丹波一徹/仮面ライダーケイロウ

登録日:2022/11/27 Sun 06:18:45
更新日:2023/01/21 Sat 18:01:42
所要時間:約 3 分で読めます






若いっていいよねぇ~。あたしも若い頃は、ヤンチャだったなぁ~。

聞いてねぇよ……


丹波(たんば)一徹(いってつ)とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』の登場人物。
本項目では彼が変身する仮面ライダーケイロウについても記載する。

演:藏内秀樹



【人物】

10話から新たに開催されたデザイアグランプリに参加する、眼鏡を掛けた年配の男性。
本項目冒頭の台詞から察するに、若い頃はそれなりに元気だったようだが、年老いた今では見る影もなく、ジャマトとの戦いにも消極的だった。
しかも腰を痛めており、戦わずに物陰に隠れていただけで疲れて果てる有様で、チームを組んでいた吾妻道長「お前、何もしてないのにボロボロかよ?」と呆れ果てていた。運営は本当に厳正なる審査をしたのだろうか。
それもあってか、デザ神となって叶えたい願いはズバリ若返りたいというシンプルなもの。


【仮面ライダーケイロウ】



変わっちゃったよ~! まぁ、こんな感じで。へへっ……


スーツアクター:井口尚哉


一徹が変身するフクロウモチーフの仮面ライダーで、英語表記は「Keiro」
頭部「ケイロウヘッド」に備わった固有パーツの眉「ケイロウブロウ」は、空中における立体的な挙動を安定させる姿勢制御翼としての機能を持つ。
しかし、腰を痛めた老人で特に戦闘経験もないため、お世辞にも戦力になるとは言い難い……。
当然スペックもかなり低く、現時点では本作における全仮面ライダー内でワースト。
それどころか、なんと仮面ライダーシリーズ全体で最弱候補に名を挙げられがちな仮面ライダー電王 プラットフォームをも下回っている。


エントリーフォーム



ENTRY


デザイアドライバーに仮面ライダーケイロウIDコアのみを装填して変身した姿。


ニンジャフォーム(上半身)



SET

変身!


NINJA

READY FIGHT


ニンジャバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した姿。
当初配布されたのはゾンビバックルだったが、「あんたには危険すぎる」と判断した道長に半ば強引に交換させられた。
俊敏性に優れているのでケイロウとの相性自体は悪くないと思われるが、如何せん変身者がアレなので戦力としては全く役に立たず、最終的に仮面ライダーバッファに没収されてしまった。


  • ニンジャストライク

NINJA STRIKE

ニンジャバックルのクナイスターターを引き、再度押し込む事で発動するが、劇中未使用。


アームドプロペラ



勇気のメロディ。これで少しはやる気になった?

何だか、力が湧いてきたぞぉ……! よし!


SET

ARMED PROPELLER

READY FIGHT


プロペラバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した姿。
拡張武装として、高速回転によってヘリコプターのような飛行を可能とする「レイズプロペラ」を装備する。
プロペラバックル自体は仮面ライダーレターが使用していた物で、ニンジャバックルを取り上げられた直後にバッファから渡された。
劇中ではレイズプロペラを鈍器代わりにしてジャマトの頭部を殴打し、撃破した。


◇必殺技
  • プロペラストライク

PROPELLER STRIKE

プロペラバックルのレリーフを捻る事で発動するが、劇中未使用。


スペック表

形態 身長(cm) 体重(kg) パンチ力(t) キック力(t) ジャンプ力(m/ひと跳び) 走力(秒/100m)
エントリーフォーム 190.8 73.2 0.6 1.5 2.6 12.7
アームドプロペラ 74.3
ニンジャフォーム(上半身) 76.8 1.5 2.8 16.8 9.6


【劇中での活躍】

第1回戦の海賊ゲームでは、道長/バッファと八木沼雪絵/レターとチームを組む……
が、腰痛と恐怖心故にレター共々隠れて戦闘に参加出来ず、道長の足を引っ張ってしまう結果に。
第2ウェーブでもやはり勇気を出せないままで、海賊ジャマトにリンチされているレターを助けに行けず、見殺しにしてしまう。
その後追加エントリーした鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴ ビートフォームに鼓舞されて、腰の痛みと恐怖心が消えた事でジャマトと交戦。
何とか旗を守り切り、第1回戦を突破した。

