる個体が出るので「目覚め」への依存性は少なくなっている。
攻撃傾向が入れ替わり、ガレオスが
パワー、ドスガレオスが
スピードになっている。そのため、野生のドスガレオスはパワータイプの攻撃を目に掛かりにくくなった。
◆攻撃手段
【MHP2G以前】
【砂中】
- 背ビレ
- 地表から背ビレだけ出して遊泳し、斬りつける。
- 背ビレに当たると膝をつき、微ダメージ。ガレオス単体なら特に支障は無いが、他モンスターとの戦いの際は地味に厄介。特にスーパーアーマーを持たない武器持ちにとっては迷惑極まりない。
- 地表から出ている背ビレに一定ダメージを与えると砂中から飛び出してくる。剣士はタイミングを見計らって狙いたい。ガンナーなら徹甲榴弾を命中させるだけですぐに引き摺り出せる。
- 飛びかかり
- おもむろに近付き、突然噛みつきながら飛びかかってくる。
- こちらも特にダメージは高くないが、喰らうと吹き飛ばされてしまうのが鬱陶しい。攻撃後はそのまま砂中に潜ってどっかに行ってしまうのも腹が立つ。
- 滑空
状態異常:麻痺- 突然砂中から飛び出し、空中を一直線に長距離滑空する。
- ノーモーションでいきなりこっちに突っ込んでくるため初見はかなりビビる技。一応ヒレの毒腺で斬りつけてくるという設定だが、全身に麻痺判定がある。
- 出が早いため単体でも脅威だが、他モンスターと戦ってる最中にやられた時が圧倒的に厄介。G級モンスターとの激しい戦闘時に麻痺状態にされた日には暴れたくなるだろう。
ガレオス達は特にドスガレオスがエリアにいると、この攻撃の頻度が増加する傾向がある模様。
- 実は攻撃判定が割と高めの位置にあるため、しゃがみ、もしくはアクション「落ち込む」で回避が可能。
…あくまでネタ・ロマン回避の域であるが。普通に戦う分には回転回避かガードした方が遥かに簡単。
- 砂ブレス
属性:水- 一瞬砂中深くに潜った後、砂中から飛び出しながら砂の塊を発射する。
- 喰らうと吹き飛ばされてしまう。スーパーアーマー持ちでも嫌になってくる攻撃。ブレスの飛距離は割と長いので、遠くに居ても注意が必要。
- 砂の塊なのでイメージしにくいが、ひっそり水属性。素で結構威力が高い上、水に弱い防具だと存外にダメージを受ける可能性がある。
- 砂ブレスだけでなく、飛び出したガレオス本体にも攻撃判定がある。水属性はついていないが、焦って攻撃しようと近づきすぎると巻き込まれるので注意。
- まれにブレスを吐かず、そのまま普通に地上へ飛び出してくることもある。
- 一連のモーションが長いので、小タル爆弾を喰らわせる数少ないチャンス行動でもある。尤も、普通に武器で叩いた方が早い場合も多い。
- 3連砂ブレス
属性:水- 一瞬砂中深くに潜った後、砂中から上半身だけ出し、薙ぎ払うように砂の塊を連射する。
- ドスガレオス専用行動。
ドスガレオスから向かって左→正面→右、と3発ブレスを発射する。
- 威力も相応に高いが、モーションが長いためすぐに後ろに回れば脅威ではなくなる。また、近場には攻撃判定がないため剣士が喰らう事はほぼ無いと言っていい。せっかくの専用行動なのに
- こちらも動作が長いので小タル爆弾設置のチャンス。
尤も、普通に武器で叩いた方が
【地上】
- 這いずり突進
- その場で腹這いになり、身体をうねらせながら突進する。
- 魚竜種特有の攻撃。砂中から自発的に飛び出してきた時に繰り出す事がほとんど。ようやく地上へ出てきた事に喜び、近づきすぎてしまうと轢かれるため焦らないように。
- 地上におけるガレオス達の移動手段でもあるが、距離が遠いと砂中へ戻る行動が優先されてしまうので注意。
- 足踏み
- その場で足踏みする。
- 脚に当たると微ダメージ。攻撃の合間合間にこの動作を挟むので、地上に上がっているガレオス達は基本隙だらけである。
