スティングモン

登録日:2011/07/21 Thu 01:08:29
更新日:2025/02/14 Fri 21:18:45
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俺はスティングモン……
またの名を……



仮面ライダースティングだ!!








嘘です

『スティングモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。

【基本データ】

世代 成熟期
タイプ 昆虫型
属性 フリー *1
勢力 ネイチャースピリッツ、ジャングルトルーパーズ
必殺技 スパイキングフィニッシュ
腕のスパイクで相手を串刺しにする技。
得意技 ヘルスクイーズ
触角から相手の体力を奪う光線を放つ。
ムーンシューター
腕から針を撃ち出す
昆虫型では珍しい人型のデジモン。
飛行可能なため機動力に優れ、また全身を甲殻に覆われているため防御力も高い。
暗殺者としての能力に長けており、俊敏な身のこなしと的確な判断力で敵の急所を狙い、一撃で敵を沈黙させる攻撃を得意とする。
いたって冷静で知性は高く、クールな性格の持ち主。

デジモンアドベンチャー02』にて準主役デジモンとして登場。育成ゲームでは『D-3』で初登場した。
昆虫系デジモンにしては珍しくスタイリッシュな外見を持つ完全な人型の上、目は複眼なので、
見た目的に“仮面ライダー”扱いされることも多いデジモンである。
ついでに、必殺技のスパイキングフィニッシュは「腕のスパイクで相手を串刺しにする技」なのだが、媒体によっては飛び上がってからの猛烈なキックとして描写される場合もある。
もう仮面ライダーである

また、『デジタルモンスターカードゲーム スターターセットVer.8 ~真・融合伝説~』では、黒色に進化しているカード(St-769)が登場。
ただし、通常のスティングモンがウィルスに分類されがちなためか、黒色個体だがデータ種になっている。


【派生種、関連種】

◆パイルドラモン

世代 完全体
タイプ 竜人型
属性 フリー
エクスブイモンとスティングモンのジョグレス進化で誕生する完全体デジモン。
の性質が強く出ている。
詳しくは該当項目参照


◆ディノビーモン

凶暴性格の竜と昆虫の合成獣。確実に獲物を仕留める!
世代 完全体
タイプ 突然変異(ミュータント)
属性 フリー
必殺技 ヘルマスカレード
素早い動きで残像を残しながら敵を切り刻む“地獄の舞踏”。
得意技 イリタントバズ
パイルドラモンと同じくエクスブイモンとスティングモンのジョグレス体だが、昆虫の性質が強くでた突然変異型デジモン。
両者の腕がどちらともあるため、手足も虫らしく計6本ある。
4枚の羽で上空を飛び、頭部の複眼で敵を的確に捉え、確実に敵の息の根を止める…という、かなり凶暴な性格の持ち主である。
その姿はぶっちゃけパイルドラモンのスティングモン部分とエクスブイモン部分を入れ替えただけである。
お前はプラモデルか…。
余談だが当時はパイルドラモンのプラモデルが発売されていた。

なお、アニメ・ゲーム等外部媒体への登場は極めて少ない。


◆ジュエルビーモン

世代 完全体
タイプ 昆虫型
属性 ワクチン種
必殺技 スパイクバスター
右手に持つの速さで振るい、衝撃波を起こす技。
得意技 ショットクロー
玉虫のような虹色の輝きを放つ昆虫型デジモン。
ジュエル」の名の通り、スタイリッシュなスティングモンとは打って変わってゴテゴテしている。
見る角度で色がかわるプリズムのようなヨロイは、頑丈なだけでなく敵の目をくらませる効果も持つ。
スティングモン同様、格闘のエキスパートで、美しい戦いを好む。
カード図鑑で『スティングモン単体が進化する直系の完全体』と紹介されたことがあるとのこと。


