マイラ・イースキ(デリシャスパーティ・プリキュア)

登録日:2022/10/16 Sun 01:39:09
更新日:2024/04/14 Sun 00:07:09
所要時間:約 8 分で読めるでございます





もしやその方は、ユイ・ナゴミでございます?


マイラ・イースキとは、アニメ『デリシャスパーティ・プリキュア』第31話「おいしーなタウンの休日 プリンセスゆい!?」のゲストキャラクター。

CV:和氣あず未

【概要】


イースキ島の王女で、ゆいと瓜二つの容姿をしている。別名「ほほえみの王女」。
その由来は公の場でいつも微笑んでいるからで、その内面は失敗を恐れて緊張している。
そのため常に下調べや準備を欠かさないというマメな一面もある。

ゆいの事は、島にやってきた拓海の父・門平から聞いたらしい。
しんせん中学校に見学に訪れるが、公務では緊張のあまり慎重になっている事や、忙しくて街を回る暇がなかったと語る。

そこでゆいは一計を案じ、自分とマイラが入れ替わって町に繰り出すという作戦を提示した。
あまねと共に外へ出たマイラは、助っ人としてやってきたここね・らん・ローズマリー(以下、マリちゃんと表記)と合流して町に繰り出すのだった。


【作中の動向】

マイラは事前に調べた通りのおいしーなタウンの街並みを見て喜ぶ。
だがマリちゃんは最近彼女のいとこと王位継承で揉めていると心配。ここは名一杯楽しんでもらおうとする。

一方、ゆいはどうにか王女らしく振舞うも、度々ボロが出る上に傍から見ればゆい本人のテンションのまま喋り続けてしまったため、ゲンマは不審に思い始める。

その頃、マイラ達もおいしーなタウンを満喫中、途中拓海に出会う。


ごきげんよう。

はぁ? 何か悪いもんでも食ったか?

品田許せ!詳しくは後日!!

怪しまれるも何とか逃げ出すが、拓海は別人だと気付いた模様。
一方ゆいはゲンマからメモを手渡される。そこには……。


マイラ達はあまねの家でテイクアウトした料理で昼食、だがマイラはどれから食べれば良いか分からない。
らんから「好きな物から食べればいい」と言われるが、昔から正しき道のみを選べと言われて育ってきたマイラには好きな物が思い出せなかった。
だが、あまねの兄達からパフェを勧められ、その味に感動し、島の皆にも食べて欲しいと笑顔で答えると、マリちゃんから「忘れてないじゃない」と言われ、好きな物を思い出したようだ。

そして、2人が戻るのはレストラン・デュ・ラクで落ち合う予定。
ゆいを乗せた車はそこへ向かっており、ゲンマから最後にスピーチをしてもらうと原稿を渡される。
だがここで自分がマイラではないと見抜かれるが、そこへヒツジに変装した謎の集団に囲まれ、そのまま連れ去られたゆい達は、森の奥の屋敷に監禁される。
誘拐犯の親玉はマイラのいとこであるサンザー王子で、スピーチを中止にする事で王女の信用を落とすのが狙いだった。
だがゆいは冷静にハートキュアウォッチであまね達に連絡、先に会場に行くように指示する。
マイラはそんなゆいを心配するが……

あたしなら大丈夫!

そう言って素で縄を引きちぎり監視カメラをへし折ってから変身。


ナレーション「良い子の皆はマネしちゃダメよ。」

出来る訳ないだろ
一連の台詞はマイラにも聞かれていたが、ここね達はなんとか誤魔化す。
そのまま誘拐犯を蹴散らすプレシャス、マリちゃんもマイラを部屋から追い出してその隙に3人も変身。
レストランのデリバリサービスと偽ってマイラを会場まで運ぶのだった。

一方サンザー達を捕まえてゲンマ達を救出したプレシャス。
サンザーはマイラを「失敗を恐れて逃げてばかりいる」と嘲るが、プレシャスは力強く反論。

上手くいかない時があっても、逃げずに頑張ってる人だよ!