- ごく稀にこちらと距離が遠いと歩行する事がある。普通は高確率で砂中へと戻るので、お目にかかれる機会は滅多に無い。
- 噛みつき
- 前方を噛み付く。
- お馴染みの基本攻撃。正面に立たない限りは攻撃チャンス。
- 尻尾回転
- 身体を半回転させ、尻尾で薙ぎ払う。
- 160°ぐらいの半回転を時計回りで2回1セット。他のモンスターも使用する基本攻撃だが、ガレオス達が長大なこともあって攻撃範囲は広め。
- 攻撃範囲が広いのもそうだが、予備動作が無いのも厄介。迂闊に飛び込むと返り討ちに遭いかねない。
- 地上での行動全般に言える事だが、砂中へ逃すまいと焦って攻撃を仕掛けると見事にカウンターを喰らう。チャンスの時こそ冷静に。
- タックル
- 片足を軸にして一瞬力を溜め、そのまま身体を突き出すように体当たりを仕掛けてくる。
- 魚竜種お馴染みのタックル。…が、アレのと比べれば攻撃判定はかなりマシ。とは言え範囲は広めで、威力もそれなりに高いので迂闊に近寄らないように。
- 砂ブレス
属性:水- 翼を広げ、首を回すようにもたげたあと、正面に砂の塊を発射する。
- 飛竜種お馴染みのモーションで繰り出してくる。予備動作が分かりやすいのでまず当たりはしない。剣士はこの攻撃を誘発し、攻撃していくのが基本戦術となる。
【MHF】
基本はMH2と同様。
以下には、特異個体およびG級個体の固有モーションを記す。
【砂中】
- 砂中急襲
- 潜行している時にハンターの存在を確認すると、即座に足元まで移動して飛び出してくる。
- 砂中へ潜った場合の確定行動であり、これによって音爆弾を使う必要もなく自分から出てきてくれる。というかこれによる接近中は音爆弾が効かない。
- なお、瀕死になると普通に逃走するので、それを防ぐために音爆弾自体は従来通り持ち込んだ方がよい。
【地上】
- 咆哮
- 特異個体モーション。仁王立ちになって大きく息を吸い込み、直後に超高級耳栓を要する特大咆哮&付近にふっ飛ばし判定の音圧を発生させる。
- まさかの魚竜種初の咆哮。しかも特大咆哮+音圧なので全モンスター中でも指折りの強力さである。
- この咆哮の際にも周囲でガレオスが飛び出してくる。
爆音で驚いているだけかもしれないが。
- 尻尾なぎ払い
- 特異個体モーション。よくある2セットの尻尾攻撃ではなく、全身を捻って一気に180度をなぎ払うタイプ。
- 新技の中では小技程度の存在だが、威力はそれなりにある。
- 砂ビーム
- 特異個体モーション。ゆっくりと後退しつつ砂を吸い込んでいき、前方一直線上へ特大の砂ビームを発射する。
- 従来の弾状砂ブレスとは桁違いの規模を誇るビーム状ブレス。当然、威力も高い。
- 後退中は無数のガレオスが現れ、コイツらも小規模な砂ビームを撃ってドスガレオスへ近づけさせまいとサポートする。
- サマーソルト
- G級モーション。軽く吠えてからサマーソルトを伴う大ジャンプを行う。
- 判定は一瞬なのでフレーム回避も余裕だが、例によって周囲で飛び出すガレオスに注意。
- ちなみに着地後はズリズリと這いずって後退していく。
【MH4G以降】
【砂中】
- 背ビレ
- モーションや仕様に変化無し。
- ガレオスはともかく、MH4Gのドスガレオスはかなり積極的に攻撃してくれるので、この攻撃を喰らうこともだいぶ少なくなった。
- が、MHX系列ではドスガレオスの潜航時間が何故か増大。旧作のような無意味な追いかけっこの時間が増え、必然的に喰らう機会も増えてしまった。
- 飛びかかり
- 特に変化無し。
- 今までは通りすがった時のついでのような感覚で繰り出してきたが、繰り出した後、ちゃんとこっちへ向き直る動作が追加されている。
- 滑空
状態異常:麻痺- 特に変化無し。
- こちらも繰り出した後は、すぐにこっちに向き直すようになった。
