登録日:2022/04/17 Sun 03:29:26
更新日:2025/01/30 Thu 14:18:24
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【基本データ】
世代 |
成熟期 |
タイプ |
鉱物型 |
属性 |
ウィルス種 |
必殺技 |
・カース・クリムゾン 背中の突起から出す超高温のガス。 |
得意技 |
・ゴーレムパンチ 強力なパンチを繰り出す。 |
【概要】
超古代の呪いをデジタル解析している時に、発見された鉱物型デジモン。
体の約9割が岩石のデータでできており、手足を繋ぎ止めて生きている。
また、
元ネタ通り、命令されないと動かず、感情も持たないデジモンとされる。
公式図鑑のイラストでは確認できないが、背中には“疫”、“呪”、“凶”と古代の禁断の呪文が彫られている。
どうやらこれは自ら出すガスから守るためのものらしい。
厨二病を発症している訳ではないと信じたい。
初登場は1999年3月発売の『デジタルモンスターVer.Wonder Swan』。
【同名種】
さて…「同名なのに設定が全く違うデジモン」といえば、何を思い浮かべるであろうか。
大体の人は『
クロスウォーズ』で登場した
なぜか既存デジモンの名を付けられた グレイモンや
ベルゼブモン等を想像するだろうか。
だが、実は『ゴーレモン』こそが元祖(?)同名種持ちなのである
【基本データ】
世代 |
成熟期 |
タイプ |
? |
属性 |
ウィルス種? |
必殺技 |
・ガーディアンボム |
・アンチデジビーム |
・ガルガントプレス |
【解説】
1999年
1月発売のPSソフト『
デジモンワールド』で初登場したゴーレモン。
タッチの差で、こちらの方が
元祖ゴーレモン、と言えるであろう。
タイプや属性は不明だが、ウィルス種しか入れない「闇貴族の館」に出現するため、恐らくはウィルス種。
衝撃的なのがその見た目。
なんと、ポリゴンのワイヤーフレームで構成された円柱を組み合わせたもの…とでも呼ぶ姿なのである。
それ以外には、顔も装飾も全くなし。
全体のバランスとしては、ユキダルモンに近い体形である。
恐らくは、同時期に開発されていた2作で名前の被りがあったことを、バンダイ側が連係ミスしたか何かだったのであろう。
その後、『ゴーレモン』の主流がWS版になったのは周知のとおり。
こちらのゴーレモンは(基本的に)『
デジモンワールド』と、それと世界観を同じくする『デジタルカードバトル』および続編の『デジタルカードアリーナ』だけに留まってしまった不遇のデジモンなのである。
WSの方もずっと不遇だったっていうのは禁句
【派生種】
◆バンチョーゴーレモン
感情のない通常のゴーレモンと違い自分の意志で行動する鉱物型デジモンでバンチョーの1体。
ゴーレモン誕生から10年以上経過した2014年に遂に登場した、ゴーレモンの名を関するデジモン。
まさかの、最後の「バンチョー」に抜擢されたことに、驚きを隠せなかったファンも多い。
【関連種】
◆ブラストモン
◆ゴグマモン
巨大な身体を持つ鉱石型デジモン。
なお、ゴーレモンやバンチョー、ブラストモンは『鉱物型』で、ゴグマモンは『鉱石型』なので注意。
鉱石型は他にゴツモンやインセキモンが該当。
◆バブンガモン
世代 |
成熟期 |
タイプ |
獣型 |
属性 |
ワクチン種 |
必殺技 |
・グライドロックス 岩石で覆われた尻尾を猛スピードで敵に叩き付ける |
・マウントストーン 腕の岩を高速で射出する技。 |
縄張り意識がとても強い獣型デジモン。
崖や岩山など高低差のある場所に巣を作るという。
一番の特徴は肌の一部を覆う岩石群で、それらは砕けるたびに硬くなって再生する。
そして、群れの中で最も硬い岩を持つ個体が、その縄張りを仕切るボスになるという。
『
デジモンペンデュラムZ 1.0 NATURE SPIRITS』でゴグマモンと共に初登場。
スナリザモンから、ゴーレモンと分岐進化し、共にゴグマモンに進化するポジションについた。
◆ゴーレムジジカメモン
【関連作品でのゴーレモン】
PSソフト『デジモンワールド デジタルカードバトル』