その後、2人は会場で合流して再び入れ替わる。
だがゲンマには既にバレていて、今までマイラの笑顔も考えず勤めを果たすことだけを考えていたことを謝る。
だが彼が黙ってくれたおかげで自分の好きを思い出すことが出来たと良い、原稿を見ずにスピーチを始めるのだった。


うん!やっぱりご飯は笑顔だね!

その後は第35話、第44話(セリフ無し)、第45話(最終回)にも登場している。


【関連人物】

ご存じ食べるの大好き主人公。
自分そっくりなマイラとすぐに打ち解け、入れ替わり作戦を実行。
皇女様待遇を満喫するも、その後誘拐されるがその人間離れしたフィジカルによりすべて解決する。
変身しなくても強くね?

ご存じお嬢様
パムパムからここねのお姫様姿も見たかったと言われ照れていた。可愛い

ご存じ元気娘。
ゆい同様王女様とすぐに打ち解ける。

ご存じ生徒会長。
ゆいの王女に対するフレンドリーな態度や入れ替わり計画にツッコミを入れていた。
彼女の胃が心配である。

ご存じマリちゃん。
今回もサポート役。

ご存じゆいの幼馴染
流石にゆいとマイラの違いにはすぐに気づいていた。
彼の父親はある意味この話の発端である。

  • ゲンマ・イタック
CV:谷昌樹

マイラ王女の執事。お目付け役として彼女が幼いころから仕えている。
厳格な性格が仇となりマイラに知らず知らずのうちにプレッシャーを与えており、それがわかった時には謝罪した。
いつもと違うアクロバティックな王女様に驚くが、ゆいとマイラが入れ替わった事には気づいていた。
名前の由来は「玄米(を)炊く」だと思われる。

  • サンザー・イースキ
CV:米内佑希

マイラ王女のいとこ。
以前から彼女の王位継承に異議を唱えており、それを奪うべく誘拐事件を画策したが、当の王女が偶然ゴリラゆいに入れ替わっていたのが運の尽き。
自力で縄をちぎって脱出したゆいの反撃を受け、自分がお縄になるという因果応報な結末に。
その後どうなったのかは不明だが、恐らくは祖国に強制送還された上で、王位継承権を剥奪された可能性が高い。最終話ではここね宅で行われたパーティーでモニター画面越しにマイラと共に登場。端っこで大人しくしており、以前とは打って変わって弱々しい表情であった。
名前の由来は「散財好き」からだと思われる。そんなのが王位に就いたらいずれは革命を起こされ王室や子孫に多大な迷惑をかけることになるだろう


【余談】

  • 名前の由来は「米」の音読み及び英語読みと「好き」からだと思われる。「米(マイ)・ライス・好き」。

  • 初登場回となる第31話はメイン敵組織(ブンドル団)が一切登場しないというシリーズ全体から見ても珍しい話となっている。*1
    更に、その敵組織が登場しないのに人間の悪事に対抗して変身するという展開も珍しい。流石に普通の人間相手に2000キロカロリーパンチはぶちかまさず、カーペットでの足払いで対応していた
    ちなみに今回はデリシャスフィールドも展開していないため、一般人に姿を見られている。一応、敵組織に関係なく変身するという行為自体は前作で列車に追いつくために変身したり12年前の作品でアイテムを使って部屋を片付けるために変身したりと少なくはない事例ではある。
    次回作の第13話、第24話、第27話、第46話も同じくメイン敵組織の登場が無かった。


  • 今回かなりフィジカルお化けっぷりを見せつけたゆいだったが、こんな強キャラをかきプレシャスにしかけたり一度は変身解除して勝利したナルシストルーが改めて恐るべき相手だったと再認識させられた…かもしれない。それでもメンタルブレイクまではされてないあたりゆいが精神面もお化けだということを見せつけられているが


追記・修正は王女と入れ替わってからお願いします。

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最終更新:2024年04月14日 00:07

*1 無論敵組織が壊滅していてエピローグ的な側面もある最終話は除く