- 砂ブレス
属性:水属性やられ- モーションには変化無し。
- しっかり角度を調整して吐き出すようになったため、命中精度が格段に増している。雑に避けようとすると普通に狙い撃ちにされる。
- また、喰らうと水属性やられを発症するようになった。スタミナ管理が生命線になるG級でこの状態異常はかなりキツイ。
- 部下のガレオス達ですら普通に使ってくるので、より一層お邪魔モンスターとしての存在感アップ。
- 砂中急襲
- 砂中へ深く潜った後、背ビレで斬りつけてハンターの体勢を崩し、一気に砂中から突き上げるように飛び出す。
- ドスガレオスの新モーション。
威力が中型モンスターとは思えないほど高く、G級個体の攻撃ともなると、上位防具なら最大強化したものでも普通に即死級のダメージを受ける。
- 特にMH4Gでは斬り付けから突き上げまでの猶予がかなり短く、斬りつけで体勢を崩してしまうとその時点で被弾がほぼ確定するというお前はディアブロスかと言わんばかりの凶悪技となっている。
- 安定して回避するには被弾モーションを軽減するスキルを発動するしかない。回転回避が出来るくらいの猶予は一応あるため、「回避性能」スキルを付けていれば体勢を崩してもギリギリ回避できる。
ガードできる武器種はしっかりドスガレオスが出てくる位置を向いてガードすること。捲られる可能性がある。
取り巻きのガレオス達に邪魔された時は潔く腹を括ろう。
- 飛び出した後は確定で地上に上がるが、そのまま腹這い突進に繋げる事もある。回避できても慌ててうっかり近づきすぎないように。
- MHX系列では緩和措置なのか、斬りつけから突き上げまでの猶予が延びた。これで被弾確定となる状況にはなりにくくなっている。
- ちなみに「旧砂漠」のエリア7中心にある高台に登っていると、この技で高台をぶっ壊してくる。
【地上】
- 這いずり突進
- ドスガレオスは一瞬後方へ跳ねた後、這いずってくるようになった。
- 距離が離れていると積極的に繰り出してくる。繰り出す直前に少し後ろへ跳ねるため、足元に居ても当たってしまう。
- ダッシュ
- 小走りでこちらへ近づいてくる。
- ドスガレオスの新モーション。
旧作は攻撃と攻撃の合間に「足踏み」を挟んでいたため、全体的にのっそりした動きだったが、MH4G以降は足踏みが丸々オミット。代わりにこの動作が追加された形になる。
- こっちとの距離が離れているとこの動作で積極的に距離を詰め、下記の技に繋げてくる。このおかげでドスガレオスの地上での動きは格段に素早くなり、ガンナーですら迂闊に攻撃できなくなった。
地味ながらMH4G以降のドスガレオスの戦闘スタイルを大きく変えた行動の一つと言える。
- ちなみにモーションはガノトトスのような
欽ちゃん走り動きではなく、旧作の歩行をそのまま早回しにしたような動作。
あちらほどの珍妙さは無いが、ドタドタといった感じのなんだか愛嬌のある動きなので、これはこれで妙な笑いを誘う。
魚竜種は本来歩行が苦手だからなのだろうが
- 尻尾回転
- 尻尾の位置が下がり、しっかり地面を薙ぎ払うようになった。
- 長い尻尾が凄まじくしなるようになったので、実質270°くらいの攻撃判定がある。当たらないだろうと思っていた場所でも意外と巻き込まれてしまう。大袈裟なくらい離れるか、足元へ潜り込もう。
- 相変わらずノーモーションでいきなり繰り出してくるため非常に喰らいやすい。上記のダッシュから繋げてくる事も多い。迂闊に攻撃しに行かないように。
- 砂ブレス
属性:水属性やられ- モーションには変化無し。
- 砂中から繰り出してくるもの同様、明らかに命中精度が上がっている。雑に逃げていると普通に当たるので注意。
- 3連砂ブレス
属性:水属性やられ- 突如その場で直立し、砂の塊を連射する。
- ドスガレオスの新モーション。