ワイヤーフレームの方のゴーレモンが登場。
といっても、カードでだけでだが。
珍種属性のレベルⅣで、一番の特徴は珍種でありながら×攻撃特殊効果が「対珍種×3」であること。
なお、×攻撃力は素の状態でも△よりも高い。
カードプールには「相手の属性は自分と同じになる」援護効果の
ベーダモン(珍種属性)や「自分と相手の属性を珍種に変える」謎のタマゴOPカードなどもあり、相手が珍種デックでなくとも強制的に刺すことができやすい。
ただ、全体的には必要進化Pが40も必要な割には、それに見合った能力かというと…。
どちらかというと、上記戦術を狙った専用構築を行う玄人向けか。
一方、援護効果は「相手の山札から3枚捨てる」という珍しいもの。
だが、このゲームではデック切れはあまり有用な戦術ではないため、“デメリットがないだけマシ”程度か。
次作『
カードアリーナ』では、必要進化Pが10低下したので、少しだけ使い勝手が上昇した。
第25話「大空の騎士アクィラモン」にて、
アルケニモンが作り出したダークタワーデジモンとして登場。
ダムを破壊してユキミボタモンの村を水に沈めようとする。
なお、背中に刻まれているはずの“呪”等の文字は確認できない。
普通のデジモンと思われていたため、当初子供達は攻めあぐねるが、パルモンが真実を伝える。
最期は、
スティングモンの『スパイキングフィニッシュ』とアクィラモンの『グライドホーン』を立て続けに受け、破壊された。
「
ブルーフレア」の一員として登場。
メイルバードラモンの
デジクロスに使用されたが、使った後
キリハに「邪魔だ、どいてろ」と言われ、メイルバードラモンに蹴られて捨てられた。憐れ…。
そのまま捨てられたかと思いきや、ドラゴンランドにおいて複数体が登場。
キャニオンランドでは
サイバードラモン(味方)等と共に
デッカードラモン(味方)のリンチに参加した。
…意味が分からない?デッカードラモンの項目読めばわかるよ。
最終決戦では「ゴーレムジジカメモン」にデジクロスした。
CV:ボルケーノ太田
第28話「子供たちのサバイバル」で初登場。
ただ、この段階ではミミ&パルモンに襲い掛かろうとするも崖下から登ってはずり落ちるを繰り返すばかり。
オマケに、
ミミたちは付近に埋まっていた
宝石に夢中でゴーレモンの事は完全に忘れる始末…。
何やってんだ…
第32話「天駆ける希望」でその後の様子が描写される。
なぜか、大量のゴツモン達(+ミミ)を観客にトゲモンとボクシングを繰り広げ、トゲモンのアッパーカットを顎に受けた。
何やってんだ、マジで!?
第33話 「夜明けのヒカリ」では、更にその後の様子が描写される。
自身に勝ったトゲモンを称賛し、ゴツモンたちに胴上げされるミミとトゲモンの上から宝石を振りまいてた。
いやホント……何やってんだ……。
第37話「ミミちゃんウォーズ」にてその来歴が語られる。
実は、ゴツモン共々、ゴグマモンに強制労働させられていたため、逃げてきたことが判明。
ちなみにこの回で初めて喋ったが、カタコト喋りだった。
最初にミミを襲ったのもゴグマモンの回し者だと勘違いしたかららしい。
いやでも、なんでボクシングやってたんだよ…。
その後、合流した
太一と
空と共に、ゴツモンたちを救う作戦に出る。
…が、ゴグマモンへトゲモンと共に殴りかかるも返り討ちにあってバラバラにされてしまう。
最後はリリモンのおかげでゴグマモンは撃退され、身体も元に戻り、「ミミちゃんカンパニー」の社長代理として、ゴツモンたちと平和な労働環境を作っていくことを約束し、ミミたちと別れた。
第64話「天使たちの決意」
サウンドバードモンが傀儡としてデジワー版のゴーレモンをデータのカスから生み出す。
名前こそ出なかったものの、まさかの登場に驚いたファンは多かった。
追記・修正はゴーレモンに命令して、実行させてください。
- デジワー版ゴーレモンも妙に印象に残ってるんで今からでも正式なデジモンとして登録してもらえないかなあ…なんかこう「プロトゴーレモン」とかそんな感じで -- 名無しさん (2023-04-13 21:04:19)
最終更新:2025年01月30日 14:18