第2回戦開始前は「腰に優しいやつで頼むよ」と呑気な事を言っていたが当然そんな訳はなく、一般人を守りながらジャマトと戦う迷宮脱出ゲームに参戦。
自身は一般人に戻った桜井景和とペアになったが、やはり腰への負担は大きく、庇護対象である景和から逆に心配される始末。
その後、浮世英寿と祢音に頼まれて景和達と逃走を図るが、ジャマトライダー率いる別のジャマトの集団に囲まれてしまう。
ジャマトの接近により、首輪が絞まって苦しむ景和達を見た一徹は何かを決意し……。


この世には、順番ってもんがあるよな……。

変身!


みんな、逃げなさい! うおおおおおっ!!


なんと一徹はその場でケイロウに変身し、ジャマトライダー達に立ち向かったのである。
だが、ジャマトライダーはモンスターフォームの仮面ライダーパンクジャックを赤子扱いするほどの強敵で、小型バックルしか持っていない上にろくに戦闘経験が無いケイロウに勝ち目などあるはずはない。
案の定、格下のメイドジャマトと執事ジャマトにすらダメージを与えられず、ジャマトライダーの「ジャジャジャストライク」で重傷を負ってしまう。
しかし、一徹は自分の身よりも未来ある若者達を守るために、命を賭けて戦ったのだった。


どうしてそんな無茶を…?

こんな年寄りより先に、若い子達を…死なすわけにはいかないだろ……。


幸いにもIDコアが破損する前に仮面ライダーギーツとナーゴが助けに来たおかげで命拾いし、介抱されながら先を急ぐのであった。
しかし、自分にもう戦う力は残っておらず、若い者達の足手まといになると感じ取った一徹は英寿に景和の事も守るよう懇願する。

君達はまだ若い。幸せになれる時間が───可能性が、まだたくさんある……。

直後、ジャマト達が乱入した際に体を張って姉の梢を守ろうとした葉山良樹の姿を見て、守るための力を欲した景和がギーツのIDコアに触れる事態が発生。
以前の記憶を取り戻した景和はゲームマスター(ギロリ)へ追加エントリーを直談判し、一徹本人の了承を得て「ケイロウのエントリー権を譲渡する」という形で仮面ライダータイクーンとして戦線復帰を果たしたのである。
紆余曲折を経て、フィーバースロットバックルによる新たな力を得たギーツ達の奮闘もあり、ミッションは無事完遂された。
そして一徹はエントリー権の譲渡に伴って脱落となったが、これまでの戦いで退場・脱落した参加者と異なり、晴れ晴れとした様子で景和に礼を述べつつ、IDコアの消滅と共に姿を消したのだった。


桜井景和様のエントリーに伴い、丹波一徹様はここで脱落となります。

ああ。助けてくれてありがとう。

でも、お爺ちゃんにも叶えたかった理想の世界があったのに…

いいや。今を精一杯生きていれば、まだまだ現役。若くなりたいとは思わなくなったよ。

……どうか、お元気で。

RETIRED


【余談】


  • 名前の由来だが、変身者が老人という事で「敬老の日」から取ったと思われる。

  • 演じる藏内秀樹氏は(撮影当時)御年68歳で、初変身者としては『仮面ライダーW』第43話・第44話にてオールド・ドーパントの影響で年老いた左翔太郎を演じた名取幸政氏とトップタイ*1
    ちなみに一徹は腰の曲がったひ弱な老人だが、演じた蔵内氏はというと全くの逆らしく、『仮面ライダーWEB』のコラムによると「本当にお元気で背筋もシャキっとされている」「背筋ピーンのシャキシャキ」との事。なお、「初変身」という括りを取り払えば最年長変身者は言うまでもなくこのお方


追記、修正には、順番ってもんがあるよな……。


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最終更新:2023年01月21日 18:01

*1 こちらも撮影当時68歳である。