連射方向がやや特殊で、ドスガレオスから向かって正面→斜め横→真横、と連射してくる。当然のように威力は高い。
- 有効距離は中〜長距離であり、近くに陣取る剣士ならば当たる機会が少ないが、中途半端な距離にいるガンナーは特に危険。思い切って懐に飛び込むように回避すると躱しやすい。
- ちなみに、旧作で使用してきた砂中からの3連ブレスはオミットされた模様。
命中率がイマイチだったからであろう
◆破壊可能部位
- 背ビレ
- 皮膜がボロボロに破ける。
- 一見狙いづらいが、胴体と判定が連動しているため、気がついたら破壊している事が意外と多い。
砂中を泳いでいる際、砂ブレスを発射している際と狙えるタイミングは結構多い。
- 破壊報酬はもちろんヒレ。MH4G以降ではレア素材の「桃ヒレ」が手に入りやすくなるので狙っていきたい。
- 初期作品では普通のガレオスの背ビレも破壊できた。もちろん小型モンスターなので報酬は出ない。
MH4G以降からはこの仕様は無くなっている。
- 頭
- 鱗や表皮に亀裂が走る。
- MH4Gから破壊可能に。
常にやや高い位置にあるのでリーチの短い武器種は狙いづらい。噛みつき時などが狙い目。
- 破壊報酬は新素材の牙が手に入る。ガレオスからは手に入らないので注意。
それが普通なんだけど
- 尻尾
- 尾ビレの皮膜がボロボロになる。
- MH4Gから破壊可能に。
こちらも頭同様に狙いにくい。ダウン時などに集中的に攻撃しよう。
- 破壊報酬は背ビレと一緒。レア素材入手の確率を上げたいなら狙いたい。
◆弱点属性・部位
【MHP2G以前、MHF】
- 弱点属性
- 氷>雷=水>龍。
- 後述するが、属性よりも物理ダメージの方が遥かに通りやすいのでどの属性でも基本大丈夫。ただし火は全く効かないので属性偏重武器だと予想以上に長期化してしまう事も。
設定では鱗は保水性に優れているとのことだが、水には何故か雷と同レベルに弱い
- 弱点部位
- 斬撃と打撃は腹>首=背中。射撃は首=背中>腹。
- どの武器種でも狙い目なのは首。狙いやすい位置にある上、狙えるタイミングも多い。腹でも良いが、脚に攻撃が吸われやすい。
- 特に射撃に弱く、首と背中に対しては100%も通る。
とは言えぶっちゃけ弱いのでどこ狙っても別に良いっちゃ良い
【MH4G以降】
- 弱点属性
- 旧作からあまり変わらず、氷>雷。
- 今作からは物理に対する防御力が向上しているので属性攻撃も重要に。水に少し弱いのも相変わらず
- 弱点部位
- 狙うべき部位も旧作から概ね変わらず。
- 一方で、防御力は上がっている。前が低すぎたという事もあるが。MH4Gからのドスガレオスはかなり強化されているので、適当に武器を振るっているだけでは戦闘が長期化してしまう。
- 射撃に弱いのは相変わらずなようで、防御率が上がった作品でも首と背中には80%も通る。
◆武器
通称『ガレオス武器』。
見た目にはガレオスの鱗やヒレが随所にあしらわれている。
ガレオス達の本来の体色は青色をしている、という設定のはずなのだが、武器の見た目にその設定はあんまり反映されていない。
ただし、ガレオスから稀に取れる「紫鱗」を使用する一部の武器は、鮮やかな紫色をしていたりする。
さて、初代MHから登場する貫禄の古参団体であるガレオス一味の武器というのだから、さぞ種類も豊富…
と言いたいところだが、最後の登場作品であるMHXX時点だと狩猟笛、チャージアックス、操虫棍、ライトボウガン、ヘビィボウガンのたった5種という驚きのラインナップの少なさを誇る(?)。
なお狩猟笛はMHF限定なので、メインシリーズで登場するのは4種である。
しかしこれでも旧作からは改善された方で、MHP2Gになるまではボウガンしかなかった上、