◆タイガーヴェスパモン

世代 究極体
タイプ サイボーグ型
属性 ウィルス種
謎の“空中秘蜜基地「ローヤルベース」”を守るサイボーグ型昆虫デジモン
標準でX抗体を備えるデジモンの1体。
ヴェスパモンの中でもトップ0.08%というエリート中のエリートは、“秘蜜部隊(ローヤルコマンド)”となり、コードネームを与えられる。
単独での戦闘能力がずば抜けていることから“タイガー”のコードネームを持ち、“秘蜜武器(ローヤルマイスター)”をの牙の如く2刀流で扱うのがこのタイガーヴェスパモン。
だが、スティングモンがハッカーに薬を投入された事によって進化した姿であるといわれることもある。

詳細はローヤルベースの項目にて。


◆バンチョースティングモン

世代 究極体
タイプ 昆虫型
属性 フリー
バンチョーデジモンの1体。まさかの番長化である。
詳細はバンチョーの項目で


仮面ライダーギルス仮面ライダーザビー仮面ライダーゼロワン

スティングモンと似てるヤツラ。


【各媒体でのスティングモン】

アニメ『デジモンアドベンチャー02

CV:高橋直純
一乗寺賢のパートナーデジモンであるワームモンが進化した姿として登場。
初登場は24話だが、その時点ですでに進化可能状態だったため、初進化のエピソードは不明。
(とはいえ、賢の変わってしまった経緯を考えると使えなくなっていただけで元々進化できた可能性はある)
中の人が同じとは思えないイケメンボイス、声優さんってすごい。

ス『賢ちゃん!』

賢『やめろぉぉ』

ス『( ●w●`)』

必殺技のスパイキングフィニッシュは見栄えや残酷表現の軽減を考慮してか、スパイクがビームサーベルっぽく描写されることが殆どであった。
あと、肩アーマーがガション!!と巨大化する。

後半は選ばれし子供たちの主力の1体として、エクスブイモンとジョグレス進化しパイルドラモンへ、更にチンロンモンからデジコアを与えられて究極体のインペリアルドラモンへと進化する。

最終回に描写された25年後の世界では、刑事となった賢ちゃんの相棒として活躍している
(この賢の姿は当時放送されていた仮面ライダークウガ一条薫のパロディ、スタッフ自重しろ)


PSソフト『デジモンワールド デジタルカードアリーナ

賢ちゃんのパートナー、及び使用可能カードとして登場。

カード性能としては暗黒属性のレベルⅣとして登場。
レベルⅣの中では一番レアリティが高いこともあり、ステータスは優秀。
特に目を引くのが、威力270でありながら特殊効果「すいとる」*2を持つ×攻撃。
攻撃チップなどで威力を高めれば、それだけHPも多く回復できるという、攻防兼ね備えた戦法が可能。
〇攻撃力も高いので、仮に×攻撃をメタられても押し切れるだけの地力も持つ。
その分、必要進化Pは40と高めなので、進化させるには一工夫必要になりがち。
また、援護効果は「自分の場のPOWカードを1枚捨て、自分の攻撃力+200」。
進化周りの数字が厳しめの暗黒属性では、POWを1枚捨てるのは思った以上のデメリット。
それで得られるのがたったの200ダメージというのは、コストとリターンが釣り合っているとは言い難い。
ただ、僅かな差で確殺圏内に持ち込めるかが分かれる…という場面もなくはないだろうから、決して役立たずではない。


アニメ『デジモンクロスウォーズ

CV:織田優成

ジャングルのエリア『フォレストゾーン』に棲息するデジモンとして登場。
バグラ軍の侵攻をほぼ一人で食い止めていた超強者。同ゾーンに住むライラモンとは恋仲である。
スティングモンは生真面目なのにライラモンは割とノリのいい性格のため振り回され気味。
フォレストゾーンの守護神デッカードラモンキリハについていった後はゾーンを任されている。
後にハニーランドで再登場。エネルギーを吸われてヘタレたデジモンの中にいた。特に見せ場なし。

こちらのスパイキングフィニッシュは元来の設定と同じく腕のスパイクで攻撃する仕様。





追記・修正はライダースティング……じゃなくてスパイキングフィニッシュを放ってからお願いします


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最終更新:2025年02月14日 21:18

*1 旧デジカではウィルス種。バトルターミナルVer.5で登場した際にはデータ種。

*2 与えたダメージ分だけ自HP回復