MH4Gに至ってはその数少ないボウガンですら一斉オミットという訳分からんぐらいの冷遇を受けている不遇中の不遇武器である。
近接武器が出て来たのもMHXから。ここからは多少扱いも良くなっている。
しかし特にMH4Gではかなり活躍できたのにこの扱いの差は一体何なのだろうか…
分不相応故の代償だとでも言うのか
数が圧倒的に少ない中で、ライトボウガンだけはMHP2G時点では何故か2種類あったのも特徴的。片方は通常のガレオスの鱗を使った青色をしているが、もう片方は珍しい紫鱗が使われた紫色をしている。
さて、そんな悲惨すぎる扱いのガレオス武器の性能だが、近接武器はガレオスらしい麻痺属性の武器。意外にも水属性武器は無い。
状態異常武器の例に漏れず、物理火力が控えめだったり、斬れ味は悪かったり何かと尖った性能をしており、スキルである程度補助しないと実戦では使用しづらい。
…悪く言ってしまうとあんまり実用的じゃないというのが本音である。ガレオス達が序盤に登場するモンスターである以上強くもしづらいし、状態異常武器なため尖らざるを得なかった点も要因か。
一方で、歴史の長い遠距離武器、特にライトボウガンは最高の万能銃と呼ばれるほど超優秀である事で有名。
いっときは目立てない時期もあったものの、MHX系列で大幅強化。なんと水以外の属性弾と減気弾以外なら全て装填可能という凄まじい対応力を持つ他、リロード速度が早くブレも無い、と取り回しの良さもすこぶる優秀。
ちなみにMHX系列では通常色のものしかないが、その性能は紫鱗を使った方のそれを引き継いでいる。
MHX系列では「ガンナー初心者は上位に上がったらとりあえずこれ造っとけ」と評されるほど。
なんだかんだ地味な印象が強いガレオス一味だが、これで少しは報われただろうか…
ヘビィはMHP2Gからの新顔。デビュー当初は速いリロードを売りにした代わりに物理弾は原則LV1のみという性能。
一見扱いにくそうだが、作成可能な時期はまだ高レベルの弾を調達するのが難しい時期。
そのためメリットの方が生きる形になる。
だがこちらはMHX系列ではほとんど強化されず、見向きもされなくなってしまった。
◆防具
名称は『ガレオスシリーズ』。
上位装備なら名前の末尾にS、G級ならXが付く。
MHP2G以前の旧作では、上位装備に「Uシリーズ」という色違いのバージョンがあった。
見た目はガレオスの鱗を用い、随所にヒレがあしらった西洋甲冑といった様相で、シンプルながら中々にカッコいいデザイン。
そしてなんと言っても特徴的なのがカラーリング。初めてガレオスシリーズを製作したプレイヤーは驚いたろうが、砂漠に溶け込むような砂色のガレオスから造られたとは思えない透き通るような青色をしている。
武器とは違い、こちらは設定描写がちゃんと反映されている。
一方で、ガレオスから稀に取れるという「紫鱗」を贅沢に使用したガレオスUシリーズは、青色の通常装備とは一転、
鮮やかな紫色。
亜種もいないのに2種類も防具が造れるのは珍しく、MHP2Gまでの
バサルシリーズぐらいしかない。
ガレオスUシリーズはMH4Gで一旦オミットされたが、MHX系列で『EXガレオスシリーズ』と名前を変えて復活している。
が、当系列では肝心の「砂竜の紫鱗」が何故か消失してしまっており、「虹色鉱石」をふんだんに使った結果紫色になった、というよく分からない設定に変更されている。
性能の方は、序盤に造れるものとしては武器がアレだったのに対して案外悪くない。
シリーズを通して「暑さ無効」スキルを備えており、作品によっては「自動マーキング」、「腹減り無効」といった、あると嬉しいお役立ちスキルを持っていることもあった。意外にもマイナススキルをあまり持たないのも特徴的。
攻撃系スキルに乏しいのが欠点だが、ゲーム始めたての序盤の段階では何かとアイテムの使用で財政が圧迫されがちであり、こういった補助スキルがあると助かる。
さらに、MHP2Gの頃の下位防具は、「耐暑」のスキルポイントが一式で+20と過剰であり、混合装備としてのポジションも兼ねていた。
MHFでは、上位~凄腕序盤あたりまでのテンプレ装備として紹介されやすく、通称「バケツテンプレ」にガレオスSフォールドが組み込まれていることでも有名。
ある程度攻略が進んできた中級者以上には魅力の薄い防具かもしれないが、初心者にとっては序盤を支えてくれる頼もしい防具と言えるだろう。
属性耐性は雷と氷に弱い。雷に弱い点は防具説明文でやたらアピールしてくるが、実際には氷の方がより弱かったりする。まぁ氷に対して雷の使い手は多いので、注意するに越したことはないが。
一方で、乾燥に強いためか火に強く、意外と龍にも少し耐性がある。
龍属性の使い手に対してガレオス装備で挑むトンチキなハンターはいないだろうけども
◆余談
- 名前の由来
- モンハンにしては分かりやすく、ギリシャ語で「鮫」を意味する"γαλέος(ガレオス)"からそのままきている。
- 英語ロケール版での名称は"Cephalos(セファロス)"。
こちらはギリシャ語で「頭」を意味する単語がそのまま使われている。確かにガレオスの頭は特徴的だけども- ちなみにドスガレオスは"Cephadrome(セファドローム)"。
Cepha(ガレオスの)drome(空母)的な意味合いだろうか。
MHP2G以前のドス個体はいずれも-dromeなので、単なるサフィックスなだけかもしれないが。
- デザインのモチーフ
- 名前の由来にもある通りサメ、その中でも頭部の形が特徴的な「シュモクザメ」がモチーフと考えられる。
- ガレオスの頭は砂をかき分けるため矢尻のような形状をしているが、シュモクザメの「撞木」のような頭にそっくりである。尤もあっちは獲物を探すセンサー兼武器として使用しているので用途が違うが。
- シュモクザメは単独行動を好むサメにしては珍しく、群れを成して行動することでも有名で、この点も何気にガレオスと似通っている。
- ちなみにガレオスの生殖方法はサメというよりウミガメのそれに近い。ウミガメの幼体は砂地で孵って海へ戻るが、ガレオスはオアシスで孵って砂地に戻る、という真逆の進化をとっているのが面白い。
- 魚竜のキモ
- ガレオスは「魚竜のキモ」が手に入る唯一のモンスターである。栄養価が高いらしく、「万病に効く」らしい。
ちなみにおなじ魚竜のデルクスから取れるキモは「モンスターのキモ」である。なんの違いだ
- ガレオスが登場する作品ではほとんどこのアイテムの納品クエストが存在しており、これがまぁ厄介。
何せ唯一の入手手段であるガレオスは悠々と砂漠を泳ぎ回るので中々捕まらず、いざ討伐の段になっても異様なタフさで時間がかかる。入手できるのも確率だし、しかも要求される個数は大概多い。
もはや苦行レベルの集まりにくさから、一部のプレイヤーにとってはある意味「トラウマクエスト」として名を馳せていることが多い。
- まぬけな起業家
- 先述したMH4Gでの「サンドのメシよりドスガレオス」は、数本のG級クエストによって構成されるショートストーリーの1つであり、いずれも「まぬけな起業家」なる人物が関わっている。
ドスガレオスが対象の本クエストはストーリーの一発目。
- なんでも「サンドボード」なる遊びを広めて旧砂漠を人気スポットにしたいらしく、準備を進めるたびに旧砂漠に現れるモンスター達を狩って欲しい…と言う旨の内容で依頼してくる。
狩猟対象を見ると、ドスガレオスを始め虎鮫ザボアザギル亜種だの骸蜘蛛ネルスキュラ亜種だのと割と洒落にならないレベルのモンスター達が対象になっている。
- サンドボードがどんなレジャーなのかは不明だが、そんなモンスターがうようよしてる旧砂漠で呑気に遊んでなんかいられないし、絶対に成功しないと思うのだが…
まぁだから「まぬけ」なのだろう
- ちなみに、虎鮫と骸蜘蛛が登場しないMHX系列でも全く同じ題名と内容でこのクエストは登場している。しかしMH4Gと違ってこちらはキークエストに設定されてはいない。
なのでドスガレオスの影がかなり薄く
- "不思議な鎧事件"
- 開発段階ではガレオスシリーズとなる防具のデザインは元々ガノスシリーズの予定だったらしく、何らかのアクシデントによりテレコになってしまった様子。
ちなみに"不思議な鎧事件"とは開発陣での実際の呼称。- 確かにガレオスシリーズは青色が特徴的であるため、元々ガノトトスから作製される予定の防具だった、と言われれば納得の色合いである。
- しかしこのままだと思いっきり砂色のガレオス達と整合性がつかないため、「実は砂を落としたら青色をしている」という設定を後付けで考えたのだそう。
- とは言え、今のガノスシリーズみたいな
変な特殊なデザインの防具を序盤に出すよりも、普通の鎧のような防具を出した方が無難なのではという判断になり、敢えて元には戻さなかったとのこと。
- MHR:Sにて(?)
- 当作品では、NPCとして
「チケット配布おじさん」こと「ガレアス提督」が登場している。
お察しの通り、名前がビミョーに似ているので「ガレオス提督」と一時期ネタにされていた時があった。
…だから何だという話であるが。
- 【まぬけな起業家】
- 砂竜の注目を集めようとこの項目を考えました。
- …が、1つ問題が。
- 砂竜たちが地味で、誰も追記に来てくれないんですよね…。
- もちろん修正してくれますよね!
- 初期の小説版だとガレオスの群れが馬車を襲って人間を次々と砂の下に引き摺り込む描写がある -- 名無しさん (2021-09-12 18:29:34)
- キモ集めでは音爆弾でも使わなけりゃ話にならなかったから、積極的に攻撃してくるようになった再登場後の方がありがたいという -- 名無しさん (2021-09-12 19:31:52)
- ↑×2 フルフルに丸吞みにされる場面といいモンスターの被害者の死に様って想像してみるとマジトラウマもの。本編でもネルスキュラやオストガロアが人を襲うと明言されたり。 -- 名無しさん (2021-09-12 19:37:41)
- ガノトトスの水ビームで防具ごと両断されたり、グラビモスの突進で溶岩に押し込まれて燃え尽きたり、睡眠ガスで眠ったところを踏み潰されて圧死したり、初期の小説版はモブの死に様がえぐい -- 名無しさん (2021-09-12 20:05:33)
- 砂に潜りっぱなしのこいつと水上から一方的に攻撃してくるガノトトスのせいで初期作品の魚竜種にはめんどくさいイメージしかない。 -- 名無しさん (2021-09-12 20:34:46)
- 小型のガレオスですら体躯的には一回り小さいアオアシラ並みにある上、それらが群れを成して高速で砂中から襲い掛かってくるという。小型と称されるモンスターの中ではトップクラスに危険な存在ではあるまいか? -- 名無しさん (2021-09-13 01:28:57)
- でかいわタフだわ乱入してくるわいざ狩ろうとすると全然出てこないわとほんと嫌い -- 名無しさん (2022-11-17 23:47:10)
- 初代じゃ防具には長らくお世話になりました -- 名無しさん (2024-06-23 22:41:49)
- 魚竜種=狩猟に手こずる奴らという認識になったのは間違いなくこいつとガノトトスが原因 -- 名無しさん (2024-07-09 17:32:51)
- 音爆弾は鳴き袋使うから勿体無いし小タル爆弾をルート予測して設置!!→目の前で停止&反転→オアァァァァ!! -- 名無しさん (2024-09-17 10:50:59)
最終更新:2025年05月29日 23:01